この素晴らしき世界に祝福を!   作:指揮官さん

3 / 18
大川透(ジョジョナレーション)「前回の、ジョジョの奇妙な冒険(この素晴らしい指揮官に祝福を!)は、魔王軍幹部の配下、リリスを討伐し、この世界へと漂流してきた蒼い瞳の紅いリオルを保護し、翌日、新たな装いでクエストに行こうとしたが、なんと、紅介をこの世界へと転生させた女神アクアと、古い友人、カズマと再会。そして、紅介達はとある紅魔族の少女、めぐみんと出会った!!」



第2話 紅き焔刃と紅き爆焔

 

紅介達の前に現れためぐみんと言う紅介と同じ紅い瞳の少女の名乗りでポカンとしていたが、紅介が保護している蒼い瞳の紅いリオルは頭上に(ハテナ)マークを浮かべていた。

 

カズマ「…冷やかしに来たのか?」

めぐみん「ち、違うわい!」

 

カズマの発言にめぐみんと言う少女は慌てて否定する。

 

アクア「その紅い瞳…もしかして、あなた紅魔族?」

めぐみん「いかにも!我は紅魔族随一の魔法の使い手!我が必殺の魔法は、山をも崩し、岩をも砕…く……」

 

するとめぐみんは突然倒れてしまった。

 

紅介「えちょ!?大丈夫!?」

めぐみん「大丈夫じゃないです……あの…図々しいのですが……もう…3日も食べてないんです……。」

紅介「3日も!?お、おーい!この子にとても美味しい物食わせてくれー!!」

 

紅介は丁度近くを通ったウェイトレスに注文する。

 

数分後……

 

      ドラゴンクエストⅩより

        酒場でブギウギ

 

めぐみんは紅介に奢ってもらった飯をとても美味しそうに食べていた。

 

めぐみん「…あの…そんなにジロジロ見ないでください……。」

紅介「あ、悪い悪い。ちょっと幸せそうだなって思ってさ。」

めぐみん「…実際、初対面なのにこんなに奢ってもらえて、幸せです……。」

 

めぐみんは少し嬉しそうに微笑みながら言った。

 

カズマ「…それにしても、その眼帯はどうしたんだ?」

めぐみん「…ッフ…これは、我が強大なる魔力を抑えるマジィックアイテェム。もしこれが外されれば、この世に大いなる災厄が齎されるだろう……。」

紅介「封印的なヤツか?」

めぐみん「まあ嘘ですが。単に、オシャレで着けているだけ。」

 

めぐみんがそう言った瞬間、カズマはめぐみんが着けている眼帯を引っ張りだした。

 

めぐみん「アァ!ごめんなさい!引っ張らないでください!ヤメ…ヤメロォー!!」

アクア「あのね、彼女達紅魔族は生まれつき高い知力と魔力を持ってて、大抵は魔法使いのエキスパートで、みんな変な名前を持ってるわ。」

カズマ「へぇー。」

めぐみん「ア゛ー!イッタイメガァーー!!」

 

カズマはそう言って引っ張っていためぐみんの眼帯を離した。

 

紅介「大丈夫か?」

めぐみん「だ、大丈夫です……。ていうか、変な名前とは失礼な!私から言わせれば、みんな変な名前ですよ!」

紅介「俺的にはめぐみんって名前、可愛いと思うぞ?」

めぐみん「え……!?///」

 

紅介の発言にめぐみんは顔を赤める。

 

紅介「あ、自己紹介がまだだったな。俺は躁揮紅介。そしてコイツはリオル。まあうちのペットだと思ってくれ。」

 

紅介はそう言うが、リオルはめぐみんを警戒心丸出しの目付きで見ていた。

 

カズマ「…警戒心が強いのか?」

紅介「…そうらしい。…大丈夫、この人は大丈夫だよ。」

 

紅介はリオルに優しく言う。

 

カズマ「…あ、佐藤和真だ。そしてコイツはアクアだ。よろしくな!」

アクア「ちょっと!コイツって何よ!!」

 

       ここで音楽が終わる

 

そんなこんなで、紅介達はめぐみんの実力を調べる為、ジャイアントトードの群れ討伐を受けた。

 

めぐみん「爆裂魔法は最強の魔法…それ故に発動までに時間がかかります。なので、あのカエルの足止めをお願いします!」

紅介「おう!そんじゃあ早速、やるとするか!」

 

紅介はそう言って右手から炎を出し、紅蓮狂刃を顕現させる。

 

カズマ「うぉ!?剣が…いや、刀か……!?」

めぐみん「なんですか!?何ですかそれ!?その剣どうやって出したんですか!?」

 

めぐみんは紅介が紅蓮狂刃を出した事に目を輝かせていた。

 

紅介「紅蓮狂刃(この剣)の事は後で話してやるよ。アクア、お前、女神なんだろ?たまにはカッコいいところを見せたらどうだ?」

アクア「!」

めぐみん「女神?」

紅介「おう。実はアクアはこう見えて、女神なんでな。それと、俺はアクアに頼まれて、この世界に来たんだ。」

めぐみん「アクアが女神だと言うなのは信じられませんが、コウスケさんのこの世界に来たと言う言葉……紅魔族の琴線に触れます!後で教えてください!」

紅介「おう!でも、まずはあんたの実力を試さないとな。」

めぐみん「はい!」

アクア「良いわ紅介!この私が、女神としての実力、しかとその目に焼き付けなさい!」

 

アクアはそう言ってジャイアントトードへ駆け出す。

 

アクア「あの時の怨み、今ここで晴らしてあげるわ!」

カズマ「おい待てアクア!」

 

カズマはアクアを制止しようとするがアクアは聞く耳を持たなかった。

 

      機動武闘伝Gガンダムより

  我が心 明鏡止水 - されどこの掌は烈火の如く

 

アクア「喰らえぇ!ゴッドブローーッ!!」

 

アクアは拳に炎の如き輝きを纏わせ、ジャイアントトードに渾身のパンチを繰り出す。

 

紅介「おぉ!名前的にも強そうだな!」

アクア「ゴッドブローとは、女神の怒りと悲しみを乗せた必殺の拳!相手は死ぬ!!」

 

アクアはご丁寧に技の解説をしてジャイアントトードに殴るが、ブヨンと柔らかそうな音が鳴り、アクアの必殺の一撃は虚しく終わった。

 

       ここで音楽が終わる

 

アクア「…カエルって、よく見ると可愛いと思…ひゅぐ!?」

 

アクアは何かを言いかけたがジャイアントトードはアクアを上半身からパックリと喰らいついた。

 

紅介&リオル「( ゚д゚)」

カズマ「これじゃあの時の二の舞じゃねえか……」

 

するとその時、空気が震えだす。

 

めぐみん「黒より黒く、闇より暗き漆黒に、我が深紅の混淆を望みたもう。覚醒の時来たれり、無謬の境界に落ちし(ことわり)、無行の歪みとなりて現出せよ!踊れ、踊れ、踊れ!我が力の奔流に望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり!万象等しく灰燼に帰し、深淵より来たれ!これが、人類最大の威力の攻撃手段。これこそが、究極の攻撃魔法、エクスプロージョン!!!

 

その瞬間、凄まじい轟音と大爆発が発生し、ジャイアントトードを跡形も無く灰燼に帰した。

 

カズマ「スッゲェ…これが魔法か……。」

紅介「リオル、大丈夫か?」

 

紅介は爆裂魔法発生の瞬間、その小さな身体故に吹き飛ばされそうだったリオルを咄嗟に抱きしめていた。

すると、めぐみんの魔法で目を覚ましたのか、一匹のジャイアントトードが地面から這い出て来た。

 

カズマ「めぐみん!一旦離れて…」

 

カズマはめぐみんの方へ向くが、めぐみんは倒れていた。

 

めぐみん「ッフ…我が奥義である爆裂魔法は、その絶大な威力な故、消費魔力もまた絶大……要約すると……限界を超える魔力を使うので…身動き一つ取れません……。」

紅介「えぇ……。」

めぐみん「…やばいです喰われます。すいません、助け…」

 

めぐみんは背後のジャイアントトードに喰われそうになったが、紅介はすかさずめぐみんを喰おうとしていたジャイアントトードに自身の間合いに入り、高速斬り上げ攻撃(ルシア-紅蓮黄シグナル)で真っ二つに斬り裂いた。

 

紅介「大丈夫か?」

めぐみん「は…はい。」

カズマ「紅介お前…そんなに身体能力高くなかったよな……?」

紅介「冒険者になってから毎日キツい筋トレしてたらこうなった。」

カズマ「羨ましいけどそうはならないだろ……。」

紅介「まあとりあえず、アクセルへ戻ろうぜ。」

 

めぐみんは紅介におんぶをしてもらい、アクセルへと戻った。

そして、ギルドへ向かう最中で……

 

アクア「うぐっ……生臭いよぉ……生臭いよぉ……。」

紅介「…アクア、今後からジャイアントトードみたいな打撃が効かない魔物にゴッドブロー禁止な。」

アクア「…はい……。」

紅介「…そういえばめぐみん、お前他の魔法も使えるのか?」

めぐみん「…使えません。」

紅介&カズマ「え」

 

めぐみんの発言に紅介とカズマは一瞬固まる。

 

紅介「…爆裂魔法以外の魔法が使えないどころか、使いたくないのか?」

めぐみん「…はい……。」

紅介「…マジかよ。」

めぐみん「…私は爆裂魔法をこよなく愛するアークウィザード。爆発系統の魔法が好きなんじゃないんです。爆裂魔法だけが好きなんです。勿論他のスキルを取れば、楽に冒険が出来るでしょう。…でも…私は、爆裂魔法しか愛せない。例え、一日一発が限度でも、私は爆裂魔法を使い続けます!私はその為にアークウィザードになったんです!!」

アクア「素晴らしい!素晴らしいわ!ロマンを追い求めるその姿、感動したわ!」

カズマ「………」

 

カズマはめぐみんはアクアと同じ使えない子だと悟ったが……

 

紅介「…カズマ、この子入れようぜ。」

めぐみん「え……?」

カズマ「ハァッ!?」

紅介「一日一発が限度だとしても、俺はめぐみんの爆裂魔法に可能性を見出した。ちゃんと俺がめぐみんの面倒を見てやるからさ。」

 

めぐみんは紅介の発言に少し顔を赤くしていた。

 

カズマ「…ハァ……しょうがねぇなあ………めぐみん、これからよろしくな。」

めぐみん「…はい!」

 

めぐみんはとても嬉しそうな笑顔で言った。

 

そして、紅介達はギルドから報酬金をもらい、夕飯を食べていたが……

 

???「すまない、ちょっと良いだろうか?」

 

紅介達の前に現れたのは金髪のポニーテールの女騎士だった。

 

            to be continued………




ミサトさん「めぐみん、今まで誰もパーティーに入れてもらえなかったけど、紅介のおかげでパーティーに入れてもらえて良かったわね。それでは次回予告をするわね。…新たな仲間、めぐみんを仲間にした紅介達。そしてその直後、紅介達の前にとある女騎士が現れる。しかし、その女騎士は極度のドMだった。そしてその翌日、紅介達は女騎士の友人、クリスと出逢い、スキルを教えてもらう。そしてその直後、アクセルの街に、なんとキャベツの大群が迫り、大きな戦闘と言う名の収穫が始まる。次回、『騎士と盗賊とキャベツ』。次回もサービスサービス!」


この作品でのカズマ

原作との違いは少し若く中学2年生で、紅介と同い年。
紅介とは古い友人で、引き籠りを始めてからよく紅介はカズマの家に遊びに来て、よくゲームで遊び、ある日カズマは紅介に

紅介「いつか、お前が学校に来るのを願ってるよ。」

と言われ。紅介の想いに答え、学校へ行こうとしていたが、その日は紅介が死んだ日で母から紅介が死んだと言う情報を知り、更に引き籠もりになってしまう。
そして三ヶ月後、発売したネットゲームの初回限定版を買い、家で紅介を失った悲しみを紛らわそうとしたが、帰りの途中で原作と同じ死を迎える。だがアクアに笑われたものの

アクア「紅介(三ヶ月前に会ったあの子)の気持ちを考えてみたら、なんか申し訳ないし…ごめんね。」

と、謝罪される。
なお転生特典は選ばされる暇も無く、原作とは違う理由でアクアと共に異世界に行く。


この作品でのアクア

皆さんご存知水の女神。
原作との違いはカズマの死を笑ったもののすぐに謝罪した事と、原作とは違う理由でカズマと共に異世界に行く事である。
紅介の死の経緯を見た時に感動、大号泣して、その死の間際の行動に敬意を表して転生特典を二つ与えた。
なおカズマとの出会いの時に天界がアクアの規則違反を知り、カズマと共に異世界に行く処罰を受ける。
だがアクアは責任を感じカズマと一緒に頑張ろうと決意する。
なお、これら以外は原作と同じである。


この作品でのめぐみん

カズマのパーティーに入る際に紅介がめぐみんの爆裂魔法の可能性を見出し、めぐみんを自身のパーティーに入るようにカズマに促した事に感謝している。
なおめぐみんは紅介から自身の名前を可愛いと言ってくれたり、紅介がめぐみんの爆裂魔法の可能性を信じると言われ、紅介の役に立つ為に決意する。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。