最後、『愛と呪いは紙一重』に未登場の重要キャラが出てきます。
後日、転校生が来た。
『家入明星』
家入先生の弟。
一級術師の実力をもつ若き実力者。
術式や格闘術、弓術、剣術の天才。
東京校きっての麒麟児。
どんな奴なのだろうか。
取り敢えずチャラそうな奴だったらルビーと殴ると話し合った。そんで今現在、教室の前の教壇に立つ少年を見て思った。
「はじめまして、家入明星と申します。」
俺が思っていたのと、全然イメージが違ってた。
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「ねぇ、アクアくん。」
「・・・」
「アクアくん。」
「・・・」
「返事してくださいよ、アクア?」
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「全然話してくれない・・・」
「あははは!!まぁ急に父親だよって言われても困るよ。」
誰もいない学校の校舎裏。不良たちがヤニを吸いそうな場所で明星と汀は弁当を食っていた。明星はアイ手作りの愛妻弁当を食い、汀は重箱の一つを持って喉にかっこんでいた。
「・・・正直僕は分からない。アイを心の底から愛してるってのは本当のことだ。でも、
「・・・まぁ、君は出自が特殊だからねぇ。」
家入明星の両親は、禪院家と五条家の人間同士だった。両家は当時許嫁同士だった2人に特級呪具『伊邪那美乃胎』を使用させ、黎人と美夜を生み出す。だが両親がこっそり作った子供。それが明星だ。
「父は僕が産まれる前に死亡、母は僕が生後1ヶ月の時に死亡した。いきなり双子の親になってもーー「明星くん、急いでアクアくんとルビーちゃんの所へ向かって。」
急に立ち上がり、真剣な眼差しで明星を急かした。
「どうした?」
「監視に出した偵察用の呪骸が2体破壊されーー「なるほど、2人は護衛対象の元に行ってきなさい。侵入者は私が片付けましょう。」ーーセンパイ!?」
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その男は
「あぁ?その制服は・・・」
目の前に現れたブルーブラックの三つ編みの
「貴方は呪詛師ですか?呪詛師は変な格好してる奴が多い。」
「おめぇ・・・高専の術師か。」
『2人は高専の術師に守られている。気をつけてね。』
そのガキはかなりの手練れなのが分かった。なるほど少し苦めの仕事だったか。だが関係ない。男は短刀を持って少年に低く怒鳴る。
「とっととうせな?斬り殺すぜ。」
「そうですか。ならーー死んでください。」
次の瞬間、白い水のようなものが宙に現れ中から白と金色の龍の首が3つ現れ、雪崩の如く襲いかかった。
(媒介なし!?しかも呪力もガキのものじゃーーまさか!!?)
「呪霊操ーー」
「さて、あと3人ですね。明星くんと汀くんに任せて大丈夫でしょう。」
東京校2年
特別一級術師『城ヶ崎
日本四大財閥の四宮の血を引く城ヶ崎家の御曹司であり、最悪の呪詛師『夏油傑』のご落胤だ。