東方キャラとオリ主がイチャイチャしたり依存したりな作品を書きたいと思ってます。
原作はある程度見たりやっていますが、明確にキャラクターの設定や時系列がおかしいと思った場合は感想で教えていただけると幸いです。
「~~♪」
昼下がりの居間であぐらを書いている私の膝の上で楽しそうに鼻歌を歌っている少女、何を隠そう"幻想郷の管理者"八雲紫である。
「ほら詠知!もっと撫でて!」
「あいよ。」
「~~♪」
彼女と出会ってからかれこれ1000年以上経つ。当時幼い少女のような見た目であった紫もミステリアスな雰囲気を漂わす妙齢の女性となった。
出会った当初と比べると格段に雰囲気や佇まいもかなり大人になったため、子どもらしく甘えるということは少なくなったのだが・・・
「つらい・・・霊夢に「胡散臭い」っていわれた・・・橙にも「紫様怖い」っていわれた・・・」
「・・・」 (ナデナデ
「うぅ・・・もっと撫でて・・・」
こんな感じでストレスが限界となると非常に甘えたがりになって私を呼ぶ。ストレスの原因はその言動や行動に対して苦言を呈されることが悲しいというのが大半である。
じゃあその態度を改めるべきだと言いたいところだが妖怪にとって威厳というのは必須であるため、紫なりの威厳の出し方なのだと考え言わないことにしている。
ちなみにこの状態になった場合、何をしている途中であっても問答無用でスキマで強制連行してくる、かなり理不尽。
「よし、紫のストレスを軽減するために今ある仕事をわた「ダメ、ぜったい」・・・はい。」
やっぱり仕事を分けてはくれないみたいだった。悲しい。
「・・・すぅ・・・すぅ・・・」
「・・・おやすみ」
気付いた時には紫はもう寝息をたてていた。驚くほどの即寝である。
こうなるとしばらく動けなくなってしまうため、抱きかかえて横に敷いた布団に運び込み一緒に横になる。
なぜ一緒に寝るのかというと、横にした後に離れようとした際・・・
キュォーン
・・・と即座にスキマに捕まりすぐに紫の横に戻されるためである。寝ながらも的確にスキマを使いこなすのは素直に感心するが正直能力の無駄遣いだと思う。
何もすることがなく手持ち無沙汰となった私は、紫との出会い、過去を想起することにした。
紫との出会いはおよそ1000年近く前、傷だらけで意識を失った幼い少女(紫)を見つけ保護したことから始まった。
日本ではかなり珍しい金髪であったことに驚きを覚えつつも、傷だらけの少女を放っておくことはできずすぐに手持ちの薬草等を使い手当を施した。
目を覚ました少女は自らを紫と名乗り、妖怪であることと自らの能力、その外見の珍しさから妖怪のコミュニティから迫害を受けて逃げてきたことを告げた。
だがその頃には私は多くの妖怪と知り合っておりその中にも金髪の妖怪が複数いたことから特に忌避の感情は芽生えず、旅のついでだとあちこちに連れ回した。
実際に金髪の神や妖怪(守矢の一柱や星熊童子等)に会いにいき、「強ければ外見など一切関係ない、強くなれば全て解決する。その能力は絶対に強くなる。」という脳筋的アドバイスをし、教えられる自衛の方法を全て教え込んだ。
その後も共に旅を続け、人間と妖怪両方と交流を重ねていった。
100年近い旅を続けた後、紫は一つの夢ができたと言った。
「詠知・・・私は人間と妖怪が一緒に暮らせる場所を作りたい。協力して欲しい、お願い。」
「それは私にとっても理想だな、こちらこそぜひ協力させてくれ。」
その夢は私にとっても非常に魅力的で即答する。
「まずは土台となる土地を作らないといけない。それは私の能力が活用できるだろうしね、詠知はいずれ出来るその地の存在を皆に伝えて欲しい。」
「分かった。こちらは任せてくれ、待ってるよ。」
そうして一度解散したが、400年近く後に「夢を為す時が来たわ」という言葉と共に現れた紫に無言で頷き目の前に開かれたスキマに飛び込んだ。
そこからの500年は激動の日々だった。人と妖怪をつなぐべく奔走する日々は忙しく、死にかけたこともあったし拉致されたり監禁されたりしたけど・・・まぁ楽しかった。
「ん・・・」
過去を思い返しているうちに時間が経ち、紫が目を覚ました。
「おはよう、紫。よく眠れた?」
「おはよう詠知、素晴らしい目覚めですわ。」
「それは良かった。」
「あぁ、こんな平和な日を迎えられるのなんて本当に幸せ。できれば毎日添い寝してほしいくらいだけど・・・欲張るのは良くないわね、辛くなったときまた甘えさせてね?」
「もちろん。」
過去の激動の日々からでは考えられないほど平和な一日、こうやって心安らげる時を大切にしたいと心に深く刻むのであった。
長生きしてそこそこ強い人間(多分)"詠知"くん。
ある程度書いたら設定資料とかも書いてみたいなと思います。
ちなみに身長は190cm程度でかなり大きめです。超人的な体質だからしかたない。