問題児たちが異世界から来るそうですよ?~箱庭に訪れる冬~ 作:bliz
それでは、本編をどうぞ!
次の日の朝、出発前のノーネームでは一騒動起こっていた。昨日の夜から十六夜のヘッドホンがなくなっているのだ。
「ほんとにどこにもないのか?」
「ああ、本拠中探し回ったが見つからねえ」
「となると、持ち去られたか、後は……」
「それは止めとけ。俺も考えたが動機がねえ。それに、俺が風呂に入ってる間はアリバイがあるだろうが」
「……だよな。で、ほんとにいいのか譲って?」
「お前の呼んだ奴が来たら行けるんだろ? なら、それまで待てばいいだけの話だろ」
ノーネーム総出で探したがヘッドホンは見つからず、十六夜が耀に参加する権利を譲ったのだ。
「そういうことだ。譲るんだから俺が行くまでにちゃんと成果を出してこいよ春日部?」
「うん!」
「しっかし、慣れないなその見た目」
「こうでもしとかないと押さえられねえんだから仕方ないだろ」
今の十六夜はヘッドホンの代わりにヘアバンドを使って髪を押さえている。ヘッドホンをしていないだけだが、かなり新鮮な感じがする。
「誰が来るかは聞いてないけど、俺の名前を出すように言ってあるから」
「つまりそれ以外が来たら追い返せと?」
「時と場合によるけどな。どうせその場合は投石とかで挨拶するんだろ?」
「ヤハハ、否定できねえな」
「それでは、出発するのですよ!」
俺達は黒ウサギを先頭に歩き出し、しばらくして境界門がある広場に到着する。そこには人が集まっていていた。
「やっぱ、境界門は重要な移動手段なんだな」
「YES! 箱庭は広い上に瞬間移動のギフトは貴重ですからね」
「それなら、尚更早くあの彫像を取り除かないといけないわね」
飛鳥が見ている方向には門柱にあしらわれた虎の彫像があった。
「そっか、前はガルドだったね」
「取り除いたら次は何にするんだ?」
「もちろん、ジン君の彫像に決まってるじゃない。銅像みたいなのもあると完璧ね」
「何言ってるんですか!!」
「こんな感じか?」
俺は手のひらサイズの氷像を作り上げる。
「あら、いいわね。どうせならこれ売りましょうか」
「お、いいなそれ。それなら、ついでに黒ウサギを」
「売りに出そう」
「何でそうなるんですか!!」
「だって、バカみたいな金額で買いそうな変態
もいるし……」
「……いるね」
「……いるわね」
「……否定できないのですよ」
「……僕も否定できません」
俺達は某白い変態ロリ夜叉を思い浮かべる。昨日のことがあったせいか、白夜叉に対する評価が
変態で確定しているのは俺だけではないようだ。
「さて、そろそろ時間じゃないか?」
「皆さん、外門のナンバープレートはちゃんと持ってますか?」
「ええ」
「大丈夫」
「俺別ルートあるし」
「吹雪さん!? それどいうことですか!?」
「いや、ちょっとしたコネ」
実を言うと、試練のことなどは皆に伝えてあるがネージュグラースのリーダーをしていることはノーネームでは耀以外は知らない。バラすなら面白くなりそうなタイミングがいいのでその機会を待つことにしているのだ。
「お、起動したな。それじゃあ行きますか」
境界門を抜けると目の前に巨大な樹と水飛沫を上げる大瀑布が目に映る。北側のように建造物が多いわけではなく、大自然がありのままに存在していて見ていてその凄さに圧倒される。下を見てみると木の幹から大量の水が放出されている。
「あれ自体が巨大な水樹なのか……」
「YES。十六夜さんのもらってきた水樹の苗も元はあの樹です」
「吹雪、飛鳥、下に水晶の水路があるよ!」
「……あれ、あのガラス北で見たような」
「春日部さん、上に幻獣がいるわよ」
飛鳥が指差した方向を見てみると何十羽もの角を生やした鳥が飛んでいた。
「あの角は鹿の角……だったらあれはペリュドンかな」
「どんな幻獣なの?」
「ペリュドンは殺人種なんだ。先天的に影に呪いを持っていて、それを解くためには人を殺さないといけないの」
『よく知っているな。友よ』
「久しぶり。此処が故郷だったんだ」
風を巻き起こしながら俺達の横にグリフォンが降り立つ。耀の言っていることから考えると白夜叉と初めてゲームをしたときのあのグリフォンだろう。そして、耀の知識はネージュグラースにあった幻獣の本を借りていった中に書いてあったものだろう。
『久しぶりだな。箱庭の貴族と友の友よ』
「YES!お久しぶりなのです!」
「久しぶり……でいいのか?」
「流れ的にそうだと思うけれど……」
俺達は話の流れを読んで挨拶をする。他の種族の言っていることがわかることの利点が改めてよくわかる。
『ペリュドン共め。収穫祭中は外門に近づくなとあれほど警告したのに、よほど人が殺したいらしいな』
「普段からあんな感じなの?」
『いや、普段はあんなにはいない。今は収穫祭で人が多いからチャンスを待っているのだろう。再三の警告に従わないのなら……今晩はペリュドンの串焼きをご馳走することになりそうだな』
「そうなんだ……」
「ん? 何の話なんだ?」
「ペリュドンが警告に従わないなら、今晩に串焼きになるかも、だって」
「へぇ……その警告って実力で脅すのってありか?」
『別に問題ないが』
「大丈夫だって」
「それじゃあ……」
俺は弓を手に持ち、周囲に同じようにいくつも弓を浮かべていく。
「耀、ざっくり何匹ぐらいだ?」
「ちょっと待ってね………三十ってところかな」
俺は回りに弓を三十個浮かべ、それぞれが別々のペリュドンを狙うようにする。
「一匹落として、他を掠めればいい脅しになるだろ。……あ、あれもおまけしといてやろう」
俺は手に持っている止まっている弓でペリュドンを狙い、手榴弾を用意する。
「よし、準備OK。それじゃあ……くらえっ!」
弓が一斉に放たれ、それらは狙い通りに一匹を仕留め他を掠める。
「後はダメ押しだ……こいつもくらっとけ!」
俺は火をつけた手榴弾をペリュドンの群れに向かって飛ばす。ちなみに、これは十六夜相手に使った自重の欠片もない物だ。
手榴弾が爆発して辺りに爆音が鳴り響き、近くにいた人は一斉に空を見上げる。
「……やっべ、周りの人が驚くこと考えてなかった」
炎が収まると、そこにはペリュドンの姿は見られなかった。落ちたか爆風でふきとばされたかのどちかだろう。
「……吹雪さん」
呼ばれて振り返ってみると、そこには下を向いてぷるぷると震えている黒ウサギがいた。
「少しは自重しなさい。このお馬鹿様ぁぁぁ!」
顔を上げた黒ウサギのハリセンが俺にヒットする。
「黒ウサギ、せめて考えてたことを聞いてからにしてくれよ」
「ちなみに何を考えたんですか」
「弓とかの操作精度の確認が二割、手榴弾のテストが二割、残りの六割は気分だ」
「半分以上気分じゃないですか!」
もう一度黒ウサギのハリセンがほとばしる。ほんとに身体性能の無駄使いだと思う。
「黒ウサギ、その辺にしときなさい。気分でやってしまうのは誰にでもあることよ」
「そうだよ、黒ウサギ」
「お二人ならそうでしょうね!!」
『何にせよ、ペリュドン共はいなくなったのだ。礼と言っては何だが、私が街まで送っていこう』
「本当でこざいますか!?」
急に黒ウサギが喜びの声を上げる。言葉がわからない俺達には何かいいことがあっことぐらいしか推測できない。
「何があったんだ、アホウサギ?」
「背に乗せて街まで送っていただくことになりました」
「ありがとう。よかったら名前を聞いてもいい?」
『無論だ。私はグリーと呼ばれている。そう呼んでくれ』
「皆、名前はグリーだって」
耀は俺達の方を向き、手で示しながら紹介していく。
「それでこっちから、吹雪、飛鳥、ジン」
『吹雪に飛鳥にジンか。覚えておこう』
グリーがこちらに背を向け、俺達に乗るように促し、それに従って黒ウサギ達が乗っていく。
「吹雪は乗らないの?」
最後の飛鳥が乗り終わっても動かない俺を見て耀が首を傾げる。
「俺はこいつで行く」
俺が言うとそこには今までいなかった白い狼が現れる。大きさはグリーと同じぐらいだ。
急に現れた狼を見て皆が驚く。
「吹雪、この狼はどこから出てきたの?」
「ギフトカードから」
「いつの間に知り合ったの?」
「知り合ったというか……触ってみたらわかるぞ。少し分かりやすくするけど」
耀は狼に近づいてき、そっと触れる。その感覚に耀は驚く。
「……冷たい。それに白いってことは……雪?」
「その通り。限りなく本物に近い動く雪だるまだと思ってくれて問題ない。毛並みとかもできるだけ本物に近づけてある」
これは前にヘルさんに相談した自律行動する雪像だ。試練をクリアしてから出来るようになったので、ヘルさんの推測通り、俺が今まで出来なかったのはギフトに制限がかかっていたからだろう。
「下を走っていくの?」
「その辺も問題ない。ちゃんと一緒に行けるし、行こうぜ。そんじゃ、頼むぜ」
俺の声に応え狼が唸る。
俺が狼に跨がると狼は空に向かって走りだし、耀とグリーがそれを追いかけるようにやって来る。
『あの狼は一体どうやって空を飛んでいるのだ』
「私も気になる。吹雪、どういうことなの?」
「厳密に言えばこいつは飛んでない。そう見えてるだけだ。足の裏に雪で足場を作ってそれの上を走ってる」
「なるほどね」
そう言っている間にグリー達に追い付かれる。
「吹雪、乗ってみていい?」
「いいぞ。落ちても飛べるだろうけど一応掴まっとけよ?」
「う、うん」
耀は顔を赤くしながら俺に抱きついてくる。……狼に掴まっとけって意味で言ったとか今更言えない。
(吹雪の背中……大きくて、暖かくて……ずっとこうしててもいいなぁ…………やっぱり、私吹雪のこと意識してるのかな?)
「耀、もうすぐ着くぞ?」
少ししてから俺が声をかけると、耀がハッとなる。今まで何か考え事をしていたのだろうか。
「……あ、そうだね。吹雪、また乗せてもらってもいい?」
「もちろん。言ってもらえればいつでもいいぞ。……っと、着いたな」
街に着き、俺達はそれぞれ背中から降りる。
「グリー、送ってくれてありがとね」
『気にするな。私はこれからペリュドン共に警告をしに行く。恐らく近づいてこないだろうがな。耀達はアンダーウッドを楽しんでいってくれ』
「うん。わかった」
グリー翼を広げて飛び立ち、俺達が歩き出そうとすると上から声を掛けられる。
「あー! 誰かと思ったらお前、耀じゃん!」
上を見ると、そこには窓から身を乗り出しているアーシャとジャックの姿があった。少しして二人が窓から飛び降りる。
「ジャック、売り上げの方はどうだ?」
「ヤホホ、好調ですよ。例のあれも順調な売れ行きですので増量中ですよ」
「なら良かった。それじゃあこの後も任せていいか?」
「勿論です。お任せください」
話が終わり耀達の方に加わると、収穫祭のメインゲームについて話していた。
「水上レースねぇ……俺だけである程度なら無双できるんじゃね?」
そこにいた全員がえっ?という表情になる。
「だって水路凍らせたら勝ちだろ? 勝つための最善の方法は何か。それは相手を進ませないことだろ。黒ウサギ、これの禁止ってルールに書いてるのか?」
「流石にそこまでは想定されてないかと……」
「やっぱり吹雪は敵に回したくない。やることがえげつない。どうせそれ以外もいくつかやるんでしょ?」
「勿論。やるからには徹底的にやるけど、そこまでか? 」
「「「うん(ええ)(はい)」」」
耀、飛鳥、黒ウサギに声を揃えて返される。そんなにえげつないことやってるのか?
「それにしても、ここは凄いところだね。北側とはかなり雰囲気が違って自然がたくさんある」
「ええ。それでも、水路にあった水晶を北側で見た気がするけど気のせいかしら? 」
「いえ、間違いではありませんよ。あの水晶は北側の技術ですよ。現在、
「なあ、立ち話もなんだし移動しないか? 主催者に挨拶に行くんだろ?」
「ヤホホ、ご一緒させていただいても?」
「勿論なのですよ!」
荷物を置いた俺達は収穫祭本陣営にある螺旋階段を登っていた。流石は祭りと言うべきなのか辺りにはたくさんの出店が立ち並んでいた。
「……黒ウサギ、あの店で売ってる白牛の焼きたてチーズって美味し」
「美味しそうだとしても、買うなら後にしてくださいね」
「いよね」
「いつの間に買ってきたんですか!? 流石に耀さんだけ…………」
耀しか買っていないことを確かめようとした黒ウサギの視線は俺を捉えたまま離さない。
「…………吹雪さん。いつの間にそんなに大量に買ってきたんですか!?」
黒ウサギの視線の先には大量に積まれた食べ物の山があった。
「どうやってそんなに大量に買ってきたんですか!? 普通じゃありえないでしょう!!」
「俺は買いに行ってないぞ? 」
「へ? それじゃあ一体誰が……」
「こいつらに行かせた」
そこにはさっきよりもかなりサイズの小さくなった狼達がいた。
「金を持たせて首に『おすすめをください』って書いた紙を下げて行かせた」
「ギフトの使い方それであってるんですか!?」
「大丈夫だ。問題ない」
凄くフラグが立ちそうな発言だが気にしない。
「吹雪さん、それ全部食べるんですか? 流石に挨拶に行くのに食べ物を持っては……」
「それこそ問題ない。ほら」
俺が指差すと、そこには三分の一程が無くなった山があった。
「耀も食べてるから。まあ、残ってもギフトカードにしまっとくから気にするな」
「そ、そうですか」
「ねえ、黒ウサギ。この樹の高さってどれくらいなのかしら」
「全長五百メートルと聞いております。黒ウサギ達が向かうのはその中程です」
つまりは二百五十メートル。このまま階段を登っていくのかと考えるとかなりめんどくさい。
そうなると考えることは一つで。
「「黒ウサギ、空行ってショートカットしてくる」」
どうやら耀も同じことを考えていたらしい。
「ヤホホ! 本陣まではエレベーターがありますからすぐに着きますよ」
ジャックの案内に着いていくとそこには木で出来たボックスがあった。
「これが南のエレベーターか。電気が通ってるわけはないし……片方を下げてもう片方を上げるのか?」
「その通りです。反対の空箱に注水して引き上げます。そこにあるベルを二回鳴らしてください」
「わかった」
言われた通りに耀がベルを鳴らすとエレベーターが上昇し始める。エレベーターは数分で目的の高さに達し、扉が開くとそこには木造の通路があった。
「黒ウサギ、旗が七枚あるけど、連盟に参加しているコミュニティの数は七つなの?」
耀が指差した先には七枚の旗が飾られていた。
「違いますね。真ん中の大きな旗が連盟の旗印、周りの少し小さな旗が連盟に参加しているコミュニティの物ですね。参加している六つが、一本角、二翼、三本の尾、四本足、五爪、六本傷ですね」
「黒ウサギ、連盟のメリットって何なのかしら?」
「もし、連盟の中のコミュニティの一つが魔王に襲われた時、他の連盟のコミュニティがそのゲームに参戦できること。だろ?」
「YES。まあ、参戦するかどうかはコミュニティの判断に委ねられますので確実なものではありませんが」
俺達が話している間にジャックとジン君は受付に行っていた。
「ウィル・オ・ウィスプのジャックとアーシャです」
「ノーネームのジン=ラッセルです」
「はい。ウィル・オ・ウィスプとノーネームの……あ、」
受付をしていた樹霊の少女は顔を上げて俺達の顔を確認していき、飛鳥の所でその視線を留める。
「もしやノーネームの久遠飛鳥様でしょうか?」
「ええ。そうだけど」
「私は火龍誕生祭に参加していたアンダーウッドのコミュニティの樹霊の一人です。飛鳥様には弟を助けて頂いたとお聞きしたのですが……」
飛鳥は少し思い出すような素振りを見せた後、少女に確認を取る。
「もしかして、白い巨人に襲われかけたと言っていたのかしら?」
「はい」
「わかったわ、あの時の子ね」
「やはりそうでしたか。その節は弟の命を助けて頂きありがとうございました」
「いえ、人を助けるのは当然のことよ。それなら、招待状をくれたのは貴女達なのかしら?」
「はい。
「サラ……」
「ドルトレイク?」
前に聞いたことのある名前が出てきて俺達は首をかしげる。
「確かサラマンドラのサンドラも同じ名前じゃなかったか?」
「え、ええ。サンドラの姉の長女のサラ様です。まさか南側に来ていたなんて……」
「久しいなジン」
背後から声がしたので、俺達はその方向に振り返る。その瞬間熱風が吹き、空から女性が降りてくる。その服装は南側の景観にあった軽装だ。
その頭上には二本の龍角があり、それを見るだけでかなりの実力を持っていることが伺える。
「サ、サラ様!」
どうやらこの人が話に出てきていたサラらしい。
「受付ご苦労だな、キリノ。中には私がいるからお前は遊んでくるといい」
「え? で、でも私が此処を離れたら挨拶に来られた参加者が、」
「私が中にいると言っただろう? それに、前夜祭から参加するコミュニティは大方出そろった。お前も他の幼子同様、収穫祭を楽しんで来い」
「は、はい……!」
キリノと呼ばれた少女は顔を明るくさせて俺達に向かって礼をすると収穫祭へと向かっていった。
「ようこそ、ノーネームとウィル・オ・ウィスプ。下層で噂の両コミュニティを招くことが出来、その上上層からの参加もあるときて、私も鼻高々といったところだ」
「上層からでごさいますか?」
「ああ。五桁のコミュニティから参加の旨を伝える手紙が来た。確か四つだったはず」
「……四つってことは」
その事を聞いた耀が俺の方を見てくる。言いたいことはそれが俺と玲華達じゃないか?というところだろう。実際その通りである。
俺は黒ウサギ達に気づかれないようにジェスチャーをして耀にそのことを黙っておいてもらう。
「さて、立ち話もなんだ。皆、中に入れ。茶でも淹れよう」
俺達は本陣の中に入っていったサラに続き部屋の中に入った。
前の話で投稿ペースが月一ぐらいになると言っていましたが、今回の話を区切りに受験勉強に本格的に集中したいので、更に遅くなると思います。
もしかすると、受験が終わるまで投稿しないかもしれないです。まあ、気分転換に書いて投稿するのが否定できないですが(オイ)
それでは、今回も読んでいただきありがとうございました。感想、評価よろしくお願いします。