死んでコナンの世界に来たのなら、全力で関わるのみ。
私は死んだ。
悪友と遊んでいた帰り道にトラックで突っ込まれて悪友をかばって死亡。
よくある転生モノと一緒。
その転生モノ一緒で私は転生したらしい。
しかも、私の大好きな名探偵コナンの世界線に。
勿論嬉しいわよ。
だけど、死亡フラグ満載だからちょっと嫌。
私は気づいたら知らない家で、スマホを見ていた。
スマホにはあの『ポアロ』の住所とレビューで、イケメン店員がいるって書いてあった。
だから、この世界がコナンであることに気づいた。
自分から行くとかおかしいでしょ。
けど、この体は私が多分勝手に乗り移っただけだから、この体の人物は悪くないのよね。
行きたくないけど、安室さんには会いたいし、コナンにも会いたいから行くしかないよね。
そして、私は行くことにした。
服装はできれば黒じゃない方がいいけど、多分この体の主は私と同じような人で、黒色の服しかなかった。しょうがないし、全身真っ黒で行くことにした。あと、前世からよくつけてたサングラスもあって、つけた。
前世の癖でマスクつけそうになったけど、つけなくてもいいことに気づいてつけなかった。
ちなみに容姿は前世のままでよかった。身長は高くなってたけど。
準備している間に自分のこと知ろうと思って、身分証明書とかみたけど、年齢は25歳から5歳年取って30だし、職業発明家とかエグいし、名字も変わってて色々変わってた。
けど、30歳っていうのはいいかもしれない。
煙草は吸えるし、安室さんより年上で本当に大好きな赤井さんより年下。
いい年齢だ。
さて、自分のこともわかったしポアロに行こう。
初外出がポアロとかちょっと心配だけど、まぁ大丈夫でしょ。欲には逆らえないのよ、仕方ない。
家から出たけど、ここが木馬荘だということに気づいた。
もし本当に木馬荘なら、このあと燃えてすべてなくなる。
もし、そうなるのならば新しい家も決めなくちゃいけないけど、コナン達に関わりたいし決めないでおくことにした。あわよくば、工藤邸に居候とかできるかもじゃない。
ポアロに行く前に、コンビニによった。
財布の中にはお金ないし、事件になれておきたいからコンビニ強盗でも来ると信じて。
普通は、強盗すら起こるのがいやなのに、私はあってみたくてしょうがない。
もし、そこにコナンがいたのならもっと最高。
軽く歩いたらコンビニの看板を見つけた。
自動ドアから入り、ATMでお金を下ろそうとすると、残高には0が大量に並んでいた。
どうやらこの世界の私は大金持ちらしい。
私は金は好きだし、逆に嬉しかった。今の所いいことしかなくて最高。
今気づいたんだけど、イケメン店員って書いてあったってことは、もう降谷さんは安室透なわけで警察学校組は死んでるってこと。つまり、救済不可能。しんどい
まあ、ストーリーが変わるのは嫌だし降谷さんには悪いけど救済する気はなかったし、そこまで影響はなし。
お金をおろしたあと、とりあえずコーヒーと煙草を買おうとした。
そのとき、
「動くなっ!!」
自動ドアが開いた瞬間、拳銃と袋を持った目出し帽を被った男がはいってきた。
つまり、強盗。
願ったらくるとか最高か。思わず周りを確認した。
後ろには、コナン御一行。そりゃ事件舞い降りるよねって納得したし、嬉しかった。
コナンと目あったけど、なんか驚かれた。多分、服装のせい。
「客は全員座って動くな!店員はこの袋にありったけの金をいれろ!」
強盗は普通で、はじめてみたけど、想像通りの強盗だった。
店員は怯えながら、袋に金を詰めていた。
詰め終わり、強盗は帰ろうとしたが、いつの間にか誰かが通報していたのか警察が来ていた。
多分コナンだろうし、なんとなくわかってた。
「なんでサツがいんだ!!誰が通報した!」
強盗は慌てだした。そりゃあ捕まりそうなわけだし当たり前だ。
そんな強盗はある判断をした。
「おい!そこの女!こっちこいっ!!」
この私を人質にとるという暴挙。
まあそうなるだろうなっていうのは思ってた。こういうのは大体人質に取られて、自分で逃げるがお決まりだから。
けど、私にはそんな力はない。
運動は基本できないし、発明品だって今もってないし、自分で逃げれない。
けど、私は好きなように生きたい。このまま死ぬのは嫌だし、できることまでもがいてみることにする。
私は強盗達のところに向かった。
行った瞬間、頭に拳銃を突きつけられ、お決まりの感じ。
「おいサツ共!!この女の命がほしいなら逃走車を用意しろ!」
ドアから出て警察達にそういった。
警察達は驚いた顔をしていたり、悔しげな顔をしていた。
まあ、殺されたくないしこのまま私が逃がすわけないじゃんって感じ。
私はとりあえず、犯人を煽ることにした。
武器という武器は持ち合わせてないけど、右腕にアルコールスプレーを入れていた。
犯人がこっち向いた瞬間にでも目に吹きかければいい。
「ねぇ。」
「あ゛!?」
「なんで銀行じゃなくてコンビニにしたの?」
「は!?!?」
いい感じに煽ることができてると思う。
「コンビニなんてちっぽけなとこより、銀行の方が金多いし、リスクは大きいけどリターンは大きいじゃん。なんでよ。銀行襲うほどの勇気なかったの?」
「このアマっ!!!」
締めた。
いい感じにブチギレてくれた。
男がブチギレて殺そうとした瞬間に私はアルコールスプレーを目に吹きかけた。
「うあ゛ぁ゛ぁ゛!!!」
男は目を抑えながら転げ回る。
私はざまぁと思いながら、男の手から離れた拳銃を持ち、男に突きつけた。
「チェックメイト。アンタはこれ以上何もできない。おつかれさん。」
その瞬間、警察が入ってきた。
私は、警察に男はもう動けないということを伝え、拳銃を渡した。
「こいつ、貴方がやったの?」
真逆の警察達は目暮警部たちで佐藤刑事もいた。
佐藤刑事に貴方がやったの?と聞かれたから「はい、そうです」と答えた。
「人質に取られる前にアルコールスプレーを隠し持ってたんですよ。犯人を煽って逆上して殺そうとした瞬間に目に吹きかけて行動を封じました。あとは拳銃取って突きつければ逃げれないですし。」
そう説明すると、感激と怒りの言葉が飛んできた。
そんな危ないことしない!っていう声と、すごいって声が。
「よくできたわね。」
佐藤刑事は褒めてくれた。
私は謙遜の言葉を口からだした。
「いやいや、今日はたまたまです。警察もいるし、強盗は1人だからできました。2人だったらできませんでしたよ。」
そう言うと、佐藤刑事はそんなことはないと言ってくれたが、話してる途中で目暮警部に呼ばれていた。
「佐藤くん!ちょっと来ておくれ!」
「はいっ!
ごめんなさいね、呼ばれちゃったからここで。」
「いえいえ、お疲れさまです。」
そう少し会話をし、佐藤刑事は目暮警部の元へ行った。
私はもうここから出たくて仕方なかった。
なぜなら忘れていたがここにはコナン御一行様がいて、元々の目的はポアロに行くことだから。
このままだと今日は事情聴取で終わるかもしれない。
コナン達は話しているから今は誰も気づかないだろう。
つまり今がチャンス。
そう思い、私はコンビニから出た。
またあったら怒られたり、疑われるだろうけど私はそれでいい。
そのほうがこの世界は楽しく生きれるだろうから。
一話やっと完結です。
とりあえず、木馬荘燃やしますとか言っときながら強盗回でした。
コナンにはまだちゃんと会話させる気はありません。
もうちょっとしてから、会わせて疑われるようにしたいですね。
私オリジナルかけないんで事件は基本アニメから取ります。
漫画も一応読んだんですけど、借りて読んだだけなので完全なるアニメ沿いです。
ちなみに時系列は沖矢昴が木馬荘に引っ越してくる前です。
だからまだ木馬荘は生きてます。
まじで木馬荘燃やしたいけど、まだ燃やす段階じゃないので燃やしません。
第二の主人公も登場はまだです。
次はポアロに行かせて、安室さんとご対面させたいですね。
次の更新はいつになるかわかりませんが、お楽しみに。