ゲーセンファンタジー・俺がプロゲーマーになる迄の記録 作:マキシマムとと
昨日感想で日刊ランキング入りを教えてくれた読者様が存在しまして。 えぇ…驚きましたよ?
私の作品がランクインしている。
メールの返信が終わったのはおよそ23時。
興奮して完全に覚醒した脳ミソが寝静まるまでに3時間。
起床したのは通常より1時間早い午前5時。
目覚ましアラーム無しでスッとお目覚め。
私、今日これから仕事、明日も休日出勤ですのよ?
本日の睡眠時間が3時間しか無いのは、気のせいなのでしょうか? 作者は未改造なのよ?
ーーーーーーめっちゃ書いた(小説)。
◯月◯日 雨
地雷座長に敗けた。
「ま、まだウルフちゃんの操作に慣れてなかったから。大丈夫だよ! 次はにーにーが勝つよ!」
朝食の席で必死で励ましてくれる妹に、俺は何も言えなかった。
あれからペレさんとは会話すらしてない。
「が、がんばろ?」
妹のーーーレンの目は、どうしたって必死で。
俺は鏡を見るように自分の弱さを思い知った。
だから。
「レン、頼みがある」
俺は覚悟を決めた。
このゲーム、扱う機体の性能がプレイヤーの精神状態に左右される、という話は以前何らかの形で語ったと思う。
楽しい! もっと遊びたい! と言った単純な喜悦であれば機体の出力が上昇するのだが、その程度の性能向上とは一線を画すモノが2つある。
ひとつは殺意。
これは機体の自立稼働範囲に関連するバフだ。
例えば仕事で疲れ果てて頭が回らない状態でプレイする時と、その手前の状態でイライラしてる時ではロボの動きが全く違う。
気のせい…にしては一度の戦闘で消費する時間が違い過ぎるため、以前自分なりに調べてみた事がある。
その結果、疲れて脳が死んだまま事務的に戦う場合は自動的な姿勢制御や操縦補助の範囲が狭まり、多少の操作ミスでも簡単に転んでしまう。
しかし、例え疲れていても殺意に満ちていた場合は普段より格段に機体側が補助してくれる範囲が広がる事がわかった。
具体的に言うとーーーそうだな。
キャタピラからヒトアシに換装した後…スライム撃破前後の話がわかりやすいか。
ロボに『斬る』という動作をさせる場合、その前段階として片足を少し前に出して剣を振り上げる操作が必要となる。
だが、あの頃の俺に出来る操縦は『姿勢の変更』と『剣を構える』動作で限界。だから姿勢が崩れないように重心を真ん中に保つのはロボの姿勢制御システムが肩代わりしてくれるのだが、その触れ幅に影響するのが【殺る気】なんだ。
頑張るとか、集中とかじゃなくて、もっと原始的な殺意でロボの扱いやすさが変わるという謎システム。
凄まじい技術なのだが、何故こんなにも野蛮なのかは謎のまま。
地雷座長との戦闘の最後、機体が自発的に動いて着地を担当してくれたのはこの不思議システムのおかげだ。
これからも【殺意】のコントロールは必須になってくる。
極力テンションの上下に左右されず、殺す意思を常に尖らせ、どんな状況であれ敵を刺し殺せる心構えが必要となる。
そして、それよりも遥かに大切で、俺が俺自身に覚悟を問う必要のある因子が存在している。
ずっと目を背けてきた。
ペレさんは気付いていない。
レンは理解すらしていないだろう。
このゲームの火力には、ストレスが関連している。
確信したのは件の一戦。
その前から薄々感じる所はあったのだが、明確にする事をあえて避けていた。
その結果があの豪華絢爛な爆葬だ。
「クシナダ崩れ」
俺とペレさんの一撃は地雷座長をとらえた。
そして、倒せなかった。
これが異常なのだ。
アリーナだから?
徒手空拳だったから?
戦闘モードが未起動だから?
…違う。
以前の俺が同じ攻撃をしていたなら、爆散していたのは俺のロボ腕ではなく地雷座長の全てだ。俺の桁外れの火力は桁外れの脆弱性を凌駕する。
つまり今の俺は、ゴミだ。
ーーーだからこそ、俺は決めたんだ。
◯月◯日 晴れ
間違えた。
間違えた「かも」じゃなくて。
間違えた。
…うん。
完全に失敗した。
昨日ストレスの話を書いたやろ?
俺にとって最大のストレス。
当然だけど【人間関係】だよ。
いや知ってるよね。
知らないのはペレさんとレンだけやろ。
他人と触れ合うこともなく、他人の視線も声も無い。
「今日は◯◯が欠勤です」
意訳:部品洗浄の仕事も受け持ってね!
だけど君のノルマと納期は守ってね!
「今日は鋳造遅れで昼から加工します」
意訳:昼から最低でも5箱は検査してね!
洗浄が間に合わないから自分でやってね!
「連休前には掃除をしましょう」
意訳:他の人は高齢者だからね!
モップがけは君が頑張るんだよ!
ノルマをしっかり処理して、それからーーー
他人に、仕事を、左右されない!!
「◯◯さぁ? 一緒に飲み行こうぜ?」
意訳:暇だからお前の時間を寄越せよ。
年下だろ? 後輩だろ?
俺が誘ってやってるんだぜ?
「◯◯さぁ? 付き合い悪くね?」
意訳:もしかして舐めてる?
俺が派遣だからって舐めてんのか?
人付き合いも満足に出来ないような、
社会不適格者かよ、おいおい嘘だろ?
「お前何様なんぞ? なんでオラがお前の言うこと聞かないけんのぞ? あ? 効率? 知るかぁオラは課長にこうせよ言われた仕事をしよるんじゃ、お前課長か? 違うやろが偉そうにしくさりやがってよぉ!!」
意訳:俺は仕事したくないんだよ。
効率とかどうでもいいし、
仕事が間に合っても間に合わなくても、
どっちでも関係ないんだよね。
そんなに気になるなら、
お前が俺の仕事やれば良いんじゃね?
(ジジイ1日分の仕事を3時間で処理しながら自分の仕事を残業時間フル活用で追い付かせたあの日々。1ヶ月頑張って、その結果人生で初めてのぎっくり腰を体験した、あのーーー日々)
他人に、心を、乱されない!!
あの日々に比べて現状はどうだ。
「卍で? おまはんごっすいやん!!」
意訳:本当ですか? きゃーやだー☆
ボクちゃんってば凄いのね! ちゅき☆
「ムリポムリポし過ぎるおる。きょんは休もな?」
意訳:ちょっと最近無理しすぎじゃないかな?
おねーさん心配だぞ(`ε´ )
お金の心配もわかるけど、無理は禁物。
また明日楽しく遊びながら稼げばいいでしょ!
「最近に? ペレさん…ミニモちゅんチュコなの」
意訳:ミニモニムーンをご存知ですか?
ミニモニムーンは、日曜日の夕方6時にテレビ夕日系列で放送されている女児向けアニメシリーズです。
↓読まなくて良いよ。
バカじゃないの!? ↓必読だろおぉんッ!!
ミニモニムーン(神)は『らんらん』に掲載された猛内様(超絶パーフェクトマ神)の読み切り漫画『コードネームはセーラーw』を原案に、雑談社と北映の合同によるメディアミックス企画としてスタートしました。基本設定は全メディアミックス共通ですが作品ごとに内容が異なり、原作漫画はラブコメディ要素が強く、主人公の前世から続く恋と戦いを描いたメルヘン風SFとなっています。主人公のミニモちゃんは少女を中心に大人の女性、男性の間にまで幅広く人気を博し、単なる少女漫画・アニメの域をはるかに超えたブーム・社会現象としてーーー。
ーーーあれ?
なんか、混線した??
ちょっと真面目な話の途中なんですが。
なんだったか…そう。
現状が俺にとって心地好すぎるのが問題って事を言いたかったんだ。
ストレスフリー。
借金の問題はあるが、それにしても分単位でゴリゴリ清算できるし、長時間労働も肉体の負担が何故か少ないため集中の持続に楽しみを覚える事が可能。
何よりペレさん。
そして現実で俺を迎え入れてくれる妹の存在。
これでストレスを感じ続けるのは、無理だ。
だから探した。
特別な
クラン『C.C』だ。
無能の木っ端から「クラン名称の意味がわからない」とのメールがあった。その程度の考察も出来ない思考停止のカスに付き合うのは馬鹿馬鹿しいのだが、我の器の大きさを披露するために答えてやろう。
『クレイジー・サーカス』だ。 馬鹿が。
感謝せよ愚民。 そして我がサーカスの為に心血を注ぎ、死ね。 |
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団員数:1名→2名(New!)
高評価:4件 低評価:978件
もう一度書く。
俺は。
間違えた。
作者はサーカスのスペルを間違えた。
サーカスってSから始まると思ってたんだよ。
同日08:08 S→C へ訂正。