星の兄   作:湯タンポ

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一昨日の作者

俺この戦いが終わったら艦これするんだ!(勉強してた)
……そう言えば明日からティアキンの日じゃね?


昨日の作者

ティアキン楽しすぎワロタ(12時間ぶっ通し)

……あれ?そういえば推しの子の二次小説書いてたっけか?
まぁどうせ息抜きで書いた私の意味わからん作品やし、大して伸びてないやろww

小説情報確認

見 て な い 間 に 何 が あ っ た?


本日の作者

Dr.STONE超おもしれぇ〜!この勢いなら推しの子の再視聴も出来るはず!


アイィィィイイイイイイイイ!!!!!!!!(悲しみと怒りが再燃し、曇らせの血が反応、数時間で書き上げる。)


アイ可愛いよ、だからこそ君の可愛い顔を絶望の色で染め上げたい……。

…そうか、これが『愛』か。(某十刃)

???「おめでとう、ようやく解放されたのですね、湯タンポ。」

ありがとう、黎明卿、これからも私を見守っていてね…。



以上、経緯とクソ茶番でした。

本編どうぞ。




嘘吐きという贈り物

 

 

 

 

 

 

 

私が兄と初めて会ったのは、8歳の時。

 

"色々"あって施設に入れられた私は、そこで一人の少年と出会った。

 

それが今の兄だ。

 

5つ年上だと言った彼は、なにやら私以上に何か色々あったらしくて、歳の割に相当大人びて見えたものだ。

 

大人に敬語はきちんと使うし、礼節

も弁えているし、当然施設の皆からの信頼も厚い。

 

何時もお母さんから叩かれたり殴られていた私とは大違い。

 

 

兄は多才だった。

 

周りに合わせた嘘をつく事しか出来ない私と違って。

 

兄は料理が得意だった。

 

何か入ってるのかと疑い、白米すら恐れてまともに食べられない私と違って。

 

兄は勉強が出来た。

 

小学校の授業すら着いて行けない私と違って。

 

兄はスポーツが出来た。

 

スポーツなんて野球位しか知らない私と違って。

 

兄は喧嘩が強かった。

 

お母さんが手を挙げる度に頭を守る事しか出来なかった私と違って。

 

兄は人をよく見ていて気遣いが出来た。

 

人の名前すら覚えられない私と違って。

 

 

 

だから私は兄が嫌いだった。

 

私が持っていない物を全て持っていたから。

 

…それに当時はまだ同じ施設に居るだけの他人だったし。

 

 

…嫌いだった。気持ち悪かった。死んで欲しかった。目の前から消えてなくなって欲しかった。跡形もなく、居た痕跡すらなくして欲しかった。

 

 

そんなことを思いながら施設で生活していたある日、私は当時の兄に言った

 

『…私は痛い思いをした、辛い思いもした嘘しか付けなくなった…なのに何で君はそんなにに幸せそうなの!?』

 

『幸せを愛してるからだ、幸せが無ければ、人は人たることが出来ない。』

 

『…幸せを愛してるって何?なんでそんなに簡単に『愛』を吐くの?

 

『愛』はそんなに軽い言葉じゃない、痛くて、辛くて、苦しくて、怖くて、苦くて、塩っぱくて、鉄の味がして、それを我慢した先に吐かれる言葉だよ?

 

私はそれを知ってる!だってずっとお母さんは私にそれをしてきたから!

殴って叩いて蹴られて踏まれて、痛くて辛くて苦しい事を我慢したらお母さんは最後に『愛してる』って言ってくれるの!だからそんな簡単に__』

 

『……て言うか"お前誰だっけか"、やしろ〇ずき?』

 

『…は?

 

…違う、ふざけないで、私は星野アイ!

君は私を見てくれてたんじゃなかったの?

私は君の事ならなんでも知ってる!

なのに何で君は私の事を知らないの!?』

 

兄のその一言を聞いて頭に血が昇った私は思わず胸ぐらを掴む。

 

そしてそのまま顔を近付ける。

 

だけど兄は全く動じる事無く平然とこう言った。

 

 

『だってお前"嘘"しか吐かねぇじゃん、俺嘘つくやつ嫌いなんだよ、"俺と同じだし"。

嫌いヤツのことなんざ知らない方が楽だろ?』

 

『……っ………どうして分かるの?なんで嘘だって分かったの?私の嘘は完璧なのに。』

 

『慣れ。

……まぁでも、頑張って嘘つき続ければいいんじゃないか?俺が嫌いなのはお前の嘘であってお前自身じゃないからな』

 

 

兄の言葉に驚き、私は掴んでいた手を離す。

 

 

『…何それ……今嘘吐きは嫌いって言ったじゃん、どっちなの?』

 

『……まぁそうだな、嘘つくやつは嫌いだが…お前は別に嫌いじゃねぇよ』

 

『何で?』

 

『さあ?自分で考えれば良いんじゃねえのか?俺の言葉なんざ羽のように軽い嘘からな、自分でも何が嘘で何が本当かはもう分からなくなった。

……ま、そもそも人間は誰しもが誰しもに嘘をついてるもんだ、だからお前も嘘くらい吐けばいいんじゃねえの』

 

『…嘘をついても……いいの…?』

 

『ああ、嘘は今のお前が思ってるほど悪いものじゃねぇ。大抵はな。

 

…ま、好きにしろ、俺とお前は結局他人だ、何をするのも自分の勝手だと思うぜ。』

 

兄はそれだけを言うと、私に背を向けて何処かに去って行った。

 

 

"嘘をついても良い"……私の考えと真逆だった。

 

 

……兄の言葉は、それまでの私を受け止めてくれるような気がした。

 

 

 

その後私は兄とよく話すようになった。

 

兄と話すのはとても楽しい。

 

兄は私と違って何でも出来る。

 

兄を揶揄うのは面白い。

 

兄は私と違って優しい。

 

 

兄は___兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__兄は__

 

 

 

 

 

 

兄は私を見てくれている。

 

 

それが嬉しい。

 

 

 

もしかしたらこれが『好き』なのかもしれない。

 

 

 

 

当時の私はそう感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、兄と初めて会ってから二年がたったある日、とある人が施設を訪ねてきた。

 

 

そして私にこういった。

 

 

 

『星野アイ、俺は君の父親だ。』

 

 

 

 

 

この日、私は兄が私の兄だと知った。

 

 

 

 

 









Q .何でアイは野球を知ってたの?

A.殴られる時によく使われてた道具が野球バットだったそうです。


アイは可愛いですね……出来るだけ君が絶望出来るように努力するよ♡


「愛です、愛ですよ、湯タンポ。」

そうですよね!黎明卿!やはり愛、愛は全てを解決する……!


…てなわけで、次回もサービスサービスぅ!

この作品に"そういう"シーンって需要ある?

  • 有る
  • 無い
  • 別枠でやるなら……ある
  • 書け(威圧)
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