ゲーセンファンタジー・俺がプロゲーマーになる迄の記録   作:マキシマムとと

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 前回ご参加のコアパーツ様、有り難うございました。

 やはりアンケートは大事ですね。
 作者的にはあの流れではロクアシかな?
 と思っていたのですが、やはり世間はACなんですよ。

 アンケート、マジでして良かった。

 ちなみに逆間接は昔のくの字型ではなく、現在のイナズママーク⚡みたいな形状でイメージしてください。

 今のACの逆脚って本当に格好良いし、考えてみれば当然の結果だったのかも? ←基本考えない男。



41.三首起動

 

 ◯月◯日 晴れ

 

 

 前回の事は一度置いておく。

 もしアレが全部マジだった場合、色々とやらかしたバイオレンスがガチでヤバいから考えたくないのもある。

 

 「あるじ…さま♡」

 

 イロイロと頭がバグる存在への対処もそう。

 

 「おねがい、もっと…ね? ね♡」

 

 どういう意図か聞きたくもないのだが。

 一戦終えた後、とりあえずシャワーを浴びてきなさいと部屋を追い出したライザさん(座長呼びしたら何故か泣かれて、それから呼び名を変更した)が刺繍でかわいらしく(人権無視で)『あにうえ専用Free hole♡↓♡』(図1)と書いてある裸エプロン(マジか…)を装備して帰ってきたのだ。

 

(図1)

   ♡   ♡

  ♡ ♡ ♡ ♡

♡ あにうえ 専用 ♡

 ♡ Free hole ♡

   ♡ ↓ ♡

    ♡↓♡

     ♡

 

 シャワー時間わずか5分。

 汗流して、即・再・戦・希望…!!

 これが若さかーーーて、違う。

 なんで俺の性癖(裸エプロン)がバレてるのか!? ーーーいやそれも違うくて!!

 

 「ライザに、もっと♡ …して?」

 

 お上品に、膝上サイズの絶妙エプロンの裾をつまんで少しだけ、見えないスレスレに上げる、その仕草。

 ギリギリのラインを隠す白とピンクのエプロンが憎い。

 胸の谷間の白さがエロい。

 さくら色の可愛い唇を小さな舌でナメる仕草がエグい。

 あの頃のクソガキが俺の前でおねだりしてる現実が、際限なく魂を狂わせて何もかもがツラい。

 

 ーーーマジで…! やめてください!!

 俺の脳ミソを溶かさないで…!!

 

 ライザさんは口が最悪だったから苦手だったのに、口下手になってしまったらもはや完璧なビューティフルメスガキになってしまうでしょ? オジサンはもぉ10年も人肌に触れずに過ごしてきた世捨て人だったんだぜ? 無理無理無理無理、ガチで無理。

 

 賢者タイムなんか一瞬でスキップしてしまう。

 

 死にそうな葛藤に対してスキル『鋼の意思』を発動して対抗。歯を食い縛りながらもお引き取りを願った。

 

 「ライザに、あきたの?」

 

 悲しそうな横顔で呟かないで。

 誰なの?

 このトラロープ模様のもじゃ毛美人は、誰なの!?

 

 つい「また後で」と口が勝手に動く程度には股間が揺さぶられてしまった(思わず生尻に伸びた手は必死で動きを止めさせた)。

 

 本当にすまない。

 俺はオスだったらしい。

 死ねと言われれば命を絶ちます。

 

 本当に、ごめん。

 

 

 ◇

 

 

 ーーーでだ。

 目下最大の問題をぶち上げる。

 

 【うらしまたろう問題】

 

 うん。

 なんかライザさんと肉体交渉()してる時にフと思ったのだが、彼女のお肌がとってもキレイだったんだよな。

 

 流石は二十代前半(本名も正確な年齢も、正直俺は彼女のことを何も知らない)。

 

 下手すりゃ強制ワイセツでタイーホされかねないお肌の張りと艶ともっちり手に吸い付いてくるような魔性の弾力に俺の前頭葉は仕事を捨ててハワイ旅行へひとっ飛び。

 

 一瞬(あ、やっぱりあのバイオレンス空間は夢だったんだ)と思ったのだが、しかし首にはまだうっすらと黒い痣があってな?

 そんで、ライザさんを追い出した間にスマホを見たらだよ? 時間が飛んでたんだわ。

 

 約1ヶ月。

 

 マッッッッッジでビビった。

 

 「へぃあ!? な、ウソ? は? 何で!?」

 

 ↑こうなった。

 パンツ履く前だったからそれはそれはヒドイ絵面の裸のオッサンがスマホ片手に意味もなく部屋の中をぐるんぐるん周回した。

 

 ーーーんで、再度落ち着いて衣服を装着。

 カレンダーやらテレビやらで日付を確認したのだが、間違いなく俺の記憶してある日から1ヶ月飛んでるし、この日記もあの日から進んでなかった。

 

 これは、大問題なんだよ。

 

 俺はローンという名の莫大な額の借金を抱えてる。

 先月は蓄えがあったーーーが、今月は…?

 毎月の返済日まで、残り日数はあと僅か。

 真っ青になりながら部屋から飛び出し、レンを探したーーーそして。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 『では、復唱してくれたまえ僕の最後の希望の兄上』

 

 筐体の外から、ミレンがゲーム開始前の最終確認を飛ばした。

 

 「はぁ? レンちゃんが居るんだから細かいことはイーんだよっ! おけまるっ! なのっ!!」

 

 俺の後ろ。

 増設された(おいくら万円だったと思います? ヒント:家の増築)後部補助座席に座ったレンが「ふんすかふんふん」と苛立ちをあらわにミレンに噛み付く。

 

 『姉上、僕らはチームだよ? 例え姉上に100の力があったとしても、101の状況には対抗できない。僕らはこれから1.000をも越える状況に挑むチャレンジャーなんだ、基礎となる部分で兄上を甘やかすのは無意味どころかむしろ害悪。わかっているよね?』

 

 「だって!」

 

 『今回の姉上はサブパイロット。オペレーターはミレンだ、ヘレンじゃない、だから従ってもらう。一度は納得してくれた事を反故にするのは、あまりにも礼を欠くんじゃないかな?』

 

 理路整然としたミレン。

 決して譲らないと言う強い意思を感じさせる言葉の重みがレンの口を閉じさせた。

 

 『では、兄上?』

 

 ダンダンダンッ!!

 どこぞの断裂ウサギのように床を踏み鳴らして怒りを見せるレンの幼さに笑いながら、俺の意識が少しずつ変わっていく。

 

 「今回の目標は『だいす』『アーマードギア』のコラボ企画【スニーク・ハイド・ブレイカー】に参戦して優勝賞金の一千万円を獲得すること」

 

 『よろしい、では使用機体』

 

 「今回は『アーマードギア』とのコラボ企画と言うこともあり、使用機体は『彼方(AG6)』側から輸入可能…というか、こんなスニーキングミッション、オルボーンには無理やろ?」

 

 『いや、出来なくはないよ? 莫大な資産が必要となるけれど、オルボーンの可能性は無限大さ。それよりホラ、続きを早く』

 

 …?

 なんかミレンにしては珍しく気が急いてる…?

 

 「輸入したのは~っと? あ、コレか『DS-01-OR/BG』んー型式番号って意味あんのか?」

 

 『あるともさ。僕と姉上が、今日この日のために必死で必死で作り上げた機体だよ? 兄上がお部屋でギシギーーー』ダンダンダンッ!! レンの怒りの『地団駄』が発動した。

 

 【効果はバツグンだっ!!】

 

 「わかった、スマン、本当にスマン!!」

 

 記憶は今朝の分しか無いが、記録はイロイロ残ってる。

 1ヶ月間、俺は猿だったらしい。

 …死にたい。

 

 ーーーが、死んでる余裕は無いから強引に脳を再起動。

 

 「トリアシ…向こうでは逆間接だが、イナズママークみたいな脚部増設型の特殊中核並列外装が特徴的な白い機体」

 

 背後から、秋の空のようにコロコロと変わる楽しそうな声が降る。

 

 「ゆーめーな! 地獄の番犬!」

 

 レン、美味しいとこ、好き。

 オマエ、オレサマ、マルカジリ!!

 

 

 

「「『ケルベロス』」」

 

 

 

 俺たちの声により、機体が唸る。

 

 『キドウ:キドウ』

 

 トリアシの、人で言う太股にあたる場所に取り付けられた並列外装がアギトを開く。

 

 『ウァロロロロロロッ』

 『クァロロロロロロッ』

 

 はっーーー! ヤル気満々じゃねーかよ。

 それなら…!!

 

 「後は現地で!」

 

 『了解、頼んだよ。僕の最後の希望の兄上』

 

 「【スニーク・ハイド・ブレイカー】entry!!」

 

 『ブォン!』

 

 頭部外装のモノアイに。

 

 『01ーーーキドウーーー!』

 

 光が満ちた。





 外観を上手く伝えられた自信がない。
 やはりイラストレーターの協力が欲しい。

 かなり前から『どうしてもこの人』って言う方がいるんだが、今はリクエスト受け付けないとの事。
 作者は諦めが悪いので来月にも再来月にもリクエストする予定なのだが、それが成功するかは不明。
 まぁ妥協したくないし妥協して誰かに依頼するとか失礼だから仕方ないんだけどな。

 とりあえず再度おさらい。

 外観は白ベースの逆間接機体。
 足の太股のがワンコの顔になってるからこれで2頭。
 残りの1頭は頭部にあるから三つ首の魔獣ケルベロスの名前を冠する。
 胸部はどんな形状をイメージしてもらっても良いです。
 たぶんACっぽい方がイメージしやすいかな?

 全体的に下半身にボリュームがある構成です。
 これでも上手く説明できた感じがしないのだがどうだろうか。
 イラストレーター様への再リクエストまであと一週間。

 朗報を…待てッ!
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