紅介が幼馴染の離貅、木葉と再会と同時に、魔王軍幹部のベルディアを斃した戦いから三日後の朝、紅介たちはカズマとアクアが紅介に再会するまで泊まっていた馬小屋のすぐ近くのちょっとした広場に来ていた。
めぐみん「…本当なんですか?紅介は…此処とは違う世界の人間で…一度死んでいるって……。」
紅介「…ああ。信じられないけどな。…離貅や木葉もカズマも、一度…死んでいるんだ。」
ダクネス「では…紅介達はアンデッドなのか?」
アクア「ちょっと!折角この私が紅介とカズマを間接的に生き返らせたとして二人をアンデッド呼ばわりなんてやめてちょうだい!!」
ダクネス「あ…す、すまない……。」
紅介「…そういえばアクア、何で
アクア「あ…あー……実はね…カズマを案内してた時に天界の神々が私の規則違反に気付いちゃって……カズマの転生特典として
アクアは少し気まずそうに言う。
カズマ「おいちょっと待てそれって実質的に紅介が俺の分の転生特典を奪ったって事か?」
アクア「だ、だって紅介は通り魔に襲われた幼馴染の木葉の身代わりになって死んだから、その死の間際の行動に敬意を評して二つ分の転生特典をあげたの!」
カズマ「それが理由で…ん?ちょっと待て、アクアが俺と初めて会った時に言った三ヶ月前のあの子って…まさか紅介の事か?」
アクア「そ…そうだけど……。」
カズマ「…はぁ……アンタと一緒にこの世界に来た時に一緒に頑張ろうって言われたし……しょうがねえなあ……。」
紅介「…カズマ。」
カズマ「?」
紅介「…俺が間接的にアンタの転生特典の分を奪っちゃって……ごめん。」
紅介はカズマに謝罪して頭を下げる。
カズマ「お、おいやめろよ!今思えば離貅と木葉が途中から加勢したけれど、その二つの特典のお陰であのベルディアとか言うヤツも斃せたし、アクアが居たお陰でお前にかかった呪いは解除出来ただろ?頭上げろよ!」
紅介「…許して…くれるのか?」
カズマ「ああ!許す!許すから頭上げてくれ!」
紅介「…ありがとう。」
紅介はカズマにそう言って頭を上げる。
紅介「…そう言えば…離貅と木葉がこの世界にいるって事は…まさか……?」
離貅「…紅介の言う通り、僕も木葉も、紅介やカズマと同じく死にました。そして、気付けば不思議な空間に居て、目の前にはエリスと名乗る女性が居ました。」
ダクネス「エリスだって?それはまさか━━」
アクア「この世界でちょっと国教として崇拝されてるから調子こいてお金の単位になったあの上底エリス!?」
ダクネスの台詞を遮りアクアはそう言う。
紅介「え?どう言う事なんだ?」
ダクネス「あ…ああそうか。紅介達はこの世界の人間ではないからエリス様の事は知らないようだったな。エリスと言うのは私が崇拝しているエリス教と言う宗教の御神体なんだ。」
木葉「そ、それって、私と離貅はその宗教の御神体に会っていたって事なの!?」
離貅「道理でこの世の物とは思えない程美人だったのは納得が行きますね……。…ところで、ダクネスと言いましたね。貴方はエリス教と言う宗教に入信していますよね?」
ダクネス「ああ…そうだが……。」
離貅「では、僕と木葉をそのエリス教に入らせてもらえませんか?そのエリスと言う神のお陰で、僕と木葉はこうして紅介と再会する事が出来た。なら、少しでもエリスに恩返しをしてあげたいので。」
ダクネス「そうか…では、今度エリス教の教会へ案内しよう。」
離貅「頼みます。」
アクア「ちょっと待ちなさいよ!」
するとその時、アクアが割り込んで来た。
アクア「あのねえ、貴方の友達の紅介はこの私が生き返らせたのよ?だから離貅と木葉は私が崇拝されるアクシズ教に入信するべきよ!」
カズマ「おいアクア!折角良い雰囲気になってるの邪魔すんな!」
紅介「そうだぞ。代わりと言ってはなんだけど、俺がそのアクシズ教に入信してやるから。」
めぐみん&ダクネス「え!?」
アクア「ほんと!?じゃあ良い━━」
紅介「それに、俺はアクアに感謝しているんだぞ?死んだ俺にもう一度生きるチャンスを与えてくれた。それに本来一つだけ貰える力を二つもくれた。…そのせいで後にカズマに迷惑がかかったけど…それに、俺が今こうして居られるのは全部アクアのお陰なんだ。」
アクア「にゅ…入信してくれるのは嬉しいし、感謝されるのも嬉しいけどそんなに真面目な顔で言われると少し恥ずかしいんですけど……。」
紅介の率直な感謝の言葉にアクアは少し顔を赤くして言う。
紅介「…まあ、とりあえず、今日は離貅と木葉のこの世界での装備を整えよう。今の離貅と木葉の服装、中学生制服だからな。」
離貅「…言われてみれば、確かに僕と木葉は死んだ時の服装そのままですね……。」
木葉「うん…少し雰囲気が台無し……。」
そんな訳で紅介達は離貅と木葉の服装を一新する為に装備屋に向かった。
紅介「装備屋の爺さーん!来たぞー!」
紅介はそう言いながら装備屋へ入り、挨拶を言う。
装備屋の店主「…おっ!お前か!聞いたぜ?魔王軍幹部を斃したんだってな!」
紅介「ああ。途中で俺の幼馴染が加勢したけど、斃す事が出来たんだ。」
装備屋の店主「成程…それでその幼馴染がそこの二人か。」
装備屋の店主はそう言って離貅と木葉へ視線を向ける。
離貅「はい、紅介の幼馴染の乱刻離貅です。」
木葉「同じく幼馴染の白夜木葉です。」
装備屋の店主「おう、よろしくな!…それで、要件はなんだ?」
紅介「ああ。その俺の幼馴染のこの二人に装備を作って欲しいんだ。
装備屋の店主「おお!太っ腹だな!そんで、二人はどんな服装が良いんだ?」
離貅「服装…ですか……では、僕と木葉は遠距離武器を扱うので、動きやすい服装でお願いします。」
装備屋の店主「おう!そんじゃあ作りに行ってくるよ。夕方ぐらいに完成するからそれまでこの街の観光なりしててくれ。」
装備屋の店主はそう言って部屋の奥に入って行った。
紅介「…そんじゃあ、装備屋の爺さんに言う通り、観光でもしてようぜ。」
離貅「そうですね、拠点の場所を少し把握しておきましょう。」
木葉「うん。初めての異世界の街、見てみたい!」
そんな訳で、紅介達は夕方まで離貅と木葉のアクセルの街の観光案内をすることになった。
そして数時間が経ち、夕方になった頃……
紅介「爺さーん、装備できたかー?」
紅介達はまた装備屋へ訪れた。
装備屋の店主「お!来たか。丁度出来た頃だ。早速着てみるか?」
離貅&木葉「はい!」
装備屋の店主が作った装備を受け取った離貅と木葉はすぐさま試着室を借り、作ってもらった装備へ着替えて数分後、試着室を出る。
ダクネス「これは…かなり見違えたな。」
カズマ「
カズマの言う通り、離貅と木葉の服装は正にそんな軽装をしていた。
紅介「よし!これで明日のクエストの準備は整ったな!あ、
装備屋の店主「毎度あり!」
そんなこんなで紅介達は装備屋を後にした。
アクア「今思えば、かなり良いんじゃない?このパーティーには上級職が私を含めて三人、そして特典持ちの転生者が三人いるし、これからはかなり稼げそうじゃない?」
明日に備えて夕食を食べにギルドへ行く途中でアクアは唐突に口を開きそう言う。
カズマ「確かに…そうかもしれないけどさ……。」
紅介「良いじゃないか?ただ程良い難易度のクエストを受ければ良いだけの話だからな。」
蒼い瞳の紅いリオルを抱き抱えた紅介はそう言う。
離貅「僕も紅介の意見に賛同です。幾ら強力な力を手に入れても、使いこなせなければ意味がありません。それに、まだ僕と木葉はもう少しこの力を扱い方に慣れなければ……。」
カズマ(三日前の初戦闘でかなり使いこなしていた様に見えた気がするんだが……。)
カズマは離貅の言葉に心の中でそうツッコむように呟くがその時……
???「女神様!女神様じゃないですか!?」
蒼い鎧を纏った金髪の少年が突如現れると同時にアクアに駆け寄って来た。
紅介「誰だこいつ?」
アクア「え、あなた良い目があるじゃない!良いわ!さあ、女神のこの私に何の様かしら?」
アクアは上機嫌でそう言うが……
アクア「…アンタ誰?」
キョウヤ「僕です
キョウヤと言う少年は腰に挿していた剣をアクア見せながら言うが……
アクア「え?」
キョウヤ「え?」
カズマ「え?」
紅介「え?」
当の本人のアクアは無知だったが少し考えると……
アクア「あ…ああ!居たわねそんな人も!ごめんすっかり忘れてたわ。だって結構な数送ったし、忘れるのはしょうがないわよね!」
キョウヤ「え…ええっと、お久しぶりですアクア様。僕は貴方に選ばれた勇者として日々頑張っています。」
紅介(選ばれた勇者?)
紅介はキョウヤが言った選ばれた勇者と言う言葉に疑問を抱いた。
キョウヤ「…ところで、アクア様は何故
アクア「あー…実はそこの紅介って子、通り魔に殺されかけた幼馴染を庇って死んだの。それで、その死の間際の行動に敬意を評して本来一つ与える特典を二つ授けたの。けど、三ヶ月くらい経ってそこのカズマを案内してる時に天界の人達にバレちゃってカズマの転生特典として来ちゃったの……。」
キョウヤ「なるほど…貴様の
紅介たち「え?」
アクアの言葉に何故かキョウヤは紅介を敵意に満ちた目で睨み、胸ぐらを掴む。
キョウヤ「それにお前が抱き抱えているのはポケモンのリオルじゃないか!それに色違い!!お前が欲張ってソレを三つ目の特典にしたのか?」
アクア「ちょ、ちょっと!!別に私としては結構楽しい毎日を送れてるわよ!それに
キョウヤ「…アクア様、こんな男にどう丸め込まれたか知りませんが、女神としてあるまじき事です。ところで、今はどこに泊まっているんですか?」
アクア「こ、紅介が
キョウヤ「貴様、いい加減にしろ!!」
アクアがそう言った瞬間、キョウヤは更に怒りを滾らせ怒鳴ると同時に紅介の胸ぐらを掴む手に力が増す。
キョウヤ「黙って聞いていれば、おまえは━━ぐぼぉ!?」
次の瞬間、紅介が抱き抱えていた蒼い瞳の紅いリオルはキョウヤを完全に敵と見做したのか渾身のアッパーをくらわせた。
紅介「ちょ!?リオル!?」
めぐみん「リオル、良くやりました。もっとやってください。」
めぐみんはキョウヤを嫌っていたのか蒼い瞳の紅いリオルを褒める。
キョウヤ「ちょ、やめ、イダダ!イダダダダダダダダ!!」
紅介「り、リオル!少し落ち着け!!」
紅介は慌ててキョウヤから蒼い瞳の紅いリオルを引き剥がす。
キョウヤ「イタタ……ん?クルセイダーに…アークウィザード?…随分と綺麗な人達だな…君たち、これからはソードマスターの僕と一緒に来ると良い。高級な装備品を買い揃えてあげよう。」
するとキョウヤはめぐみん達に対して勧誘したが……
アクア「ちょっとヤバいんですけど。あの人本気で引くぐらいヤバいんですけど。ナルシストも入ってる系で怖いんですけど……。」
ダクネス「…どうしよう…あの男は生理的に受け付けない……。攻めるより受けるのが好きな私だが、アイツだけは無性に殴りたいのだが……。」
木葉「…この人…怖い……。」
離貅&めぐみん「…撃って良いですか?」
大不評で離貅とめぐみんに関しては離貅は静かに
カズマ「おい離貅、めぐみん、少し落ち着け!!」
アクア「…ねえ紅介、もうギルドに行って夕ご飯食べに行こう?私が原因だけど、あの人には関わらない方が良い気がするわ。」
紅介「…そうだな。」
カズマ「え…えっと、うちの仲間は満場一致であなたのパーティーには行きたくないようです。俺達は夕食を食べに行くので、これで……。」
カズマはミツルギにそう言って紅介たちはこの場を去ろうとしたが……
ミツルギ「待て!」
ミツルギは紅介たちの前に立ち塞がった。
紅介「…
紅介は若干苛立った様子で言う。
ミツルギ「悪いが、ここを
紅介「断る。」
ミツルギ「なっ…逃げる気か!?」
紅介「いや、同じ
ミツルギ「…?君は魔王討伐を目指しているのか?」
ミツルギは何故か呆れた表情で言う。
紅介「…そうだが?」
ミツルギ
「…悪いが、君に世界を救う力は無いよ。」
紅介「━━━。」
ミツルギ「あるのは、
紅介「━━勝負を受けてやる。」
カズマ「ちょ、紅介!?」
ミツルギ「そうこなくては!」
紅介の返答を聞いたミツルギはそう言って持っていた魔剣グラムを構え、紅介のそんな言葉に蒼い瞳の紅いリオルは何かを察知してめぐみんに駆け寄る。
アクア「紅介、原因の私が言うのもなんだけど、思いっきりソイツをボコボコにしてあげなさい。」
ダクネス「ああ。一方的に蹂躙してやれ。」
離貅「流石にこれは容認しかねません。」
木葉&カズマ「ちょっと!?」
めぐみん「私も賛成です。それにリオルは私が預かりますので遠慮なくやってください。」
めぐみんはそう言って自身に駆け寄って来た蒼い瞳の紅いリオルを優しく抱き抱える。
キョウヤ「それにしても、キミの職業は?」
紅介「━━冒険者だが?」
キョウヤ「…やはり、欲張りな意気地なしか。」
紅介「━━━。」
ミツルギのそんな台詞を聞いた紅介は無言で右手から焔を迸らせ紅蓮狂刃を顕現し手に持つ。
ミツルギ「それが君の特典かい?まあ良いさ、世界を救う勇者の力を見せてあげよう!」
ミツルギはそう言って剣を紅介に斬りつけようとしたその時……
紅介「思い上がるなよ。」
その瞬間、紅介は自身へ剣を振り下ろそうとしたキョウヤの剣を
紅介「━━フンッ!!」
キョウヤ「ゴフッ!!?」
左手でキョウヤの顔面を容赦無く渾身の左ストレートで殴り、キョウヤは気絶した。
紅介「━━武器だけで強くなれると思うなよ。」
紅介はそう言ってキョウヤから弾き上げたグラムを見事にキャッチする。
アクア「良くやったわ紅介!さっさと夕ご飯ついでににシュワシュワを飲みにギルドへ行くわよ!」
紅介「…そうだな。」
紅介はそう言って仲間と共にこの場を立ち去ろうとしたが……
クレメア「卑怯者!!」
紅介「ん?」
クレメア「卑怯者卑怯者卑怯者!!」
フィオ「あなた何か卑怯な手を使ったでしょ!さっきのスキル見たことないし!」
するとミツルギのパーティメンバーのクレメアとフィオは紅介に対して負け惜しみを言い出した。
めぐみん「コウスケさん、あんな人達なんか放ってギルドに行きましょう。ちゃんとあなたは正々堂々と戦っていたので。」
紅介「…ありがとな、めぐみん。…あ、このグラムとか言う剣、これ貰って行くぞ。これに相応しいように強くなれたなら返してやる。」
紅介達はクレメアとフィオにそう言って仲間と共にこの場を去った。
そして、ギルドにて、紅介達は夕食を食べていた。
紅介「フーン…この剣って、ミツルギ専用なんだな。」
アクア「ええ、他の人が使えば、ただの丈夫な剣に過ぎないわよ。」
紅介「まあでも、ミツルギが良い感じに鍛えたならちゃんと返すさ。」
紅介はそう言ってジャイアントトードの唐揚げを口に入れようとするが……
ミツルギ「見つけたぞ躁揮紅介!」
するとミツルギが紅介を探していたのか走って来た。
紅介「…またお前かよ。言っておくがこの剣はお前が十分強くなったら返すから心配すんな。と言うか食事の邪魔すんな。」
ミツルギ「それは悪かった!それにその事は既に仲間から聞いてある!…だが…この街の冒険者達からから聞いたよ。魔王軍幹部の一人を倒したって。」
紅介「おう。まあ途中で離貅と木葉が途中で戦線加入したけどな。」
ミツルギ「さっきの事で失礼な事をした…すまなかった。」
ミツルギはそう言ってペコリとお辞儀をして謝罪する。
紅介「…まあ解れば良いんだ。まあとりあえずうちのリオルも少し迷惑をかけたからこれはちょっとしたお詫びだ。これで良質な剣でも買ってこい。」
紅介はそう言ってミツルギに多めの
ミツルギ「こ…こんなに良いのか!?」
紅介「ああ、良いぞ。」
アクア「ちょっと紅介!流石に多いんじゃ━━ムグッ!?」
離貅「少し黙っててください。」
ミツルギ「このお礼はいつか必ずする。それにフィオとクレメアにも注意しておくよ。…それと、アクア様をお願いします。」
ミツルギはそう言ってこの場から去っていった。
紅介「経緯はどうであれ、仲良くなれそうだな。」
紅介はそう言っててジャイアントトードの唐揚げを口に入れて美味しそうに咀嚼する。
ダクネス「…そう言えば、アクアが女神と呼ばれていたり、コウスケがアクアに間接的に生き返らせてもらったと聞いたが、一体何の話だ?」
ふとダクネスは気になっていた事を口に出す。
するとアクアは珍しく真剣な顔をする。
アクア「…今まで黙ってていたけれど、あなた達には言っておくわ。…私はアクア。アクシズ教団が崇拝する、水を司る女神。そう、私こそが、あの女神アクアなのよ!」
アクアはそう正体を明かすが……
めぐみん&ダクネス「って言う夢を見たのか。」
アクア「ちっがうわよ!!」
アクアの性格や言動が原因故に信じてもらえなかった。
紅介「一応本当なんだけどな。」
めぐみん「コウスケまで……まあ…コウスケがそう言うなら、納得はいきますね。」
紅介「え?」
めぐみん「前にコウスケから『この力はアクアから授かった』と聞きました。それに神から力を授かったのであれ程の強さは納得がいきます!」
アクア「何で私が言っても信じてもらえないのよーーッ!!」
そんなこんなで夕食を済ませ、馬小屋で寝泊まりしたのだが……
紅介「…流石にちょっと狭いな。」
離貅達「「「「「「確かに……」」」」」」
紅介の言う通り、人数が多いのかちょっと狭かった。
めぐみん「…ふと思ったんですが、コウスケ達が居た世界ってどんな世界なんですか?」
紅介「俺達が居た世界…か……まあ一言で言うなら、魔法や魔物とか存在しない代わりに、科学技術が発達している世界…かな。」
ダクネス「魔法や魔物が存在しない……とても平和な世界なんだな。」
めぐみん「科学技術が発達……まるでノイズのようですね。」
離貅「ノイズ?」
めぐみん「魔道技術大国ノイズ。かつて数百年前に
木葉「ある一族?」
紅介「それも気になるが、もう遅いし寝ないか?」
木葉「…そうだね。めぐみんさん、また明日その一族について教えて。」
めぐみん「勿論です!」
そして紅介達は明日に備えて、眠りについた。
その明日に、悲劇が訪れる事を知らずに。
to be continued………
ミサトさん「あのミツルギって子、あの性格だけど、潔いのが唯一の救いかもしれないわね。…それでは次回予告をするわね。…離貅と木葉の装備を整え、同じ転生者のミツルギと出会った日から翌日、紅介達は離貅と木葉のリハーサルとしてとあるクエストを受ける。しかし、そのクエストに悲劇は起きる。その悲劇に紅介は怒りと憎悪を燃やし、紅介の中に眠る力が、今目覚める。次回、『解かれた力』。次回もサービスサービス!」
この作品でのミツルギ
原作とは違い、仲は良好気味。