ウルトラギャラクシーファイト外伝(グリージョたちの激闘)   作:丹羽戸梨央

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第6話

≪地球≫

ゼロ「く、ここで全力を出すと地球が・・・」

アブソリュートタルタロス「どうした、ウルトラマンゼロ。」

周りへの危害を気にして、動きずらい状態のゼロをアブソリュートタルタロスが挑発する。

アブソリュートタルタロス「この時空城はエタルガーがウルトラマンギンガとビクトリーと戦った時のままだ。」

ゼロ「何!?」

アブソリュートタルタロス「やつらにあのエタルダミーを倒せるほどの力はあるかな」

ゼロ「アブソリュートタルタロス!!」

 

≪時空城内≫

ダークメフィスト「はあぁ!」

アークキラー「はぁ!」

アークキラーはダークメフィストの攻撃をかろうじて返していたが、アークキラーの姿へと戻ってしまう。

アークキラー「時間切れか…」

 

スラン星人「ふふふ。」

ウルトラマンボーイ「くそぅ。攻撃が当たらない。」

ウルトラマンボーイは地面に這いつくばりながら、つぶやく。その周りにはボーイを助けるため、スラン星人の攻撃を受け、動かなくなったウルトラエッグたちがあった。

 

エンペラー星人「・・・・」

ウルトラマンナイス「く、もう体が・・動かない・・・」

エンペラー星人の猛攻に膝から崩れ落ちたナイスのカラータイマーは激しく点滅しており、今にもエネルギー不足で倒れそうだった。

 

ウルトラマンベリアル「ふん。」

ウルトラマンゼアス「・・・・」

ウルトラマンゼアスもまた、ベリアルの猛攻に、エネルギーを失い、カラータイマーは激しく点滅していた。。

 

エタルガー「ふん、いいものを見せてやろう。」

ウルトラウーマングリージョ「!!」

エタルガーは現在の時空城の様子をグリージョに見せる。

エタルガー「もう終わりだ。ウルトラマンども。」 

グリージョ「そんな!皆さん!」

エタルガー「はぁ!」

エタルガーが怪光線を放つとグリージョの周りは大爆発を起こす。

グリージョ「きゃぁぁぁ!」

グリージョは爆発を受けその場に倒れこんでしまう。

エタルガー「もうあきらめろ。お前たちに勝ち目はない。」

グリージョ「・・・」

エタルガー「今頃、ウルトラマンゼロもアブソリュートタルタロスにやられていることだろうよ。」

グリージョ「・・・」

グリージョのカラータイマーもまた、激しくなっている。

 

 

グリージョ「まだです。」

エタルガー「はぁ?」

グリージョ「またです。私はあきらめません。私もウルトラマンなんです。」

エタルガー「ふん、減らず口を。」

エタルガーはいらいらした様子で、赤い怪光線を放つ。

 

 

ウルトラマンボーイ「僕はまだ戦える!絶対にあきらめない!」

スラン星人「何!」

 

ウルトラマンゼアス「僕たちにできることはきっとある」

ベリアル「ふん」

 

ウルトラマンナイス「我々はウルトラマンだ。決してあきらめないぞ。」

エンペラー星人「・・・」

 

ウルトラマンゼロ「俺たちは、みんなを守る!そのために、絶対、お前たちを止める!」

アブソリュートタルタロス「ふん、そんな状態で何ができる。」

 

ウルトラマンたち「「ハァァァァァァァァ!!」」

 

ウルトラマンたちから光の粒子があふれる。

アブソリュートタルタロス「何!」

 

その光の粒子は天を舞い、上空へと駆け上がっていく。

その光の粒子は惑星にたたずむ銀の戦士のもとへ集う。

 

惑星バベルでたたずむ銀の戦士、ウルトラマンノアは手に集まった光の粒子を静かに天へ送り返す。光は大きな川のようになり、一気に地上のウルトラマンたちへと降り注ぐ。

 

アブソリュートタルタロス「何が起こっている!」

 

ナイス「この光は…!」

 

ゼアス「あなたは…!」

 

ボーイ「うわぁぁ~!」

 

グリージョ「…!」

 

ゼロ「これは…!」

 

 

ナイス、ゼアス、ボーイ、グリージョ、ゼロを光が包むとその横で光がウルトラマンの姿に変わる。

 

ナイスの隣のウルトラマンの金色に輝く光が消えるとウルトラマンティガが現れる。

ナイス「ウルトラマンティガ!」

 

ゼアスの隣にはウルトラマンが現れる。

ゼアス「ウルトラマン!」

 

ボーイの隣にウルトラマンアグルが現れる。

ボーイ「ウルトラマンアグルだ!!」

 

ゼロの隣でウルトラセブンがたたずむ。

ゼロ「親父!」

 

グリージョ「イサ兄!カツ兄!…じゃない?」

グリージョの横に怪獣の影が現れる。

グルジオレギーナ「グウィィィィ!」

グリージョ「…っ!ツルちゃん?」

グルジオレギーナがやさしくうなずく。

グリージョ「お兄さんたちに会えたんですね。」

グルジオレギーナはまたうなずくと、エタルガーのほうを向く。

そして二人のウルトラマン、ウルトラマンロッソとブルも並び立つ。

グリージョ「ツルちゃん、ツルちゃんのお兄さんたち、力を貸してください。」

グリージョ「行きますよ!」

 

 

 

ティガ「トゥァッ!」

光を覆ったまま、ティガはエンペラ星人に攻撃する。

エンペラー星人「っ!」

エンペラー星人はかわしながら、マントを翻し、衝撃波を放つ。

ナイス「ナ!」

その衝撃波をナイスがバリアで防ぐと、裏からティガがゼぺリオン光線を放つ。

ナイス「ナ!」

ナイスもそれに合わせ見れミアムクロスを放つ。

二つの光線はエンペラ星人の衝撃波を打ち破り、エンペラー星人は光に包まれ消滅する。

 

 

ウルトラマン「シュァ!」

ベリアルの爪を後方によけながら、ウルトラマンは腕を胸の前に組み、黄色いリングを発生させる。

ベリアル「フンッ!」

キャッチリングを無理やり引きちぎり、ベリアルはウルトラマンのほうに斬撃を飛ばす。

ウルトラマンは空中で、その斬撃を紙一重でよけ、ベリアルへ急接近する。

ゼアス「ゼァ!」

ゼアスが空中から回転しながら急降下する。

その足は黄色く光り、炎をまとうとベリアルの肩に火花が散る。

ベリアル「ぐわぁ!」

そのすきにウルトラマンがベリアルの腹部にウルトラアタック光線を放つ。

腹部で火花が上がり、後方にとんだ、ベリアルが顔を上げるとシンメトリーに十字を組む二人のウルトラマンの姿があった。

「「シュァ」」

二つの蒼白色の光線を受け、ベリアルは爆散する。

 

ウルトラマンアグルは、ウルトラマンボーイのほうを向きうなずくと、

アグル「ハァァァァ!」

頭部に光を集めて、分身したスラン星人に放つ。

スラン星人「ぐわぁ」

分身したスラン星人たちはアグルのフォトンクラッシャーを受け、後方に吹き飛ぶ。

ボーイ「いまだ!シィアー!」

ボーイは腕を十字に組み、光線を発射する。

アグル「ハァァァァ!」

ボーイの姿を見ると、アグルは光の粒子を集め、球体を放つ。

二つの光線がスラン星人に命中し、スラン星人は爆散する。

 

セブン「ミクラス!ウインダム!頼んだぞ!」

セブンはカプセル怪獣のミクラスとウインダムを召喚する。

ミクラス「ゴワァァ!」

ウインダム「ガワァァぁ!」

アブソリュートタルタロスはミクラスの突進をかわし、ウインダムの光線をバリアで防ぐ。

アブソリュートタルタロス「足止めのつもりか?」

セブン「受け取れ!息子よ!」

セブンはビームランプからゼロのビームランプへと光が送られる。

ゼロ「ウラァァァァッシャァー!」

セブンからエネルギーをもらい、カラータイマーの色が青に戻ったゼロが力をこめると、姿が赤く変わる。

ゼロ「アブソリュートタルタロス!今日こそ決着つけようぜ!」

ゼロはその姿を銀色に変え、弱ったカプセル怪獣を回収したセブンとともにアブソリュートタルタロスの正面に並び立つ。

セブン「デュァァァ!」

ゼロがアブソリュートタルタロスに接近し、攻撃するもアブソリュートタルタロスはそれを受け止める。しかし、そのすきにセブンがアブソリュートタルタロスの腹部にけりを入れる。

ゼロ「「ウォーリャー!」

ゼロがウルティメイトソードをふるい、アブソリュートタルタロスの体から火花が散る。

 

 

ロッソ、ブル「ハァァァァ!」

ロッソとブルはルーブスラッガーでエタルガーに攻撃する。

エタルガーは二人のウルトラマンの攻撃をさばいていく。

エタルガー「その程度か、ウルトラマンども。」

グリージョ「まだです!私たちのだれかを守りたいって思いを、絆を決してあきらめません。」

グリージョ「ハァー!」

グリージョの周りを金の粒子が舞い、グルジオレギーナの全身を包むとグルジオレギーナは金色に輝き、胸、肩の3点から光線を放つ。

エタルガー「何!?」

グルジオレギーナの放ったエルガトリオキャノンはエタルガーを大きく吹き飛ばす。

エタルガー「ぐぅおわぁぁぁ!」

グリージョ「ハァー!」

グリージョはもう一度、グリージョキュワバーストを放つ。

グルジオレギーナは胸、肩から光線を放つ。

グリージョ「今です!攻撃を合わせましょう。」

ロッソ、ブル、グリージョもエタルガーに光線を放つ。

エタルガー「ぐわぁぁぁ。またこの力に・・・ウルトラマンとのきずなの力にぃっ!」

エタルガー4つの光線を受け爆散する。

その爆発により、時空城が崩れ始める。

崩れゆく時空城の中で、グリージョはグルジオレギーナのほうへと向き直る。

グルジオレギーナとウルトラマンロッソ、ウルトラマンブルは金色の光に包まれ、消滅を始める。

グリージョ「つるちゃん!」

グルジオレギーナ「グゥィィィ」

グリージョ「きっとまた、会えますよね。」

グルジオレギーナ「グォ」

グリージョは消えゆく光の中で、美剣先の幻影を見つめていた。

 

アークキラー「うお!」

時空城が激しく揺れ、アークキラーは膝をついてしまう。

ダークメフィスト「ファァァ!」

ダークメフィストのメフィストクローを腹部に受け、アークキラーは倒れこむ。

「しょうがねぇ、とっておきだ。」

「媒体《ミディア》」

アークキラー「エースキラー!」

アークキラーはエースキラーへと姿を変える。

アークキラー「ハァ!」

エースキラーの姿になったアークキラーはエメリウム光線を放つ。

ダークメフィストはメフィストクローで光線を防ぐ。

アークキラー「うおぉぉ!」

アークキラーはダークメフィストに突進する。

ダークメフィストは突進に耐え、メフィストクローを振る。

アークキラーはそれをよけ、距離をとる。

アークキラー「あんたが偽物ウルトラマンなのか、そうじゃないのか、なんでこんなことしてんのかはわかんねえ。でも、偽物でも、守ることはできる。守りたいもんを。」

アークキラーはスペシウム光線を放つ。ダークメフィストもメフィストショットで応戦する。二つの光線は拮抗する。

アークキラー「俺は負けない!」

アークキラー「ハァァァァ!」

アークキラーの放った光線はメフィストショットを押し切り、ダークメフィストは爆散する。

 

アブソリュートタルタロス「ぬう。」

アブソリュートタルタロスは崩れ行く時空城を一目すると、金色の攻撃をゼロとセブンに放つ。

アブソリュートタルタロス「ウルトラマンゼロ…いや、ウルトラマンは極めて危険な存在だ。」

アブソリュートタルタロスはそう言い残すと、ナラクへと逃げて行った。

ゼロ「待ちやがれ!」

ゼロは反応するもナラクは目の前で消えてしまった。

 

「「シュワッ」」

時空城からウルトラマンたちがゼロのもとへ向かってくる。

ゼロ「お前ら・・・。みんな無事でよかった。」

ゼロはボーイの頭をなでながらつぶやく。

ウルトラセブン「戻ろうか。我々の星へ。」

セブンが言うと、皆うなずき、空へと飛び立った。

 

 

 

光の国にて

ロッソ、ブル「アサヒ!大丈夫だったか?」

グリージョ「イサ兄!カツ兄!はい。ちょっとピンチになりましたが、大丈夫です。素敵な出会いもありましたし。」

ナイス「私たちもあこがれのヒーローに会うことができたな。」

ボーイ「うん!」

ゼアス「あっ!サインもらうの忘れた!」

ナイス「ゼアス君は今からでもできるだろ!」

グリージョ「あははは。」

 

ウルトラマンジョーニアス「ゼロ。どうした?」

ゼロ「アブソリュートタルタロスの奴は光の国を奪うため、地球を狙ってきやがった。危機はまださってねぇ。」

ジョーニアス「うむ。我々、ウルトラ戦士はまた、地球人とともに、脅威から守っていかなければな。」

ゼロ「できるだろうか・・・」

ジョーニアス「大丈夫さ。」

ジョーニアスが視線を送る先には、訓練場で訓練に励むウルトラマンたちがいた。

ゼロ「…そうだな!」

 

 

こうして、ウルトラマンと地球は去ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




これでウルトラギャラクシーファイト外伝(グリージョたちの激闘)は完結です。つたない文章でしたが、読んでいただいた方ありがとうございました。
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