この素晴らしき世界に祝福を!   作:指揮官さん

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大川透(ジョジョナレーション)「前回の、ジョジョの奇妙な冒険(この素晴らしい指揮官に祝福を!)は、キールのダンジョンに現れた魔王軍幹部、見通す悪魔バニルを倒した紅介達、しかし、戦う度、紅介の苦悩は次第に大きくなっていくのだったッ!」



第15話 水の街アルカンレティア

魔王軍幹部、バニルを倒してから数日後……

 

紅介達が住む屋敷の暖炉の部屋にて、新たな家具が加わった。

 

木葉「…これって、炬燵(こたつ)だよね……。」

 

そう。秋、冬の寒い季節に於ける最上の暖房器具、炬燵であった。

 

離貅「…何で炬燵が?」

カズマ「昨日、バニルと儲け話をしてな。地球の商品をこっちで作って、大々的に売る事でな。俺が商品を開発するだけで、量産体制と販売ルートはバニルが確保してくれて、その計画の手始めがこれなんだよ。」

 

炬燵の中に入っていたカズマがそう説明した。

 

離貅「…紅介からバニルの事は聞きましたが、本当に大丈夫なんですか?」

カズマ「まあ良いじゃねえか。これで更に儲かるんだしー。」

ダクネス「コウスケ達の居た世界の暖房器具が優秀なのは理解したが、そろそろ活動しないか?」

 

ダクネスがそう言ってカズマを出そうと炬燵の毛布を捲ると━━

 

カズマ「フリーズ!」

 

その瞬間、カズマの腕が蛇のような素早さでダクネスの頸に冷気を当てた。

 

ダクネス「にゅうううううううう!!!」

離貅「は、反撃した!?カズマ、少しは働く事を知って━━くだぁあああああああ!?」

 

離貅は炬燵に手を伸ばすとカズマに腕を掴まれ、ドレインタッチで魔力を吸収された。

 

そんな小さな騒動、屋敷の外では……

 

紅介「………。」

 

紅介は鍛錬のやる気が無いのか、何処か暗い顔をしていて、蒼い瞳の紅いリオルことシユカはそんな紅介を心配そうな顔で見ていた。

 

めぐみん「コウスケさん。」

紅介「…めぐみんか。」

めぐみん「最近疲れてませんか?」

紅介「…少し、疲れてる。ただでさえ早いペースで魔王軍幹部を二人倒してるし。」

めぐみん「そうですか。では、湯治に行きませんか?」

紅介「湯治?」

めぐみん「はい!水と温泉の都、アルカンレティアに!」

紅介「アルカンレティア?それに、温泉?」

めぐみん「はい!私もこのアクセルの街に来る時に通った事があります!温泉にも入りましたが、とっても気持ち良かったです!少々アレですが……。

紅介「…行ってみたいな。」

めぐみん「でしょう!?早速カズマと相談してきます!」

 

めぐみんは意気揚々とカズマと相談しに屋敷に入って行った。

 

めぐみん「カズマカズマ!」

カズマ「はいカズマです。なんか用か?」

めぐみん「ええ!湯治に行きませんか?」

カズマ「断わる!俺は暫くこの炬燵の中で過ごすからな!」

めぐみん「それは温泉のある街、アルカンレティアだとしても?」

カズマ「ハン!例え温泉だとしても━━今温泉って言わなかったか?」

アクア「ねえ!今、アルカンレティアって言った!?」

 

めぐみんの言葉にアクアはそう反応した。

 

離貅「お、温泉ですか。良いですね。僕も興味があります。」

木葉「私も!ゆんゆんも誘って一緒に行きたい!」

カズマ「…そ、そんなに言うなら、行くか。」

アクア「やったー!」

カズマ「その前に!」

離貅&木葉&めぐみん&アクア&ダクネス「?」

カズマ「おーい紅介ー!」

 

カズマは窓を開けて、紅介に呼びかける。

 

紅介「?」

カズマ「鍛冶屋に行くぞー!」

紅介「わかった。すぐ行くよ。」

 

そうしてカズマは紅介達と共に、ある場所へ向かった。

 

紅介「ここ、鍛冶屋か?」

 

それは鍛冶屋だった。

 

カズマ「ああ。俺がただ炬燵でぬくぬくしてただけだと思いなよ?…ちーっす!」

 

カズマはキメ顔でそう言って鍛冶屋へ入り、紅介達も続いて入った。

 

鍛冶屋の店主「らっしゃい!」

カズマ「おっちゃんで出来た!?俺の刀そろそろ出来た!?」

紅介「刀?」

鍛冶屋の店主「おう。一応出来てるぞ。言われた通りの形状にしてはみたが、ほらよ。」

 

鍛冶屋の店主はそう言ってカズマに手渡したのは、一振りの刀だった。

 

カズマ「おお!」

 

カズマはそれを受け取り、鞘から抜くと銀色の刃が表れた。

 

離貅「これは……!」

鍛冶屋の店主「焼き入れだの何だのって技術の事はさっぱり解らなかったが、まあそれなりに面白い仕事だったよ。」

モヒカンの男性「ほう?それが、お前さんの新しい相棒か。」

 

すると突然、壁に寄りかかり、腕を組んでいるモヒカンの男性がそう言った。

 

カズマ「…ッフ……ああ。俺の新しい相棒だ。」

 

カズマはそんなモヒカンの男性のノリに合わせた。

 

紅介「それにしてもカズマ、いつの間にかその刀を?」

カズマ「ああ。前にこのおっちゃんに鍛冶スキルを習得させてもらった事があってさ。」

離貅「さっき話した儲け話に必要だと言っていましたね。」

カズマ「そのついでに、俺の装備も一式新しくしようと思って、依頼しておいたんだよ。」

 

すると鍛冶屋の店主はカズマに一枚の札を差し出す。

 

鍛冶屋の店主「後はこの札に、銘を書いて剣の柄に貼れば完成だ。精々立派な剣を付けてやんな。それとこっちがフルプレートメイルだ!」

カズマ「おおおおおおおお!!」

 

鍛冶屋の店主は緑と黒を気象とした鎧を見せる。

 

鍛冶屋の店主「この街の冒険者にしてはかなり上等な部類の装備になる。大事に着ろよ?」

カズマ「おー!これだよこれ!これが本当のファンタジーだよ!」

モヒカンの男性「…ッフ……俺は今、新たな勇者の誕生に、立ち会っているかもしれないな。」

 

そんなカズマの新たな装備に盛り上がる離貅達を他所に、モヒカンの男性はそう言い残し、鍛冶屋から出て行った。

 

そんなこんなで、早速着替える事に。

 

…なったのだが……

 

カズマ「…誰か背中の金具外して。」

 

元ヒキニートのカズマには、鎧の重量故に動けなかった。

 

結果的に、カズマの新たな装備は、武器だけとなった。(幸い鎧は返品を許してくれた。)

 

鍛冶屋の店主「まあ、身体に馴染んだ装備が一番だよ。」

 

鍛冶屋の店主は申し訳程度のフォローを入れる。

 

カズマ「まあ…武器は新調出来ただけでも良しとするか……。」

離貅「それで、名前はどうしますか?」

カズマ「そうだなぁ……せめて良い名前にしたいが……。」

紅介「…九字(くじ)()(さだ)はどうだ?」

カズマ「ッ……それパニグレの星5の刀で他のソシャゲでは星4武器じゃねえか。」

紅介「じゃあ天狼星は?」

カズマ「またパニグレで今度は星6の刀じゃねえか!」

紅介「嫌か?」

カズマ「…天狼星は最高ランクの武器だし、それにこの見た目や性能も似合わないから嫌。」

紅介「じゃあ九字之定だな!」

めぐみん「………。」

紅介「…めぐみん?」

めぐみん「ちゅんちゅん丸と名付けようとしましたが、カッコいいので九字之定という名前で良いです。」

 

めぐみんは少し不満そうな顔で言う。

 

カズマ「紅介お前すっごいナイス。」

 

カズマはそう言って九字之定と書いた札を刀の塚に貼ると、札は一瞬で燃えるように消え、九字之定の文字が焼印の様に刻まれた。

 

紅介「お、おう。じゃあ、今度それより強い刀をゲットしたら天狼星で。」

カズマ「まあ、賛成で。じゃあありがとな。おっちゃん!」

鍛冶屋の店主「おう!良い活躍してこいよ!」

カズマ「おう!」

 

カズマはキメ顔で応え、新たな刀、九字之定を腰の背後に差し、マントを大きくはためかせる。

 

カズマ「よろしく頼むぜ、九字之定(あいぼう)!」

 

カズマはそう言って、鍛冶屋の外へ歩み出す。

 

しかし、そこに九字之定の鞘が武器の立てかけ台にかけられていた剣に辺り、そこから連鎖的に大きな音を立てて倒れてしまった。

 

カズマ「すみませんすみませんすみません!!」

 

そして責任を持ったカズマと純粋に手伝ってあげたい紅介は散らばった剣と武器の立てかけ台を戻して数十秒後……

 

カズマ「じゃ、じゃあありがとなー。」

 

そしてカズマは気を取り直して、鍛冶屋のドアを開け、出ようとしたが……

 

カズマ「あ……」

 

また鞘が当たり、ドアをしっかりと開け、出ようとしたが……

 

カズマ「あっあ……」

 

やっぱり引っかかった。

 

紅介「…カズマ。相棒の角度を縦になる様に傾けるようにすれば良いんじゃねえか?」

カズマ「あ……。」

 

カズマの新たな武器、九字之定が文字通りの日の目を浴びる瞬間は、気まずい形となってしまった。

 

カズマ「と…とにかく!これで心機一転って事だ!」

 

帰路に着いたカズマは先程の出来事を意地でも無かった事にしようとしていた。

 

紅介「あ、ああ。まあこれから湯治に行くんだけど、英気をじっくり養わないとな。」

木葉「う、うん。ゆんゆんも誘って良い思い出にしよう!私、ゆんゆんの所に行ってくる!」

 

木葉はそう言ってゆんゆんに会いに行った。

 

離貅「…とりあえず、明日に向けて準備を進めるとしましょう。」

 

そして、屋敷に戻り、湯治に向けて準備を進めて、翌朝……

 

予定通り起床した紅介達はそれぞれの荷物を整えて、アルカンレティア行きの馬車の待合所に来ていた。

 

ゆんゆん「コノハー!」

 

すると、両手に籠を持ったゆんゆんが駆け寄って来た。

 

木葉「あ!ゆんゆん!」

ゆんゆん「待っちゃったかな?」

木葉「ううん。丁度ここに来たばかりだから。」

ゆんゆん「良かったー!あ!みなさんおはようございます!」

紅介「おう!…んでカズマは?」

カズマ「おーい!ギリギリ納まりそうだぞー!」

 

するとカズマがいち早く席を取っていたのか、手を振り紅介達に呼びかける。

 

紅介「よし!じゃあみんな行くぞー!」

 

紅介達はカズマが確保した馬車に乗り込み、数分後……

 

御者「アルカンレティア行き、出発しまーす!」

 

馬車はアルカンレティアに向けて、出発した。

 

ゆんゆん「そう言えば、これ!」

 

馬車の中でゆんゆんは両手に持っていた籠を見せると、中には様々な果実が入っていた。

 

離貅「これは、少し贅沢な朝食ですね。」

ゆんゆん「み、みんなの分もあるし、沢山あるよ!」

紅介「そりゃあ良いな!シユカはどれが良い?」

 

紅介の膝の上に座っていたシユカはそう尋ねられると籠から苺を数個取り出して食べ始めた。

 

ダクネス「旅か……子供の頃はお父様に王都へと連れられた時以来だな。」

木葉「その時って、どんなだったの?」

ダクネス「ああ。この国ベルセルク王国の姫様の誕生祭でな。」

離貅「その姫様の誕生日パーティーという事なんですか?」

ダクネス「ああ。アレは良い思い出だな。」

紅介「へぇ…今度あるなら言ってみたいなー。」

ダクネス「ああ。もし招待されたのなら、誘ってやろう。」

ゆんゆん「ほ、本当!?」

ダクネス「あ、ああ。本当だ。」

 

そんな、穏やかな会話を、紅介達は楽しんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、一方その頃……とある街の片隅にて……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイメイ「…珍しいわね。貴方がこんな所に居るなんてね。ツクモ。」

 

紅い瞳の深紅の刀を携えた女剣士、レイメイは珍しく少し綻んだ顔をして、目の前に居る女性、ツクモにそう言った。

 

       LAST (ラスト)CLOUDIA(クラウディア)より

          違和感

 

ツクモ「うむ。久しいのう。なに、少しアルカンレティアの温泉に興味があってな。」

 

ツクモは古風な口調で話す。

 

レイメイ「温泉目当てで来るのは解るけれど、あのイカれた奴等の街に行くなんてね。まさか私を誘いに声をかけたの?」

ツクモ「そうじゃ。」

レイメイ「…幾ら私と(ミメイ)の乳母とはいえ、それは御免よ。」

 

レイメイは綻んでいた顔を険しくしてその場を去ろうとしたが━━

 

ツクモ「まあ待て、せめてこれだけでも受け取れ。」

 

ツクモはそう言ってレイメイへ放った。

 

レイメイ「…これは……あなたの式神じゃない。」

 

それは、陰陽術で用いられる紙人形型の式神、擬人式だった。

 

ツクモ「そのうち、面白いものが見れるぞ?」

レイメイ「…どう言う事よ?」

ツクモ「言葉通りの意味じゃ。その時が近付いて来たら式神(それ)を通して連絡しよう。」

レイメイ「…あなたがそう言うなら、楽しみにしておくわ。」

 

ツクモの言葉にレイメイは期待しているのか少し微笑みながら式神をしまい、その場を去った。

 

ツクモ「…さて、妾も行かねばな。」

 

ツクモはそう呟き、アルカンレティアへと向かった。

 

そして、数日後━━

 

紅介達は、アルカンレティアへと辿り着いた。

 

紅介「此処が……アルカンレティア……。」

離貅「心なしか、微かに暖かい気がしますね。」

木葉「川の水がすっごく綺麗……!」

めぐみん「此処にはアルカン饅頭と言う名物があって、中々の美味なんです!」

カズマ「よく知ってるなあ。」

ゆんゆん「わ…私も!私もこの街に来た事あるよ!」

木葉「そうなんだ!じゃあ、一緒に名物食べてみない?」

ゆんゆん「うん!絶対良い!」

アクア「さあみんな!どこに行く?この街の事なら何でも訊いて!何せ此処は私の加護を受けたアクシズ教の総本山なんだからね!」

 

珍しく羽衣を展開したアクアは上機嫌で言う。

 

紅介「アクシズ教……」

離貅「…待ってください。アクシズ教って━━」

 

離貅がそう言いかけた時、アルカンレティアの住人兼教徒と思わしき集団に紅介達に声をかけた。

 

アクシズ教徒A「ようこそいらっしゃいましたアルカンレティアへ!」

アクシズ教徒B「観光ですか?入信ですか?冒険ですか?洗礼ですか!?」

アクシズ教徒C「おお仕事を探しに来たなら!是非アクシズ教団へ!」

アクシズ教徒D「今なら他の街でアクシズ教の素晴らしさを説くだけでお金が貰える仕事があります!」

アクシズ教徒E「その仕事につきましてはもれなくアクシズ教徒を名乗れる特典が付いてくる!」

アクシズ教徒達「どうぞ!さあどうぞ!

紅介「これは……」

離貅「かなり凄い教団ですね……。」

アクシズ教徒F「なんて美しく輝かしい水色の髪!地毛ですか?羨ましい!羨ましいです!」

アクシズ教徒G「そのアクア様みたいな羽衣も良くお似合いで……!」

カズマ「…とりあえず、宿屋に行こうか。」

 

カズマの言葉にアクアを除いた一同は頷く。

 

カズマ「うちにはもうアクシズ教のプリーストがいるもので、失礼します!」

アクシズ教徒達「さようなら同志!あなた方が良き一日であらん事を!」

 

半ば強引にこの場を脱した紅介達は無事宿屋へ着いた。

 

カズマ「それで、今後はどうする?」

アクア「はい!私この街のアクシズ教団の本部に遊びに行ってくるわ!アークプリーストとしてチヤホヤされてくるわ!」

 

アクアはそう言って宿屋から出て行った。

 

カズマ「…不安だ。」

めぐみん「では、私は万が一の為アクアの後を追います。」

 

めぐみんはそう言って続いて出て行った。

 

木葉「…じゃあ、私はゆんゆんとアクシズ饅頭を食べに行ってくる。ゆんゆん、行こう!」

ゆんゆん「うん!」

離貅「では、僕はお土産になりそうなものを買いに。」

紅介「…俺は、ちょっと教会へ行ってみたいな。」

ダクネス「私は街の観光だな。色々見てみたい。」

カズマ「同じくよし!じゃあそれぞれの方針も決まったし、夕方になったら此処に戻るで、一時解散!」

 

と言うわけでそれぞれの方針で観光する事に。

 

紅介「お邪魔しまーす。」

 

そして、紅介は教会へと来ていた。

 

アクシズ教シスター「あらどうなさいました?入信ですか?洗礼ですか?それともわ た し ?」

 

すると金髪碧眼のシスターが紅介に近付いてそう言い、シユカは嫌悪感を出してシスターを睨んでいた。

 

紅介「ああ……その、入信、したくてさ。」

アクシズ教シスター「それではこのアクシズ教団入信書にサインしてください!!!」

 

紅介のそんな言葉を聞くや否やすかさず丁寧にペンも付けて入信書を差し出した。

 

紅介「即答じゃねえか!?…ま、まあ手っ取り早いから良いけど……。」

 

紅介はそう言って入信書に自分の名前を記入した。

 

アクシズ教シスター「よっしゃあああああああああ新しい信者ゲットオオオオオオオオッ!!!!」

 

その瞬間、シスターは素に戻ったのかハイテンションになった。

 

紅介「お…おう。」

アクシズ教シスター「それではこのお守りをどうぞ!これで貴方も晴れてアクシズ教団の一員です!」

 

シスターはそう言って小さなお守りを差し出す。

 

紅介「あ、ああ、ありがとう。大事にするよ。」

 

紅介はお礼を言ってお守りを受け取る。

 

セシリー「なるほどなるほど……ソウキ・コウスケと言うお名前なんですね!とってもイケてる名前ですよー!あ!私の名前はセシリーと言います!よろしくお願いしますねー!…あら?あらあらあら!?」

紅介「な…何だよ……。」

セシリー「貴方よく見たら良い顔してるじゃないですかー!結婚してください!」

紅介「ハァ!?いや、何でだよ!?急過ぎんだろ!」

セシリー「良いじゃないですかー!その紅い瞳やその肩の上に居る仔も素敵ですよー!」

紅介「だぁーー!今俺は一人で居たいんだよ!」

 

紅介は素早くセシリーから離れてすぐさま教会から出た。

 

紅介「…はぁ……アクシズ教ってあんなハイテンションなのか?」

セシリー「さようなら我が新たなる同志!貴方に良き未来が在らん事を!」

 

するとドア越しからセシリーの声が聞こえて来た。

 

紅介「…はいそりゃどうも!…カフェでも行くか。」

 

紅介はそう言って教会から去り、少しでも英気を養おうとカフェへと向かい、適当に食べ物を注文して待っていると……

 

ウェイトレス「お待たせしました…おや?お客様、それは……」

紅介「え?ああ。ついさっき入信したんだけど……」

ウェイトレス「こちらは当店からのサービスでございます。お支払いは半分で結構ですよー。」

 

ウェイトレスはそう言って去って行った。

 

紅介「…悪い事ばかりじゃなさそうだな……。」

 

紅介はそう思いながらシユカと一緒に注文したスイーツを食べる。

 

紅介「…うん!美味い!」

 

紅介はその美味しい味にそう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          なお

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店員「アクシズ饅頭ご購入ありがとうございます!そしてこれは当店からのサービス、アクシズ教の入信書を━━」

木葉&ゆんゆん「け、結構です!!!」

 

少女「今占いの結果が出ました!このままではあなたに不幸が━━」

離貅「今その不幸が僕の目の前にいるんですけど!?」

 

カズマ「くそったりゃぁああああああ!!!

少女「お兄ちゃああああああああん!!!

 

そんなアクシズ教の実態を知らないとする。

 

            to be continued………




ミサトさん「紅介は比較的軽いけど、他のみんなは大変そうね……。…それでは次回予告をするわね。多くのトラブルに遭いながらも、それぞれの休息を楽しもうとする紅介達。しかしそんな中、紅介の中に渦巻く苦悩は消えはしなかった。そんな湯治の最中、アクアは━━。次回、『束の間の湯治』。次回もサービスサービス!」

この小説でのちゅんちゅん丸

オリ主(紅介)のお陰で脇差化などは回避され、代わりに九字之定と名付けられた。
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