E組への転入、当日、真也は遅刻した。
『あぁ、遅刻した〜・・まぁでも焦る事は無いか…』
真也は遅刻したにも関わらず焦らずのんびりとE組校舎へ足を運ぶ、そして教室の前迄着くと、ドアを普通に開けて中に入り、空いていた席に何事も無かった様に座った。
「「え〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」
クラスの皆は打ち合わせでもしたかのように息ピッタリに、唐突に現れた真也に対して驚いた。
『Wow…息ピッタじゃん、・・打ち合わせでもしてたの?』
呑気に反応し応える真也。
教卓の上にいた、タコ見たいな生物が触手をヌルヌルさせながら口を開いた。
「初日から遅刻とはいけませんねぇ〜、波風真也さん…」
『えと、・・貴方が担任?、へぇ〜E組の担任が面白いって聞いてわざわざ理事長先生に自分からこっちに行きたいって言ったのは間違いじゃあなかった見たいだねぇ、・・その触手は何の為にあるんですか?、もしかしてそれを使ってイヤらしい事をするのが目的とか?・・、まぁそれは置いといて、・・・退屈しないよね?・・この教室は……』
「退屈はさせませんよ、・・真也さん…」
真也は、自分の前にいる先生を試すかのような事を言う、そしてそれに対してその生物は余裕の態度を崩さずに物怖じ無く答えた。
その後真也は自己紹介を始めた。
『僕は波風真也、・・もとA組で、こっちに来たのはさっきも言ったように理事長先生とお話して、この教室への移動が決まった、・・そんな感じかな…まぁてなわけで宜しく……』
真也の自己紹介を終えると、クラスの皆から質問が飛び交うのは言うまでもなかった。
その後、体育の時間になり、烏間先生と言う男の人と一体一でちょっとした能力無しの模擬戦の様なのが行われた。
「君の事は、前に一度見た事がある、我々防衛省の方から声をかけようと思ったが、その前にこっちに来てくれるとは、助かる…」
『やっぱ、見てたんだ、烏間さん・・見逃してくれる?、後・・防衛省の人間なのは最初から分かってたよ・・・、だって、僕に気付かれないように気配を消して身を隠してたしね……』
「バレバレだったわけか・・さて、始めるか…」
『そうですねぇ、始めましょうか・・・烏間さん……』
2人はちょっとした会話を始めたと思ったら、それは直ぐに終わり、模擬戦が開始された。
真也と烏間の攻防戦はそれはもう、次元が違っていた、クラスメイトの全員が目では追えない程の戦闘だった。
しかし、真也の方は余裕の態度も表情も一切崩さずに戦っているのに対して、烏間は表情も苦いものになって来ており、徐々に押される。
そして烏間は気付けば地面に倒れていた。
『流石防衛省の人間ですねぇ、凄く強かったよ・・』(本当に異常な程強いな烏間さん・・・これで人間なのは驚きだ……)
真也は内心、烏間の事をかなり評価していた。
そして、体育の時間は、この模擬戦後、各自の長所を見付けると言うのを課題に進められた。
この日の授業は全て終え、放課後になり、真也は帰ろうと教室を出ようとした時、後ろから潮田渚に声を掛けられ、足を止めて振り向いた。
「ねぇ!」
『ん?何かな?、潮田君』
渚は、頬を赤く染めながら、恥ずかしそうに口を開く。
「一緒に・・//・・・僕と一緒に帰らない!///」
頬を赤く染めて、勇気を振り絞って恥ずかしさも混じりながら渚は真也に一緒に帰らないかと言った。
『潮田君が良いなら、僕は良いよ、それにまぁ一人で帰るのも味気無いしね…』
真也は一人で帰るより、せっかく知り合ったクラスメイトと帰った方が面白い、それと親睦も深められると思い、渚と一緒に帰宅する事にした。
帰り道、渚と2人で一緒に帰宅していると、ちょっとしたトラブルに巻き込まれてしまった。
そのトラブルは銀行強盗で、女子中学生達を金属バットやらナイフを翳し、脅して、その場を逃走しようとしていた場面だった。
そして、銀行強盗の1人が真也と渚に気付き、バッドを振り下ろしてこっちに走って襲って来た。
渚は、思わず、後退りそのまんまお尻から転んでしまった、しかし、真也は冷静にバッドを振り下ろすその瞬間を待って、そのギリギリで避けた。
自分の方に痛みが襲って来ないと思った渚は防いでた手を下ろすと、そこには既に振り下ろされているバッドとそれを避けた後の真也が立っていた。
強盗は、バッドを避けられた事に冷や汗をかきつつ、苛立ちを覚えたのか、真也に当たるまで振り回し続けた。
真也は全て避けきり、強盗の隙を付いて背後に周り首筋にチョップを決めると、そのまんま気絶させられていた。
すると、その場にいた強盗は、女子中学生達を無視して全員一気に真也の方へ襲いかかって来た。
しかし、強盗達は真也に触れること無く秒殺された。
助けられた女子中学生達は、真也の前に立ち、口を開いた。
「あの、先程はありがとうございます!」
頭の上に花飾りを被った女の子が頭を下げてお礼を言った。
それに続いて、整った顔付きをした可愛い黒髪のストレートの女の子もお礼を言う。
「ありがどうございます!」
『いや、別に助けたって訳じゃないんだけど・・まぁ、無事で何よりだったよ』
すると、常盤台の制服を着た、女子中学生が2人駆け寄って来た。
「初春さーん!、佐天さーん!!大丈夫ー!!!!!」
茶髪で短髪の女子と、ツインテールの特徴的な言い方をする女子が初春と佐天に向けて心配そうに話し掛ける。
「お2人とも、あれ程気を付けろと言ったのに・・それで初春、銀行強盗は何処に!!・・はっ//」
「ちょっと黒子何頬を赤く染めて・・あ…////」
ツインテールの黒子と呼ばれた彼女と茶髪で短髪の女子は真也を一目見た瞬間に、頬を赤く染めていた。
2人はこの時真也に一目惚れしてしまったのだ。
渚は2人の反応を見て自分と同じで一目惚れしたんだと気付いた。
そして、黒子と呼ばれた子が、真也の手を握って自己紹介を始めた。
「初めましてですの!!、私は白井黒子と申します!彼氏はいませんのよ!!//」
それに続いて茶髪の子も自己紹介を始めた。
「私は御坂美琴、//・・今は彼氏・・いない//」
『・・・僕は波風真也、えと、・・宜しく?でいいのか?』
「「はい!!////」」
美琴と黒子の勢いに、ちょっと汗をたらす真也だった。