神様のミスで勝手に殺されてチート特典モリモリだった件   作:リーリンリーリン

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※今回はちょっとだけ残酷な描写が登場します。


4.悲劇

さてと・・・テレスも弟子入り(正式ではないけど無理やり頼みんできた)して早数年。

俺達は11歳と残り数カ月後には12歳となる。

 

「うぉぉぉぉぉ"アイアンウォールV2"!!」

「くっ・・・やるな!!テレス!」

「当然だ。ソウマの一番弟子は俺だからな」

「なんだと!?一番弟子は俺だ!」

「いーや!俺だ!」

「俺だ!」

「俺だ!」

 

 

 

とまるで一日前の記憶をリセットしかのように続く毎日。

いやまぁ良いことなんだよ?テレスも俺達との特訓でかなり強くなった。

それに対抗するようにフィディオも己を強くすべくトレーニングを欠かせない。

 

「ハァ・・・」

「オー!ユーでもため息をつくことなんてあるんだね♪」

「何か悩み事があるなら相談に乗るよソウマ」

 

と俺の前に飛び込んで来る金髪イケメンとグラサンの男。

 

「いや・・まぁ悩みというかちょっと()()()になぁ・・・・」

 

「ん?将来を・・?なら心配は無用だ。君は将来間違いなく世界トップ選手になるはずさ」

「そうとも!ユーの強さは俺たちが保証するまでさ♪」

 

と少し励ましを入れるアメリカ代表の頭角マーク・クルーガとディラン・キース。

いやそういうことじゃないんです。

単に君たちが強くなりすぎてしまったんです。

日本の未来が危ういんです・・・

 

「てかそもそもなんで君達は当然のようにイタリア(ここ)にいるんですか?」

 

「監督からの指令でね。友人である君の強さの秘訣を探ろうとおもっていてね」

「そしたらなんとビックリ!あんなにもハードでクレイジーなトレーニングをしていたなんて!ミーなら間違いなくリバースもんだね!」

「加えて食事はしっかり3食。栄養バランスに気遣ってタンパク質は体重の2倍以上の摂取と適度な入浴後の身体のメンテナンス、そして就寝時間は決まって10時・・・そして起床時間は・・・」

「いやどこまで見てたの?・・・つーかそれもはやストーカーの域行ってね?」ガクガク

 

マークのストーカーじみた俺のスケジュール公表に俺は珍しく冷や汗をかく。

こんなイケメンにストーカーされるなんて・・女子ならゾッコンなんだがなぁ・・・

 

「しかし本当に恐ろしいトレーニングをしていたものだ。本当に人間かい?」

「アンビリーバボー!俺はてっきりユーの中にモンスターでも憑りついているかと思ったよ!」

「まぁあの時の君の姿はまさに今ディランの言った通りモンスターだったね」

 

まぁあの時俺がアメリカ代表に20-0で勝ったのがすべての原因なんだが・・・

 

「そういえばカズヤとドモンが君に会いたがっていたよ。同郷としてね」

 

そういえば今一ノ瀬と土門こっちに住んでいるんだったな。

一ノ瀬の事故は正直防ぎようがない・・・が

 

「そうだな今度会いに行ってみるよ」

「本当か!なら是非ともうちのチームのトレーナーになって・・・」

「それは遠慮しとくよ」

「´・ω・`」

(オウ・・・なんだかマークの顔がショボンってしてる・・・)

 

 

 

 

後日俺はしばし休暇を貰いアメリカへと渡った。

で・・・

 

「なんでお前たちも付いてきたんだ?」

「そりゃあソウマの一番弟子だから俺が行くのも当然だよ。弟子は師匠に倣えっていうし」

「当然だ。ソウマが俺の技を盗んだように、俺もソウマの強さを少しでも盗んでやる」

 

いやだからってアルゼンチン代表の君も普通来るかねぇ・・・

まぁいいか。

 

 

 

 

そうしてアメリカへついて空港に当たり前のようにマーク達とアメリカ代表の監督が待ち受けていた。

 

「ミスターソウマ!君に会えてうれしいよ!なんでもアメリカ合同合宿に参加してくれるんだって」

 

は?合同合宿?

俺そんなの言った覚えは・・・とマークの方を見ると

 

「ふっ」

 

くっそ・・・してやられた・・・

だけどまぁ衣食住の提供とトレーニングエリアの確保もしてくれるって言うしいっか♪

 

「というかなぜテレスとフィディオもついているんだい?」

「「弟子だから」」

 

同時にそう告げた。

 

「ならしょうがないね。ともに合宿所へお招きするよ」

 

しょうがなくはないぞ。

 

そして大型バスで宿泊場へと向かうとそこにはアメリカ代表の選手達が待ち構えていた。

 

「やぁ。君が雷鎚蒼真君だね。会えて嬉しいよ」

「よろしくな」

「へぇ~アンタが噂の『超新星』の。こう見ると・・・意外と普通というか・・・」

「一ノ瀬と土門だったな。タメなんだよ気軽に蒼真でいいよ」

 

こうして次期『フィールドの貴公子』『ファンタジスタ』と対面し、俺たちは早速着替えグラウンドへと向かった。

 

 

土門飛鳥 in

 

最初は疑問を抱いた。

まさか同じ日本人でマーク達が注目するほどの選手だって。

なんせ実際に試合は見たこともないし姿も見たことはない。

 

「よろしくな」

 

あれ?こう見ると・・・意外と普通というか・・・

もっとこうガタイの良い怖い顔したモンスタークラスの選手かと思ったぜ。

なんなら俺いけるんじゃね?なんかも思っちまったぜ・・・

あの時までは・・・

 

 

「トニー!ダイク!フルチャージで行け!」

「わかっt・・・ぐおっ!?」

「コイツ・・・なんてパワーだ!?」

 

嘘だろ・・・チームで1、2番デカいトニーとダイクのぶつかり合いにひとりで勝っただと!?

あの見た目でとんでもないパワーだ・・・

 

「おい!ドモン何している!来てるぞ!」

「!お・・おう・・!」

 

気が付けば俺はすでに抜かれていた。

なんて速さだ・・・

あの一瞬、たったあの一瞬だけで俺は為すすべもなく突破されたんだ。

 

「"真オーディンソード"」

「"フラッシュアッ・・・"ぐおぉぉぉぉぉ」

 

それに気づいたのはゴールを決められた後のことだったんだ。

化け物過ぎる・・・・

あれが次世代ワールドエース候補『超新星』雷鎚蒼真・・・

すげぇ・・・・

 

土門 飛鳥 out

 

 

 

そうしてしばらくアメリカ代表との合同強化練習をしつつ、適度に街を出歩いたりした。

街を歩いていると何やら背後から視線を感じる。

 

(あいつら・・・・こんな時にも来るって・・・)

 

 

一回この国のポリスメンに訴えてやろうかな・・・と冗談じみていると・・・

 

 

プップゥゥゥゥぅ

 

 

「危ない!!」

 

女性の叫びのする方へ目を向ける。

そこに一人の少年が犬を庇いながらトラックへ突っ込む姿が見えた。

 

(間に合う・・・だがそのあとは避け切れない・・・だったら・・・)

 

俺は瞬時に状況を判断し、トラックと少年がぶち当たる前に間に割って入った。

 

 

 

「"アメジストウォール"!!」

 

 

ドガッ

 

俺は正面へ紫金属の壁を創り上げ、トラックを受け止める。

衝撃に耐え切り、俺はトラックを防いで見せた。

 

(くっ・・・・やはり・・無傷は行かないか・・・・)

 

トラックを抑えたはいいが、全身の筋肉の痛みを感じる。

瞬間体の力が一気に抜けて後ろへよろけてしまう。

 

「おい!!おい!!しっかりしろ!!蒼真!!」

 

あれ?なんで俺の名前を知って・・・ってあ、そうだった・・・

犬庇おうとしたのが()()()()じゃん。

え?てことは俺事故防いじゃったの?マジか・・・

 

「ディラン!!すぐに救急車を呼べ!!カズヤも一応病院へ!」

 

 

 

 




主人公まさかのピンチ!?
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