愛と呪いは小説より奇なり   作:ランハナカマキリ

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訂正しました、カミキのクソ野郎を殺すのは早すぎるかなと思ったからです。


裏七話

「『今からガチ恋始めます。』全収録終了です!」

 

「「「お疲れ様でした〜!!」」」

 

今ガチは終了し、アクアたち出演者達と関係者達は打ち上げに来ていた。出演者組が集まって番組について話していた。

 

「いや〜というかアクアって途中から演技に拍車かかってたよな!!」

 

「うんうん!!何か憑き物が落ちたみたいだったよ〜?」

 

「・・・そうか?」

 

実際そうだしな、という言葉は一瞬でかけたがすぐに喉の奥に戻った。呪術の存在は4年前に公表されたがヤクザや極道の様な暗いイメージで落ち着いている。東京校の現学長の図らいらしい。家入先生には極力身内以外の人間に話すなと言われていた。ミヤコさんにはすでに伝えた。

 

とはいえ、ルビーにまだ伝えられていない。危ないことをしていることを叱咤されるに決まってる。どうやって伝えるべきだろうか・・・

 

「どうしたのアクアくん?」

 

「あ、あかね・・・ごめん少し考えてた。」

 

(アクアくん・・・ひょっとしてアイさんのこと考えてたのかな?どうしよう、アイさんが転生してること伝えたいのにもどかしい・・・・)

 

 

打ち上げがお開きになりかけたその時。ガチャっと部屋の扉が開き黒ずくめの人物が現れた。

 

「すみません。星野アクアくんいますか?」

 

黒ずくめの人物ーーもとい黎人がそこにいた。

 

「「「ーーーーーえぇぇぇぇぇ!!!??」」」

 

MEMちょと女性アシスタントらの視線が黎人に釘付けになった。

 

「え、嘘!!誰あのイケメン!!アクたんあの人誰!!?」

 

確かに仮面はつけているが普段の羽織姿ではなく、黒いスーツに白いワイシャツ、青と紫のネクタイ、そして黒の皮手袋。側から見たら仮面をつけたイケメンという相貌だ。

 

「・・・演技の、先生。」

 

「脚長い!!スタイルヤバ!!!髪の毛長い!!!!」

 

「お兄さん!!仮面とってくー「「「ーーイケメンじゃん!!!!??」」」

 

左目だけ見せ、女性陣の注目を浴びた黎人。目の周りには雪の様に白いまつげ、青い夏空が瞳に浮かぶ。

 

「ねぇ星野くん!あの人独ーー「いやあの人結婚してる・・・何その絶望した目。」

 

あかねとゆきを除く女性陣が床に崩れ落ちた。

 

「アクアくん外で待っといてくれない?あ、黒川あかねさんだよね?アクアがお世話になってます。あと、これお土産。」

 

「あ、はい・・・え、これGODI●Aの高級なやつじゃ・・・」

 

「みんなに分けといて?ここは俺が奢るから。あ、カードでお願いします。」

 

(((ぶっ、ブラックカード!!!??)))

 

■□■■□■■□■

 

路地裏で一服する黎人。その隣に立つアクア。

 

「・・・何で急に来たんですか?」

 

「詳細は追って説明するけど、君のお母さん・・・転生して今東京校の一年なんだよね。」

 

「ーーーは?」

 

アイが、転生?いや、俺とルビーも転生してる。あり得なくはない。そもそも転生自体、呪術に関係してるのかもしれない。

 

「本当、ですか?」

 

「マジだ。あとそれから・・・・」

 

なんだろう、これ以上は聞くなってカンが・・・

 

「数日前に、俺の弟・・・家入明星と式を挙げた。」

 

「ーーー」

 

その後気絶したアクアを慌てて解放する黎人の姿があった。

 

 

 

 

 

 

「あら、こんな田舎に何の用?最強の呪術師さん。」

 

「君、何者?」

 





次回、疫病神死す
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