愛と呪いは小説より奇なり   作:ランハナカマキリ

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期間空いてすみません。あと『愛と呪いは紙一重』リメイク版出しました。
それによってこの作品のキャラも出ると思いますのでよろしく。


任務

京都府立呪術高専は、人里離れた山奥に位置している。

これは呪術の存在を世間から遮断し秘匿するためであり、そして天元の結界術によって完全に外界から切り離されていた。

 

しかし、2018年以降

 

呪術の存在が明るみに出てしまい、天元も五条悟によって消滅させられた。

翌年、2019年の後半に東京の新校舎ができたものの、呪術の正式公表、呪術規定の改訂に海外への呪術の説明と条例の制定によって今まで通りに行動がしにくくなってしまった。

 

なので呪術師と一般社会との橋渡しを担う補助監督はとても重要な立ち位置となった。

 

「補助監督の『三輪霞』です!!よろしくお願いします!!」

 

「俺は任務があるから、今回は引率出来ない。くれぐれも三輪先輩に迷惑かけんなよ・・・・特にコハクとコレオ」

 

「「・・・・」」

 

汀からニヤニヤと笑われた2人は、ムスーっとした顔で頷いた"フリ"をした。

 

「「ワカリマシター」」

 

((絶対分かってねーな/絶対分かってないですね))

 

車に乗り込む彼ら1年ズを見ながら、黎人と三輪は揃ってため息を吐いた。

 

■□■□■□

 

「今回の任務地・・・・結構前まで使われてたドラマの撮影地なんですよ。ほらあの原作崩壊させまくったあの駄作・・・・」

 

「あー、星野くんのお兄さんが出てたやつ」

 

「あーあの金の無駄遣い映画か」

 

4人の頭の中に、ネットTVの駄作が再生され始めていた。

 

「あれは酷かったですよね・・・・『ヒトリニサセネーヨ』とか特に・・・・学生の頃、家入くんが原作送ってくれたんですけど学年全員で泣きましたよ・・・・・・・・なんであんなドラマにしたんですかね〜」

 

「多分だけど、俳優だけじゃなくて製作陣にも問題があったんじゃない?」

 

「ん?どゆこと?」

 

「・・・・多分、俳優を起用したディレクターまたは監督が面食いで、費用も低予算だったんだろ。それに大体の漫画の実写化は、原作とは違うオリジナルのストーリー展開になるしな。撮るほうも撮るほうだが、観る方も観る方だろ」

 

「そうそう、フリルお姉ちゃんは『イケメンの無駄使いが見れる』って和気藹々としてた」

 

「•••不知火フリルって思ったより話し合いそうだなーー「は?もしフリルお姉ちゃんに手ェ出したらアンタの逸物引き抜いて、血抜きしてロッキーマウンテンオイスター*1にして食うわよ」

 

「••••お前、アレ食えるの?オゲェ••••••••」

 

「何よ。因みに私の好物は叔父さんが海外から持ってくるゲテモノです」

 

「「うっっっわっっ••••••」」

 

コハクと汀はリアルで引いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

□■□■□■

 

「では、帳を下ろしますね・・・・闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え」

 

コハクの目に、暗黒に染まっていく空が映った。

 

(・・・・任務地は市街地から遠いが、小さな集落が近いからな・・・・帳は必要不可欠ってことか)

 

帳が降りきると、3人の目の前の建物から夥しい人の手形が現れる。

 

「言っとくが邪魔すんなよ」

コハクは青電を迸らせ、目の星を輝かせた。

 

「汀くん。このバカのお守りお願いね」

コレオは人形(ひとかた)を取り出し、呪力を込めた。

 

「はいはいわかりました〜」

汀は自身には大きい刀を引き抜き、構えた。

 

 

 

 

建物内、曇天の空から雨が降り始めたため祓いは屋内で行われた。ドラマの出来の悪さに対する負の感情が呼び水となり、撮影地に大量の呪霊が集まっている。とはいえ、そこまでの数ではないが、一級相当の呪霊がいたため同格のコハクが対処することとなり、残りの呪霊を二人で対処することになった。

 

呪霊を祓いながら、汀はじーっとコレオの"祓い"を見ていた。

 

コレオが指に挟んだ人形から黒い瘴気が溢れ出す。

 

「『玄武』」

 

現れたのは車ほどの巨大な亀。

甲羅に刻まれた星の紋章から周囲を取り囲むように結界が展開される。

 

(••••伏黒さんと先生とは違う、呪符を使う系の式神使いかな••••”壬”ってことは9種類の式神がいるってことだよね。多分だけど、あの式神の能力はーーーーー)

 

ーーあらゆる障害を遮断し拒絶する結界の生成。

 

結界のドームに無数の張り手がビシッと張り付く•••だがコレオと玄武には届かない。

そしてポケットから新たな人形を取り出して•••

 

「『獅子』」

 

赤く猛々しく燃える立髪を燃やしながら、呪霊の手を焼き払い飛び出す獅子。

 

(ヘ〜凄いじゃん。でも呼び出せるの一体だけなんだ•••でも)

 

ジト目で、呪霊の親玉である大入道を翻弄ーーいや蹂躙するコハクが彼にとって異質に見えた。

 

『うぶぅーーーおぼぉぉぉぉぉ!!!!』

 

「はっ!いいねいいなぁおいぃ!!!」

 

(うわっっっ返り血浴びて喜んでるよ••••つーか、()()()()()()()()()()()()()()?僕の目でも残像しか見えない。人間の域超えてない?)

 

コハクの怒涛のラッシュ。

彼の動きは青い電撃の残光でしか見えない。

 

「••••そろそろ終わるか」

 

『うごっ!!!』

 

一秒間に6回のアッパー。

 

()()()()()()()()()()()()()()、大きく仰け反った大入道の顔面に、コハクのつま先が突き刺さり紫色の散血が舞う。

 

「ーーーーったまんねぇ•••」

 

散血が雨のようにコンクリートの床に降り注ぐ中、コハクは曇天を見上げながら、ニヤッと笑った。汀は彼が生粋のバトルジャンキーであると確信した。

 

 

「•••うわっキッショ」「あ?」

 

その様子を見ていたコレオと瘴気に戻ったコハクとの喧嘩を、汀は()()()()()()準一級呪霊の屍体の上でただ眺めていた。

 

「やれやれ」

 

〜オマケ〜

 

三輪「まぁでも最終回は良かったですよね!!ストーカー役の、星野ーーーえっと、何君でしたっけ?「アクアマリン」そうそうアクア君と、えっと、誰だっけ?えっと、あの〜『絨毯で転ぶドジっ子子役』?」

 

コレオ「うーん、『ピーマンを舐める天才子役』じゃない?」

 

汀「いや『重奏をめっちゃにする音痴子役』じゃなかった?」

 

コハク「『重曹を舐める天才子役』だろ」

 

*1
牛の睾丸





じゅじゅ予告

黎人「俺の黒閃記録?6回」

乙骨「4回だよ」

虎杖「新宿の時に、10回だったな」

「「「次回、『今ガチ視聴』」」」

黎人「新宿か•••今度有給とってオープンカーで走らん?」

虎杖「いいぜ!!」

乙骨「•••酔い止め買おっと」
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