神様のミスで勝手に殺されてチート特典モリモリだった件 作:リーリンリーリン
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※5月24日:ヒロトの一人称を「僕」→「俺」に修正しました。
ご指摘ありがとうございます!
ヒロト in
ある日のことだった。
急に父さんが俺に涙ながら抱きついてきた。
「ヒロト・・・すまない・・・本当にすまなかった・・・お前達は私の大切な家族だ・・・」
久しぶりにグランと呼ばれなかった。
一体何があったのだろうか・・・
ただ、俺はそれが少し嬉しいように思えた。
自分は父さんにとって特別な存在、だけどそれはあくまでも父さんの計画の役に立てたからだと・・
父さんの望みさえ叶えば俺達はそれで良かったと・・・
だけど今日父さんの姿を見て考えが変わった。
まるで本当の家族のように接してくれた。
今日の父さんはまるで俺の本当の父さんのように思えた。
「ヒロト・・・私は今は亡き吉良ヒロトをお前に重ねて見ていたんだ・・・本当にすまないと思っている・・・」
「・・・知ってたよ・・・父さんの本当の息子が俺と同じ名前だってことくらい・・・」
「!知っていたのか!?・・・そうだったな・・・お前は賢いかった・・・」
「だから俺は嬉しかったんだ・・・あの日親のいない俺もを拾って俺にとっての父さんになってくれた事が」
「・・・しかし・・・私は・・・」
「なんで父さんが今こうなってるかは知らないけど・・・一つ言えることは・・・俺たちはいつまでも父さんの家族だよ」
まるでこれが父さんとの最後の言葉のように・・・
なぜこんなことを言ったのか自分でもよくわからない・・・
だけどそうしなきゃ行けない気がした。
(明らかに父さんの様子がおかしい・・・)
一体何があったんだ・・・・
この数日間で何か変わった事・・・
(!そういえば・・・)
『ソーマ君という新しい仲間がここへ来た。彼は今プロミネンスもダイヤモンドダストの強化合同訓練の監督をしている。もし会えたら挨拶しなさい』
(あの時は軽く流し聞いていたが・・・冷静に考えると可笑し過ぎる・・・)
あのプロミネンスとダイヤモンドダストが合同訓練・・・?
何故ジェネシスの称号を得られなかった彼らが今になって結託したんだ・・・?
だが父さんの言葉に嘘は感じられなかった。
(いや。そもそも彼らは互いに同じマスターランクチームとして敵対していたはず・・・)
しかもそんな彼らをまとめ上げて従わせる『ソーマ』という男・・・
俺は彼に興味が湧いた。
(これまでの異常事態・・・明らかにそのソーマという男が来た日から始まっている・・・一度会っておかなければ)
そしたら意外とあっさりと彼に会えたんだ。
ヒロト out
「君がソーマ君だね。俺は
まさかここでヒロトことグランに出会うとは・・・
何故数週間が経過した今になって彼がここへ来たのか・・・?
ちなみに姿はジェネシスのスーツ姿でない円堂と度々会ってた服装。故にヒロトと名乗ったのだろう。
「ソーマだ。よろしくなヒロト」
「あぁ。それにしても随分と大きな事をやってるね。あのバーンとガゼル達を従わせるだけでなく結託までさせるなんて・・・」
やはりジェネシスにも俺の情報は行き届いていたか。
だが別にバレたって問題ない。
「言ってなかったか?あと数日後に俺が強化したプロミネンスとダイヤモンドダストの混合チーム「ザ・カオス」とお前達「ザ・ジェネシス」との新称号剥奪戦をするって」
「・・・うちの棟にも情報は行き届いていてね。初めは何かの冗談かとみんな思っていたが、どうやら本当のようだね。」
この星の使徒研究所は各エイリア学園のランクごとに棟が振り分けられている。
各棟ごとにそれぞれ連絡事項を発信する情報部が存在している。
しっかりしてるよなぁ〜。
「君は一体何を企んでいるんだい?もしかして君も『ジェネシス』の称号が欲しいのかい?なら・・・俺達は喜んで君を迎え入れるよ」
「・・・俺は最近ここへ来たばかりの新米だぜ?そんな赤の他人にそう安安と称号なんか与えて良いのか?」
「ふっ・・・あのバーンとガゼルを力でひれ伏せさせたんだ。わざわざ確かめなくても力量くらいは十分分かるよ」
いや、別にひれ伏せさせたわけではないんだが・・・
「・・・そもそも俺はジェネシスの称号なんぞ欲しちゃいねぇ。俺が欲しいのは・・・
「?なんだい・・・それ・・・」
「まぁ適当に流しといてくれ・・・戻らないとな。悪い、そろそろ俺は行くよ」
「待て」
俺が振り返ろうとするとヒロトは少しドスのきいた声でそう告げた。
「父さんに一体何をした?そして・・・君は一体何者なんだ?俺たちと同じエイリア石を使わずしてその力量・・・そしてここへ来た本当の目的は・・・」
あぁ・・・もうすぐ黒幕であるヒロトの父さん捕まっちゃうからな・・・
息子との最後の時間、そして俺という存在にヒロトは少なからず疑問を抱いたのだろう・・・
はぁ
「全ては解るのは・・・あと5日後『ネオジェネシス称号剥奪戦』後だ。それまではゆっくりしてろ・・・
「!?」
そうして俺は彼に背を向け、その場を去った。
??? in
私はただ強くなりたかった。
自分よりも強いやつが他でもない自分の中で許せなかった・・
「はぁぁぁぁぁ・・・!!」
だからこそジェネシスに選ばれられなかったことを大きく悔やんだ。
だけど私には悔やんでいる時間なんてない。
ただひたすら強くなりたいと想い・・・
そしていつの日か夢見た宇宙一のサッカー選手になれる日を目指し、私は今日もグラウンドで残って練習する。
「ハァ・・・ハァ・・・」
正直あのソーマという男が来て、ここ数日かなりハードなトレーニングで身体も疲弊仕切っている。
私自身もそれを十分にわかっていた。
少しでも力を抜けば倒れてしまいそうなくらい。
「ハァ・・・はぁァァァッ"アストロブレイクV2"!!」
確かに彼のトレーニングで私はこれまでより強くなれた。
だけどハッキリ言って『ネオジェネシス』の称号なんていらな
い・・・
誰よりも強くなりたい・・・それだけを胸に・・・だから・・・もっと練習しなき・・・
(あれ・・・?天井が前に・・・)
ガシッ
「!」
グラウンドの硬い感触ではなく誰かの手が私の背中を優しく抱える。
「オイオイ・・・文字通りぶっ倒れるまでやるって・・・大した根性だぜ・・・
私はそのまま彼ソーマに背中から抱きかかえられもの凄いスピードで医務室まで運ばれたのだった。
レアン out
まさかのレアン登場・・・!?
さてさてどうなることやら・・・
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