ゲーセンファンタジー・俺がプロゲーマーになる迄の記録   作:マキシマムとと

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 アンケート終了しました(^o^ゞ
 ご参加のコアパーツの皆様に感謝申し上げます。

 また機会があればアンケート機能を活用したいと思っておりますので、その折にはまたよろしくお願いいたします。



40.無残無抜

 

 ◯月◯日 曇り

 

 

 最近の俺はおかしい。

 もしかして脳の病気じゃないよな?

 たぶん宇宙人関連…だよな??

 

 怖いんだが病院には行きたくないんだ。

 気が狂うような待ち時間、今の俺では耐えられない。

 

 工場勤めだった頃にはその空白のぼんやりタイムも有りだったぜ? 病院だから仕方ないって言う大義名分のもと、1分1秒を削るような毎日の中でボロボロに疲弊した脳をしっかりと休ませる為には最適な時間だったからな。

 

 けど、今は(一応)自営業で、働けば働くほど手取りが増えるというか、働かなきゃマジで後ろは崖っぷちの借金魔王だもの。

 

 (だいすの旅ーーー? 知らない子ですね)

 

 なんか、ちょっと前まではそんな事に無かったのに最近ミレンがオシャレに目覚めたらしくて服やら(目玉が飛び出るほどお高い)美容グッズ(しょんべん漏らすレベルでお高い)やらを買い始めたから余計にケツが火でボーボボだよ。

 

 引きこもりが治ったのは良かったし、兄としては応援せざるを得ないのだがーーーなんで、あんなストーンとボイーンの対極的な双子なのに浪費癖だけは一緒なのかと。

 

 「違うっ! レンちゃんはにーにーの為にお金使ってるの!! ミレンと一緒にしないでっ!!」

 

 「いやいや、それは違う。解釈違いと言うモノだよ愛しい姉上、その意見に対しては流石に視野が狭いと言わざるを得ない。いいかい? 僕はこの世界の基準に照らし合わせればそれはもう! オスがヨダレを垂れ流しにするような美の結晶として生まれたのだよ? それならば持ち合わせた美を磨くのは生物としての責務とすら言えるのさーーー延いては、僕の美貌や魅惑の肉体が兄上の生きる活力になる。むしろ僕の浪費こそが兄上の人生を輝かせていると言っても過言じゃぁない」

 

 まぁ、ちんちくりんに生まれた姉上には理解しがたい真理なのかもしれないけれども?

 

 と、軽く…重く? レンのスレンダーボディーをディスりながら、ミレンが甘えるように俺にしなだれ掛かる。

 

 …肉が直撃。

 

 朝だからってのはわかるけど、せめてスポーツブラくらいはしとけと思う。そんな俺の心の声を無視して笑うのがミレンさんなんだよ。

 

 「ねぇそうだろ? 僕の最後の希望の兄上♡」

 

 引きこもってた反動なのか、ミレンは過度にスキンシップを取りたがる癖があって、やたらと俺に密着したがる。

 それに対するヘレンの反応はーーー、

 

 「むぃぎぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

 

 レンもまぁ、よくそんな叫んで喉が裂けんなと、いっそ感心するくらいの奇声を発して俺とミレンの間に割り込んでくる。

 二卵性とは言え双子なんだから、もう少しくらい仲が良くても良いと思うのだが…。

 

 

 

 

 ともかく、なんにしても金がいる。

 現在のオレの職業は(自称)ゲーマー。

 だが『だいす』には入れない。

 

 そこで俺はピーンと来たね。

 確かに今現在俺は『だいす』にin出来ない。

 そこで役立つのが『コネクション』なのだよ、諸君!!

 俺も伊達におじさんはしていない。

 こういうこともあろうかと『絆』のソルジャーカードは発行済み。

 

 『だいす』がダメなら絆で稼げば良いじゃない大作戦!!

 

 普段は座長に無理やり連行されるのだが、別に俺はヤツの子分でも部下でも無いからな。

 必要なら稼ぐ、それだけだ。

 

 やっと引きこもりが終わったんだし、ミレンも一緒に連れて行ってやりたかったのだが、生憎と俺は車は持ってない。

 とりあえずくっつき虫のレンちゃんへ出発の準備を促したのだがーーー、

 

 「残念っ! 残念っ! ざ~んねんなんだけどね! レンちゃんは今日は大忙しなのだ!!」

 

 なんでも『だいす』関連でやる事が出来たらしく、レンはついて来れないらしい。

 それならばと、大きな( )妹へと声をかける。

 

 「僕? 誘ってくれるのは嬉しいけれど、姉上が一人でお留守番出来るかどうか…僕は心配で心配で仕方がないんだ。だからゴメンよ僕の最後の希望の兄上」

 

 ま、ミレンの反応は予想通りかな。

 猫みたいに家にこだわるヤツだし。

 

 そんな訳で珍しく一人でバイクに跨がる。

 ヘルメットを被る前、

 

 「気を付けてね」

 

 小走りに駆け寄ってきたミレンが俺に耳打ちして。

 

 「命は儚いから」

 

 「ハムっ」と吐息のASMRを響かせながら耳を食み、ぺろりと耳たぶを舐めて「チュ♡」と甘い音色を響かせて去っていった。

 歩き方なんかもぉ、後ろ手で髪の毛ファサァーっとやりながら行くんだけどさ、スタイル抜群なくびれの下でぷりんぷりんお尻が揺れててな?

 

 それがまたギリギリのラインなんよ。

 お尻フリフリ歩きって下手すれば笑えちゃうんだが、ミレンはその辺りの線引きが絶妙でな? ギリで最高にエロいラインをぷりんぷりん♡させながら歩けるんだわ。

 

 …なんと言うか。

 我が妹ながらシコい。

 コイツ14才なんだぜ?

 レンと同い年なんだぜ?

 俺は長男だから我慢できたが、次男だったら無理だったと思うんだぜ?

 

 …ミレンが外に出たら男が全員猿になりそうで怖い。

 そんな事を思いながらそのケツを見送ったんだ。

 

 

 ◆

 

 

 そんなこんなで何時もの駅に到着して、エレベーターでアクセスコードを入力。

 いつも通り複数の分岐を経由しなから地下へと向かったのだが…う~ん。一応ハッキリしてるのはここまでなんだよな。

 

 なんかエレベーターが到着したのにドアが開かなくて、非常ボタンを押したのはたぶん本当。

 

 その通話先から下品な世紀末風の「ヒャッハー」ボイスが流れてきたり「妹が一緒だったらファッ◯するところを見せつけてやったのによぉ!」とか高音ボイスでヒャッハーされたり、天井から赤くて毒々しい感じの、

 

 『コンチハ! ボク猛毒GASだよ! コンチハ!』

 

 みたいな気体が吹き出してきたりして、イラっとしてドアを蹴り壊した(記憶通りなら厚さ5cm程度の分厚い鉄板)辺りからは夢なんじゃないかなと思ってる。

 

 たぶん…ほら、地下ガス? 的なモノを吸い込んで頭がおかしくなってたんだよな。

 だってなぁ…?

 

 視界の中央に半透明のテロップで、

 

 【我:起動】の文字が浮いてんだもんよ。

 

 ゲーム脳も極まってきたよな。

 現実×ゲーム=俺最強、とか。

 

 ガスの影響にしても俺、ホント大丈夫なのか? 中学生の倍以上生きてるオジサンが、何をどう間違えてあんな夢見たの?

 

 【半人≠半神circuit不浄連結】

 【システム・戦闘モード・解放】

 

 このお馴染みの2行が表示され終わる頃にはドアの前で待機してた世紀末ヒャッハー同盟のナイフ野郎1~8号は腕や足が間違えた方向に曲がった状態で床にキスしてたし、何故かボス的なポジションで待機してたムキマチョさん(地雷座長のアッシーくん、名前忘れた)が「お前に怨みは無い、すまない」なんて言いながら黒い拳銃の銃口をこっちに向けるやん?

 

 (危ないなぁ…)

 

 【我・恐・無シ・殺ル?・殺ル?】

 

 (ザコなら余計に殺しちゃダメやろ?)

 

 そんなやり取りをした、気もする。

 なんか本当にあの辺りの記憶はぼんやりしてるし、次の瞬間には場面も変わってたんだよ。

 

 

 

 んーーーなんてぇか。

 R18…的な?

 エロと言うよりはグロ寄りの酷い絵面にシフトチェンジ。

 

 薄暗い箱部屋の中、その真ん中のベッド。

 白濁液(察して)を全身に塗りたくられてる女の裸体。

 臭いは最悪。

 雄と雌の混じりあった後で、それを何日も放置して腐敗させたような…夏場の中学生男子のゴミ箱の臭いを何百倍にも強烈にしたようなヤツでな? ひっどいんだよ。

 

 なんかなぁ。

 ガキの頃、顔見知りだった尻癖の悪い(マーキング的な意味で)野良猫が道路で倒れてた時の事が頭を過ったよな。

 

 おぃおぃ、と。

 

 お前そんなヘマするなよ、と。

 

 あん時の野良猫は車に跳ねられて腰の骨が逝ってたんだよな。んで、目の前の…明らかに疲弊して肌艶の悪い女。

 特徴的なトラロープ模様のモジャ毛と背格好から判断してーーー地雷座長さん、もな。

 

 すっげぇヤられてんだわ。

 いや、夢だけどな?

 凄いうんざり系の夢の話な?

 

 全身に青アザはあるし、首周りはむしろ黒ずんでる。

 敏感そうな所にはヤクザ漫画で見るような注射跡が無数にあったりして、口からは呻き声すらなくヨダレを流して身動ぎもしない。

 

 や、夢だよ?

 夢だし、そんな風に見えたってだけだからね?

 本当の事は知らんのだが。

 

 ーーーだが…ね?

 

 「ひっ…!!」

 

 部屋の奥の暗がりで。

 かくれんぼのつもりかなんかしらんが。

 

 「俺は…! 政界にも…!!」

 

 はだかで、ちいさく、ふるえてる。

 肉の袋をかぶったクソを。

 

 「やめ、ご、や…!!」

 

 俺が、ゆるすわけぁ無ぇんだよボケがッッッ!!!

 

 

 

 ◆

 

 

 

 そんな奇妙な夢を見たんだよ。

 んで、起き抜けになんか局部があったか気持ち良いなぁーと思ったらだよ?

 

 「あるじ…さま♡ ん、ん♡」

 

 目覚めたら虎柄のド派手な髪の見知った女(地雷座長)が下半身『ピーーーーーーーーーーーーー(ここでは見せられないんだ、ごめんね♡)』とか…。

 

 ーーーえ?

 

 夢………ですよね??

 





 今回の話はアンケートでおおよその数字が出てから考えました。
 作者は硬派で誠実な性質なので、正直ハーレム要員とか考えたことすら無かったのですが「心をへし折れ」と、悪魔のようなコアパーツの皆様からの無理強いの結果、今回の『無残無抜(かわいそうは抜けない)』の話が生まれてしまいました。

 なんて、ゲス野郎なんだコアパーツ。
 最低だよコアパーツ。
 恥を知れよコアパーツ。

 今回の話を書くのはツラかった。
 おにんにんがモンモンして、しんどかった。

 そんな作者は紳士として心を痛めたので地雷座長がもっとボキボキになれるようこれからも励んでまいります。

 ゲスパーツの皆、応援してくれよな!

 ーーーと、言うわけでアンケート第2弾!
 今回の締め切りは明日まで。
 土曜日の気が向いた時間に店仕舞いしますのでどうぞ皆様奮ってご参加くださいませ(о´∀`о)

次の回で主人公が乗るロボの脚種、どちらが良い?

  • トリアシー逆間接2脚(レンと2人乗り)
  • ロクアシー6足獣型(座長含む3人乗り)
  • それよりR18の座長HHシーンを書け!
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