問題児たちが異世界から来るそうですよ?~箱庭に訪れる冬~   作:bliz

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また遅くなってごめんなさい。
更新ペース上げれるようにしたい。
主人公以外のキャラが思っていることは「()」で、
小声で話したりしている場合は「()」で表そうと思います。
見にくかったり、こうしたほうがいいんじゃない?とかあったら教えて下さい。


スルメだそうですよ?

「くそ、昨日はひどい目に遭った」

 

昨日、顔を真っ赤にして部屋に逃げ込んで来た耀に抱きつかれ、その原因であろう二人にからかわれた。

でも、顔を真っ赤にして涙目だった耀が可愛かったのでまあいいや。

 

「お、着いたな」

 

昨日を振り返っていると目的地に着いた。

 

 

『ギフトゲーム名 ”伝説への試練”

・プレイヤー一覧 白銀 吹雪

 

・クリア条件 クラーケンの打倒

 

・クリア方法 クラーケンを降参させる。

 

・敗北条件 プレイヤーの降参。プレイヤーが上記の条件を満たせなくなった場合。

 

宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。 ”ペルセウス” 印』

 

 

「シンプルでいいじゃないか。少しストレス発散するか」

 

昨日のことを思い出して少しイライラしていたのでクラーケンに八つ当たりすることにする。

そこから進んでいくと湖に着いて、中からクラーケンが現れた。

 

『お前が今回の挑戦者か。我が試練に挑んだ度胸は認めてやろう。しかし、後で後悔しても知らんぞ』

 

「これは十六夜が蛇神にあんなこと言ったのがわかる気がする。流石に腹が立つな。おい、スルメ!後悔するのはお前だよ、ボコボコにしてやるよ!」

 

『言わせておけば……いいだろう、手加減無しの本気でやってやろう』

 

「さあ、ゲームを始めよう」

 

そう言うのと同時にクラーケンが足を使って攻撃してくるが余裕で回避する。

 

「さて、どの武器でやるかな。剣と薙刀は使ったし…………弓でやるか」

 

ギフトカードから弓と矢を取り出すと、クラーケンの足に当てて牽制する

そのまま目を狙う。

 

『き、きさま。目を狙うとは』

 

「何が悪い。ボコボコにするって言っただろ、これで終わると思うなよ?」

 

それからは、同時に放ったり曲射をしたりしてクラーケンの体力を奪っていく。

クラーケンが疲れはてたタイミングで目に当てて目潰しをして、接近する。

「おーい、こっちだぞこっち。あ、クラーケンは水から出ないチキン……いや、スルメか。スマンスマン」

 

『き、きさま。水から出ないと思っていたら大間違いだ!』

 

挑発に乗ったクラーケンが湖から出てくる。

あの挑発に乗った時点であいつの負けは決定した。

 

「水から出るだけか、流石スルメ」

 

その挑発にも乗って足を叩きつけてくる。

 

「どこ狙ってるんだよ。あ、スルメだから仕方ないか」

 

動き回りながら挑発を続ける。

その間に目を潰すのは忘れない。

 

『きさま、さっきからバカにしおって。このまま叩きつぶ……がっ、なぜ足が動かない』

 

「やっと絡まったか」

 

動き回って攻撃させ続けた結果、クラーケンの足がスベテ絡まって動かなくなった。

マンガとかで見たのを実際にできるとは。

 

「さあ、ボコボコにしてやるよ」

 

『なめるな、攻撃が足だけだと思うなよ』

 

そう言うと水で球を作って飛ばしてくるが、

 

「はい、残念。そんなのは効かないよ」

 

それを凍らせる。

クラーケンの目が見えるようになってきたのを確認すると、湖の一部を凍らせて粉塵爆発の準備をする。

 

「それじゃあお前に選択をさせてやるよ」

 

『どういうことだ』

 

「まずは、これを見ろ」

 

そう言って準備したのを爆発させる。

 

『あれがどうしたというのだ』

 

「お前にある選択肢は二つ。ボコボコにされてから負けるか、さっきの爆発に巻き込まれてスルメになって負けるか。三秒間だけ待ってやる」

 

『ちょっと待て、なんだそ「3…2…1…はい終了!決めなかったから両方で」

 

クラーケンが決めなかったので両方することにする。

さあ、ストレス発散の始まりだ。

 

「おらおらどうした、動けなきゃその程度か?」

 

『く、くそっ。言いたい放題言いおって』

 

挑発を続けながらも、攻撃を加え続ける。

いい感じにボコボコにしたので最後の仕上げにクラーケンを湖の上まで吹っ飛ばす。

 

「それじゃあカウントダウンいくぞ。……3……2……1……爆破!」

 

 

ドカーーーーーーーン

 

 

「やっぱり湖ぐらいの規模でやるとスカッとするな」

 

少しすると目の前に契約書類と宝玉が現れた。

 

『勝者:白銀 吹雪』

 

それを持ってクラーケンのもとに行く。

 

「おーい、生きてるか?」

 

『……き、きさま。あれだけのことをやっておいてよく言うわ。それで何の用だ、宝玉は持っているではないか』

 

「折角だからペルセウスについての情報でも聞こうと思ってな」

 

『誰が話すものか』

 

「仕方ない………………もう一回ボコるか」

 

『わ、わかった。話すからもう一回はやめてくれ』

 

クラーケンに脅迫(お願い)すると話してくれると言ってくれた。

それからは、十六夜とあらかじめ決めておいた日まで情報をもらってから本拠に戻った。

え、何ですぐに帰らなかったのかって?

一人で先に帰ってバレたらドッキリにならないでだろ?

 

 

そして今は、黒ウサギの部屋の窓の前に立っている。

 

ズドーン

 

「十六夜が入ったな。それじゃあ行きますか」

 

そう言うと窓から部屋に入って、宝玉を黒ウサギに向かって投げる。

 

「おじゃましま~す」

 

「フギャ!ふ、吹雪さん? あなた達はまともに部屋に入れないんですか!」

 

「大丈夫。十六夜みたいに壊してないから」

 

「そういう問題じゃありません!まず、何か投げて…………こ、これってペルセウスの挑発するための……それじゃあお二人がいなかったのはこの為に」

 

「ああ、そうだぜ……おらよっと!」

 

十六夜はそう言うと風呂敷から宝玉を取り出して投げる。

 

「十六夜さんの行動はお見通しなのですよ」

 

それをどや顔で避ける黒ウサギ。だが、

 

「甘いんだよ!」

 

俺がそれをキャッチして投げ返す。

黒ウサギK.O。

 

「「イェェイ!」」

 

十六夜とハイタッチをする。

 

「さて、黒ウサギがダウンしたし挑戦しにいきますか。…………ボッコボコにしてやる(ボソッ」

 

俺達はペルセウスに挑戦するために白夜叉のところに行った。

 

「それじゃあ俺達ノーネームはペルセウスにギフトゲームでの対戦を要求する」

 

「はあ?何言ってんだ?お前らとゲームはやらないって言っただろ」

 

「十六夜、こいつアホなのか?何で自分達への挑戦権を賭けたゲームへの今の状態を知らないんだ?」

 

「アホで七光りのマヌケなお坊っちゃんなんだやめてやれよ」

 

「そういや、アホでマヌケそうだって言ってたな。仕方ない、これを見ろ」

 

風呂敷から宝玉を取り出すと、周りの側近達がざわめく。

 

「まさか、名無しごときがクラーケンとグライアイを倒したというのか」

 

「あれ、そんな驚くことか?あんなスルメぐらい楽勝だろ」

 

「俺の方も楽勝だったぞ」

 

「お前ら!この俺を無視して話すんじゃねえ。それに、さっきから言いたい放題言いやがって」

 

「まあ、そういうことだから。俺らはお前達にゲームを挑む」

 

「おい、人の話を無視す「難易度はそっちが決めてくれていいぜ」

 

「お前ら、いい加減にしろよ。それだけ言うんなら最高難易度を用意してやるよ。どうせお前らにはクリアできるわけがねーよ」

 

「じゃあクリアできたらこっちが望むものをくれるよな」

 

「いいだろう。どうせクリアできるわけがないからな」

 

挑発に乗るルイオス、チョロいわ。

それに側近が慌てる。

 

「ル、ルイオス様!?何を言って」

 

「みんな、聞いたよな?」

 

「俺も聞いたぜ」

 

「ええ、私も聞いたわ」

 

「……私も」

 

「黒ウサギも聞いたのですよ」

 

「私も聞いたぞ」

 

こっち側全員が乗ってくる。

白夜叉、こっちでいいのかよ。

 

「日時は明日だ。それじゃあ俺達は帰るぞ」

 

そう言って部屋を出ていく。

「それにしてもチョロかったな。簡単に報酬ザックザクだ」

 

「それはいいのだけれど、良かったの?難易度最高にして」

 

「別に問題ない、どんなゲームか知ってるし」

 

「「「えっ!?」」」

 

俺の言葉に驚く女性陣。

 

「やっぱりか。グライアイ倒して合流したときに、『これは勝った』とか言ってたからな」

 

「どうして知ってるの?」

 

「クラーケン倒して合流までに時間があったから脅迫(情報収集)した」

 

「(えげつないわね)」

 

「(えげつないのですよ)」

 

「(ほんとに、えげつない)」

 

「「「(クラーケンに同情するわ)」」」

 

女性陣がクラーケンを哀れんでいる気がするのは気のせいだろ。




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