桜の木の記憶   作:橘和人

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初めまして橘和人やで。よろしくな(とある作者のサブ垢)。


のんびりと書くので投稿頻度は少ないぞ。


こっちでは、本垢で没になった(投稿までいかなかった)作品を上げていこうと考えているから見る人は少ないと思う。だから投稿頻度少なくていいよな?(((圧


まぁ読む人が極端に少なすぎたり、変なアンチさんが来たりしたら、作品消すのでそこんところよろしく!


第一話

「お兄ちゃん、今日も早めに帰ってきてね!」

 

「おう、わかってるよ」

 

 

小学4年生の春休みに俺、比企谷八幡はある場所に行くようになっていた。それは、家から自転車で15分くらいの場所にある神社である。住宅街から少し離れたところにあり、人もあまり居なく祭りの日くらいにしか人は集まらない。

 

なぜ、インドアだった俺がこのような場所に行き来するかというと、簡単に言えば現実逃避をしたいから。

 

1月のある日、同じクラスの女子生徒をいじめから助けたら、次の週から俺がターゲットになっていた。なぜかって?それは、いじめをしていた主犯格が俺のした行動にイラついて、親に言い、その後先生に呼び出されて怒られるという、簡単に言えば、主犯格の親の圧力がかかったのだ。まぁ、2月のはじめくらいに親が警察になぜか捕まって千葉から出て行っちゃったけどね。主犯格が居なくなったから学校には居やすくなって現実逃避はしなくてもいいようになった。けど、この木の下に座ると心が洗われる気がするんだよな。だからいじめが無くなってもここに週3くらいで来てる。

 

お、考え事してたらもう着いてしまった。まぁ早く着いても問題ないんだけどね・・・。ここの日根さんっていう神主さんも優しいしお手伝いしたらお菓子くれるからここに来るのが楽しいんだよね。まるで別世界に来た感じになる・・・

 

 

「お、八幡か?おはようさん」

 

「おはようございます!日根さん!!!」

 

「いつもと同じで元気やな。・・・あ、そうや。今日もいつもの掃除お願いな」

 

「わかりました。箒借りますね」

 

「すまんないつもやってくれて・・・。家の中おるから掃除終わったら言ってな。お菓子だしたるさかいに」

 

「はーい!」

 

 

俺は大体ここに来ると、まず箒で境内の中を掃除し、終わったら神社の隣にある山田さんの家に行って報告して、その後お菓子をもらって木の下で食べる。これを毎週繰り返している。今の俺にとっての最大の楽しみがこの神社に来ることだ。

 

掃除はあっという間に終わったので、すぐに日根さんのところに行く。

 

「お邪魔しまーす。日根さんー!掃除終わりましたよ」

 

「ん?もうそんな時間か・・・オッケー、じゃあこれ今日のお菓子な。そこの桜の木の下で食ってきな」

 

「ありがとうございます・・・。」

 

 

よし、今日も無事に掃除も終わったし本題の桜の木のところに行くとしますか。誰もいない俺の世界へ!

・・・・・と思ってたが、いつもの桜の木に行くとそこには先客がいた。俺と同学年っぽい女の子が桜の木の下で寝転がっていた。そして向こうも人の存在に気付いたのか急に目を開けた。

 

「・・・」

 

「・・・」

 

 

人が来るとは思ってもみなかったのだろう。目を開けて数秒後突然大声を出して俺が来た道に逃げて行った。

「キャー――――!ふ、ふ不審者ぁぁぁーーー」

 

「」

 

 

そんなに怖いか、俺の目・・・。初めて会う子に不審者呼ばわりって八幡泣くぞ・・・

と、心で思いながら桜の木の下に座ってお菓子を食べてると、さっきの女の子と日根さんが来た。

 

「不審者が、不審者が木の下にいるよ・・・」

 

「どこにおるんや?不審者は・・・・って八幡じゃねえか。びっくりさせんな南。」

 

「え、おじいちゃんの知り合いなの?あの目がやばい人が。」

 

「南、相手が嫌になる言葉は発するな。もし暴言じゃない言葉だとしても、相手を気づかないうちに傷つけてしまうこともあるんじゃ。もし気づかずに相手に嫌がる言葉を言いまくっていたら、相手の傷が広がっていき後戻りできないところまで行って、お前自身が後悔することになるんじゃぞ?」

 

 

なるほど、日根さんの孫なのか。南って呼ばれてたな。ふーん・・・ていうか目の前で説教みたいなの始めないでくださいよ、俺めっちゃ居ずらいんだけど・・・。あと目がやばいって言葉で俺は傷つかないよ?1月の下旬くらいにそれ以上のこと言われ続けたしね。

静かにしてほしいから少し止めるか・・・

 

「日根さん、もうお説教はいいんじゃないですか?俺は別にそんなことで傷つかないですよ。お孫さんも思ったこと言ったまでですし。」

 

早くここでのんびりとしたいんで静かになってほしい

 

 

 

「ん、そうか・・・じゃあ夕飯のときに説教の続きをするか。・・・今度は八幡の番だな」

 

 

ありゃ、夕飯のときも説教されるのね。お孫さん可哀そうに。・・・・・んん?俺に説教?なぜ?

 

「どういうことですか?俺説教されること言ってませんしやってませんよ?早くここでのんびりしたいんですが」

 

「説教じゃないぞ?・・・・今から儂が言う質問に答えて欲しかったんじゃがの」

 

 

なんだ・・・そんなことか。

 

「あー、質問くらいならいいですよ」

 

 

「そうか、良かった・・・・。ちょっと嫌な質問かもしれんが、答えれる範囲でいい。八幡は目がやばい人と言われて『そんなことで傷つかない』と言いおったが、その言い方だとそれ以上のことを言われたことがあるってことじゃろ?その言葉を教えてほしい」

 

「???」

 

なぜそんなことを聞くんだろうか、この人は。まったく関係なくね・・・。今までの話でそんなこと出てないけど、なぜそんなことを気になるのだろうか。まぁこの質問だけっぽいから答えるか

 

「別に教えますけど、聞いてて嫌な気持ちになると思いますよ?俺は耐性があるからいいと思いますけど、お孫さんには重いと思うんで聞かない方がいいですよ?」

 

 

「・・・大丈夫だ。何事も経験だ。まず、八幡がいけるんだから南もいけるさ」

 

 

いや、どんな経験だよ。・・・あと俺がいけるから孫もいけるってどんな理屈だよ。まぁ時間ももったいないし言うか

 

「はぁ、じゃあ言いますよ?俺が言われたことがある嫌だなぁと感じた言葉は、『比企谷菌』『あっちいって』『こっち来ないで』『死んじゃえば』『なんで生きてんの』とかですかね?他にもあったんですけど、多すぎて思い出すことできませんでした。」

 

 

「」

 

「・・・・すまん八幡。思っていた倍以上きついじゃねえか。すまない、辛いことを思い出させて言わせるとか俺は人間失格だな・・・」

 

 

「日根さんは悪くないですよ。こういうこと言われる俺が悪いんですから。・・・ていうかお孫さん大丈夫ですか?さっきから静かですけど」

 

 

「大丈夫だ。ただ単に驚いて固まっているだけじゃよ。それより八幡、儂から少しアドバイスっぽいのを送ろうか」

 

 

「アドバイス?・・・要らないです」

 

 

「・・・じゃあ今から言うのは儂の独り言だから反応しなくていいからの」

 

 

それほぼ聞けってことじゃねえか。拒否した意味ねぇー。

 

 

「儂の憶測だがな、前の話を聞いてまとめたんじゃが、いじめの主犯格がいなくなっても悪口が終わらないのってお前さんが違う悪い噂を周りに広げているんじゃないか?まぁどんな理由でそんなことをしてるか分からないが、その理由で多分まだ悪口がお前さんに集中しちゃってるんじゃな。本当はそういうの今すぐやめてほしいんじゃが、多分八幡はやめないじゃろ。・・・・でもな、もしどんなに悪口を言われても絶対に悪口に慣れてはいけないぞ。言われ慣れたらな、感覚が麻痺ってしまって色々と手遅れになるんじゃ。・・・八幡は話を聞く限り、多分もうすぐで限界が来てしまうほど慣れてしまっているな?ではこうしよう。八幡のご両親がOKを出すなら、八幡と南を許嫁にしよう。」

 

 

「「は・・・?」」

 

 

日根さんの言ってることは、・・・まぁほぼ合ってる。だが、俺のことをあまり知らないのに『やめないじゃろ』とか知ってる風に言わないでくれ。

 

と思いながらも、9割以上合ってるので反論できないでずっと聞いていると、今までの会話の内容を全部吹き飛ばす発言をしてくれた。

はぁ?日根さんのお孫さんと俺を許嫁関係にする?どうゆうことだってばよ。つーか話が急展開すぎるだろ・・・・どこに許嫁の要素があったんだ?まず、初対面なのにこんな目の腐った俺の許嫁にするか普通。お孫さんが可哀そうになってきた。ていうか俺が孫だったら、話を聞いた瞬間に逃げる。

 

よし、お孫さんのためにも断ろう

 




つーか話変なとこで終わっちゃったね・・・ごめんね?
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