忌み子の名を持つ異世界勇者   作:晴風 翠

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どうもこんにちは、グラfightと申す者です。この度勇者であるシリーズのお話を書く事にしました。文章などおかしな所が多数あると思いますが暖かい目で見てやってください。
それではプロローグスタート!!



転生しちゃった!

 2019年某日朝の通学路を走る少女がいた。その少女はいつも通り学校に向かっていたのだが……

 

 キキィー! 

 

 1つだけいつも通りでは無い事があった。

 

「……どこ?」

 

 どうもー私「紫吹千景」(しぶきちかげ)府内の高校に通うJKデスっ! 先程、信号無視の車に轢かれまして目が覚めるとこの目の前に大きい木がある謎の空間にいました。

 

「目が覚めたようだな」

 

 声がする方を向いてみると……【青い鳥】と【薄ピンクの牛】が私の前でふよふよと浮かんでいた。

 

「えっと~ちょっと待って」

 

 え?どゆこと?【アレ】が話しかけてきたの?てゆーか何か知ってるんだけど!?もしかしてあの2匹って……

 

「お待たせしました。それで私のような一般人に【初代勇者】様が何の御用でしょうか?」

 

「私達のこと知ってるんだ!」

 

 そう私は知っている、この2匹……いやこの人達は私が好きだったラノベのキャラで未知なる敵と戦った【勇者】だった。

 

「そんなに畏まらなくて大丈夫だ。そもそも君は私達より年上だろ?」

 

 そうなんですけどね?やっぱ尊敬する人には敬いをもって話さないと。

 

「いえいえ貴女の生き様はたっぷりと見せて頂いてます」

 

「それも君らの世界では創作物なんだがな……」

 

 その言葉を聞いて少し胸が痛くなった。確かにあの二人からしたら現実だけど、私からしたらそれは本の中の出来事なのだから。

 

「まぁその話は置いておいて、ここからが本題だ」

 

「私達の事を知ってるなら神世紀の事も知ってるよね?」

 

 神世紀、それは西暦より300年後の時代。正しくは西暦2019年からが神世紀歴の始まりなのだけれど。その時代でも戦いは終わらなかった。いや、終わらなかったってのはちょっと違うかな? 正しく言うなら再び始まったと言うべきか。まぁ取り敢えずまだ決着がついていない。

 

「はい、もしかして話って私に神世紀に行けと?」

 

「あぁ、察しが良くて助かる」

 

 青い鳥【乃木若葉】は私の言葉を肯定した。さらに続けてピンクの牛【高嶋友奈】が話を繋げる。

 

「あなたには神世紀に行ってあの子達に真実を告げて欲しいの」

 

「真実?それは満開そしてこの世界そのものの?」

 

「うん」と、さらに言葉を肯定する。その2つの事を話すという事は戦えなくなる者もいるはずそれなのに何故……? 

 

「真実を告げてしまえば今代の勇者は絶望するだろう」

 

 若葉さんは私の心を読んだかのように話し始める。

 

「しかし、私は使った後になって知って後悔するより初めから知って使ってもらった方が良いと思っている」

 

 それは、恐らく希望を砕かれて精神が壊れない様にする為なんだと思う。私自身もその意見には賛成だった。

 

「そしてもう1つ、あなたにもお役目に参加して欲しいの。勿論危険な事だとは分かっているけど私の【友達】と同じ名前のあなたなら必ず成し遂げてくれるって信じてるから」

 

 友達と同じ名前か……。確かにこの名前を本で見た時私はとてもその子に感情移入が出来た。それはその子と私が同じ名前だからだったかもしれない。完成されたモノだから変える事は出来ない。それでも助けてあげたいと何度も思った。

 

「分かりました貴女方のお願い引き受けましょう!けど1つこちらからもお願いがあります」

 

「なんだ?私たちに出来ることなら何でも言ってくれ」

 

「私を【乃木園子】の所に送ってください」

 

 そう、真実を伝えるにはあの少女から直々に了承を得たい。だからこのお願いをしたんだ。

 

「そんな事でいいのか?」

 

 若葉さんが聞き返して来るが私は首縦に振り返事をした。

 

「分かった。ではお役目に使う武器を我々から与えよう。私からは【生太刀】を」

 

 そう言って若葉さんから渡されたのは白い鞘の日本刀だった。その刀はかつて若葉さんが使っていた刀で人類の敵【バーテックス】を屠ることが出来る武器1つ。

 

「そして私からは【天の逆手】をあげるね!」

 

 そして友奈さんからは手甲を渡された。確か天の逆手は呪術の一種でこの世界では手甲として形を残している。

 

「ありがとうございます!」

 

「あとこれも持って行ってやってくれないか?」

 

 そう言って渡されたのは刃の部分が折りたたまれている大鎌だった。

 

「これって【大葉刈】ですか?」

 

 大葉刈はかつての勇者が使っていた大鎌。そしてその持ち主というのが【郡千景】という少女だった。

 

「何で大葉刈まで?」

 

「それはね!私がお願いしたからなんだ」

 

 私にコイツを持たせようとしてたのは友奈さんだった。

 

「ぐんちゃんと同じ名前だからかな?何か意識しちゃって」

 

「成程……分かりました3つとも使いこなしてみせますよ!」

 

 私は3つの武器を受け取った。するとスマホが光だし武器が吸い込まれていった。画面を見てみるとそこには今まで無かったはずのアプリが入っていた。

 

「これは勇者専用アプリ?」

 

 新しく入っていたアプリをある程度操作して機能を確認したらスマホを閉じポケットの中にいれた。

 

「準備は済んだか?」

 

「はい。ではお願いします」

 

 準備といってもさっきしたアプリの確認ぐらいだったのでスグに終わった。

 

「では、飛ばすぞ」

 

 そう言うと何も無い空間からゲートのようなものが現れそこには先程まで動物の姿だった2人は人の姿になって立っていた。

 

「では、行ってきます!!」

 

「あぁよろしく頼んだぞ」

 

「無事に帰ってきてねー!!」

 

 2人の送り出しを見ながら手を振ってゲートを潜った。

 

 今、ここから異世界から召喚された少女の勇者生活が始まった。




どうだったでしょうか?多機能フォームの使い方がイマイチ分からず四苦八苦しましたが何とか書き上げる事に成功しました。一応見直しはしていますが変な隙間や誤字脱字などがありましたらご報告くれると助かります。また、感想やご意見もくださるとコチラのモチベも上がりますのでどうぞよろしくお願いします。では次回またお会いしましょう。
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