ウルトラギャラクシーファイト外伝(グリージョたちの激闘)   作:丹羽戸梨央

4 / 6
第4話

ゼロが地球へ旅立った少し後、光の国内で、ウルトラ兄弟たちが集まり、話し合いが行われていた。

ゾフィー「アブソリュートタルタロスか・・・」

セブン「今、地球にはゼロたちを派遣している。」

ジャック「ゼロたち?」

セブン「うむ。ゼロ、ナイス、ゼアス、ボーイ、グリージョ、アークキラーが向かってくれている。」

エース「アークキラーが?」

セブン「ああ。グリージョの説得により、共闘するそうだ。」

ウルトラマン「うむ。今は地球はゼロに任せるしかないな。」

タロウ「このバリアの原因はギンガたちに任せている。」

ウルトラの父「よし、各自、戦闘準備を。このバリアがなくなり次第、各惑星へ派遣する。」

6兄弟「はい。」

 

≪地球にて≫

通行人A「うわぁ!なんだあれ!」

通行人B「なんか塔みたいなものが上空に」

突如現れたらせん状の塔に通行人たちが驚いていると、

通行人C「ビルの近く、あれ、あれ、怪獣か。」

そこにはビル群を破壊していく、ファイブキングとダークルギエルの姿があった。

 

 

≪時空城の頂上にて≫

アブソリュートタルタロス「随分と準備がいいじゃないか」

エタルガー「まあ、この時空城が破壊される直前にお前に助けられたからな。しかし、アレーナを俺らの世界に残したままだ。」

アブソリュートタルタロス「ふん、今回の作戦あの女も、ウルトラマンどもも必要ないからな。」

エタルガー「まあ、そうだな。ここでウルトラマンどもの、ゼロの息の根を止める。」

エタルガーはこぶしを握るとかつてギンガビクトリーによって煙を上げた時空城の頂上の景色を見つめていた。

アブソリュートタルタロス「来たぞ。」

 

空から時空の渦が生まれ、ウルトラマンたちが降り立つ。

すでに先述の怪獣たちによりビル群は破壊され、煙を上げている。

ウルトラマンゼロ「これは・・・ひでぇ」

ウルトラウーマングリージョ「早く止めましょう!」

ウルトラマンボーイ「うん。」

エタルガー「フフフ、ウルトラマンゼロぉぉ」

エタルガーが無数の赤い光線を空に向かって放つ。それは放物線を描き名がら地上に落ち、爆発していく。

「「きゃぁっぁぁー」」

「うわぁあぁぁっぁー」」

地上で悲鳴が続く。

ゼロ「ハァァァ!」

ゼロはウルトラゼロキックをファイブキングに放つと、その反動を利用しダークルギエルにゼロスラッガーを放つ。

ゼロ「お前たちはこの塔の頂上へ向かってくれ。上空にエタルガーがいるはずだ。」

ボーイたち「わかった」

ゼロ「無理だけはするなよ」

ゼロ以外のウルトラマンは螺旋状の塔の頂上へと向かっていった。

 

≪時空城の中≫

ダークメフィスト「ウワァァァ!」

塔の内部には崩壊した地形の中ダークメフィストがたたずんでいた。

アークキラー「なんだこいつ、ウルトラマンの偽物ってか!」

グリージョに触れるとアークキラーはダークメフィストの正面に立ち、

「媒体≪ミディア≫」

その姿をグリージョダークネスへと変える。

グリージョ「えぇぇぇぇ!」

ナイス「グリージョちゃんが二人に!」

ゼアス「ていうかあいつってグリージョちゃんの偽物じゃ?」

ボーイ「でも、お兄さんだよ」

アークキラー「ハァァァ!」

グリージョダークネスへと変身したアークキラーはグリージョショットを打ち込み、けん制すると、

アークキラー「みんなは先へ!」

そういいながらダークメフィストに向かって構える。

他のウルトラマンはうなずき、頂上を目指す。

 

上階へ進んだウルトラマンたちの前にスラン星人が現れる。

ボーイ「みんなは先に行って!」

スラン星人の前にウルトラマンボーイが立ち向かう。

ナイス「だが、ボーイ」

ゼアス「さすがに危険すぎる。」

ボーイ「でも、戦わなきゃ!」

グリージョ「ボーイ君・・・」

ナイス「よし、仕方ない、奥の手だ!」

ナイスはどこからともなく、銃状の武器を取り出す。

グリージョ「それは?」

ナイス「ウルトラエッグ!」

ナイスはエッグスキャナーにウルトラエッグをスキャンさせていく。

ナイス「エッグスキャン!」

卵上のウルトラエッグが巨大化する。バルタン星人、ゼットン、レッドキングのエッグたちがボーイのもとにつく。

ナイス「頼んだよ。みんな」

3人はさらに上へと向かう。

 

上の階につくとそこにはエンペラー星人が待ち構える。

ゼアス「あ、あれ、エンペラー星人じゃ…!」

ナイス「あんな奴にどうやって戦うんだ~!」

グリージョ「すっごく強そうです!」

エンペラー星人は少しずつ、3人への距離を詰めてゆく。

ナイス「ゼアス君、グリージョちゃんを連れて上へ!」

ゼアス「ナイス、いくらなんでも無茶だよ。かなうはずない」

ナイス「ボーイも下の階で戦ってるんだ・・・」

ゼアス「・・・」

ナイスはぎゅっとこぶしを握り締める。

も、そのこぶしは震えている。

ゼアス「ナイス・・・・・っ!」

ゼアス「行こう。グリージョちゃん」

ゼアスはグリージョの手を引き上へと向かおうとする。

グリージョ「でも、ナイスさんが・・・」

ゼアスはグリージョの正面に向き、両肩に手を乗せ、

ゼアス「だからこそ、頂上の奴をすぐに倒して、戻ってこよう。」

ゼアス自身が無理に言い聞かせていることはグリージョにも痛いほど伝わった。

だからこそ二人はさらに上へと進んだ。

 

その階には漆黒のウルトラマンがいた。ウルトラマンベリアル。

ウルトラマンベリアル「ふん。」

ベリアルが腕を振ると、赤い爪から斬撃が飛ぶ。

二人のウルトラマンはそれを回避しながら

ゼアス「グリージョちゃん、上へ!」

ゼアスが単身飛び込んでいく。

今までのウルトラマンの姿を見てきたグリージョは精一杯にゼアスを止めたい気持ちを抑え、頂上を目指す。

 

頂上にはエタルガーとアブソリュートタルタロスがいた。その前にグリージョが姿を現す。

アブソリュートタルタロス「一人でやれるな。」

エタルガー「もちろんだ。」 

それを聞くと、アブソリュートタルタロスは頂上から一気にゼロのいる地上へと空中を滑走する。

エタルガー「ハァァァ!」

エタルガーは赤い怪光線を放つ。

グリージョ「キャァァァ!」

 

地上にて

ルナミラクルゼロ「ハァァァ!」

何とか戦闘をつづけ、一瞬のスキを突きゼロは上空へと上がる。

ゼロ「ミラクルゼロスラガー」

無数に分裂するゼロスラッガーにより、ファイブキングの動きを止め、その間に、ダークルギエルへ急接近し、

ゼロ「パーティクルミラクル」

全身を光のエネルギーで包みダークルギエルに突っ込む。

爆発とともにダークルギエルを倒すと、ファイブキングのほうに向きなおる。

ファイブキングの腕側、ガンQの部分が、ゼロスラッガーで破壊されていることを確認すると、ゼロは通常の姿へと変わり、

ゼロ「デェェェェヤァ!」

ファイブキングの腹部に頬をまとったキックをぶち込む。

ファイブキングが倒れこみ、バランスを崩したすきに、

ゼロ「これで終わりだ!」

ゼロは起き上がったファイブキングの胸元に飛び込みゼロ距離でゼロツインシュートを放つ。

その攻撃で、ファイブキングは宙へ吹き飛ばされ、爆発する。

ゼロ「ふぅー。早く、グリージョたちのもとへ向かわねぇと。」

アブソリュートタルタロス「その必要はない。」

ダァーンと砂埃を上げ、アブソリュートタルタロスが、地上へと降りてくる。

ゼロ「チッ、そう簡単には以下ねぇーてか。」

ゼロのカラータイマーが点滅を始める。

ゼロ(俺が向かうまでは無事でいてくれ、みんな!)

ゼロはそう思うとアブソリュートタルタロスのほうへと向き直る。

 

アークキラー「うわあぁぁぁ!」

ダークメフィストの攻撃を受け、アークキラーはグリージョダークネスの姿が解かれてしまう。

アークキラー「くそ、めんどくせえ!」

アークキラー(みんなは無事か?)

 

それより上段では敵の前で倒れこむウルトラマンたちと激しくなるカラータイマーの音があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。