愛と呪いは小説より奇なり   作:ランハナカマキリ

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『愛と呪いは紙一重』が不人気になってる・・・
何が悪いのかな・・・


第十三話

「あははは!!派手にやったね!!」

 

倒壊した建築現場、オーバーキルした体力バー1ミリの瀕死の呪詛師を黒いバンのトランクに捩じ込む。気絶した2人の呪詛師以外に、黒い袋を血で染めている死体が6つあった。

 

「これ、ひょっとして汀くんが殺ったんですか?隼人くんに除霊してから埋葬してもらわないと・・・」

 

「まぁ状況が状況だったですからね。それより・・・帳は?」

 

「あ。」

 

 

 

高専に帰った頃、夕方にはニュースで取り沙汰されていた。

 

『続いてのニュースです。東京都内の建築現場が倒壊しました。おそらく現場の管理が行き通っていなかった可能性がーー』

 

正座させられた三人を見下ろしながら説教が始まった。

 

「・・・この中に帳を忘れた阿呆がいる。」

 

東京校2年担任『雨宮静流』

 

「名乗りでろ。」

 

コイツです、という顔をして明星を指差す優と汀。

 

「僕です。確かに帳を忘れたうえに大規模術式を使いましたが必要なことでした。何なりと処分は受けますし始末書は書きます。」

 

「素直でよろしい・・・ちなみに潜入先の高校で6人の呪詛師を殺して放置した阿呆がいる。名乗り出ろ?」

 

コイツです、という顔をして汀を指差す明星と優。汀は手を挙げて無実を訴えた。

 

「先生ぃ!!犯人探しは止めましょう!!!怒ると肌に悪いですよ!!!」

 

「汀だな?歯ぁ食いしばれ。」

 

ドカッ!!

 

バキッ!!

 

ボコッ!!

 

 

数分後

 

顔面がコブやアザで埋め尽くされた汀が床に倒れていた。その両脚を片方ずつ持って引っ張っているのが明星と優だ。

 

「痛ててて・・・あんの暴力教師が・・・」

 

「「自業自得だよ。」」

 

■■■□□■■■

 

高専一年教室

 

星野アイこと虎杖アイ、嫁入りしたから家入アイが双子と対面していた。

 

「・・・ママなの?」

 

「そーだよ?おっきくなったね〜ルビー?アクアもイケメンになったね〜」

 

「うっ、ママァァァァ!!!」

 

「っ!アイ・・・」

 

涙を流して抱きつくルビー。

 

声を震わせて同じく抱きつくアクア。

 

その2人を優しく抱きしめるアイ。

 

 

 

「ぐぞっ・・・泣げるわよぉぉ。」

 

「うぅぅぅ、アイ良かったなぁぁ。」

 

「おい録画撮っているか?」

 

「撮ってんに決まってんだろ・・・」

 

「うぅぅ、アイ〜良かったねー!!」

 

 

そして教室の外から中を覗いていた虎杖、釘崎、そして明星とアイを覗く1年ズが泣いていた。

 

「ひぐっ・・・何で会いに来てくれなかったの?」

 

「うーん、これでも数週間前まで精神的に不安定で2人に会うのお母さんとお義母さんに止められてたんだ〜」

 

「じゃあ、何で会ってくれたんだ?」

 

「明星くんのおかげで精神的に乗り越えられたからね〜明星くん、2人に会うの楽しみにしてたんだよ〜」

 

「っ、何であいつがママと結婚したの?あのグラサンロビンフットの何処が好きになったの・・・」

 

「うーん・・・・

 

 

 

 

 

 

 

惚れちゃったから?」

 

「「理由になってない!!!」」

 

□□□■■□□□

 

その夜、明星の部屋にて。

 

「だから!!絶対認めない!!!」

 

「もー!!ルビー認めてよ!!お父さんだよ!!」

 

「俺も、認めたくない・・・」

 

 

 

絶対認めたくないワガママ娘と絶対認めさせたいワガママ母、その両方で揺れる息子。

 

絶対にお金払わないと見れないくらいカオスな状況が黎人、美夜、明星の前で繰り広げられていた。

 

「この状況高専内YouTubeで生配信しちゃダメ?」

 

「ダメに決まってんだろ愚妹。」

 

「というかあんたママを幸せにできるの!!?給料っていくら!!私はアイドルやってるから20万は貰ってるわよ!!」

 

「お前アイドル(一般人)だろ・・・俺は高専のバイトもやってるから40万。」

 

「僕の月収は■■■(ピー)万円です。」

 

「ちなみに俺は月収■■■■(ポー)億円。」

 

「私風情が舐めた口をきいてしまい誠に申し訳ありませんでした。」

 

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