そう遠くない未来、
敵は、ただ一人。
暗雲が立ち込み、とある世界の
白髪の少年「ック……!」
紅いマフラーを纏い、紅い刀と、そして
そこに居たのは、無数に存在する
白髪の少年は持っていた一振りの紅い刀を即座に構え、
総ての世界を護る為に。
そして、自らの大罪を、償う為に。
昼15:35の晴天、金曜日。とある田舎の賑やかな商店街。
ここに、とある三人組が居た。
紅いマフラーを纏う紅い眼をした中学二年生の少年、
彼らは現在、学校を終え、下校をしていた。
紅介「お!良いな!折角の冬休みだし、俺の家で景気付けに遊ぼうぜ!」
するとその時。
女性「キャーーーーッッ!!」
紅介&離貅&木葉「!?」
突然、後方から女性の悲鳴が響き、紅介達は背後を振り向くと、フードを被った男がナイフを持って紅介達の方へ猛スピードで走って来たのだ。
木葉「え?」
男は木葉へ狙いを定め持っていたナイフで木葉を突き刺そうとしたその時。
紅介「木葉!」
咄嗟に紅介が木葉を庇い、紅介は男が持っていたナイフで腹を刺されてしまった。
離貅&木葉「紅介!!」
紅介「あ 」
紅介はナイフで刺された傷から血を出し、血を吐きながら力無く倒れ、男は一目散に走り去って行った。
木葉「いや……紅介……」
紅介「木葉……無事で……良かった……。」
離貅「待っていてください!今すぐ救急車を!!」
離貅は急いでスマホを取り出して救急車を呼ぼうとしていた。
紅介(これが……死ぬって事なのか……ハハ………でも……木葉を助けられて良かったな……腹が死ぬ程痛いし……なんか眠いし………もう……このまま………)
紅介は睡魔に負け、静かに瞼を閉じ、そして……息絶えた。
木葉「いや……イヤアアアアアアッッ!!!」
木葉の悲痛に満ちた叫びが、商店街中に響き、躁揮紅介の人生は、ここで幕を閉じた。
筈だった。
???「えぐ……ウグ……ヒック……っ!」
紅介「……え……?」
気付けば、紅介は見知らぬ場所に居た。更に目の前には蒼い髪の色と蒼い服を着た美しい美女が泣いていた。
???「ひ゛と゛す゛き゛る゛よ゛ぉ゛!!な゛ん゛な゛の゛よ゛あ゛い゛つ゛う゛!!」
紅介「え…えぇ……(困惑)」
ひとまず、紅介は美女を慰めてあげて数分後……
紅介「…そうか、アンタが今まで担当してきた死者達は大半が事故に巻き込まれて死んでしまったけど、俺みたいな事例は初めてで感動して泣いちゃったと……。」
アクア「うん……。」
紅介「そうか……。(このアクアって
彼女の名はアクア、彼女曰く、異世界では水の女神と呼ばれ、
紅介「それで、俺はこれからどうなるんだ?」
アクア「…天国に行って、お爺ちゃんみたいにボーっと過ごすか、記憶を消して、赤子からやり直すか、異世界に転生する事よ。」
紅介「異世界?ドラクエとか
アクア「うん!あなた、ゲームは好きでしょ?」
紅介「まあ…好きと言うか大好きだ。」
アクア「うんうん!実はね、その異世界にはドラクエで言うバラモスやゾーマみたいな魔王が居て、その世界がピンチになっているのよ。その世界で魔王軍に殺された人が居るでしょ?でもその人達がまたあんな死に方をするのは嫌だ!ってなって、生まれ変わりを拒否しちゃうからこのままじゃその世界が滅んでしまうの。それで、
アクアはそう説明する。
紅介「随分とスケールが大きい移民政策だな。」
アクア「で、どうせなら未練がある人を肉体と記憶はそのままにその世界へ送ろうって事になったの。そこで!私達はその異世界に行く人に一つだけ特典を一つだけ授けているのよ!」
紅介「特典?」
アクア「そうよ!強力な武具、優れた才能とか、好きなものを選んでね!あ!そうそう!本来は特典は一人につき一つだけど、あなたは特別に二つにしてあげるわ!」
アクアはそう言うと様々な特典が書かれた無数の紙をばら撒く。
紅介「おーマジか!有難い!…ん?ちょっと待て、異世界に行くだろ?言語とかどうするんだ?」
アクア「ああ、その事については異世界に行くときに
紅介「何だよダウンロードって、解りやすいから良いけおい待て今重要な事が聞こえたぞ。」
アクア「言ってない。」
紅介「言っただろ。…まあとにかく、特典を選べば良いんだな?てか、これら以外のも良いのか?」
アクア「ええ、良いわよ。」
紅介「なら、一つはパニシング:グレイレイヴンって言うスマホゲームに登場する紅蓮狂刃って言う武器が欲しい。後、かなり丈夫にしてほしいしキングダムハーツのキーブレードの出し入れするみたいに自由に召喚出来たりしてほしいな。二つ目は同じパニシング:グレイレイヴンのルシア-紅蓮って言うキャラの技や必殺技とかが欲しいな。」
アクア「わかったわ。ちょっと待ってて。」
アクアはそう言うと魔法と思わしき詠唱を言うと、紅介は紅く淡い光に包まれ、暫くするとその光は消えてしまった。
アクア「出来たわ。早速武器よ出ろ!ってやってみて。」
紅介「わかった。」
紅介はアクアに促されるまま右手を翳し念じると、紅介の右手から紅い炎が迸りその炎は刀の形を形取り、パニグレに登場する武器の紅蓮狂刃が姿を現した。
紅介「おお、こりゃあ良い!」
アクア「嬉しそうで良かったわ。それじゃあ、早速あなたを異世界へ送るわ!」
アクアはそう言うとまた詠唱を始め、紅介の頭上にゲートが現れ、紅介はそのゲートに吸い込まれるように宙に浮き始める。
アクア「躁揮紅介よ。数多の冒険者候補の中から、貴方が魔王を倒す事を願っています。さあ、旅立ちなさい!!」
アクアは紅介にそう言うと、紅介はゲートに吸い込まれていった。
そして、気付けば紅介は、石造りの街中のど真ん中に居た。
紅介「此処が…異世界……!」
今ここに、紅介の新たに始まる人生が、始まろうとしていた。
to be continued………
葛城ミサト「こんにちは。エヴァファンならご存知、