訂正しました、カミキのクソ野郎を殺すのは早すぎるかなと思ったからです。
「『今からガチ恋始めます。』全収録終了です!」
「「「お疲れ様でした〜!!」」」
今ガチは終了し、アクアたち出演者達と関係者達は打ち上げに来ていた。出演者組が集まって番組について話していた。
「いや〜というかアクアって途中から演技に拍車かかってたよな!!」
「うんうん!!何か憑き物が落ちたみたいだったよ〜?」
「・・・そうか?」
実際そうだしな、という言葉は一瞬でかけたがすぐに喉の奥に戻った。呪術の存在は4年前に公表されたがヤクザや極道の様な暗いイメージで落ち着いている。東京校の現学長の図らいらしい。家入先生には極力身内以外の人間に話すなと言われていた。ミヤコさんにはすでに伝えた。
とはいえ、ルビーにまだ伝えられていない。危ないことをしていることを叱咤されるに決まってる。どうやって伝えるべきだろうか・・・
「どうしたのアクアくん?」
「あ、あかね・・・ごめん少し考えてた。」
(アクアくん・・・ひょっとしてアイさんのこと考えてたのかな?どうしよう、アイさんが転生してること伝えたいのにもどかしい・・・・)
打ち上げがお開きになりかけたその時。ガチャっと部屋の扉が開き黒ずくめの人物が現れた。
「すみません。星野アクアくんいますか?」
黒ずくめの人物ーーもとい黎人がそこにいた。
「「「ーーーーーえぇぇぇぇぇ!!!??」」」
MEMちょと女性アシスタントらの視線が黎人に釘付けになった。
「え、嘘!!誰あのイケメン!!アクたんあの人誰!!?」
確かに仮面はつけているが普段の羽織姿ではなく、黒いスーツに白いワイシャツ、青と紫のネクタイ、そして黒の皮手袋。側から見たら仮面をつけたイケメンという相貌だ。
「・・・演技の、先生。」
「脚長い!!スタイルヤバ!!!髪の毛長い!!!!」
「お兄さん!!仮面とってくー「「「ーーイケメンじゃん!!!!??」」」
左目だけ見せ、女性陣の注目を浴びた黎人。目の周りには雪の様に白いまつげ、青い夏空が瞳に浮かぶ。
「ねぇ星野くん!あの人独ーー「いやあの人結婚してる・・・何その絶望した目。」
あかねとゆきを除く女性陣が床に崩れ落ちた。
「アクアくん外で待っといてくれない?あ、黒川あかねさんだよね?アクアがお世話になってます。あと、これお土産。」
「あ、はい・・・え、これGODI●Aの高級なやつじゃ・・・」
「みんなに分けといて?ここは俺が奢るから。あ、カードでお願いします。」
(((ぶっ、ブラックカード!!!??)))
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路地裏で一服する黎人。その隣に立つアクア。
「・・・何で急に来たんですか?」
「詳細は追って説明するけど、君のお母さん・・・転生して今東京校の一年なんだよね。」
「ーーーは?」
アイが、転生?いや、俺とルビーも転生してる。あり得なくはない。そもそも転生自体、呪術に関係してるのかもしれない。
「本当、ですか?」
「マジだ。あとそれから・・・・」
なんだろう、これ以上は聞くなってカンが・・・
「数日前に、俺の弟・・・家入明星と式を挙げた。」
「ーーー」
その後気絶したアクアを慌てて解放する黎人の姿があった。
「あら、こんな田舎に何の用?最強の呪術師さん。」
「君、何者?」
次回、疫病神死す