この素晴らしき世界に祝福を!   作:指揮官さん

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大川透(ジョジョナレーション)「前回の、ジョジョの奇妙な冒険(この素晴らしい指揮官に祝福を!)は、数日前に出会った知り合い、ウィズの所へ訪れ、新たなスキル、ドレインタッチを覚えた紅介とカズマ、そして、大昔に紅介の苗字と同じ剣士、ソウキ・ジンキの事を知り、その後、ウィズに訪れた依頼を代わりに引き受け、屋敷を入手。しかし、紅介達の知らぬ間に、ある人物が迫っていたッ!」



第9話 蒼天の霹靂

 

拠点を手に入れ、多少の事件はありながらも数日後、紅介の部屋にて……

 

紅介「…よし。」

 

一通りの準備を終えた紅介は荷物を背負う。

 

紅介「リオルー、行くぞー。」

 

紅介にそう言われた蒼い瞳の紅いリオルは紅介の肩に乗り、部屋を出る。

 

ダクネス「コウスケ、その荷物は?」

 

すると、紅介と鉢合わせたダクネスは紅介に声をかける。

 

紅介「ああ、ダクネスか。ちょっと、鍛練をしにな。…カズマは?」

ダクネス「カズマは友人に誘われて、何処かへ行ったぞ。」

紅介「そうか。みんなにも伝えててくれ。」

 

紅介はダクネスにそう言って鍛練をしに屋敷から出て行った。

 

紅介「…ん?アレは……おーいカズマ!」

カズマ「!?」

 

紅介は偶然カズマを見つけ、声をかけるが、カズマは何かを恐れているかのようにビクりと驚く。

 

紅介「何してんだ?ダクネスから友人に誘われたって言ったけど、そこの二人か?」

カズマ「あ、ああ。ダストに、キースだ。」

ダスト「お、おう。ダストだ、よろしく。」

キース「お同じく。」

紅介「…どうしたんだ?」

 

様子のおかしいカズマ達に対し、紅介はそう訝しむ。

 

カズマ「いーいや!?なーんでも無いぞぉ!そ、それより、その荷物はどうしたんだ?」

紅介「あ、ああ。ちょっと鍛練をしにな。」

ダスト「そうか!流石は紅蓮の子だなー!なら強くなる為には一分一秒でも強くならないとなー!」

紅介「…まあ、そんなにとはならないが、もっと強くなりたいのは確かだな。…悪い、邪魔したな、じゃ、そっちはそっちで楽しめよー?」

 

紅介は詮索せずにそう言って去って行った。

 

キース「…よ、よし、何とかバレずに済んだぞ……。」

ダスト「ああ……カズマ、あまり長引くのはまずいぞ━━」

カズマ「主人公ぶりやがって……。」

ダスト「…カズマ?」

カズマ「…何でもない。」

ダスト「そ、そうか。だがまあ、案内してやるぜ、サキュバスの店によ!」

 

ダストはニヤリと笑い、そう言った。

 

そして数時間後、紅介は雪原地帯にある森の中に訪れていた。

 

     OCTOPATH TRAVELER II(オクトパストラベラー2)より

      ウィンターランド地方

 

紅介「うー寒……ここで良いかな?」

 

紅介はそう言って丁度良くあった岩の上に荷物を置き、蒼い瞳の紅いリオルは紅介の肩から降りる。

 

紅介「………。」

 

紅介は紅蓮狂刃を顕現し、その刃を眺める。

 

紅介(あの時発現したあの力、もし制御する事が出来れば、大きな力になるはず……その為には、もっと力を……!)

 

紅介はそう思い、正眼の構えをとり、紅蓮狂刃を振った。

 

袈裟斬(けさぎ)り、左薙(ひだりなぎ)唐竹(からたけ)右薙(みぎなぎ)、袈裟斬り、左薙、唐竹、右斬上(みぎきりあげ)、袈裟斬り、右薙と紅蓮狂刃を振るい、蒼い瞳の紅いリオルも、自身の波導を冷気へと変換し、氷の剣を形成し、紅介の動きを真似する。

 

そうして鍛練を続けて数時間後……

 

紅介「…なあリオル、ちょっと良いか?」

リオル「?」

 

紅介は不意にある考えが過り、蒼い瞳の紅いリオルに話しかける。

 

紅介「お前がそうやって、剣を作れるならさ、それのもっと短い版を作れるか?」

 

紅介の言葉に蒼い瞳の紅いリオルはコクリと頷き、片方の手の上で波導を集束すると、氷の短剣が出来上がった。

 

紅介「おお!ちょっと貸して。」

 

紅介はその氷の短剣を手に取り、少し眺めて近くの木へ投げ放つと、氷の短剣は木に刺さった。

 

紅介「こりゃあ良い!…帰りついでに投げナイフでも買うか。それとリオルのおやつも。…てか、もう日が暮れてきたな。…そろそろ帰るか。」

 

紅介がそう思い、岩の上に置いた荷物に手を伸ばしたその直後……

 

???「グルルルル━━!」

 

獣の呻き声が聞こえてきた。

 

紅介&リオル「!」

 

       ここで音楽が止まる

 

紅介は咄嗟に紅蓮狂刃を構えて身構える。

 

紅介「リオル、離れるな。」

 

紅介はそう指示して蒼い瞳の紅いリオルは紅介の肩の上に移動し、強く掴まる。そして、紅介の前に現れたのは白い狼だった。

 

紅介「白い狼……」

 

過去の記憶(ダクネス)『カズマカズマ!これはどうだ?白狼の群れの討伐!』

 

紅介「!!」

 

紅介はその白い狼を見て、数日前の出来事を思い出す。

 

しかしその直後、紅介達を取り囲むように、周囲に次々と白狼の群れが集まる。

 

紅介「…やるしかない!」

 

紅介はそう言って、地面を強く蹴り、白狼の群れに立ち向かう。

 

    パニシング:グレイレイヴンより

        Final Creation

 

紅介「セイっ!」

 

紅介は白狼に近づき、間合に入ると同時に紅蓮狂刃を振るい、白狼を斬り裂く。

しかしその直後、別の白狼が紅介を噛みつこうと襲いかかるが、紅介は咄嗟に紅蓮狂刃の刃を口枷代わりにして咄嗟に防ぐ。

 

紅介「そんな攻撃━━」

 

紅介がそう言いかけたその時、紅介の背後から一匹の白狼が襲いかかる。

 

紅介「!?しま━━」

 

しかし蒼い瞳の紅いリオルが咄嗟に波導弾を放ち、その波導弾に被弾した白狼は一瞬で氷に覆われた。

 

紅介「ナイスだリオル!!」

 

紅介はそう言って抑えていた白狼の腹を蹴り、直後にすれ違い様に紅蓮狂刃で首を斬り落とす。

 

紅介「よし!!━━ってあぶな!!?」

 

また別の白狼が紅介に襲いかかるが、紅介はなんとか回避する。

 

紅介「あっぶねぇ…って危な━━ぐあっ!」

 

しかしその動きを予知したのか無数の白狼が紅介の回避を狙って襲いかかり、紅介はなんとか回避するも、最後の白狼の引っ掻きに対応出来ず、左腕に傷を追う。

 

紅介「ッ……。」

 

気付けば、白狼の群れは夥しく増え、紅介とリオルは囲まれてしまっていた。

 

紅介「数が多い……ッそれに…逃げ道が……!」

 

紅介はそう言ったその直後、白狼の群れは一斉に飛びかかり、紅介に襲い来る。

 

紅介「!!必殺紅蓮乱━━(ダメだ、間に合わ)」

 

紅介は咄嗟に紅蓮乱舞を放とうとするが、攻撃開始までに間に合わず、万事休すかと思ったその時━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「参之型(さんのかた)()(しょう)(じん)。」

 

       ここで音楽が止まる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如聞こえた女性の声と共に、何処からともなく巨大な緋色の斬撃が放たれ、それにより白狼の群れはまとめて斬り裂かれ、紅介と蒼い瞳の紅いリオルは事なきを得た。

 

???「魔王軍幹部を倒した者にしては、情けないわね。」

 

突如聞こえた女性の声に、紅介はその声のする方へ振り向く。

 

そこには、この世界に似つかわしくない服装をした一人の女性が居た。

 

言い換えれば、その女性は黒髪で、和装を身に纏い、右手には、一振りの深紅の刀を持ち、そしてその瞳は、紅介と同じ紅い瞳をしていた。

 

紅介「お前は━━」

 

紅介がそう言ったその直後、謎の女性は凄まじい速さで紅介との距離を詰め深紅の刀を振るうが━━

 

紅介「ッ!?」

 

紅介は間一髪で、謎の女性の攻撃を紅蓮狂刃で防ぐ。

 

       LAST (ラスト)CLOUDIA(クラウディア)より

        大いなるチカラ

 

???「へぇ?良い反応速度じゃない。」

紅介「そりゃどーも!!」

 

紅介はそう言って謎の女性を弾き飛ばすが、謎の女性は難なく綺麗に着地する。

 

紅介「…リオル!離れてろ!!」

 

紅介はそう言って蒼い瞳の紅いリオルにそう指示して、そのリオルは紅介から離れ、物陰に隠れる。

 

???「ペットの避難誘導は終わった?それじゃあ続きを始めるわよ!」

 

謎の女性はそう言って姿を消すと同時に、不規則な高速移動で紅介に近づき、深紅の刀を振り下ろすが━━

 

紅介「紅蓮閃撃!!」

 

紅介は高速斬り上げ攻撃(ルシア-紅蓮の黄シグナル)を放ち、謎の女性の一太刀を弾き、防御する。

 

紅介「そして…紅蓮初式!!」

 

そして、流れるように大きく距離を詰める刺突攻撃(ルシア-紅蓮の赤シグナル)を放つ。

 

???「中々やるじゃない。」

 

謎の女性はそう言って弾かれる事によって生じた慣性を利用し、斬り上げて紅介の刺突攻撃を弾き、そして紅介の腹を蹴り、大きく後方へ飛ばす

 

紅介「ガハッ━━!」

???「…それなりの鍛練を積んでいるようだけど、まだまだね。」

紅介「ッ……何だよこの強さは……!?」

 

紅介は蹴られた腹を抑えながら立ち上がる。

 

???「じゃあ、教えてあげるわ。私の力をね。」

 

謎の女性はそう言って深紅の刀を鞘へ納め、居合の構えを取る。

 

???「弐之(にの)(かた)、血風。」

 

謎の女性はそう言うと、迅雷の如き速さで急接近した。

 

紅介「速い!?」

 

紅介はそう言うと同時に紅介の持つ紅蓮狂刃は遠くへ大きく弾き飛ばされた。

 

紅介「しま━━」

 

攻撃手段を失った紅介の背後に立った謎の女性は深紅の刀を鞘から抜刀と同時に、紅介の首へ刃を振るった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅介の首と、謎の女性が持つ深紅の刀の刃が触れ合う寸前で動きを止めて。

 

       ここで音楽が終わる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅介「━━━」

???「…この程度とはね。」

 

謎の女性はそう言って深紅の刀を鞘へ納める。

 

紅介「…どうして……?」

???「あなたはまだまだ強くなれるわ。だけど、あなたは自らに“枷”を付けている。その“枷”を外さない限り、あなたは今以上に強くなれないわ。」

 

謎の女性はそう告げて、紅介に背を向けて歩き始める。

 

紅介「待て、お前は一体!?」

 

紅介の言葉に謎の女性は歩みを止めて━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイメイ

ソウキ(・・・)・レイメイ。あなたと同じ鬼人族(・・・・・・・・・)よ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅介「!?」

 

謎の女性、レイメイはそう名乗り、歩き去って行った。

 

紅介「ソウキって……それに鬼人族は確か━━」

 

紅介はそう推測するが、隠れていた蒼い瞳の紅いリオルは涙目で抱き着いてきた。

 

紅介「あ………ごめんな。怖い思いさせて。…帰るか。」

 

紅介はそう言って遠くへ大きく弾き飛ばされた紅蓮狂刃を回収し、岩の上に置いた荷物を背負い、蒼い瞳の紅いリオルを抱き抱えながらアクセルの街へと戻った。

 

屋敷への帰路で手頃な価格の投げナイフを数本、そして蒼い瞳の紅いリオルのおやつを購入し、屋敷へと着いた。

 

    パニシング:グレイレイヴンより

        Lateral Thinking

 

紅介「ただいまー。」

めぐみん「コウスケさん!待っていましたよ!」

紅介「どうしたんだめぐみん?何か嬉しそうだが。」

めぐみん「とにかく来てください!」

紅介「あ、ああ。」

 

紅介はめぐみんに言われるがままついていくと、カズマ達が美味しそうな蟹料理を食べていた。

 

木葉「あ、紅介。おかえりなさい。」

紅介「おう。てかこの蟹何処から?」

離貅「何やらダクネスの家族から引越し祝いにこの霜降り赤蟹が送られて来たんです。しかも超上物の。」

紅介「超上物の!?そりゃあ良い!!」

 

紅介はウッキウキで自分の席に座る。

 

紅介「いただきます!」

 

紅介は手を合掌して言い、蟹の脚を手に持ち、その蟹の脚を割ると、白とピンクの身が出てきた。

 

紅介「コレを醤油に付けて………うん!美味い!!」

ダクネス「…なあコウスケ。」

紅介「?」

ダクネス「お前やカズマ達が食事をする前、いつもそう言っているが、何か意味があるのか?」

紅介「あるよ。“いただきます”は、料理の食材となった自然の恵みへの感謝を表すものでな。それと、食事の終わり際に言う“ごちそうさま”は、料理を作ってくれた人だけでなく、野菜を作ってくれた人、魚を獲る人、食事が並ぶまでに関わったあらゆる人への感謝の気持ちが含まれているんだよ。」

ダクネス「それは…素敵なものだな。私も今後やってみよう。」

めぐみん「私もです!」

 

ダクネスとめぐみんはそう決意し、紅介達は食事を楽しんだ。

 

       ここで音楽が終わる

 

そして数分後、紅介の部屋にて、紅介は蒼い瞳の紅いリオルにおやつを食べさせていたが、レイメイの事を思い出していた。

 

紅介(蟹が美味くてすっぽり抜け落ちていたが、アイツは一体何者なんだ?自分を鬼人族と名乗っていたとか━━)

 

すると紅介はある事に気付く。

 

紅介「ちょっと待て!?アイツ、あの時━━」

アクア「曲者ーー!!この屋敷に曲者よーーッ!!!

 

しかし突如、アクアの緊急召集が屋敷に響いた。

 

    パニシング:グレイレイヴンより

         Raven Race

 

紅介「ッ!?魔王軍の刺客か!?リオル行くぞ!!」

 

紅介は咄嗟に蒼い瞳の紅いリオルを肩に乗せてアクアの声のする方へ向かった。

 

紅介&カズマ「どうしたんだアクア!?」

 

紅介と何故かタオル一丁姿のカズマがアクアのもとへ駆け付けると、離貅、木葉、めぐみんが先に来ていた。

 

アクア「カズマに紅介、見て!私の結界に引っかかって身動きが取れなくなった曲者が━━って、こっちにも曲者が居た!!」

カズマ「誰が曲者だ!?…あれ?何でそこにサキュバスの子が?」

紅介「何だこいつ!?肌の露出多過ぎないか!!?」

 

紅介達の視線の先には、かなり際どい格好をしていた少女だった。

 

離貅「アクア曰く、この屋敷に強力な結界を貼ってあるんですが、何やら反応があったから来てみれば、このサキュバスが屋敷に入ろうとしていただとか。…それはそれとして、あなたは何が狙いですか?」

 

離貅はそう言ってサキュバスを睨みつけ、近未来風な形状の二丁拳銃のウルフガン(リー-異火モチーフ武器)を顕現し、その銃口を向ける。

 

サキュバス「ひっ……!」

アクア「そうね、狙い次第でサクッと祓ってあげるわ!!」

ダクネス「ああそうだな!!祓うべきだ!!」

 

すると髪は濡れ、裸足で赤面したダクネスがずんずんと歩いて来た。

 

紅介「ダクネス!」

ダクネス「おのれサキュバスめ…あのような辱めを……ぶっ殺してやるッ!!

木葉「ダクネスさん一体何があったの!?」

 

そう会話している内にカズマは前に出て、紅介達の前に立ち塞がった。まるで、サキュバスを庇うように。

 

    パニシング:グレイレイヴンより

          Initialize

 

紅介「…カズマ?」

めぐみん「カズマ、可愛くてもそれは悪魔、モンスターですよ?一体何をとち狂ったんですか?」

 

めぐみんは冷たい目線でカズマに言うが━━

 

カズマ「…行け。」

 

カズマはあからさまにサキュバスに言う。

 

紅介「…カズマ、少しキツめになるがすぐに正気に戻してやるからな。」

 

紅介は今のカズマは操られていると思ったのか構えを取り、カズマも同じく構えを取る。

 

カズマ「━行くぜ。…ッ!かかってこいやぁああああ!!ッシャウッワッッ!!!」

 

カズマは大きく飛び上がり、紅介に攻撃を仕掛けるが━━

 

       ここで音楽が終わる

 

紅介「フンッ!!」

カズマ「ヘッブゥウウウウ!!!」

 

紅介はカズマの頭部を回し蹴りで蹴り飛ばし、壁に叩き付ける。

 

めぐみん「…大丈夫ですか?」

紅介「問題無い。死なない程度に加減をした。後は━━あ!?おい!!」

サキュバス「!!」

 

アクアが仕掛けた結界を抜け出したサキュバスはビクりと身体を震わせ、近くにあった窓のガラスを突き破り、何処かへ飛び去って行った。

 

離貅「逃がしません!!」

 

離貅は咄嗟にウルフガンを飛び去ろうとしているサキュバスへ発砲するが、結局逃げられてしまった。

 

離貅「ッチ……!」

木葉「逃げちゃった……。」

ダクネス「ック……!」

アクア「塩撒いとくわ!!」

 

そして、翌朝……

 

紅介「ヤッ!セイッ!タァッ!」

 

紅介は早朝、紅蓮狂刃を持って素振りをしていた。

 

めぐみん「コウスケさん、おはようございます。」

紅介「おう。おはよう。」

めぐみん「今日も鍛練ですか?」

紅介「勿論。いくら武器や装備が強くても、使いこなさなきゃ意味が無いからな。…それに……あの力を、ものにしないとな。」

めぐみん「…修行熱心なんですね。」

紅介「当たり前だ。俺は本気で魔王討伐を目指しているからな。(…それに、昨日のあの時、レイメイが言っていた“枷”とは一体……?)」

めぐみん「…コウスケさん?」

紅介「あ、いや、何でもない。少し考え事をな。」

 

紅介はそう言って誤魔化したその直後、突如サイレンの音が鳴り響いた。

 

めぐみん「!」

紅介「何だ!?」

アナウンス『デストロイヤー警報!デストロイヤー警報!!機動要塞デストロイヤーが、現在この街へ接近中です!!』

 

紅介とめぐみんの耳に、そんなアナウンスが聞こえて来た。

 

 

            to be continued………

 




ミサトさん「ソウキ・レイメイ……あの人物は自らを鬼人族って言っていたわね。一体どう言う事かしら……?…、それでは次回予告をするわね。…アクセルの街に迫る危機にして、古の技術大国の産物、機動要塞デストロイヤー。その圧倒的な絶望に、紅介達全ての冒険者が立ち上がり、今、アクセルの街の存亡を賭けた戦いが始まる。その激闘の結末とは?そして明かされるデストロイヤーに秘められた衝撃の真実とは!?次回、『訪れる災厄』。次回も、サービスサービス!」

キャラクター紹介

ソウキ・レイメイ

紅介のピンチに突如現れた自らを鬼人族と名乗る紅介と同じ瞳の色と和装の女剣士。
その実力は紅介を大きく上回り、紅介に意味深な言葉を残して何処かへ去った。
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