ウマ娘に転生したけどやべえのと同期なんですが…   作:sannsann

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ご指摘くださった方々ありがとうございました。
乙名氏さんは天元突破はしても、ウマ娘に対して願望押し付けとか嫌がることはしないタイプの清楚で可憐で情緒と常識と理解のある素晴らしい御方でした…。
乙名氏さんのファン70億人には不快な思いをさせてしまいました。
訂正して、件の記者は乙名氏さんではない別の人に変更としました。(23/7/29)
追記 口調も俺氏風に変更


くろいまなざし(一部訂正)

 

 

 

 

パシャパシャ!とカメラのフラッシュの閃光が走る。

私の今後のレースの予定とかでURAが設けた単独インタビューを受けているのだ。

さすが無敗のトリプルティアラだ、単独席とはすごい。

ふふふ、もっと撮って!

そして今からは順番に質問タイムだそうだ、ちゃんと選定はしている。

回答もちゃんとURAからどこまで言っていいか教えてもらっている。

だから頼むからバ鹿な回答だけはするなと言われた、失礼な、私をなんだと思っているんだ。

 

「ウマスポです。

 まずはアサオンさん、改めて無敗でのトリプルティアラおめでとうございます!

 さて、無事にトリプルティアラを達成されましたが、ずばり今年の、もしくは今後のレースプランはもう決まっているのでしょうか」

 

「はい、次はエリザベス女王杯をとりにいく予定です」

 

「なるほど、私どももですが、ファンの皆さんからは無敗三冠と無敗トリプルティアラの対決を望む声があがっているようですが…」

 

「おっしゃりたいことはわかります。

 けど、エリザベス女王杯も、トリプルティアラと同様私の夢でしたので、そこは許していただけたらな、と。

 クラシックのティアラだけではなく、女王としての冠も、欲しいので。

 たとえ先輩方が相手でも、ティアラは譲れません。

 まあ彼女がエリ女に出るというのなら話は別ですが…。

 (へへーん!奴はジャパンに行くらしいな!誰が奴と戦うかよ!バ鹿じゃねーの!)」

 

「なるほど、全てのティアラを集めるということですね、ありがとうございます、私からは以上です」

 

 

「はい、毎日ケイジバンの俺氏です。

 ずばり言います、ワイは…ワイは最強同士の対決が見たいッッッ!!!!

 世間では、アサオンさんが対決から逃げていると言う輩もいますッ!」

 

「(うおおおおおおい!テンプレ外の質問するなあああ!)に、逃げている…ですか。単に私と彼女の目標が違っているだけですが…」

 

「そのとおりッ!そのとおりッ!

 だがしかし!

 世間は!

 いえ、ワイは!

 見たい!

 貴方と彼女が、競い合う姿を!

 無敗での三冠、そして無敗でのトリプルティアラ、これが同年に同時達成されることなんて、今後あるかどうかもわからんッ!

 しかもお二人は幼い頃からライバル関係だとか!

 まさにこれは運命!宿命やッ!!」

 

やめてよ、焚きつけないでよ、これで勝負しませーんとかいったらまじで逃げてるって思われるじゃん。

URAのスタッフ早くこいつつまみ出して!

 

「有はッ!有はどうですッ!!??

 ファン投票!

 もちろんあなた達が断トツで1・2位やろう! 

 他の娘達には悪いですが、これは確定といっていいと思う!

 今年最後のG1!

 今年最後のグランプリという大レース!

 今年、歴代最強と言われた二人が!

 そんな最高の環境で競いあう姿ッ!

 ああ、もうたまりまアッブッッッ……」

 

うわあ…鼻血だしたよついに。

ていうかもうこれ、無理じゃん。

戦わざるを得ないじゃん。

何してくれてんのこの人まじで。

まだ奴に勝つ算段たてれてないのに…。

 

そしてあれだ、ここで素直にじゃあ戦いますって言ったらなんか言わされた感がある、それじゃあだめだ。

なんか私の最強感がなくなっちゃう…考えろ、考えろ私。

俺氏さんが鼻血をとめている今しかない、この時間でなんとかいい感じの、そうなんかあれな感じの言葉をッ…!

 

 

「し、失礼しました…。

 記者の皆様もすみません、お陰様で鼻血はとまりました。

 あ、あとすみません…少し興奮しすぎてしまいました」

 

少しという意味を辞書で調べろといいたい。

しかしお陰様で思考はまとまった。

 

「いえ、そこまで思っていただけて、私はとてもうれしいですよ。

 そして俺氏さん…本当勘弁してくださいね。

 本当はこのこと、今日の最後に発表する予定だったんですから」

 

「す、すみません……は、発表というと…つまり…?」

 

「ええ、どの道彼女とは白黒つけなければと思っていました。

 エリ女の後は有で彼女と雌雄を決しようと思っていたんですよ。

 最後にサプライズで言う予定だったのに、全くもう」

 

ふ、ふーん!

あたかも最初から有で戦うつもりでしたけど、何か?作戦だ!

 

「さて…これを聞いているのならわかっていますね。

 有で、待ちます、かかってきなさい」

 

そしてあたかもこっちが待ち受けるかのようなムーブ!

あくまでこっちが上だという姿勢を貫く!

完璧だ…完璧すぎる…ッ!

 

そして会場が揺れた。

 

「おおおおお!ついに王と女王の対決だ!」

 

「歴史に残るレースになるぞ!」

 

「編集部か!?すぐに人を回せ!特集載せるぞ!」

 

 

ごめんなさいトレーナー、勝手に勝負を決めてしまって。

URAさんもごめんね、勝手に決めて。

まあURA的には集客が見込めてよかったと思っているんだろうけどね。

ぶっちゃけ私が奴を避けているの、URAは何か感づいてそうだったし…。

奴と勝負しねーの?って何度も聞かれたし。

実は大分プッシュがあったんだよね、今回の有

けど、たづなさんに今回出走しないって回答してたんだよね…。

だからたづなさん、そんな冷たい目で私を見ないで…。

お前この前拒否ってただろみたいな風に思わないでえええええ…。

 

 

ははは…もうなりふりかまっていられない…!

ここで奴に勝つ!

勝って勝ち逃げする!

たとえどんな手段を取ろうとも、勝ちは勝ちッ!

あとで何を言われようとも『けど貴方負けたよね』と言えば終わりッ!

ふ、ふふふ…ど、どうしよう…前はスカートめくりして効果あったな…今回はレース直前にパンツずらしでもするか……?

いや待て、なんか迷走してる、落ち着け私。

私だって成長している…勝ち目が全くないわけじゃない。

それに有…中山ならいける、直線も短い…いけるか…?

それに、いつか、というその日のために色々な走り方だって練習してきた…。

けど、どうしよう、胃が痛くなってきた。

 

タスケテ…タスケテ…。

 

 

 







???「ふふふふふふ、ついにかあ。
    小さい頃からの約束だもんね♥
    お互い最強になって真の最強を決めるんだもんね。
    ああ…やっと一緒に走れるね♥」

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