問題児たちが異世界から来るそうですよ?~箱庭に訪れる冬~   作:bliz

15 / 53
二週間以上開けてしまってほんとにごめんなさいm(._.)m
課題と修学旅行の準備に追われ……

その上、今回も短いです。もっと書けるようになりたい。


やっちゃった、だそうですよ?

「何この状況? 何があったらこうなる」

 

なぜ、冒頭からこんな感じなのか説明がてら思い返すとしようか。てか、誰に説明するんだろ?

 

~~~

 

「………ZZZZ。ふわぁあ、もうこんな時間か。何か食べに行くか」

 

目が覚めて腹が減ったので何か食べに行くが、十六夜たちが誰も見当たらない。

それから本拠の中を探してみるが誰もいない。

そこで庭に出てみると羽を生やした少女が十六夜に向かってランスを投げ、十六夜が殴り返した。

今ここ。

十六夜、人外すぎるだろ。

ランスが散弾になってるぞ

 

 

~~~

 

「もう一度言おう。何この状況」

 

「どうやら新人の力を試したかったらしいわ」

 

「えっ?あの子そんなに強いの?」

 

「……ノーネームの元メンバーで元魔王」

 

「で、元魔王よりも十六夜の人外っぷりのほうが強かったと」

 

謎の光景に遭遇して、そこに近づいていくと少し離れたところに飛鳥と耀がいた。

 

「とりあえず、十六夜のところに行こうぜ」

 

十六夜のところに行くと、驚いた様子の黒ウサギもいた。

 

「どうした?何かあったのか」

 

「吹雪さん、いらしてたんですか。この方は元ノーネームのメンバーのレティシア様です。レティシア様、こちらが先程話していた吹雪さんです」

 

黒ウサギは、そう言って抱えているレティシアを紹介する。

 

「レティシア=ドラクレアだ。君がガルドを罠にはめていた本人か。あれはさすがにガルドに同情するよ。」

 

「なるほど。あんたがガルドをあんな風にしたのか。それで、俺の評価は?」

 

「判断しかねるよ。ガルドは君に遊ばれていたからな」

 

「そうか。じゃあ、新人全体での評価を」

 

「まだまだ未熟ではあるが、いずれはコミュニティを背負えるであろう資質もある。合格だ」

 

「それじゃあレティシアはこれからどうするんだ?」

 

「私はこれから」

 

ピカッ

耀の後ろの上空が光る。

 

「ゴーゴンの威光!? マズイ、見つかったか!」

 

光を見て、俺達を庇うように立つレティシア。

「なんだか分からねーが、ヤバそうだな。十六夜、後は任せた」

 

そう言うと俺はレティシアの前に立つ。

そして、俺は光に包まれた。

 

「「「「吹雪(さん)!」」」」」

 

「やったか?……くそっ、違うやつが石化してやがる」

 

急にたくさんの兵士たちが姿を現す。

 

「おいっ、どうする?」

 

「放っておけ。俺達の任務は吸血鬼の捕獲だ。そいつは吸血鬼を庇ったんだ、そいつの自業自得だ。それに、名無しの一人や二人石化したところで変わらんだろ」

 

「ははっ、それもそうか。それじゃあとっとと吸血鬼も石化させて帰るか」

 

間違って石化させたことを気にかけず、それどころか放っておこうとする兵士。

だが、彼らは気づいていなかった。自分達が死亡フラグを建てたことに。

 

「ゆ、許さないのですよ!この月のウサギである黒ウサギの仲間に手を出した上に侮辱するなんて。この怒り、身をもって味わいなさい!」

 

怒った黒ウサギの髪が緋色に染まっていき、そして、ギフトカードから武器を取り出すと雷鳴が鳴り出す。

 

「雷鳴と共に現れるギフト、まさか本物の……いや、我々と同じレプリカに決まってる!」

「レプリカかどうかはその身で確かめればいいでしょう。はな「おい、待てよ黒ウサギ」

 

攻撃をしようとする黒ウサギを止める十六夜。

 

「どうして止めるんですか!彼らは吹雪さんを……」

 

「わかってる。殴ってやりたいのは俺らも同じだ。でもな、ここで手を出せば立場はあいつらと同じだ。それじゃあ有利に交渉できない。それにあいつは俺に任せるって言ったんだ、それに応えてやらなきゃいけねーんだよ」

 

怒りを堪えて黒ウサギを押さえる十六夜。

その後では、飛鳥と耀も必死に我慢している。

 

「おい、お前ら。今の自分達の立場わかってるか?」

 

「何を言っている。立場を考えるのはお前たちのほうだろ」

 

「わかってないなら教えてやるよ。俺らは白夜叉に面識があってな、お前らが石にしたやつは白夜叉が気にかけてるんだよ。…ここまで言えばわかるよな?」

 

白夜叉の強さを知っている兵士たちはその怒りに触れた可能性を考えて青ざめていく。

 

「あ、もう一つ言っとくぞ。お前らへの交渉を考えてなかったら」

 

十六夜はそう言うと手元の石を拾って投げ、地面にクレーターを作る。

 

「お前ら、ああなってたからな?」

 

それを見て兵士は完全に絶望する。

 

「ど、どうすればいい。どうすれば我々は助かるんだ」

 

「俺達はこれからお前らのリーダーに脅迫(交渉)をしに行く。その場で今ここであったことを正直に話せ。それと、もう一つ。全てが終わった後に謝罪をしろ。できなきゃ……わかってるな?」

 

「は、はい!慎んでやらせていただきます!」

 

十六夜の脅迫に必死に反応する兵士。

 

「それじゃあ行くか。それと、春日部はここに残っておいてくれ」

 

「……どうして?私も行く」

 

「ここのことを考えてだ。こいつらを連れて行っても誰かに襲われないという保証にはならない。だから、もしものために残っておいてくれ」

 

「……わかった」

 

「(ちょっと十六夜くん、どういつもり?)」

 

「(ん、何がだ?)」

 

「(春日部さんのことよ。本拠のことは本当でしょうけど、それ以外のことよ。何か企んでるでしょ?顔に少し出てるわよ)

 

「(ヤハハ、バレてたか。理由は特にはねーよ。強いて言うなら、面白そうだからってところだな)」

 

「(あらそう。まあいいわ)」

 

「それじゃあ行くのですよ」

 

そうして一行はサウザンドアイズへと向かった。

 

 

 




感想、アドバイスお待ちしています。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。