主人公
名前 水戸グラン
身長 178
役職 『ODI ET AMO』代表
武器 4連装ショットガン KO-3K2
ヘイロー スコープのレティクルに見える。壊れかけているが、かなり高倍率のものに見える。
特徴 背中にトビの翼がある黒髪。燃え上がる炎のような赤のメッシュが入っている。左腕と左腹、左太ももから下が失われており、ミレニアム製の義肢に置き換わっている。義肢はかなり性能が良く、見た目も生身に見えるため一見五体満足。
服装 黒いスラックスに水色ネクタイの白シャツ。その上に防弾チョッキを着てさらに黒いロングコートを羽織っている。挿絵では再現不能だったため近いもので代用。
見た目
五百式全身メーカーで作成。
イメージCV 日野聡 (普段は鈴木悟、キレ声の時はアインズ・ウール・ゴウンがイメージ)
人物
戦闘力はヒナ、ツルギ、ネル、ホシノなどに劣る二流。ここ約2年で急速に力をつけきたキヴォトスのブラックマーケットの凡そ50%を支配している男。(実際は60%を支配している。態と10%を自身と敵対させ、50%の気を引き締め、成長を停滞させないようにしている)ブラックマーケットに私兵部隊を敷き徹底管理し、強大な権力を得てブラックマーケットの支配領域を一個の自治体として確立させた。
その結果、連邦議会にもブラックマーケット代表として出席するようになる。そのため各校の生徒会には『代表』と呼ばれる。連邦生徒会長とも繋がりあり失踪前に莫大な額の報酬と引き換えにシャーレの部長を任された。これにより事実上シャーレはキヴォトスの表と裏両方の権力が集中することになる。
その正体はアビドス高校の元生徒。生徒会所属のスナイパーだった。
入学当初から狙撃兵としてはキヴォトス一のともいえる強さだった。現在のグランが二流なのは本来のに才能とは真逆のショットガンを無理やり使っているため。生徒会では厳しい性格のホシノとマイペースなユメ先輩の間を取り持ったり、戦闘面でも突っ込みがちなホシノの援護をしたり、アビドスの縁の下の力持ちとぃった活躍が多かった。現在アヤネが使っている支援ドローンは元々グランの私物だったりする。ユメ先輩の死を切っ掛けに当時の恋人『小鳥遊ホシノ』と仲違い、左腕を失うほどの一方的な私刑を受け、アビドスを自主退学する。その時まともな手段ではアビドスを救えないと考え、ブラックマーケット入り。
しかし上手くいかず大怪我することも多々。そこで過去ホシノの様な強さが必要と思い、彼女の真似を始める。長かった髪は切り捨て、ショットガンを手に取る。この頃オールドキングを師事し、後のキッド2『白羽ムイ』と出会う。
しばらくして『ODI ET AMO』を設立、オールドキングの組織『リリアナ』との戦闘に勝利してブラックマーケットの一部を牛耳る一大勢力となった。
巨大な組織の長になるため幾度となく手を汚してきたグラン。そんな彼にとってぽっと出ありながら自分と同等、もしくは自分以上の権力を手にした先生は正に目障りだった。しかし先生と出会いその見た目と精神性を知ってからは先生を見るたびに自分がひどく哀れな存在に思えてしまい、情緒不安定に陥る。
その最中訪れたアビドス再訪とホシノとの再会にグランの心はボロボロだった。ボロボロの精神でも自身の夢の為、ホシノの為に最善を尽くそうとして結果、壊れた。
今の彼の精神はボロボロに壊れた心を夢とオールドキングの言葉でツギハギにつなげた状態である。
実は勉強は高校一年で止まってるため戦闘指揮能力はともかく、そんなに学力は高くない。もし、補習授業なんてものを受ける機会があれば彼も大いに頭を悩ませるだろう。そして腹の半分に傷を負った後遺症で小食である。好きな食べ物はメンマ、コーヒーなどがあるが最近味が分からなくなってきている。趣味はカフェ巡りとタバコ。
モチーフ神格『イシス』
グランが代表として実施してきた政策
・医学交流会。
『医療に境界なし』というグランの考えにより開催された交流会。医学のさらなる発展を願い各組織の医療関係者同士で知見を深めるのが目的。ブラックマーケット高層区内のホールで行われる。ここでは政治的な対立を持ち出すことは厳禁とされ、そのような言動、行動があれば直ちにたたき出される。そのため真に医療のことを考える人間が残った。ゲヘナからは救急医学部とチナツ、トリニティからは救護騎士団とマリー。山海経高級中学校からは錬丹術研究会。梅花園はたまに児童向け歯磨き教室などの時は来る。百鬼夜行連合学院からは水羽ミモリが参加するようになった。その他、公民問わず病院で実際に働いている医者や看護師たち数名。
・学籍なし生徒の訓練校。
ブラックマーケットには様々な理由で学籍を持たない生徒が多数いる。グランはその生徒たちに目をつけ、非公式ではあるがその生徒たち向け学園、通称『Nest』を作った。その学園で、工業や戦闘技術、経営術などを教え、ブラックマーケット内限定ではあるがしっかりと人並の生活できる環境を作った。この学園で育った生徒たちは基本的に『ODI ET AMO』の兵士になるか、同グループ傘下の武器ショップの店員や武器製造工場勤務になる。拾われた生徒たちは全員グランに感謝しており忠誠度はかなり高い。
・独自武器工廠
独自路線の対外向け販売用兵器や武器の開発。初期の『ODI ET AMO』は当時のブラックマーケットの粗悪品を使っていたが、ある程度の勢いがついてきたころ、ミレニアムエンジニア部に接触、多額の報酬と引き換えに独自武器の製作を依頼。その後その兵器を持ってさらに勢力拡大。鉱山施設と海上施設を手に入れたことで独自路線の兵器開発とその販売を考案、ミレニアムエンジニア部を指導員として一時的に雇い、開発グループを立ち上げた。それからはその開発グループが作り出した兵器を使用したり、売り出している。
『開発物一覧』
T-106E SLON、R2Bシリーズ、AS-12シリーズ、Szシリーズ、F21Cシリーズ、A66/2 HAWK、F17 FLAMINGO、C63 OWLET、EZ-06 ARGUS、R14 WATCHER
『主な研究員たち』
◎カラサワ研究員 ロマンを追い求めてレーザー兵器の開発に励む研究員。最近はレーザーライフルだけでなくレーザーブレードも研究しているらしい。開発コードネームは『月光』
◎キサラギ研究員 生対兵器を専門に研究している研究員。B7723c、B988A C-Typeと言った兵器として使える生物を育てている。最近は『AMIDA』と呼ばれる新兵器に熱中している。
◎有澤チーフ 研究員たちのまとめ役。巨艦大砲主義を掲げ、火力特化のグレネードランチャーの作成に心血を注いでいる。『雷』『電』という女の子の名前としてはどうかと思う名前の双子の娘がいる。
◎コジマ博士 開発部の副長。新素材や新動力などの開発をしている少しマッド気味な博士。しかしその技術力は確かなもので最近新動力として自身の名前を付けた『コジマ粒子』なる物の研究をしている。
・各学園との不可侵協定
『ODI ET AMO』は隣接している各学園に対し、ブラックマーケットの拡大の停止と支配領域の上がりの一部の提供を約束している。その代わりに『ODI ET AMO』の黙認と経済活動の認可、そして連邦議会出席の推薦を受けている。
以下、グランの周りの人々。
キッド達
名前 大鷲ハルミ
身長 177
役職 『ODI ET AMO』軍事部門トップ
武器 TANSY RF12
ヘイロー シンプルな円
特徴 白い髪でポニーテールにしている。ポニーテールの長さは大体肩甲骨あたりまで伸ばしている。青く鋭い目をしている。
服装 紫のファーがついた白い軍服を着ている。スカートではなくパンツスタイル。
見た目通常
オフ時
イメージCV 水樹奈々(二期以降の低い声の風鳴翼がイメージ)
人物
コールサイン、キッド1。戦闘ではグラン以上の実力者で、キヴォトス五指に入る力の持ち主。それでありながら先生とも五分五分の戦術家でもあるという万能の天才。
グランの所有している私設軍隊の総督であり艦隊の提督。実はキッドの中で一番最後にグラン達の仲間になっているがグランへの忠誠心は一二を争うほど高い。常に敬意をもってグランに接している。
が、それはそれとして内心『ここで私が押し倒したらこの方はただ陵辱されるがままなのだな』と妄想し、興奮している変態。一見は真面目で職務に忠実な軍人に見える彼女だが、脳内は常にグランとの情事のことを妄想しては昂っている色ボケである。グランから与えられるものであれば痛みだろうが、恥辱だろうが、何だろうが興奮できる体であり、グランも色々なプレイの初めての相手は彼女であることが多い。
元々はゲヘナの万魔殿所属であり万魔殿勢力がゲヘナ全域に影響力を広めるのに一役買っていた。自身が万能であるが故に物事全てに対しての感情が希薄で日々を無意味に半分死んだように過ごしていた。そんなある日、当時の万魔殿に対して交渉しに来ていたグランと出会う。グランは死んだように生きていた彼女をブラックマーケットに連れていき様々な遊びを教えた。それから彼女の世界にはいろんな意味で『色』付いた。それから彼女はグランがゲヘナ学園を訪れるのを待ちわびながら日々を過ごしたが、その内我慢できなくなって自ら『ODI ET AMO』の元へはせ参じた。彼女はゲヘナ学園出身為ありえないだろうが、ハナコと出会っていれば竹馬の友となっていただろう。好きなものは『代表』、寝バック。
モチーフ神格『ハピ』
名前 白羽ムイ
身長 150
役職 『ODI ET AMO』医療部門、内政部門トップ
武器 UST-31 PHOENIX
ヘイロー 非対称に歪んだハート、中に十字架が詰まっている。
特徴 薄桃色のローツインの髪型。小さい角と細い尻尾がある。顔にうっすら残った傷は精神的に不安定だったグランがムイに八つ当たりしたときに出来た物。
服装 診療時は白いナース服を着ているが、基本的に桃色の服を好む。
見た目
イメージCV 潘めぐみ (オールマインドがイメージ)
人物
コードネーム、キッド2。元救急医学部でありグランの最初の部下。キッドの中でグランの過去と内心の荒れ具合を知っている唯一の存在だった。ブラックマーケットに来たばかりで実力が通じず腹が吹き飛んだグランを救護したのが出会い。肉体も精神もボロボロのグランを献身的に支えた聖人……に見えるが本性は最悪な狂人。そもそも彼女はなぜブラックマーケットに居たのか? それは彼女がブラックマーケットを巨大な実験場にしていたからに他ならない。彼女はブラックマーケットの秘密性と非合法性に目を付け、ブラックマーケット内で日々行われる抗争の負傷者が集まる診療所に医療ボランティアとして潜入した。そしてその診療所で事前に仕入れていた違法薬物を患者に接種させて苦しみ、精神が崩壊していくのを観察して自慰するのが彼女の日課だった。ブラックマーケットでは例え人が死んだとしてもそれが当たり前で、また死人にはその死を悲しむ人もいないため、死因を特定するよりも次から次へと来る負傷者の対処が優先されていた。それ故、彼女の悪行が日の目を見ることはなかった。
そんなある日、どれだけ薬を入れても苦しみこそすれ、精神だけは完全に壊しきれない患者が現れた。どれだけ遊んでも壊れない強い精神を持った存在。彼女にとっては最高の玩具だった。しかしいつしかそんな強靭な精神を持つ患者に、患者が語る夢に、ムイは心から惹かれるようになっていた。好きなもの『代表』、薬物実験。
モチーフ神格『イムセティ』
名前 伊知智アム
身長 145
役職 『ODI ET AMO』開発部門、諜報部門トップ
武器 UHG-22/A PROVO二丁持ち
ヘイロー カメラのズームレンズに見える
特徴 灰色のツインテールに丸眼鏡。いつもスマホを手に持っていて猫背。
服装 ゴスロリファッションかもこもこパジャマ。
見た目
イメージCV 鈴木みのり(アグネスデジタルのイメージ)
人物
コードネーム、キッド3。元ヴェリタスのハッカーで現在は『ODI ET AMO』のメカニックも兼任している。代表の部下ではあるものの他のキッドとは違い『忠臣』ではなく、『ファン』という独自の立場に居る。このことについてはグランも容認している。元々引きこもりのハッカーで、キヴォトス中のカメラをハッキングして色々見て回るのが趣味だった。そんな中ブラックマーケット内のカメラをハッキングしてグランの事を知る。最初は『実力不足の雑魚が藻掻いてるーw』程度の認識で面白がって見ていたが、彼が少しづつ成長し仲間を増やしていく様を見て感動し『代表』の『ファン』になった。グランに脳を焼かれて以降、ブラックマーケットだけでなくキヴォトス中のカメラを使ってグランの記録を付け始める。彼が何時に寝たか、何時に起きたか、誰と何回交わったか、髪が伸びるスピードはどれくらいか、グランのすべてをアムは記録している。いつしか記録だけでなく、実際に触れてみたいと勇気を出して引きこもりから脱却そして自身のハッキングと機械弄り能力を売り込みキッド入りした。元ヴェリタスであるためヒマリの存在を知っており『ODI ET AMO』の重要情報はスタンドアローン化、もしくし紙媒体に移行させた。普段着がゴスロリ服なのは引きこもりがちなアムがグランの前に出るために一生懸命考えた『可愛い服』だから。因みにグランが携帯を投げ捨てた後、一緒に新機種を買いに行く買い物デートに出かけている。好きなものはグランの盗撮、グランの記録。
モチーフ神格『ドゥアムトエフ』
名前衛府フセ
身長163
役職『ODI ET AMO』商業部門、外交部門トップ
武器 KO-8K3/KORZINA
ヘイロー 水色の十字架が連なって円を描いている
特徴 褐色肌に水色の髪。獣耳、尻尾を持っている
服装 白のダブルストラップキャミソールとデニムのローライズホットパンツを着ている
見た目
イメージCV 大橋歩夕 (エイラ・イルマタル・ユーティライネンをイメージ)
人物
生まれも育ちもブラックマーケットの子。赤ん坊のころにブラックマーケット風俗街の路地に捨てられていた所を嬢たちに拾われて育てられる。小さなころから元気が持ち味で回りの人間も笑顔にするほど純粋に、元気に育った。成長後は風俗街の用心棒として戦闘の才能を開花させる。嬢たちに育てられながらその身が汚されていないなかったのは嬢達の『この子だけでも純粋でいて欲しい』という切なる願いの現れだろう。
その後、あたりのチンピラたちをその人柄でまとめ上げ運び屋グループを結成。マーケット内の密輸グループとして名を高めていった。そして当時急速に力を増してきていたグラン達と利権衝突が発生、グループを率いて喧嘩を売りに行った。物量でフセたちグループは劣っていたが持ち前の戦闘センスとフセの激励を受けた構成員たちの士気の高さから戦闘は拮抗。ついにフセはグランの左足を吹き飛ばすことに成功。しかしそれでも意地で倒れなかったグランと物量の差で次第に追い込まれ、敗北。グランから戦闘センス、物流、他の運び屋などの知識を買われてグループごと吸収された。
フセのグループを吸収したことで『ODI ET AMO』はさらに急拡大をし、その影響力の広がりをフセはずっとグランの隣で見ていた。いつかの日、彼はついに完成した『塔』の上で自身の支配領域を見下ろしながらにフセに自身の野望を語った。その時の夜景とグランの横顔は今も彼女の脳裏に焼き付いている。彼女が生まれ、育った風俗街は現在『ODI ET AMO』の影響下にあるため時より里帰りしている。キッド達の中で唯一グランに抱かれていない。好きなもの嬢たちに髪を乾かしてもらうこと、グランと他のキッドがヤッてる所を見せつけられること。
モチーフ神格『ケベフセヌエフ』
先生
名前 屋浦ニイ
身長166
スリーサイズB99 W62 H90
役職連邦捜査部『シャーレ』先生
武器ステアーTMP
服装基本的に便利屋先生と変わらないが、まれに白シャツ、黒タイトスカートになることもある。
特徴腰まであるマゼンタ色の髪。かなりのグラマラスボディで、ブラックマーケットで薄着になった際はアビドスの面々を驚かせた。
見た目
イメージCVというか、モデルにした人 ニュイ・ソシエール
人物
酒と競馬とニチアサが趣味。女性の割にはかなり性に奔放。心におじさんが住んでいるとは本人の談。因みにバイ。
お酒や性癖関係で割と残念美人であるが生徒のためにいつでも全力の『大人』で『先生』である。正しく、誠実な彼女の『大人』としての在り方は多くの人を惹きつける。
その見た目はユメ先輩よく似ていてグランとホシノは先生を見るたびに昔を思い出してしまう。武器は元々ベレッタ92A2を持っていたがグランにステアーTMPを渡されて以降『生徒に貰ったものだから』とそれを持っている。そして持ってはいるが本人に銃を扱う技量はなく、向けるつもりもないため無用の長物になっている。因みに今は亡きユメ先輩はステアーTMPを使っていたがグランが先生にステアーTMPを渡したこととは無関係である、無関係といったら、無関係である。
本人は実質キヴォトスの権力のトップに立っているがその事に気が付いていない。先生を語る上で外せないのはその指揮能力の高さである。多くの生徒の特長をすぐに見抜き的確な作戦を立てれるその能力は敵対するものにとって大きな脅威になる。好きなものは生徒。
・現在シャーレに所属している生徒。
対策委員会、風紀委員会、便利屋68、ヒフミ、ワカモ、ハスミ、ユウカ、スズミ、セリナ、イズナ、グラン。
以下原作キャラ数名
小鳥遊ホシノ
アビドス高校の3年生。グランの元恋人。グランと付き合っていたのは1年生のころ。マイペースなユメ先輩と衝突が多かったホシノは最初は一々間に入ってくるグランの事は余り好きではなかった。それでも挫けずにお世辞にも可愛いとは言い辛い自分とユメ先輩の間をとりなしてくれて、和解まで導いてくれた。戦闘面でもぐんぐんと連携が上手くなり正に比翼連理だった。
学校生活でも、戦闘でも自分を献身的に支えてくれた男に恋するのは時間の問題だった。ある時を境に女の扱いが上手くなったグランに止めを刺されてホシノから告白し晴れて恋人に。恋人がいて、先輩とも仲良くなれて、3人で笑いあう日常がどれほど幸せなのかに気が付いた彼女は確かに幸せの絶頂にいた。
そんな日々もユメ先輩の死によって終わりを告げる。グランは『ここで3人全滅するか、ユメ先輩を見殺しにして自分とホシノを助けるか』という状況で後者を選び、ユメを見殺しに。そのことが原因で大ゲンカ、という名のホシノの一方的な私刑が行われた。結果、グランは左腕を失うことに。翌日、ホシノも冷静になり、あの時のグランの判断を理解して謝るためにグランの家に向かう。この時ホシノはグランの左腕を奪ったことには気が付いていなかった。呼びかけても返事が返ってこない家にしびれを切らし合鍵で中に入るホシノ。そこでグランの退学届を発見してしまう。失意と後悔の中、ホシノはユメ先輩の遺体を発見することになる。
そして時は流れ3年生になり再びグランがホシノの前に姿を現します。過去の自分のような恰好と過去の自分のような好戦的な性格になって。さらにこの時になってホシノは自分がグランの腕を奪っていたことを知ります。再び会えた歓喜、腕を奪った罪悪感、様々なものを抱え込みながら少しずつグランとふたたび関わっていくホシノ。グランに学校を任せ自己犠牲を選んだり、ユメ先輩の敵討ちをしたり紆余曲折ありながら再び昔のような関係に戻れたと思ったホシノ。その後、それは甘い幻想であったことを思い知らされる。グランから突き付けられる退学届と冷たい言葉。感情的に喚き散らすホシノだが、一方で理性のどこかが『仕方ない』と声を上げているのを意識せざるを得なかった。結果グランの退学を認めることに。
しかしそれでもホシノはグランを諦められなかった。そしてホシノは再びグランを手に入れるために行動を始める……。例えそれがどれだけ困難な道でも関係ない。何度だって恋をする、何度だって惚れさせる。最後にグランに選ばれるのは
十六夜ノノミ
アビドス高校2年生。グランに初恋を奪われ、脳を焼かれた人。ビドス自治区の土着企業『セイント・ネフティス社』のご令嬢。衰退していくアビドス自治区を見かねてセイント・ネフティス社は起死回生を狙い鉄道事業を開始した。結果は逆に自治区外への移住が加速してしまい衰退に拍車をかけただけだった。彼女はそんな結果を呼んだ鉄道があまり好きではなかった。アビドス入学前、セイント・ネフティス社の令嬢と知ってアビドスを衰退させた元凶としてノノミを責める大人たちがいた。詰め寄ってくる大人はノノミにとっては恐怖で、いつも怯えていた。当時からノノミの発育は良かったため中には怯えているノノミに手を出そうとする人もいた。アビドス高校1年生だったグランはそんなノノミを助け出す。ノノミは『セイント・ネフティスの自分を助けて良かったのか?』という問いをグランにするが当のグランは責めるどころか感謝を伝えノノミの心の靄を晴らした。それからグランとノノミが面と中って話したのはこの一回だけだったが、ノノミは学校が無い日や、早めに学校が終わった日はグランが利用する駅に立ち寄り電車を使って登下校するグランの姿を遠巻きに見つめていた。しかしその日々もグランが左腕を失い、アビドスを去ったことで終わる。
グランの姿が見えなくなり、悲しみに暮れて、自分がアビドス高校に入学して、2年生になって、後輩たちと共にアビドス復権の為に努力して、初恋も忘れかけていた時、グランは再びノノミの前に姿を現した。自分が好意を寄せていた時とはまるで違う姿になり、自分の事を忘れていた。
それでもノノミは諦めない。元々自分はグランの事をよく知っているが、グランからは一回話したことのあるだけの女の子。忘れて居るのも仕方がないこと、なら思い出すまで待ちましょう。そう考え彼女は今日もグランが自分の事を思い出してくれるのを待っている。思い出してくれた時にかけるとびっきりの言葉を胸の奥にしまいながら。
尚、35話でグランがノノミと出会った時の 『アビドス高校男子制服』で現れたときはもう二度と見れないと思いつつ、想いをつのらせてきた初恋の人がいきなり当時の格好で目の前に現れて、向こうから迫ってきて、昔とは違い名前を呼んでくれるという体験をして限界状態になって絶頂した。
奥空アヤネ
アビドス高校1年生。グランを慕っている女性は数多くいるが、おそらくその中で一、二を争う程度に純粋に恋している女子。
最初のうちはアヤネにとって身近の唯一の同世代の男ということでそれだけで若干ドキドキしていた。ただ、女慣れして様々な『経験』をしているグランは男慣れしていないアヤネにとって劇薬に等しかった。セリカ奪還作戦あたりから認識は頼りになる、甘えられる年上の男子というものに少しずつ変わっていく。
決定的になったのはチナツとの遭遇。自分同じ1年生、同じように医療担当、同じような髪に眼鏡、違うのは胸くらいか、そんな存在がグランと親し気に話をして、その体に触れている。そんな様子をみたアヤネの中で大切なものを取られた子供のような感覚、独占欲が出てきて自身がグランに好意を寄せていることに気が付く。その場はチナツの温泉発言でうやむやになったが、アヤネはチナツのことをライバル認定している。
ホシノが黒服の元に行ってしまった時、ホシノからの手紙を見てグランとホシノの関係を薄々気づきながらグランに自身の思いを告白、寝取り宣言をする。さらに自分の家の合鍵を渡している。
最近、グランが買ってきてくれた服を着て鏡の前でポーズをとってグランとのデートを想像しては顔を赤くしている。
火宮チナツ
ゲヘナ学園1年生。風紀委員会所属のグランを慕う蠱惑的な魔性の存在。強烈な面々がいるゲヘナ風紀委員の中では唯一のブレーキと言っても良い存在。他人のやりたがらない事務作業を仕方なくとはいえ自分からやったりとかなり不憫である。
不満がないと言えばうそになる日々を過ごしていた彼女はある日先輩であり、もともと自分が所属していた救急医学部の部長であるセナに誘われ、医学交流会に参加する。そこで初めてグランと出会う。グランは1年生でありながら優秀な人材とセナから聞いていたので『まぁ、セナがそこまで言うなら声くらいはかけておくか』となんとなくで声をかけた。しかしチナツはそんなグランの思惑を崩壊させるほどに優秀な人材だった。周りが個性的過ぎるせいか自分の事を『地味』と認識していて褒められたり優しくされる事にも慣れていなかったチナツにグランは真摯に向き合い、その実力を認めているとしっかり口に出して対応していた。しかも話してみると意外に気が合うこともあり二人の距離が縮まるのにそう時間はかからなかった。
チナツも自分を認めてくれて、自身の方が大変なはずなのに自分のことを気にかけてくれる偶に可愛いところを見せる年上男性というグランにぞっこん気味になる。
そんなおり休暇が重なった時にチナツはゲヘナ学園の名物ともいえる温泉に『湯治』という名目でグランを誘う。グランも優秀なチナツが誘っているのだからしっかりと効果があるのだろうと誘いに乗る。チナツは、自分が誘うのだから宿の準備は一任してほしいと言い、グランに黙って温泉宿の予約を一部屋で混浴にしていた。グランもここまでされればチナツの思惑を理解して彼女の望むままに熱い夜を過ごした。これ以降チナツの中で眠っていたゲヘナらしさが顔を覗かせるようになり、ドンドンとグランを誘うのが上手くなっていく。
グランの心がどこか自分ではない他の女性を見ていることに気が付いており、別に自分を傍に置いてくれるなら何番でも良いというグランを慕っている女性の中では珍しいスタンスを持っている。
羽沼マコト
ゲヘナ学園3年生。万魔殿の議長、つまりゲヘナ学園の生徒会長である。風紀委員会を目の仇としており、日々嫌がらせなどをしていた。そんななか、グランが風紀委員会の一人と懇意にしていることを知って『ODI ET AMO』と業務上でしか繋がりがない万魔殿と比べて懇意にしている人材がいる風紀委員会という構図が面白くなかった。そのためグランが万魔殿に訪れた際にグランが元アビドス生という情報を餌に万魔殿の一人と関係を持つように交渉する、しかしここで予想外だったことが二つあった。一つ目はグランが懇意にしているとはただ親しいだけと思って肉体関係を持っているとは思わなかったこと。二つ目は自分が指名されたこと。結果、マコトは執務室でグランに抱き潰されることとなった。
それ以降、グランとの初体験が脳裏を離れなくなったマコト。グランが再びゲヘナ学園に来るのを待ちわびるがそんなことは全くなかった。その為マコトは初めて『そういうサイト』を見ながら自分を慰めようとしたが、欠損なんてめったにしないキヴォトス人では『ドS欠損男』なんてジャンルがある訳もなく、結局悶々とした夜を過ごすことになる。そしてホシノ救出作戦が終わった後ゲヘナ学園を訪れるグラン。マコトは一生懸命勉強したコーヒーを入れたり、普段はしない髪型や、恰好をしてグランを誘う。既に肉体関係はあるが好きな人の為に協力したり、勉強したり、アヤネと一、二を争うレベルで純粋にグランに恋している。今はまだグランに対して発揮されていないが、イブキを雪の日はコートに入れて上げたり母性的な魅力もある。
聖園ミカ
トリニティ総合学園の3年生。トリニティの生徒会であるティーパーティーの一人。三大派閥の一つであるパテル分派のリーダー。かなりの気分屋であまり政治には向かないと思われがちだが、時々見せるひらめきは凄まじいものがある。グランとの初対面は最悪。無法地帯、ブラックマーケットの代表ということでゲヘナほどではないが決して少なくはない嫌悪感をグランに対して持っていたミカ。グランの方もミカの風評は知っていたために口八丁でやり過ごせると思っていた。そして連邦議会で実際に対峙した二人は売り言葉に買い言葉……実際はグランを見下し皮肉たっぷりの挨拶をするミカと内心でミカの事を下に見ながら表面上はなんとも無いように努めてミカの言葉をのらりくらりと相手にしないグランという形だった。そんな態度のグランにイラついたミカは連邦議会終了後秘密裏にグランを追跡、ブラックマーケット内で襲撃を仕掛ける。追跡には気が付いていたが本当に手を出してくるとは思わなかったグランは対処が遅れる。こうしてブラックマーケット内でグラン対ミカの戦闘が勃発する。グランはあの手この手でミカをかく乱し、ミカの武器を弾切れにして無力化したはずだった。しかしミカは止まらなかった。ミカは近くのビルに手を突っ込んでその柱を引き抜いて武器として振り回し始めたのだ。これにはたまらずグランも撤退、追い回すミカ。仮面もはがれてお互いに本音をぶち撒けながらブラックマーケット全体を使った追いかけっこをした二人。最終的に疲れ果て夕焼けの川辺で寝ころぶ二人。本音もぶち撒け、風評とは違う魅力を互いに見つけた二人。それからグランはミカの本音をぶちまけられる数少ない関係になる。それから二人でお茶したり、羽の手入れをしたり関係を深めていく二人。その内ミカにとって自分を立場ではなくしっかりと個人として見てくれるグランはナギサと同じくらい大切な人になっていた。グランは自分の理解者であり、対等な存在で、大切な存在で、異性だった。いつもストレス環境にいるミカがグラン対して見せる独占欲や我儘は一種の甘えだったのだろう。ただ、そんなグランの女性関係をパテル分派を使って調べたとき彼女の中で何かが壊れた。それ以降彼女は髪、爪、羽様々なグランのものを収集して小物を作ることが趣味になった。髪はミサンガに、爪はお守りに、羽はペンへと作り替えた。そのうち『全部』欲しくなるのも時間の問題。
春日ツバキ
百鬼夜行連合学院の2年生で修行部の部長。百鬼夜行でも眠り姫と呼ばれる有名人。グランへの印象は『いつも辛そうにしている心配な人』よりよい睡眠を追い求めているツバキにとってストレスにまみれていて全然寝て居られていないであろうグランは放っておけない存在だった。
実際に話してみればグランは自分を通して別の誰かを見てばかりでツバキは少しむくれた。そして自分勝手なグランの眼を覚ますために彼の前で盾を使わず態と攻撃をその身で防いだ。それ以降はしっかりとツバキをツバキとして見るようになったグラン。
そして大きな困難を共に乗り越えたことで二人の距離は縮まる。今はまだ初めての男友達にドキドキしており、恋に恋していると言っても良い状態。
番外編 コラボ時空グラン
名前 水戸グラン
身長 175
役職 なし、フリーの運び屋
武器 ステアーTMP
ヘイロー 高倍率スコープのレティクル
特徴 背中にトビの翼を持ち、腰ほどまである長い黒髪。左腕が失われており普段は袖を余らせている。
服装黒タンクトップに黒パーカー、そして茶のカーゴパンツ
見た目
イメージCV 日野聡
人物
伝説の超三毛猫様の『HENTAIの野望〜キヴォトス同人誌化珍道中〜 』https://syosetu.org/novel/311789/ とのコラボ話の中でのグラン。
ブラックマーケットで大けがをした際、出会ったのが白羽ムイではなく間島スバルだった場合の水戸グラン。このルートの彼はフリーの運び屋としてブラックマーケット内で活動しており『ODI ET AMO』を結成していない。スバルが敵をなぎ倒し、その間にグランがスバルの同人誌を運搬するという連携を行い多くのスバル製同人誌をキヴォトスに売りさばいた。
スバルといふざけ合える親友がいたことで、本編グランよりも精神状態は安定している。ただ、クスリの量を見極めるムイがおらず本人の気分で行っているため、陰で行っている薬物乱用の量が本編グランよりもはるかに多い。スバルの無茶ぶりに付き合ったり、剃を使ったりもできるため実は戦闘力は本編グランよりも戦闘力は高い。
コラボ時空後編にてホシノと再会、スバルが背を押していたということもあり両思いでゴールイン。アビドス高校に復学し、バカップルと化す。殺人や女性経験がないためかなり初心。コラボ時空エピローグ後に見せるホシノとのイチャイチャはスバルも砂糖を吐くほどのものだった。それでも同人誌を描く手を止めなかったスバルのプロ魂は凄まじいものだ。そんな二人をモデルにした作品『あなたに伝えたくて』は映画化もするほどの傑作だった。最後はスバルをアビドス砂祭りに誘ったところで物語は終わる。
が、幸せは長くは続かなかった。このコラボ時空グラン、後編で受けた『ヘイロー破壊爆弾』の影響を受けていて、残り寿命は一年程度しかありません。
アビドス砂祭り以降、体調が優れない日が続くグラン。そんななかホシノは気が付く、『グランのヘイローが少しずつではあるがポロポロと崩れて行ってると』病院にいくが原因不明。ただ体の衰弱具合から残り寿命が一年であることが告げられます。
その情報はすぐに出回り、先生もアビドスもスバルも解決策を探します。この頃にはエデン条約4章も終わっているため、アリウススクワッドのメンバーもアリウス自治区の中を探索して『ヘイロー破壊爆弾』に関する資料を探すが全く手がかりを掴めず。
そうして何もできないまま寿命もあとわずかとなる。グランは病院のベッドで寝た切りになりホシノ、アビドスの後輩、先生、スバルなどに囲まれながら死ぬ。
ホントに本当の最後に『まだ……まだホシノと、一緒にいたい……嫌だ、死にたくない。ホシノとみんなと別れたくない! ホシノを幸せにしたいって、まだ死にたくない、死にたくない……』とそこでようやく弱音吐くグラン。今まで自身の死を知っても気丈に振舞っていたのがここでようやく決壊する。しかしすべて後の祭り。結局グランは命を落とします。
残されたホシノの胎にはグランとの子が居ました。グラン死後はお腹の子を頼りに生きるホシノ。しかしホシノの体格の問題やグランが死んだストレスなど様々な要因が重なって死産してしまう。死産と知った時のホシノの絶叫は病院中に響いたとか。
◎・どこかの世界線・
『アビドスが近い、そいつを起こしてくれ』
――了解です、ハンドラー・ウォルター。脳深部ヘイロー管理デバイスを起動。強化人間C4-621覚醒しました――
アビドス砂漠の暗い夜空、そのはるか上空をステルス輸送機が飛んでいた。無人で飛んでいる輸送機は遠方から指示を出しているハンドラーの命令を受けて『積み荷』を覚醒させる。
『積み荷』が覚醒したことを確認したハンドラーは『積み荷』に淡々と語り掛ける。
『621 仕事の時間だ。投下カプセルの電源を落とす、後は合図を待て』
ステルス輸送機は自身に搭載された投下カプセルを投下する。重力に従い地面へと落下していくカプセル。『積み荷』はカプセル内でじっとハンドラーの指示を待つ。
『……今だ、起動しろ』
その合図で『積み荷』はカプセル内のレバーを引く。するとカプセル下部の姿勢制御スラスターが火を噴き落下の衝撃を抑えようとする。
「上空から正体不明の落下物あり!」
「何? 構わん、撃ち落とせ!」
『積み荷』の遥か下の地表ではアビドス砂漠に展開されていたカイザーの部隊が上空に突如として現れた熱源反応に慌ただしく対応していた。司令官はすぐさま熱源の撃墜指示を出して多くの対空兵器が起動した。そして上空の熱源に対して攻撃が始まる。突如として現れた熱源に対しての攻撃は中々当たらなかった。そして間もなく地表という所で一発がカプセルをかすめる。
――ドシュッ――
攻撃が当たった瞬間、カプセルの装甲の一部がパージされ中から『積み荷』が飛び出して離脱する。『積み荷』が離脱した後、すぐに爆発するカプセル。『積み荷』は強化を受ける以前から持つ合せていた天性の脚力を活かして軽々しく地面に着地した。
――学園都市キヴォトス 外縁自治区 アビドスに到着――
脳内の通信機器に直接聞こえるCOMの声、それに続いてハンドラーの通信も聞こえ始める。
『座標は…旧オアシス跡地。 誤差はあるが許容範囲だ。この先の旧アビドス商店街へ向かえ、行くぞ621』
ハンドラーの指令を受けて砂漠を歩き出す『積み荷』こと621。その足取りは軽やかで砂漠の砂をなんともしない。その様子はまるで
『……この自治区で「神々の遺産」を手にすれば、お前のような……脳をやかれたブラックマーケットの傭兵でも人生を買い戻すだけの大金を得られるはずだ』
ハンドラーの言葉を聞いて621は自分には無くなったはずの何かが昂るのを感じる。
自分には大金が必要だ。そして大金を得るためには力が必要だった、だから自分はこの身も心も捧げたのだ。いらないだろう、心なんか。それで勝てるというのなら。……大金を得たあと、何が望みだったのかなんて、もう覚えていないけれど。
621はそう思いながら歩みを進めるのだった。
いやー、AC6があまりに良くて投稿寸前に急遽書いちゃった。評判は結構割れてるみたいですけど自分は大好きですよ。……今作の皿頭が微妙なのを除けば。もっと丸に型の皿頭欲しい……。DLCとか来るかなぁ?
今回挿絵は五百式全身メーカーで作成させていただきました。
正義実現委員会でグランくんと仲が良いのは? ハスミはプロローグで出会っているため除外
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