真剣で私に恋しなさい~その背に背負う「悪一文字」~   作:スペル

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大変お久しぶりです!!
卒論やらあり、創作意欲が削られていましたが、どうにか戻ってこれました!!
楽しんでもらえたら、嬉しいです!!













悠介…君はそこまでの覚悟があったんだネ。―――ルー・イー


活路の死地

暴馬(ぼうう)惡威一文字(あくいいちもんじ)。そう名付けたのは一番初めに、この一撃と相対した燕だった。

その時の事を燕は、「純粋に怖かったよ。説明しずらいんだけどね。なんていうか悠介君の執念が形になったみたいにね、その背に紛れもなく、暴走する暴れ馬を見たんだ。だから、真正面で受けるのは怖かったな…悔しいけどね」と評した。

その一振りが、百代に振るわれている。その事実に燕は何処か嬉しく、それが自分に向けれないことが、どこか悲しいと感じでしまう。

だからこそ、燕は胸をギュ!と手で掴む。そして小さく

 

「負けないで」

 

二人の世界には届くことは絶対ないであろうエールを送った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

斬馬刀(ざんばとう)斬左(ざんさ)。その斬撃の圧は、斬左の重みのみですら義経程の猛者に僅かでも恐怖心を持たせるほど。ならばその全力の一振りの圧は、文字通り桁が違う。

それは武神と呼ばれた百代ですらも例外でもない。いやむしろ、若くして武神と呼ばれるだけの百代の天性の感覚はそれ以上のものを感じとる。

 

――――なんだ、これは…

 

百代の視界には、もはや鉄の巨刀の形は見えない。その類まれなる感性が、百代の瞳に幻視したものは、暴風(かぜ)を纏い全てを蹂躙せんとする巨大な暴れ馬。

並の技ならば決して見ないであろう幻想が、繰り出されている技が並ではないことを証明している。

攻め込むために深く踏み込んだ瞬間を狙われたため、回避は不可能。拳を打ち付けて迎え撃つことも体勢が前のめり過ぎて不可能。取れる手段は一つ。そして問題は…

 

――――間に合うか…

 

迫りくる速度。もはや目の前に迫る圧を前に行動が間に合うのか、その一点のみ。迫りくる圧を前に唯一撮れる選択肢である防御を行おうとするが…

 

――――拍子(タイミング)、間合い共に最適…決まる。

 

一瞬でも気を緩めようものならば太刀筋がぶれ、威力が分散するどころか、下手をしたら自分自身に大きなダメージを与えるであろう斬左(暴れ馬)の手綱を、鍛え上げて来た身体操作で握る悠介は、その一振りが百代に直撃するその瞬間まで集中切らさない。

よって‥

 

「おおぉぉぉおおおおおおッ!!」

 

「がぁあっ…」

 

暴馬・惡威一文字(その一振り)が、百代の防御が整う前に直撃する。ゴオォォン!と鉄と鉄の衝突音などとは比べ物にならない轟音が、会場に木霊す。その轟音に会場にいる一部の例外を除いた者たちは、耳を塞ぐ。轟音の直後に襲い来るのは、斬左の回転が生み出した突風。その勢いに誰も一瞬目をつむる。

遠く離れた客席でさえこれなのだ。ならば、それがほぼ直撃した百代の身に襲い掛かった衝撃は計り知れない。

メキメキィと、自身の骨が軋む音が聞こえる。衝撃の強さ故に身体が衝撃を衝撃と認識できずに生まれる空白の時間。その空白に疑問を持った刹那、暴風と共に身体が後方へと吹き飛ぶ。

直後、体の芯から熱が沸き上がり、口から吐血する。

 

「ぐぅ…」

 

本能的に瞬間回復を発動。膨大な気が負傷した傷を瞬時に治癒、先ほどまで口の中に広がっていた鉄の味も文字通り消え失せる。想定以上に気を消耗したが、それだけの一撃だったのでも文句はない。いやむしろ沸き上がるのは、歓喜。

今の一撃に込められた研鑽と悠介の不屈の意志。そのどれもが自分が受けてきた一撃の中で、最上級のものだ。それだけのものが自分だけに向けられていると考えると、どうしてかは分からないが、歓喜が沸き上がる。

ザッザザ!と両脚に力を込め勢いを殺す。脚と地面が擦れあい生まれた白煙が、その威力を指し示す。

ダメージは完治しているが、その大勢は大きく崩れて隙だらかだ。そしてその隙を悠介は逃さない。

 

「まだだッ!!」

 

「なっ!?」

 

その驚愕はいったい誰から零れたのか。ただその正体を知る燕は、驚愕する百代に何処か自慢げに「モモちゃん残念だけど、たった一度だけじゃ暴れ馬は止まらないよ」と、告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

必殺の一振り。その名を冠す副作用として、攻撃の終わりには動作が止まってしまう。それは必殺であるが故の消耗。熟練者ともなれば連撃も可能であるが、少なくとも悠介の放った一撃は連続で放てる一撃ではない。

だからこそ、猛者たちは驚愕する。

 

「はぁっぁぁぁあああああああああああっ!!」

 

百代とぶつかった斬左を悠介は身体を使って止めるどころか、足を踏み込みその勢いに身を任せ、身体を旋回させる。身体が一回りした瞬間、旋回の力を前方へと進む力へ。そして同時に斬左を頭上に掲げ、回転させる。

そうそれは紛れもない、暴馬・惡威一文字の(かたち)。間髪入れずの連続の発動に、鉄心たちを始めとする師たち四人を含めた壁越えたちが驚きをあらわにする。

その中で天衣だけは、知っているからこそ冷静に場を見極める。

 

――――暴馬・惡威一文字は、その威力故に単一の技だと思われがちだが、あの技は斬左の桁外れの重量を旋回(かいてん)力と遠心力で威力を底上げしてして放つ一振り。

つまるところ、ただの斬撃だ。特殊な呼吸も、体捌きも使わない一振り。肝となるのは旋回と、高度な身体操作のみの壁越え(わたしたち)からすれば、なんてこともないただの攻撃。

それは悠介だけではたどり着き得ない次元の一撃を、斬左という桁外れの怪刀の力を借りることでたどり着いた、悠介が理想(・・)とする威力。

旋回(かいてん)させるという隙があるが、始動さえ上手くいけば、攻撃での衝撃で生まれる間合いが、再び旋回(かいてん)を生む時間となる。

つまり悠介の体力が尽きぬ限り、その旋回(かいてん)力に呑まれぬ限り、暴れ馬は静まらない。

 

天衣の考えを証明するかの如く、ゴウゴウと轟音と暴風(かぜ)を纏いながら、悠介が間合いを詰める。

 

――――暴風馬(あばれうま)よ荒れ狂え!敵を蹂躙するその時まで!!

 

そう評したのは一体誰だったか。燕だったか、天衣だったか、ミサゴだったか、悠介本人だったかもしれない。

しかしその言葉ほど、暴馬・惡威一文字を表す言葉はないだろう。その圧は並では済まない。ましてやその一撃を喰らってしまえば、心の底から生まれる恐怖心が身体を強張らせ、更なる追撃が襲い来る。

そう普通なら(・・・・)

 

「ハハッ」

 

小さく零れたのは、狂喜の笑い声。ただの歓喜以上に狂気すら含む喜びをその笑みをこぼしたのは、当然のように百代。

ただ嬉しいのだ。悠介が自分の想像を超えてくることが。そう何時だってそうだった。私が決めつけた事をあいつは、無理やりに突破して私に喰らいついて来た。今だってそうだ。先ほどの私の言葉は的外れで、あいつの宣言が正しかったのだ。

ああ、今はこの考えすら不要だ。ただ目の前に迫る脅威に没頭せよ。

 

「か~わ~か~み~」

 

気が手の平へと集まり、眩い輝きを見せる。瞬間、常人ならば即座に退避を選ぶであろう(きょうい)を前に悠介は…

 

「おもしれぇっ!!」

 

獰猛な笑みと共に迎え撃つことを決める。その時点で観客達もまた、その激突を察した。興奮と怖いもの見たさが、渦巻く中で

 

 

「波~~~ッ!!」

 

 

 

「オラァッ!!」――暴馬・惡威一文字

 

 

膨大な(エネルギー)の砲撃と暴風を纏った斬撃が、轟音と火花をまき散らしながら激突する。観客の予想を覆し、拮抗は一瞬。

打ち破ったのは…

 

 

「はっ!!」

 

「ッ――――!!??」

 

暴風を纏いし暴れ馬。膨大な気の砲撃を文字通り両断して見せる。その事実に観客達や猛者たちは驚愕をあらわにする。

そんな周りの驚愕など関係なし。悠介は再び斬左を旋回(かいてん)させながら距離を詰める。そこに迷いはない。

そこにあるのは必ずこの斬左(やいば)を届かせるという意思のみ。

自信ある一撃の敗北。精神的なショックは並大抵のものではない。普通ならば、動きに繊細さを欠け、勝負に対する集中力すら欠落する。

が…

 

「っ面白い!!」

 

武神である百代は、驚愕はあれどショックはない。むしろ沸き上がるのは、闘争心。

 

「—————川神流」

 

それは先ほどの気の収束がかわいく見える程の量の気が百代の手の平へと集まっていく。百代の選択に鉄心たちはどこか納得した表情を見せる。

そしてそれは正面で駆ける悠介も理解している。だからこそ、悠介には迎え撃つという選択肢しかない。

 

 

星殺(ほしごろ)し」

 

 

 

 

「シィッ!!」――暴馬・惡威一文字

 

 

 

本日二度目の激突。星をも砕く砲撃と暴風を纏った斬撃の火花を散らす激突。先ほどと同様に拮抗は一瞬。

結果は、バッ!!と悠介の一振りが百代の一撃の軌道を逸らす。

 

――――同格

 

その結果に猛者たち全員は、同じ評価を下す。逸れた星殺しが、観客席へと向かうが、両者ともにその事を歯牙にもかけずに敵だけを見据える。

それは非常だからではない。この勝負を一番近くで見守る者たちの実力を信頼しているからこそ、目の前の相手に集中できる。

迫りくる一撃に観客たちが悲鳴を上げる。しかしその一撃が客席へと届く瞬間、

 

「ほっ!」

 

「ホワチャッ!!」

 

「オラァ!!」

 

「シィ!!」

 

四者の一撃が、星をも砕く一撃を霧のごとく吹き飛ばす。

 

「肝が冷えたわい」

 

「全くでス」

 

「あ~あ、少しは俺たちを楽させようとか、考えないわけかね」

 

「まあ、しょうがないわな」

 

四人は周りに気も止めず、ただ百代へと駆ける悠介の姿を見据えながら、その口には出さない信に高鳴りを覚える。

だからこそ、この労力もその結末を一番近くで見るために必要だとして、割り切る。

そんな思いがよぎる中、三度の目の衝突が起きた。

 

 

その間合いでは気功砲は撃てない。生半可な技では押し切られるだけ。だからこそ、自身が一番の信を置く技こそ相応しい。

 

「オラァ!!」

 

迫る暴風を纏った暴れ馬を前に拳を構える。

 

川神流(かわかみりゅう)―――――無双正拳突(むそうせいけんづ)きっ!!」

 

ゴオン!!鳴り響く鈍い轟音。互いの力が拮抗し、拳が刃が微動だにしない。勝者を決めるまでに生まれる沈黙。両者の瞳だけが互いを貫く中、ピキピキという音がこぼれる。

その音は次第に大きくなり遂には、バキッ!と拳が当たっていた場所から斬左が砕けた。

限界。武神百代の強大な拳を、気功砲を、何より星をも砕く砲撃を受けて来ただけでなく、今迄の強敵との戦いが、斬左に与えていたダメージがここにきて限界を超えたのだ。

瞬間、百代はこの攻防の勝利を確信するが…悠介は半分に砕けた斬左を今度は、片手で持ち身体を下へと落としながら回転させ、一気に振りぬく。

その動きに躊躇いや躊躇は一切ない。

 

「なっ!?」

 

「喰らえやッ!!」

 

重量が減ったがゆえに威力は暴馬・惡威一文字に劣る。しかし、軽くなったが故に片手で振るえるため、速度は暴馬・惡威一文字以上。

名づけるならば、暴馬迅式(ぼううじんしき)惡威一文字(あくいいちもんじ)

不意打ちに近い形での攻撃に百代は完全に防御が間に合わずに吹き飛ばされる。

 

――――く~~…悠介の奴、折れた刃だが本当に私に届かせたぞ!!

 

痛みに顔をしかめながらも、有言実行せし敵の意志の力に感服する。自分相手にそれを成すことの何と難しいことか。

 

――――やはり最高だ!!「悠介!!」

 

高ぶる闘争心のままに叫ぶ。その闘争心に即発されたように悠介もまた動き出す。

 

「オラ!!」

 

前傾姿勢で折れた斬左を百代へと投擲。一瞬に虚を突かれたが首を逸らすことで回避するが…

 

――――いない!!?何処だ!!

 

巨大な斬左に視界を奪われた合間に悠介が、視界から消える。僅かな動揺、その隙を逃してはならない。

重力落下をそのまま推進力へ。低く鋭く地面を蹴る。

 

――――下かっ!!

 

「シィ!」

 

百代が悠介の存在を見つけると同時、悠介の拳が百代の鳩尾を貫く。が…

 

「っ!!??」

 

貫いた拳が百代の腹から抜け出せない。更にはまるで空気を入れすぎた風船のような、固いゴム毬のような感覚が伝わってくる。

それを悠介は知っている。対百代と戦う上で何よりも気をつけねばならないその技を。

 

「しまっ!!??」

 

「川神流――――」

 

自身の迂闊さに怒りがこみ上げるそんな表情を悠介が浮かべた瞬間、百代はニヤリと笑みを浮かべ

 

 

 

人間爆弾(にんげんばくだん)

 

 

 

大爆発が二人を包み込んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

燕の家のリビングで悠介はDVDのリモコンを持ちながら目をつぶっている。そんな悠介の目の前には一つの映像が流れている。しかし音声は消えている為、見なければどういった映像が流れているのか理解できない。

ふとした瞬間、悠介がリモコンのボタンを押し映像を止める。そしてゆっくりと目を開け、自身が止めた映像を見るが…

 

「チィ…まだズレるか」

 

自身が望むシーンではなかったのか、悠介は不満げな表情を見せる。そうしてリモコンを操作し、ある程度巻き戻すと…

 

「もう一回だ…」

 

再び目をつぶり再生ボタンを押し、映像を流し始める。そうして先ほどと同じことをし始める。

再び停止ボタンを押し、映像を確認する悠介。ズレは確実に小さくなっているが、完璧ではない。時間的にもそう猶予はない。より身体に拍子(タイミング)を染み込ませねばとする。

その動作をかれこれ15回は繰り返しただろうか、16回目を行おうとした瞬間、ポスンと頭に軽い衝撃。なんだと視線を向ければ、そこには燕が立っている。

 

「んだ、もう時間か」

 

「そうだよん。これ以上壊されたら、おとんが泣いちゃうよ」

 

不満げな表情を見せる悠介だが燕の言葉に反論できず、「わあってるよ」と電源を落とす。そう悠介のこの訓練のためにプレイヤーを酷使しすぎて悠介は、既に二度壊しているその都度久信が修理しているのだが、居候している身としてはあまり迷惑をかけたくない。その為、燕の発案で時間制としたのだ。

 

「にしてもプレイヤーを二度壊すまでやっても、まだまだ満足しないとは……悠介君の執念には感服するよん」

 

「あいつと戦う以上、やり過ぎて後悔することはねえよ。それにあいつの明確な隙(・・・・)なんだぜ?狙わなきゃ損だろ」

 

悠介の言葉に燕は顔をしかめる。悠介の言葉に頷くことは出来ない。少なくとも燕は、悠介が見つけた隙を隙とは呼びたくないのだ。

燕にとっての隙とは、自分へのリスクがなく相手に深手を負わせれるというもの。その考えでいくと、悠介の言う隙は死地へと飛び込む事に同義だ。

止めたい。しかし自分の言葉ごときでは悠介はきっと止まらない。

だからこそ

 

「上手く決まるといいね」

 

本心を隠し、その背を押す。燕の言葉に悠介は、しばし燕を見るが当然だというように拳を握り

 

「決めるさ」

 

その決意を口にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

爆炎が広がる中から、ボロボロな姿の百代が現れる。川神流・人間爆弾。それは自身の気を体内から外へと一気に放出することで、敵に巨大なダメージを与える技である。強力な反面デメリットもあり、強大なエネルギーが体内から放出されるため、自身へもダメージを負う自爆技なのだが…

 

「フフン~」

 

百代が会得した瞬間回復によって、そのダメージはゼロになる。それは最早、武神川神百代を代表するコンボとなっている。

だが…

 

――――知ってんだよ…

 

爆炎が渦を巻き始める。

 

――――てめえがその瞬間、一番無防備になるってことは…

 

その渦の中心からボロボロの姿の悠介が姿を見せる。

 

「なっ!!??」

 

――――人間爆弾での負傷(ダメージ)が完治するまで、三秒も掛かるってことも…

 

やけどを負い、息も乱れながらも、悠介は立っている。その事実に百代を含む、ほぼ全ての猛者たちが驚愕する。

それは人間爆弾という技の威力を知っているが故。如何に耐久力が高い悠介と言えど、倒れるの耐えれるわけがないのだ。

 

――――回復するという特性上、身体の防御力が著しく下がるってことも知ってんだよ!!

 

それを耐えるとは一体如何なる次元か。そこへ至る覚悟は一体どれほどのものか。考えるまでもない。今のその状態が如実に物語っている。

 

――――ありがとよ

 

その感謝は、一撃に耐え未だに自身の意志通りに動いてくれる身体に関してか、それともこの状況を作り出した折れてしまった斬馬刀・斬左(あいぼう)に対してのものか。

百代もどうにか対処しようとするが、回復が終わっていない為に動けない。

そうこの瞬間をずっと待っていたのだ。

強く握られた拳が、加速する勢いも上乗せし、放つ。ただ放つのではない己の修練で得た技量も込められたその拳が…

 

「ッ――――!!??」

 

「がっ――――――!!!」

 

 

死地を越え活路となり、百代を貫いた。




お主はどこまでもお主なのじゃな。――――川神鉄心



――――次回【幕間・見守る者たち】

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