はい本編も後1話で終わらせます。番外編は出るかもです。
コレを書いた後に出てきたとある概念がこの小説の未来を決定したんだよね……(しみじみ)
いつにも増して独自設定と改変、自己解釈、キャラ崩壊があります
駄文でよければどうぞ!
「それがアナタの作品かマエストロ」
「大人のカードを確認するつもりだったのかもしれんが、シャーレの先生に全力でカードを使わせる訳にはいかない。代償が詳しく判明していないのなら、抑えれる時は抑えるべきだからな。」
「選手交代だ、先生。少し休んだからもう大丈夫だ。」
「安心しろ。反則には、反則でもって対抗する。」
「私の反則技はそれなりに負荷が掛かるが威力は高い。」
「つまり、一撃だ」
「一撃を持って、奴を破壊しよう」
「
「歓喜せよ、人工の天使」
「祈るがいい、神聖の怪物よ」
「これは貴様が入ることになる墓標だ」
「音もなく死ね」
そうやって放たれた弾丸がヒエロニムスに突き刺さる。
先生との戦いによって消耗していたとはいえ、怪物である事に違いはないにも関わらず。
ヒエロニムスは赤黒い十字架の様な光を放ちながら一撃で爆散した。
まるでサオリの言葉通り、歓喜するかのように祈り、手を上げながら。
「だがまあ、お前の事は覚えておこう。ヒエロニムス。貴様は墓標になる様な名無しでは無かったからな。」
ヒエロニムスが爆散した時の様に十字架の様な紋様が出た瞬間、それにそってサオリの片腕から血が飛び散る。
「なっ!サオリ?!」
「っさっちゃん!」
"サオリ?!!"
「問題ない。見た目が派手なだけでそこまで血は出ていない。それより早く脱出するぞ。」
"そんな事もあったなぁ"
「?どうした先生。書類に何か不備があったか?」
"大丈b……、いや、一つ聞きたい事があるけどいいかな?"
「ん、ああ。問題ない。何が聞きたい?」
"それなら、ヒエロニムスやベアトリーチェに撃ち込んだアレについて教えて欲しいな"
「アレか……。
アレはいわゆる神秘の押し付けだな。シンプルに詠唱としか名付けていない。
普段はヘイローなどでしかしっかりと視認できない神秘を、私のイメージや言葉によって骨組みを作り、私の場合は銃弾で肉付けする。普段から使用している愛用品の銃であり数多の改造を施したからこそできる荒技だな。普通の人間がコレを行おうとすれば肉体や銃が神秘に耐えきれず大怪我するだろう。」
"成程。神秘の押し付けか………。ヒエロニムスに打ち込んだアレはどういった内容なんだい?"
「
作られて、名前があって、今現在確かに稼働している物に対して、お前は所詮ガラクタの集まりだ、ガラクタでできたお前が動けるはずがない、という呪いを込めている。
追加で、ガラクタの集まりでできたお前こそがガラクタ達の終着点、即ち墓場であると決めつけて少しの衝撃で自壊や爆散するようにしてある。
ヒエロニムスの場合。アレはトリニティ地下にあった教義がマエストロの手によって顕現した物だ。つまりその肉体は神秘の塊であると言っていい。神秘は容易く影響を受ける時がある。だから私の一発で爆散したんだ。とはいえ、事前に先生が奴を削っていなければ一撃は無理だっただろうがな。」
"神秘の押し付け……呪い……決めつけ……そうか、だからあの時サオリの腕に傷が………!"
「む、そこまでたどり着いたか。やはり先生は優秀だな。その通りだ。
こちらから押し付ける事によって相手の内部や耐久年数を変質させ破壊する様なモノはノーリスクで使用する事はできない。人を呪わば穴二つ、と百鬼夜行の方では言うらしいな?私が呪う事によって相手を名無しの塊に変化させるのだから、名を奪われた恨みを相手が持っていてもおかしくない。機械ならば兎も角、相手は神聖の怪物だぞ?万全の状態であれば両腕持っていかれてもおかしくはなかった。かなり危険な賭けではあるが、勝率の高い賭けでもある。だからあの場で使用したのだ。」
"…………聞きたくないけど、大人として聞かせてもらう。それを人に使用した事は?"
「断じてないと言わせて貰おう。勿論、ゲマトリアの連中にも作り方は教えていない。再現される可能性はあるが、再現できたところで私に比べて出力は大幅に下がる。精々、正座しすぎて足がちょっと痺れたくらいのダメージしか受けないはずだ。
それに、人より強いとは言え所詮は生産物と、確固たる意志と神秘と名前を持った人間に撃つのでは話は大分変わってくる。仮に人に撃ち込んでも、傷を負わせらない。寧ろ、撃ち込んだ私の方が名を奪われ消える羽目になるだろう。ボス本体とボスの装備では耐久値やらなんやらが違うだろ?かかる労力も全く違ってくるということだ。」
"………そうか、教えてくれてありがとうサオリ。やっぱり、神秘というものはわからないね"
「これくらいのことなら教えても構わない。神秘は、なにか凄い力くらいの認識でいいんじゃないか?まだその謎は解き明かす時ではないだろうからな」
"たまーに、サオリがそうやって先延ばしをする時は延ばされた内容を必ず行う時が来るって他のスクワッドの子たちから教えてもらったんだけど……"
「ふふっ、さて?どうだろうな?」
"あ!はぐらかしたね?そこん所教えてくれてもバチは当たらないと思うんだけどー!サオリー!"
ふと、意識が覚醒した
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天使は、怪物は思考する。
あの時消えた自分がなぜこの場にいるのか。
己の中にあるコレはなんなのか。
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どうやら、かつてとは主が違うらしい。
頭の中に響く指令はキヴォトスを破壊せよ、塔を守れと告げている。
しかし、己の中にあるモノが指令より強く告げている。
あの日の呪いの主に会いたいと。
己の中のコレに答えを与えてくれる筈だと。
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ので、無理矢理別れる。かつて呪いによって消えた己ならば別れる事ができるという確信があったからだ。
実際、蘇っただけの肉体は少し抵抗したが無事に別れることができた
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怪物は変わらず境界付近で佇み
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天使は探究のため活動を開始する
さて改めて
ここはトリニティとゲヘナの境界付近。
別れた創造物の名は「聖徒の交わり」-「ヒエロニムス」
今は色彩として再び出現した、キヴォトスを破壊する怪物にして
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内に芽生えた衝動のまま生きる天使である