八雲の相棒   作:陽灯

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試験的な番外編
今まで出したキャラの会話パートを書いてみました。
らんさまだけ居ないのは人数の問題(奇数)


番外編
少女達の会話 その1


紫と霊夢

 

博麗神社前、境内を鼻歌を歌いながら箒で掃く霊夢の姿があった。

 

「~~♪」

 

「ご機嫌ねぇ、普段からそれくらいのやる気で仕事してほしいわね。」

 

「・・・紫、いきなり出てくるの止めなさいよ。」

 

「珍しく機嫌の良い姿を見てついね、何か良いことでもあったのかしら?」

 

「あんたには関係ないわよ。」

 

「詠知とのお泊まり楽しかった?」

 

「!!・・・見てたのね、本当に意地の悪い妖怪ね。」

 

「あら辛辣、邪魔しなかっただけ褒めて欲しいわね。でもそろそろ親離れしないとダメよ?詠知も人間なんだから年頃の子がそんな感じだと負担になりかねないわ。」

 

「詠知が本当に嫌そうだったら止めるわよ。父親と交流してるだけなのだし文句を言われる筋合いはないわ。」

 

「・・・ふふっ、本当に父親だと思ってるのかしら?」

 

「・・・何が言いたいの。」

 

「見た目が変わらない若い男性に、いつまでも親に対する愛情のみを持ち続けることはできるのかしらね~?」

 

「・・・」

 

「でも一つ忠告しておくわ。貴方と詠知では生きてる年月に差がありすぎる、同じ人間という種族ではあるけど。博麗の巫女としての務めを疎かにしないなら好きに恋愛すればいい、けど残していく人を悲しませるということを考えなさい。特に詠知をこれ以上悲しませるのであれば許さないわよ。」

 

「・・・分かってるわよ。」

 

「それならいいわ。ふふ、ライバルは多いわよ~♪もちろん私もだけど♪」

 

「詠知に「外交の時妙に態度が胡散臭いのどうにかならんのか?」って愚痴られている妖怪は対象外だと思うわよ。」

 

「え、うそ、詠知も思ってたの?薄々思ってたけど「それが紫なりの威厳ならそれで良いんじゃないか?」ってやっぱりやんわりとした否定だったのね!?詳しく聞かせなさい!!」

 

「そんな取り乱さなくても、って近い近い!!あぁもう話す!話すから!!」

 

 

 

慧音と阿求

 

「おや、これは阿求じゃないか。」

 

「慧音さん、こんにちは。珍しいですね、里の外れの方から歩いてくるとは、何か用事でも?」

 

「実は詠知に依頼しに行ってきたんだ。皆会いたがっているので久しぶりに会合に顔を出して欲しいってな。」

 

「へぇ・・・なら記録道具が必要ですね。用意しておきます。」

 

「いや、議事録は取るわけだしそれ以上の道具はいらないんじゃないか?」

 

「詠知さんが久しぶりに会った人間にどんな言葉をかけるかの記録を取れるじゃないですか!これは絶好のチャンスです!」

 

「・・・いつも思うが詠知に対して執着しすぎじゃないか?妹紅から聞いたがこの前は詠知の交友関係を聞くためだけにわざわざ永遠亭に行ったそうじゃないか。」

 

「交友関係は大事なことですよ。それにしても不死人にすらあんなに好かれてるなんて本当に詠知さんは凄いです、誇らしいですね。」

 

「・・・それは認めるが頼むから心労になることだけはしないでくれよ?人里にいることが負担にはなってほしくないからな。」

 

「それは同感です。でも阿七や阿弥の頃とは違って何のしがらみもない優しい詠知さんがまた見られるんです、少しぐらい甘えてもいいんじゃないですか?」

 

「うぅむ・・・それは確かに否定できない。・・・まぁ節度は保ってくれよ?」

 

「勿論です、ふふふ・・・次はどこに行きましょうか、命蓮寺は詠知さんとの相性が良いからもっと詳しく調べた方がいいかな・・・ふふふ♪」

 

「・・・はあ。」

 

 

 

幽々子と妖夢

 

「ねぇ妖夢~、質問があるんだけど。」

 

「どうしました幽々子様?」

 

「詠知がここに住むってなるなら妖夢はどう思う?」

 

「詠知様がここに住むんですか!?いつですか!?すぐに準備します!!」

 

「仮定の話よ仮定の。ほんとに詠知のことが好きなのね、念のために聞いたけど想像通りだったわ。」

 

「そうですか・・・、でもここに住んでいただけるのならすごく嬉しいです。伺いたいのですが、詠知様がこちらに移り住む可能性があるのですか?」

 

「人間の里に居続ける必要性がなくなったのよ、ならここに住んでも問題はないでしょう?紫だって会いやすいでしょうしね。」

 

「新しく"監査"というものになったと言ってましたね。」

 

「そう。今は人間の里が一番行動しやすいからいるけど、最終的にはここに住んでくれるようにしたい。」

 

「私にできることはありますか?何でもいたします。」

 

「好き放題甘えて良いわよ。」

 

「え?」

 

「詠知は保護欲をすごく感じやすい人間なの。今まではある程度自重させていたけど妖夢が際限なく甘えれば、詠知も確実に意識していくわ。」

 

「いくらでも甘えて良いのはすごく嬉しいのですが・・・失礼ですが急にどうしてそのようなことを?」

 

「もしこのままだと詠知もいなくなるのだとしたら?」

 

「!?嫌です、そんなの・・・」

 

「詠知も根はただの優しい人間で、幻想郷を際限なく愛している。必要ならば幻想郷から去ることも厭わない。それを再確認させられたの。」

 

「幽々子様の言うとおりにしていれば、詠知様が去ることはない。それならばもう何の憂いもなく詠知様に甘えます。」

 

「ふふふ・・・お願いね。私も甘えちゃおうかしら?」

 

そして「妖夢と手合わせ」に続く。




次は設定資料を書きます。
紅魔館組の筆が中々進まない・・・過去編として吸血鬼異変での紅魔館組との初対面シーンでも書こうかなと

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