この素晴らしき世界に祝福を!   作:指揮官さん

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大川透(ジョジョナレーション)「前回の、ジョジョの奇妙な冒険(この素晴らしい指揮官に祝福を!)は、今は恒例行事となっためぐみんの爆裂散歩に同行していた紅介。しかし、それによって、魔王軍幹部のベルディアがアクセルの街へ苦情を言いに来たのだったッ!!」



第5話 対決!魔王軍幹部ベルディア!

 

冒険者A「…爆裂魔法?」

冒険者B「爆裂魔法を使える奴って言ったら……」

 

とある二人の冒険者が言うと自然と周りの視線がめぐみんに集まる。

 

紅介「…めぐみん。」

めぐみん「…はい……」

紅介「…謝ろうか。」

 

紅介はめぐみんに肩を置き優しく言うと、めぐみんはため息を吐き、嫌そうな顔をしためぐみんが前に出ると同時にめぐみんの周囲に居た冒険者達は魔王軍幹部のベルディアへの道を開け、めぐみんはベルディアから十メートル程の距離に立つ。

 

ベルディア「…お前が………お前が毎日毎日俺の城に爆裂魔法をぶち込んで来る大馬鹿者かぁ!!俺がぁ、魔王軍幹部だと知っていて、喧嘩を売っているなら、堂々と城に攻めて来るがいい!!その気が無いなら街で震えているがいい!!ねぇ…何でこんな嫌がらせをするのぉ!?どうせ雑魚しか居ない街だと放置しておれば、調子に乗って毎日毎日ポンポンポンポンポンポンポンポン撃ち込みに来おって!頭おかしんじゃないか貴様ァ!!」

 

連日に爆裂魔法がよほど大変だったのかベルディアはかなり激怒して怒鳴り、めぐみんはそれに若干怯むも肩のマントをバサりと翻し……

 

めぐみん「我が名はめぐみん!アークウィザードにして、爆裂魔法を操る者!」

 

名乗りを上げた。

 

ベルディア「めぐみんって何だ。バカにしてんのか?」

めぐみん「違うわいッ!!」

 

ベルディアのツッコミに反論しながらも、コホンと気を取り直した。

 

めぐみん「我は紅魔族の者にして、この街随一の魔法使い……我が爆裂魔法を放ち続けていたのは、魔王軍幹部のあなたを(おび)き出す為の作戦。そうしてまんまとこの街に一人で来たのが運の尽きです!」

 

めぐみんはノリノリでベルディアに杖を差し向けながらハッタリを言った。

 

紅介「…カズマ、リオルを預ける。」

カズマ「え?」

 

紅介はそう言って自身が保護している蒼い瞳の紅いリオルをカズマに押し付ける。

 

紅介「…アクア、ターンアンデッドを。それと可能なら最大出力で。」

カズマ「は?」

アクア「良いわ任せて!セイクリッド・ターンアンデッドッ!!」

ベルディア「は?」

 

紅介から指示を受けたアクアは即座にセイクリッド・ターンアンデッドを放つと、頭部が無い馬に乗ったベルディアの足元を中心に、蒼い魔法陣が展開され、次の瞬間……

 

ベルディア

「ギャアアアアアアアアアッッ!!!」

めぐみん「!?」

 

蒼い魔法陣から眩く青白い光が放たれ、ベルディアが乗る頭部が無い馬は消滅し、ベルディアは地面をゴロゴロのたうち回っていた

 

紅介「めぐみん!下がってろ!!」

めぐみん「え?」

 

紅介はアクアがベルディアにセイクリッド・ターンアンデッドを放つと同時に駆け出すと同時に紅蓮狂刃を顕現、装備し、のたうち回るベルディアに斬り付けるが、咄嗟に立て直したベルディアは背中に背負っていた大剣を即座に取り出して紅介の攻撃を防ぐ。

 

ベルディア「貴様、卑怯だぞ!?」

紅介「卑怯で結構!」

ベルディア「チィ……ヌゥンッ!!」

紅介「クッ……!」

めぐみん「コウスケさん!!」

 

紅介はベルディアとの鍔迫り合いで押し負け、めぐみんのすぐ側へ弾かれるも咄嗟に受け身を取る。

 

ベルディア「汝に死の宣告を!お前は一週間後に死ぬだろう!!」

 

ベルディアは右手の人差し指をめぐみんへと差し向けそう叫んだ。

 

紅介「ッ!めぐみん!!」

めぐみん「え……?」

 

紅介は咄嗟に駆け出すと同時にめぐみんを突き出し、紅介の身体が一瞬黒く光り、紅介は苦しそうに胸を押さえた。

 

カズマ&アクア「紅介!!」

めぐみん「コウスケさん!大丈夫ですか!?」

紅介「…あ…ああ。…一瞬、心臓を何かに掴まれたような感覚がしたが…さっきのは…まさか……。」

ベルディア「察しが良いな小僧。若干予定が狂ったが、お前の予想する通り、今は何ともないが、俺の言った通り、貴様は一週間後に死ぬ。…ククッ…紅魔族の娘よ、貴様の行いの所為(せい)で、その小僧は死の恐怖に怯え、苦しむ事になるのだッ!!」

 

ベルディアは勝ち誇ったようにそう言って、めぐみんの顔は青ざめたが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅介

「なら、一週間以内にお前を斃すだけだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルディア「…ふぁ?」

 

紅介がそう言ったその瞬間、瞬時に間合いを詰め、高速斬り上げ攻撃(ルシア-紅蓮の黄シグナル)を放った。

 

ベルディア「グォッ!?」

 

       NieR(ニーア):automata(オートマタ)より

         双極ノ悪夢

 

ベルディアは紅介の攻撃に反応出来ずに胴体を斬り付けられる。

 

ベルディア「き、貴様ァ!死が怖くないのか!?」

紅介「ああ!少しだけだけどな!!だが、こっちは一度死んでいるんでな!!!」

ベルディア「なに……?」

めぐみん&ダクネス&リオル「!?」

 

紅介の言葉に、ベルディアは一瞬目を丸くし、めぐみんたちは信じられないモノを見るような目で紅介を見る。

 

めぐみん「コウスケさん……今…何て……?」

紅介「…後で話す。紅蓮初式ッ!!」

 

紅介はそう言って大きく距離を詰める刺突攻撃(ルシア-紅蓮の赤シグナル)を放ち、ベルディアへ瞬時に距離を詰めて突き進む。

 

ベルディア「ック!」

 

ベルディアは紅介によって斬られた胴体の切傷の痛みに堪えながらも持っていた大剣の腹で防御する。

 

紅介「ハァッ!!」

ベルディア「なにッ!?」

 

すると紅介は左手に紅いブレードを顕現させ、斬り上げると同時にベルディアの大剣を弾き、追撃を放とうと右手に持つ紅蓮狂刃を横に薙ぎ払うが、ベルディアは咄嗟に飛び上がると同時に後退した。

 

ベルディア「ック…駆け出し冒険者達しか居ない街と思っていたが、これ程の実力を持つ小僧が居たとは……。」

アクア「紅介ーー!そいつ私の魔法がちっとも効かなかったかもしれないから気を付けてーっ!!」

紅介「解った!…めぐみん!何時(いつ)までぼーっとしている!早く逃げろッ!!」

めぐみん「…!は、はい!」

 

紅介の言葉で我に返っためぐみんは急いでカズマ達の方へ走った。

 

ベルディア「…その小僧を…血祭りにしろ!!」

 

ベルディアは右手に持つ剣ををゆらりと上に掲げ、振り下ろし、剣先を紅介に差し向けてそう言うと、ベルディアの周囲にゾンビの上位互換のモンスター、アンデッドナイトの群勢が数十体程現れた。

 

紅介「数で押し潰す気か……!」

カズマ「お、おい!流石に紅介でもこの数はキツいんじゃないか!?」

ベルディア「クハハハハッ!!この圧倒的な数に絶望する姿を俺に見せ………ん……?」

 

ベルディアはそう言いかけたが、ベルディアが召喚したアンデッドナイト達はアクアを追い駆けていた。

 

アクア「わああああああああ!!何で!?何で私が狙われるのぉ!私女神だから日頃の行いも良い筈なのにぃ!!」

ダクネス「ああっ!?ず、ズルい!!私は本当に良い行いをしているのに何故アンデッドナイト達がアクアの所にばかり!!」

ベルディア「こらお前達!!何故そいつを狙う!?この小僧を殺せ!!」

紅介「カズマ!悪いがアクアを頼む!!」

カズマ「え!?」

 

紅介はそう言って紅蓮狂刃を構え、ベルディアに突撃し、ベルディアとの交戦を再開する。

 

カズマ「…だぁーーッッ!!しょうがねーなぁッ!!おいめぐみん!!爆裂魔法いけるか!?」

めぐみん「は、はい!ですが、アクセルの街の外壁と近いあの位置じゃ…街にも被害が…」

カズマ「良いから詠唱してろ!!アクアー!!なるべく街から離れてろーッ!!」

アクア「何でよーッ!!何で命懸けのマラソンをしなくちゃなんないのぉ!!これでも全力疾走なんですけどぉーーッ!!!」

 

アクアは愚痴を言いながらもアンデッドナイト達をアクセルの街の外壁から離れるように引き付ける。

 

めぐみん「あの位置なら、ギリギリ街に被害が及びません!いきます!エクスプロージョンッッ!!!

アクア「わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ!!!」

 

めぐみんはそう言って爆裂魔法を発動すると、アクアを追い駆けていたアンデッドナイトの群勢はめぐみんの爆裂魔法により跡形も無く消し飛び、アクアは爆裂魔法の爆風によって吹っ飛ばされた。

 

カズマ「アクアー!大丈夫かーー!?」

アクア「一応大丈夫だけど酷いじゃないのぉ!!背中が一瞬だけ熱かったんですけどぉ!!!」

 

アクアは大泣きで言ったその時、大きな金属音が響き、カズマ達はその金属音が発せられた音源へ目を向けると……

 

ベルディア「惜しかったな。」

紅介「…ッ……!」

 

紅蓮狂刃をベルディアにより弾かれ、武器を失い、右の頬に切傷を負い、疲弊し膝をつく紅介の姿が目に入った。

 

めぐみん「コウスケさんッ!!」

ベルディア「この街に魔王様の加護を受けたこの鎧に傷を付け、更に俺に傷を付ける程の強さを持つ冒険者が居るとは驚いたぞ。だが、お前がこれ以上強くなれば面倒だ。」

 

ベルディアはそう言うと、大剣をゆっくりと上に振りかぶる

 

リオル「ッ!!」

カズマ「ちょ、おい!?」

 

その瞬間、紅介がカズマに預けられ抱き抱えられていた紅いリオルは脱出し、紅介の方へ駆け出した。

 

紅介「まだ……俺は……」

ベルディア「今ここで死ね!!」

 

ベルディアはそう言って振りかぶった大剣を勢いよく紅介へと振り下ろした。

 

めぐみん

「コウスケさーーーーーんッッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅介「俺はまだ、諦めないッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、突如この世界に似つかわしくない(・・・・・・・・・・・・・)二種類の音が聞こえると同時に後方から紅介の頭上を通り過ぎ、桜色のレーザーと蒼い雷を纏った無数の銃弾サイズの光弾がベルディアを襲い、ベルディア大きく後方へ押される。

 

       ここで音楽が止まる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルディア「ッ、誰だ!?」

アクア「今の音って……?」

カズマ「銃声と…レーザーの発射音……?」

紅介「…え……?」

 

紅介は背後を振り向き、己の目を疑った。紅介にとって、もう二度と会えない二人であり、決して忘れたくない大切な友達、それが、紅介の目に映っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅介「離貅(りく)木葉(このは)……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう二度と会えないと思っていた幼馴染の乱刻離貅と白夜木葉が、紅介の視界に映っていた

 

      機動戦士ガンダムSEED(シード)より

        飛べ!フリーダム

 

離貅「なんとか…間に合いましたね。」

木葉「紅介、大丈夫!?」

 

近未来風な形状の二丁拳銃のウルフガン(リー-異火モチーフ武器)を両手に持った離貅と、彼女に付き従うように浮遊している一対の浮遊砲の零式(リーフ-闇蝕モチーフ武器)を所持している木葉は紅介へ駆け寄る。

 

紅介「…本当に…離貅と木葉なのか?」

離貅「はい。ですが、今はアイツを斃すのが先です。」

木葉「紅介、これ!」

紅介「あ、ああ……。」

 

紅介は木葉が拾ってくれた紅蓮狂刃を受け取る。

 

木葉「それと……」

 

木葉は目を閉じ、紅介へ手を翳し念じると、微かな光が紅介の右の頬の傷を包むと、徐々に右の頬の傷が癒えた。

 

紅介「…ありがとう。…ん?」

 

紅介は微笑み、木葉へお礼を言って立ち上がり、ベルディアに視線を向けて紅蓮狂刃を構え、離貅や木葉も続くように構えを取るが、紅介が保護している紅いリオルが紅介の近くに駆け寄り、構えを取る。

 

離貅「リオル!?何故ポケモンが……!?」

紅介「…また、一緒に戦いんだな。」

 

本物のポケモンを見た事に驚く離貅と木葉を無視して紅介は紅いリオルにそう言うと、紅いリオルは力強く頷く。

 

紅介「そうか……。…離貅、木葉!話は後だ!今はアイツを斃すぞ!」

離貅「…解りました。…ですが、僕と木葉はぶっつけ本番ですが…」

木葉「でも…私と離貅でサポートしてみる!」

紅介「ああ、頼む!…行くぞ!!」

離貅「はい!」

木葉「うん!」

 

紅介達は大地を蹴り、ベルディアへ急接近し、離貅は駆け出すと同時にウルフガンをベルディアに向けて銃を連射し、木葉は一対の浮遊砲の零式からレーザーを放ち、紅いリオルは弧を描くようにベルディアへ接近する。

 

       ここで音楽が終わる

 

     スーパーロボット大戦Kより

           zips

 

ベルディア「…いくら何人来ようが、この魔王軍幹部のベルディアに勝てると思ぐぉ!?」

 

ベルディアはそう言って木葉の浮遊砲の零式から放たれたレーザーを避け、右手に持つ大剣を構えようとするが離貅が持つ二丁拳銃のウルフガンから放たれた無数の蒼い雷を纏った銃弾サイズの光弾を視認出来ず被弾してしまう。

 

紅介「ハァッ!!」

ベルディア「チィッ!」

 

紅介はその隙を見逃す紅蓮狂刃を振り下ろすが、ベルディアは痛みを堪えて大剣で紅介の攻撃を防ぐが……

 

離貅「隙だらけですよ!」

ベルディア「ッ!?グォオオッッ!!」

 

すると離貅はベルディアから見て右側に回り込みベルディアの右脇側を零距離で15発の連射攻撃(リーフ-異火の赤シグナル)を放ち、ベルディアを大きく左側へ押し動かす。

 

ベルディア「ック…おのれ…」

木葉「黒域の虚構展開!からのレーザー砲撃一斉斉射!!」

ベルディア「うぉッ!?ギャァアアアッ!?」

 

木葉はすかさずベルディアから見てまた右側で少し離れたところで小さなブラックホールを生成(リーフ-闇蝕の黄シグナルを使用)しベルディアを引き寄せ動きを封じ、すかさず七つのレーザーを(リーフ-闇蝕のコアパッシブで)ベルディアの右腕に一点集中させ、ベルディアの右腕を焼き溶かして切断した。

 

すると次の瞬間、紅いリオルは高く飛び上がり、両手から自らの波導で生み出した蒼い光弾をベルディアの足元に向けて放ち、ベルディアの足元に着弾と同時にベルディアの下半身は凍りついた。

 

ベルディア「な…これは…」

紅介「ナイスだリオル!!」

 

紅介はリオルにそう言って刃に爆炎を纏わせ(ルシア-紅蓮青シグナルを使い)、力の限り大地を蹴りベルディアへ急接近する。

 

ベルディア「え!?ちょ…」

紅介「この紅蓮で…終結させる!必殺、紅蓮乱舞ッ!!!」

 

紅介はそう言うと、凄まじい速さでベルディアを容赦無くすれ違い様に斬撃を八連続で与え、狙いを定めるように紅蓮狂刃の切先をベルディアへ向けると同時に構え、力の限り大地を蹴り、ベルディアへ急接近する。

 

紅介「一刀両断ッ!!!」

 

紅介は渾身の力を込め、すれ違い様にベルディアの身体を両断し、両断されたベルディアの身体は力無く倒れた。

 

       ここで音楽が終わる

 

ベルディア「…完敗だ……数の差であろうと……あの連携は実に見事なものだ……。」

 

地面に転がったベルディアの本体となる首は苦しそうに言う。

 

紅介「…そりゃどーも。」

ベルディア「…だが……俺がもし今消えようと……お前は一週間後には死ぬだろう……。」

離貅「!?」

木葉「え……!?」

 

ベルディアの言葉に離貅と木葉は絶望感に襲われた。

 

       NieR(ニーア):automata(オートマタ)より

        曖昧ナ希望/氷雨

 

離貅「…ッ!!」

 

離貅は憎悪を滾らせ、ベルディアの首にウルフガンを向けるが、紅介は優しく離貅の腕を下ろす。

 

木葉「紅…介……。」

紅介「そんなことをしなくて良いんだ、離貅。死ぬ覚悟はしてる。それと…離貅と木葉にもう一度会えて、本当に良かった。…正直…未練はあるけどな。」

 

紅介はどこか悲しそうな微笑みで言う。

 

カズマ「ふざけんじゃねぇッ!!!

紅介「!」

カズマ「お前と一緒に冒険出来るのはこれで終わりとかふざけんなよ!!また…また俺を置いて逝くんじゃねえよッ!!!」

 

カズマは涙をポロポロと流しながら言い叫ぶ。

 

紅介「カズマ………リオル……。」

 

すると紅介は自分の脚に紅いリオルが抱き付いている事に気付く。

 

紅介「…めぐみん、リオルを頼めるか?」

めぐみん「え……?」

紅介「一週間後に俺は死ぬし、その後のリオルは、あんたに任せたい。頼めるか?」

めぐみん「…はい……。」

 

めぐみんは涙を流しながら紅介の頼みを引き受ける。

 

紅介「…この力は託せられないのは残念だけど……一週間ぐらいは悔いの無い生活を…」

 

紅介は言いかけた次の瞬間……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アクア「セイクリッド・ブレイクスペルッ!」

紅介達「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唐突にアクアが唱えた魔法を受けた紅介は身体が淡く光り、紅介の胸の辺りから黒い瘴気が漏れるように出てきて消滅していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アクア「この私にかかればデュラハンの呪いの解除なんか楽勝よ!どうどう?私だってたまには役に立つでしょ?」

 

シリアスな雰囲気とは真逆にアクアは嬉々として言う。

 

紅介「…アクア…まさか今のって……」

アクア「ええそうよ!あなたにかかった呪いは解除したわ!これで借りは出来たわね!」

ベルディア「は……?え……?

あぁああああああああるぇえええええええええッッ!!!!!!?」

 

まさかの事態にベルディアは驚愕に満ちた声で叫んだ。

 

    この素晴らしい世界に祝福を!より

     fantastic dreamer(TV-size)

 

ベルディア「ナンデ!?ノロイカイジョナンデ!!?」

アクア「さぁーて!後はこのクソアンデッドを浄化するだけよ!セイクリッド・ターンアンデッドッ!!」

ベルディア「えちょ…アバァアアアアアア!!!

 

アクアのセイクリッド・ターンアンデッドにより、ベルディアは跡形も無く消滅した。

 

離貅「え…えっと…こ…これでまた一緒ですね。」

木葉「う、うん。」

カズマ「よ…良かったー!これでまた紅介と一緒に居る事が出来て良かったよー!」

紅介「そ、そうだな!ベルディア討伐と、俺のおお、幼馴染との再会を祝って美味しいものでも食いに行こ…うおっ!?」

 

紅介はそう言うかけたが、紅いリオルはよっぽど嬉しいのか大泣きしながら紅介に抱きついていいた。

 

紅介「…ごめんな、心配かけて。」

 

紅介は優しく微笑み、紅いリオルを優しく撫でる。

 

そして翌日…紅介達は冒険者ギルドに訪れ、ベルディア討伐の報酬金を貰いに来ていた。

 

ギルド職員「…えー…ソウキ・コウスケさんのパーティーには魔王軍幹部ベルディアを見事討ち取った功績を讃え…ここに、三億エリスを与えます!」

紅介達「「「「「三億ぅ!!?」」」」」

 

離貅と木葉はポカンとしているが、紅介とカズマ達は報酬金に驚く。

 

木葉「三億エリスって…どれくらいなの?」

紅介「あ…ああ。言ってなかったな…どうやらこの世界の通貨のエリス…どうやら日本円(俺達が居た国の通貨)と同じで…一エリスで一円らしい……。」

離貅「ではまさか…日本円換算で三億円貰えるんですか!?」

紅介「ああ!そうらしい!」

 

紅介は大金が貰える事に興奮し、息を荒くしながら言う。

 

ギルド職員「それでは、お受け取りください!」

 

ギルド職員はそう言って紅介にかなり膨らんだ小袋を紅介に手渡す。

 

紅介「おお……!これなら生活が…ん?なんかチャリンて音がしたぞ?」

 

紅介は小袋の口を開け、手を入れて探ってみると無数の札束の中に硬貨が数十枚混じっていた。

 

紅介「これどう言う事ですか?」

ギルド職員「えっと…実はその…昨日でこの街の冒険者達総員がアクセルの街の正門前に集合してきた後でリクさんとコノハさんが無賃で冒険者になり、その直後にベルディアを討伐したので…二千エリスを引いて、二億九千九百九十九万八千エリスになります……。」

 

紅介の問いにギルド職員は申し訳なさそうに言う。

 

紅介達「「「「「「「………。」」」」」」」

紅介「…ま…まあ良い。二千エリスぐらいすぐに稼げる。」

カズマ「そ、そうだな。これからも頑張ろうな!」

木葉「とりあえず…これからよろしくね。」

離貅「同じく僕もよろしくお願いします。」

めぐみん「こちらこそです!」

ダクネス「ああ、歓迎しよう。」

アクア「これは更に豪華になったわね!この調子で幹部をどんどん斃して、魔王をぶっ飛ばしちゃいましょう!」

冒険者C「なあコウスケ!魔王軍幹部討伐を祝うなら俺達にも奢ってくれ!」

冒険者D「私も私も!」

紅介「わかったわかった。とりあえず……」

 

数分後、紅介たちはそれぞれシュワシュワが入ったジョッキを持っていた。ちなみにめぐみんはオレンジジュースが入ったジョッキを持っていた。

 

紅介「えー、魔王軍幹部の討伐と…思いっきり個人の事だけど、俺の幼馴染の離貅と木葉に再会が出来た事を祝って…かんぱーい!!」

離貅たち「かんぱーい!」

 

紅介の言葉に離貅達や他の冒険者達はそれぞれの好物を食べ、シュワシュワなどを飲み干したりしていた。

 

アクア「っよ!花鳥風月ー!」

冒険者E「いいぞー!」

めぐみん「カズマさん、私だけ何でオレンジジュースなんですか!私もシュワシュワが飲みたいです!」

ダクネス「めぐみんはまだ小さいからシュワシュワはまだ早いぞ。」

めぐみん「おい!私を子供扱いするなら聞こうじゃないか!」

紅介「…賑やかだな。」

離貅「そうですね。」

木葉「うん。」

 

紅介と離貅、木葉はそんな賑やかな光景を眺めていた。

 

紅介「…これからよろしくな、二人とも。」

離貅「…はい。」

木葉「うん!」

 

紅介の言葉に離貅と木葉は微笑んでそう言った。

 

       ここで音楽が終わる

 

            to be continued………




ミサトさん「紅介君、かつての幼馴染とまた会えて良かったわね。それでは次回予告をするわね。…かつての幼馴染、乱刻(らんこく)離貅(りく)白夜(びゃくや)木葉(このは)と再会を果たした紅介。カズマ達と共にとあるクエストを終えた帰りの最中に紅介達はある転生者と出会う。だがその転生者は神より授けられた転生特典(ちから)ばかり頼り、驕り昂る弱者に過ぎなかった。そんな転生者に紅介は怒りを覚える。次回、『魔剣の勇者』。次回もサービスサービス!」


キャラクター紹介

乱刻(らんこく)離貅(りく)

紅介の幼馴染で蒼い瞳で高い視力と謎に高いエイム力が特徴で紅介よりイケメンで礼儀正しい少年。
初登場時では中学一年生だったが、現在は中学二年生になっている。

転生特典はパニグレのリー-異火の能力とそのモチーフ武器のウルフガンなのだが離貅の要望により火属性ではなく雷属性になっていて、ウルフガンは見た目が近未来なのでリロードは不要で普通に射撃すると蒼い銃弾サイズの光弾を放つが魔力を込めて射撃すると、雷属性が付与される。
ちなみにロックマンよろしくチャージショットができたり紅介の転生特典と同じくキーブレードみたいに召喚できたりする。

ちなみにパニグレでの最推しキャラはリー。

白夜(びゃくや)木葉(このは)

離貅と同じく紅介の幼馴染で大人しく自然と動物(特に犬と猫)が好きなピンク色の瞳が特徴的な可愛らしい少女。
初登場は小学六年生だったが、現在は中学生一年生になっている。

転生特典はパニグレのリーフ-闇蝕の能力とそのモチーフ武器の零式。
だが木葉の要望で無属性ではなく光属性にしてもらっている。
ちなみに離貅と違い魔力を込めなくても光属性のレーザーを放つことが可能で離貅のウルフガンと同じくチャージショットや紅介の転生特典と同じくキーブレードみたいに召喚できたりする。

パニグレでの最推しキャラはリーフ。
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