釣りホリダーの日誌   作:白黒トラベラー

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さて、話を作る上でだいぶ問題となった1回戦です。ストーリーならトッチ君ですが、おじさんの対戦相手はただのカセキホリダーです。
1回しか出て来ないであろうモブホリダーに名前をつけるのはすんごく面倒!
ゲームのカセキホリダーってすげー


1回戦開始

さて、1回戦に向けての準備だがどうしたものか。

というのもそもそもあまり化石を掘っていないため、新規のリバイバーが大して居ない。

元々手元に持っていたクロノス、エラース、パキー、プレシオに元々野良リバイバーだったシーラン。それときふポイントなるものと交換したばかりのスピノ、トレジャーレイクで手に入れたトリケラとタラソー。

 

「まぁ…勝てれば良いかな。」

そんな感じで選んだのはトリケラ、エラース、クロノスの3匹。

クロノスとエラースは岩クジラ対策のために鍛えていたので強く育っている。

パキー、プレシオ、スピノ、タラソーは大して育っていないのと、トレジャーレイクでは以外と風属性リバイバーが多く発掘されるため新たに手に入れたリバイバーとして採用するホリダーが多いだろうということ。

それを考慮して育っているクロノスエラースで戦い、最近手に入れた中では扱いやすいトリケラで他のホリダーがどの程度か確かめることにした。

 

 

アナウンス「1回戦、第4試合はエイハブさんvsテルカさんです。」

 

控え室でボーッと待っているとアナウンスがかかった。

 

テルカ「よぉ、ジーさんがエイハブさんかい?」

 

「いかにも。君がテルカくんとやらだね?」

 

話しかけてきたのはだいたい20代頃の男性。

程よく日に焼けた健康そうな青年だ。

 

「手加減する気はないが、まぁゆったりとバトルしようじゃないか。」

 

ドアが開きくと飛び込んで来るのは歓声。

人々の熱気に包まれながら握りしめたメダル3枚を大きく振りかぶって投げる。

光り輝き、実体を持った古生物達が両者の間に3匹ずつ現れた。

 

ケラゾー「さてさて、続きまして1回戦第4試合を見ていきましょう。実況解説は引き続きボク、ケラゾーと」

 

ティラリン「オレっちティラリンが務めるぜ!」

 

ケラゾー「ではまず、エイハブ選手のチームから見ていきましょう。ジュラシックフォーメーションに、AAにトリケラとエラースが並び、SAには遠距離水タイプ最強格、クロノスがドンと構えていますね。」

 

ティラリン「トリケラ、エラースは低いKPで高い攻撃力を出せて、サポート効果も強いからな。万が一クロノスが回転効果でAAに引きずり出されてもカンブリアフォーメーションに切り替えれば中距離を狙えばある程度戦えるようになっているな。クロノス自体は命中とすばやさが低めだが、命中の低さは他エラースのおかげである程度カバーできると思うぜ。いざとなればトリケラのラストパワーがあるからクロノスの高いLPを盾にしつつ後ろで暴れさせるってこともできるかもな。」

 

ケラゾー「続いてテルカ選手ですが、こちらはカンブリアフォーメーションでAAにエアロン、SAにガーゴイル、ディメロンと中距離タイプ2匹を揃えた陣形になっております。」

 

ティラリン「エイハブのリバイバーとはエアロン、ガーゴイルが属性相性の良い相手ですが、反面、ディメロンはエイハブのリバイバー3匹とかなり相性の悪いタイプだ。KP吸収は強いスキルだが、クロノスが本格的に動けるようになるとまっさきに落とされる可能性があるな。」

 

 

ケラゾー「さて、いよいよバトルが始まります。先攻はおっと、以外と速いですね。エイハブ選手です。」

 

ティラリン「クロノスとエラースのランクが結構高めだな。反対にトリケラは低めだ。おっと、エラースが仕掛けたぞ!エラースタックルだ!!」

 

ケラゾー「苦手属性のエアロンに突っ張っていきましたが、それなりにダメージを与えましたね。」

 

ティラリン「エイハブはここでターン終了……じゃないな。クロノスとエラースをAAに出してトリケラをSAに下げた。こりゃあトリケラから崩していくのは厳しそうだな。」

 

ケラゾー「さて、対するエアロンは風のバクオンを真ん前のクロノスに撃ち込みますが…やはりクロノス、LPの高さは伊達じゃあないです。余裕を持って耐えました。」

 

 

さて、ダメージに関しては予想以上にクロノスが耐えてくれた。しかしエアコンボなんてされたらトリケラはまず間違いなくラストパワー発動前に倒されてしまうだろう。

あちらのチームはガーゴイルをAAに出して初めてトリケラに有効打が通る。

続くこちらのターンは一旦パス。

KPを溜めて本格的相手を崩しにかかる。

 

 

ケラゾー「おっと、エイハブ選手、KPを溜めに行きましたね。そのままテルカ選手のターンに移ります。」

 

ティラリン「そろそろクロノスが動き出すかもな。」

 

ケラゾー「テルカ選手は次のターン、ガーゴイルでトリケラを倒しに行くようです。AAにガーゴイルが出てきました。決まったボディアクス!トリケラにクリティカルで入りましたー!」

 

ティラリン「いくらガーゴイルの攻撃と言えどこれはかなり効いてるぜ!さぁ、次のターンどう来るエイハブ!?」

 

ケラゾー「クロノスがSAに戻って…やはり来ました、クロノスのクロノバイト!狙うのはディメロン……ではなくエアロン!ティラノと張り合う巨竜の顎がエアロンをひと噛み!エアロン1発でK.Oです!!」

 

 

テルカ「ウッソだろエアロン!?」

 

「ハッハッハッ!確かにエアロンはLPが高いが、さすがに得意距離で殴られればこうもなるさ。」

 

 

ケラゾー「1歩リードしたエイハブ選手、追いつきにガーゴイルとディメロンが攻撃しに行きますが……クロノス、2匹から攻撃を受けてもビクともしません!攻撃出来るリバイバーがいなくなったのでそのままエイハブ選手のターンです!」

 

 

「さて、そろそろ終わりにしようか。トリケラ、トリケラトルネードだよ。」

 

1回戦目からこれをぶっぱなすのはさすがにどうかと思ったが、属性不利のリバイバーが押し切れる程の実力差があるなら2回戦以降のホリダーを参考にした方が良いだろう。

 

テルカ「なっ、チーム技!?」

 

飛び上がり、きりもみ回転し、残った相手2匹に飛びかかる。

生まれた螺旋は大地諸共相手を穿たんとする角持つ勇者の意志を表すが如く、ディメロン、ガーゴイルを吹き飛ばした。

 

ケラゾー「これは決まったでしょう!勝者はエイハブ選手です!!」

 

ティラリン「手に汗握るアツいバトル!!2回戦以降も楽しませてくれそうだぜ!!」

 

 

大歓声を背にスタジアムを後にした老人。5分後には───

 

「ぷはぁ〜…いやぁ、やはりこういう時に飲む酒は美味いねぇ。ほれ、ガンバレガンバレ!」

 

観客席で酒と肉を両手に釣りを忘れて叫んでいた。

 

 

 

 

アナウンス「1回戦全ての試合が終了しました。これより新たな発掘場、ジャングルラビリンスが………」

 

「ジャングルか。まぁ悪くは無い。ピラニア、美味いんだよなぁ……。」

 

 

釣竿を担いで歩き出す老人の横を

 

トッチ「負けたホリダーも新しい発掘場を使っていいんだってさ!!」

 

笑顔に染まった顔をした少年が駆け抜けて行った。

 




さてさて後書きでございます。

とりあえず、今回エイハブが使用したリバイバーの大まかなランクなどをば。

クロノス ランク8 超強化無し 化石 アタマ カラダ
元野良リバイバーにしてエイハブの最高戦力。使用感が悪かったのか元の持ち主に捨てられていたところをエイハブが釣り上げた魚に釣られる形で遭遇。
なんやかんやあって初めてのリバイバーに。テとアシの化石はそれなりにレアなためまだ手に入れてないが対野良リバイバーの戦闘経験によってランク8に。

エラース ランク6 超強化無し 化石 アタマレア カラダ アシ
ガラギャオスの海で釣った純銀歯オンリーの入れ歯を欲しがる現地の人に渡したら貰ったアタマのレアカセキからリバイブされた個体。
現地の人はそう、ヘンナモンスキーです。

トリケラ ランク4 超強化無し 化石 アタマ カラダ
トレジャーレイクて手に入るストーリーでだいぶお世話になるリバイバー。筆者は次回作のフィリップくんより前作のホルトくんの印象が深いです。
前回はトリケラコンボぶっぱなしたりトリケラトルネード使ったりしてますが
エイハブじいさんは仮にも10年間は岩クジラ打倒のためにカセキバトルをしてるのでフツーにチーム技なら使えます。
でも回復KPは100とかなのでめっちゃ強いって訳でもない。

他のリバイバーはだいたいランク1から2。シーランだけ3です。ナチュラルにきふポイントでしか手に入らないスピノとかいますが、ちゃんとトリケラの化石できふポイントは溜めております。

さて、今回の戦闘描写ですが単純にバトル描写するだけじゃあ味かないかと思ってゲーム中に出てくる実況AIの2人を出しました。
これでいいのかなぁ?
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