“智慧”、“陽炎”、“ガチャ”を得た転生者の異世界冒険譚~ありふれ編~ リメイク版 作:白の牙
「ふわぁ~~~~もう朝か」
転生した翌日。朝日を浴び目を覚ました斗真は起き上がると、体を伸ばし凝り固まった体をほぐす。すると、
「んぅぅ」
隣で眠っていた少女“姫島朱乃”が目を覚ましたのだった。
「・・・おはようござます、斗真君」
「おはよう朱乃」
何故、2人が同じベッドで寝ていたかというとベッドが一つしかなかったからだ。最初は斗真がリビングのソファーで寝て、グレイフィアと朱乃がベッドで寝るという案を出したが、家主がソファーで寝るなど論外と言われ、3人で寝るという事になったのだ。
「(・・・来客の分も含めて買っておかないとな。後、金を稼ぐ方法も決めないと)」
やっておかないといけないことを考えつつリビングに行くと、
「斗真様、朱乃様、おはようございます」
すでに起きていたグレイフィアがキッチンで朝食の用意をしていた。
「おはよう」
「おはようございます」
「もうすぐ出来ますのでテーブルについてお待ちください」
グレイフィアに言われ、テーブルに座って待っていると数分と待たずに朝食がテーブルに並び、食べ始めた。
「今日は服やベッド、備品を買いに行こうと思ってるんだが、どうだ?」
「いいと思います」
「私も問題ありませんが、家の中を見ておきたいです。昨日は遅かったので」
「それもそうだな」
朱乃の言う通り、昨日は遅かったというのもあって洗面所、風呂場、寝室(一部屋)しか知らないことを思い出す。
「んじゃあ、午前は家の中を見て回りつつ、足りないものを探し、午後に買いに行くってことで」
今日の予定を決めると、行動を開始した。
見て回った結果、1階に客間が1部屋あり、2階には4部屋もあったうえ、地下室まであった。
「んで、こっちの部屋は何だ?」
地下には2部屋あり、1つはトレーニングジム並みに広い部屋。もう一つはホテルの1室並みの広さの部屋だったのだが、内装がなんというか、
「(何かラブホみたいな部屋だな)」
生前、友人に見せてもらったラブホの部屋に非常に似ていたのだった。
「・・・・あまり考えないようにしよう」
何でこのような部屋が地下に用意されているのか考えた斗真だったが、考えることを放棄した。
そして、一通り家の散策を終えた斗真達は買い物がてら外で昼食をとることにした。
「う~~~ん」
家に帰宅し、グレイフィアの淹れてくれたお茶を飲みながら召喚できる人物リストを眺める斗真。
「何をしているのですか?」
気になった朱乃が背後から抱きしめるようにもたれかかりながら斗真に尋ねる。
「ん?次に喚ぶ人を考えてたのさ」
「多いですね」
朱乃は映し出される人物達の名を見て驚く。
「だけど、決めてもまだ喚ばないけどな」
「どうしてですか?」
「色々と理由はあるが基盤が整てないからな。後は、人種・・かな?」
斗真は次に喚ぼうとしている人物を表示しながらそういうのだった。
主人公の住む家はケロロ軍曹の日向家をベースに新妹魔王の家の地下部屋を加えた感じです