神様のミスで勝手に殺されてチート特典モリモリだった件   作:リーリンリーリン

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※原作ネタバレありますので注意ください。


6.誇り

あまりに突然父から語られる帰国の申し出。

そういえばもうそろそろそんな時期か…

小さい頃うっすらだが、俺が14歳位になったら日本へ帰るって言ってたっけな。 

現在俺は12歳であと二年後ならちょうど俺が14歳になる年だ。

 

「日本だとつく頃には冬くらいだろう。それまでに思う存分イタリアでの生活を楽しんでおくれ」

 

向こうで冬ってことはワンちゃんフットボールフロンティア終わってる頃?つーかエイリア学園編真っ只中とかにつくんかな?

ワンちゃんエイリア学園飛ばされた線も考えるが、黒幕の息子である吉良ヒロトの事故を防げなかったため遭遇する確率は高いだろう。

ま、考えるのは向こうに着いてでも遅くはないな。

 

「わかった。残りの2年全力で楽しんでみせるよ」

 

今更だが、冷静に考えたらイタリアで事業成功して10年以上務めた父とそれを支えた母凄くね?

今世は色々と恵まれすぎてるよなぁ。

 

 

「それじゃあ君とここでプレイできるのもあと僅かってことなのか…」

「悪いなフィディオ」

「ソウマが謝ることなんてないよ。これは仕方のないことなんだ…」

 

そうだよな・・・十数年以上一緒にいた友人と別れるって凄い悲しいことなんだよな・・・

俺もかなり心苦しい気持ちだよ。

 

「元気だせ。もしかしたら世界の少年サッカー大会でまた会えるかもしれないぞ」

「うん・・・だけど俺はソウマとずっと一緒にこのイタリアでプレイしたかったんだ・・・」

「大丈夫だフィディオ。お前ならイタリア代表のチームメイトと上手くやって行けるはずさ。それにフィディオは俺がいなくとも十分に強い」

 

なんなら現在進行系で世界ワールドエース候補『白い流星』って呼ばれてるくらい強くなっちまったからなぁ。

これマジで日本大丈夫か?というかダイスケさん率いるコトワール代表もヤバくね?

 

「・・・わかった・・・ソウマ。君は俺にとってかけがえのない友人だ。いつか絶対に世界大会で会おう!」

「おうよ!そっちこそ足元救われて代表入りから落ちたりしたら承知しねぇからな!」

 

そうして互いに誓いを立てグータッチした。

 

 

 

「今日の相手はイギリスか・・・紳士の国は一体どんなサッカーをするんだろうな」

「イギリスは戦略的フォーメーションで攻守ともに隙がない。これまでの相手より一筋縄じゃ行かないはずだ」 

 

ヨーロッパリーグでイギリスとの対戦。

イギリスはキャプテンエドガー・バルチナスを中心にタクティクスを仕掛けてくる。

これはちょっとばかし手こずりそうだな。

 

「っていつもそう言ってフィディオとソウマで無双するじゃんか」

「マルコ。油断は己にとって毒となりうる。身を引き締めて行こうぜ」

「うっ・・・そうだな。よーし!今日も勝って全員で食事会だ!」

 

相変わらずコイツは呑気だなぁ。

けどまぁ一理ある。勝って皆で飯でも食う。 

それがあとわずか2年足らずしかないんだから。

 

「お初にお目にかかります。イギリス代表ナイツオブクイーンのキャプテンを務めるエドガー・バルチナスです」

「あぁ。イタリア代表キャプテン雷鎚蒼真だ。今日はいいゲームにしよう」

 

と挨拶を返し握手しようとするも・・・

 

「・・・ふっ」

「?」

 

見事に握手を拒否されて鼻で笑われた。

うん。薄々わかってはいた。俺が日本人だからだろう。

 

「いい忘れていたが、相手に握手を求めるときはせめて手を綺麗にしておかないとね」

 

あーつまり、俺の手は握手するまでもない汚い手って事か・・・

やっぱ俺初見だと舐められまくってね?

まっいいか!

 

 

 

 

「舐めて掛かってくる奴には O☆SI☆O☆KIが必要だしね♪」

 

 

エドガー・バルチナス LV47

キック:62

ボディ:55

コントロール:57

ガード:48

スピード:60

スタミナ:58

 

 

『な・・・なんということでしょう!?あの強豪国イギリス代表が為すすべもなく破れてしまいました!!マードックさん、これはいかが思いますか?』

『え・・・えぇ・・・。驚きです。まさかイタリア代表がここまでの力を持っていたとは・・・これはもうヨーロッパ最強と言っても良いのではないでしょうか?』

『そうですね・・イタリア代表はこの数年ほとんど負け無しです!特に副キャプテンのフィディオ・アルデナは今試合でハットトリックを決めております!流石は「イタリアの白い流星」とまで呼ばれていますね!』

『ええ・・・しかしそんな彼さえも霞んで見えるほどキャプテン ソウマ・イカヅチ選手は将に圧倒的でした』

『ええ。まさかイギリス代表の攻守ともに隙のないタクティクスを初見で突破し、防ぎ切るとは・・・そして彼のそのプレイはまさに他を圧倒する鬼神の如し!次世代ワールドエース最有力候補の名は伊達ではありませんね!』

『既に彼へ注目した各国のプロクラブチー厶が、彼へオファーを出しているそうです。これは我々も期待せざるを得ません。一体どうすればあのような怪物が生まれてくるのでしょうか・・・』

 

 

エドガー・バルチナスin

 

私は悪い夢でも見ているのであろうか・・・

試合開始とほぼ同時に我々はイタリア代表に為すすべもなく得点を許してしまった。

イタリア代表は強い。攻撃力、守備力はもちろんだが、守備において戦略そのものが武器であるようにも思えたのだ。

特に【イタリアの白い流星】フィディオ・アルデナの実力は我々の想定以上のものだった。

キックやフィジカル、テクニック、スピードその全てが私を凌駕していたものだった。

 

 

 

だが悪夢はそれだけでは留まらなかった。

 

 

「止めてやる!!「ストーンプリズン」!!」

「よっと♪」

「なんだとッ!?ただ飛んだだけで!?」

 

私の認識が甘かった。

ジャパンだからといって甘く見すぎていた。

よもやこのようなモンスターを見落としていたなんて・・・

 

「絶オーディンソード」

「ガラティ・・・ぐわぁぁぁぁぁ!」

 

そのシュートは私がこれまで見てきた中で一番と言って易々ほどのものだった。

あんなものどうやって止めれば良いのだ・・・

だが、私も騎士としての誇りを背負っている!!

 

「ゆくぞ!騎士たちよッ!!必殺タクティクス「無敵の槍」!」

 

いくらイタリアでも我々のこの完璧なタクティクスは防ぐことができま・・・

 

「遅いな・・・これは本当に無敵なのか?」

 

「「「「!!?」」」」

 

なんだと!?我々の無敵の槍のフォーメーションが変化する所を狙ってきただ!?

よもやそのような方法でタクティクスを破ってくるとは・・・なんという戦略をも見透かす頭脳・・・

 

 

 

だが・・・!

 

 

「ゆくのだ騎士たちよ!!必殺技タクティクス「アブソリュートナイツ」!!」

 

我らにとって最強の盾。

これを突破できたものなどこれまでいなかった・・・

故に満身していた。

 

「ほい♪ほい♪ほい♪ほい♪」

 

「「「「何ィィィィぃ!?」」」」

 

なんて男だ・・・アブソリュートナイツの連携的な守備に何一つ微動だにせず躱し続けているではないか・・・というかこれそんな方法で破れるの普通!?

おっと・・・思わず素が出てしまった・・・落ち着け私・・・。

 

「諦めるでない騎士たちよ!!我々は誇り高きナイツオブクイーンなのだ!!」

 

そうだ!監督の言う通り・・・騎士が前を見ずにしてどうする・・・ッ!!

 

「行け!フィディオ!!」

「うぉぉぉッ「真オーディンソード」!!」

 

 

負けるわけにはいかないのだ!!

 

 

「我々は我が国にいる歴戦の騎士たちの想いを背負ってきているのだ!!はぁァァァ!「エクスカリバー」ッ!!」

 

「!?なんだと!?」

 

私の中の何かが大きく突き動かし、新たな必殺技を生み出してくれた。大いに喜んだ。

私も未だ成長の中で進化する余地がある!

跳ね返したシュートを目に私はそう思っていた・・・

 

 

「「エクスカリバー」」

 

「!?」

 

こ・・・こんな馬鹿なことがあり得るのか・・・!?

つい先程生み出した私の新必殺技がコピーされただとッ!?

だが彼ソウマ・イカヅチの放ったそのシュートは私なんかよりも遥かに高い威力を誇るものだった。

これが・・・次世代ワールドエース最有力候補ソウマ・イカヅチ・・・

私では遠く及ばぬ存在・・・

 

 

 

エドガー・バルチナス out

 

 

 

 

イタリア 12ー0 イギリス

 

 

うん。やりすぎたわ。

まさかエドガーがこのタイミングでエクスカリバー使って来るとは・・・強化されたフィディオのシュートを跳ね返したもんだからうっかりトリックスターの能力使っちまったぜ。

やはりオリジナルでも能力値が高ければ俺のほうが威力は高い。

まぁ本当は紳士の心得と騎士道を重んじるイギリスにチート能力を使うつもりなんてなかったんだが・・・なんかゴメン

 

 

「試合前のご無礼をどうか許して欲しい。本当にすまなかった・・・」

「良いって。これからもお互い頑張ろうなッ!」

「!・・・なんという器の大きい・・・騎士道に大きく値する!」

 

うん・・・?

なんか急にエドガー含めナイツオブクイーン選手達が膝混付いたぞ?

 

 

 

 

 

「てなこともあったな・・・急でビックリしたぜ・・・」

「ふっ・・・あのナイツオブクイーン全員がね・・・やはり君は面白い男だよ蒼真」

「いやちょっぴり怖かったよ?まぁけど無事ヨーロッパリーグ勝てて良かったわ〜」

「君とフィディオそしてイタリア代表の力なら不思議でもないよ。それよりも君はいつになったら向こうへ行くんだい?」

「あともう1年くらいだな・・・ヒデはしばらくここにいるんだろ?」

 

そう。目の前にいる俺と同じ日本人の男。

ヒデナカタ。うん。イタリアにいるから薄々会えるだろうとは思っていたけれど・・・

まさか伝説のワールドワイド作った男とこうしてプレイするとは・・・

 

「まぁね。少しばかり用事を片付けたらまた日本へ戻って旅を続けるつもりだ」

 

ヒデの言う用事とは恐らくミスターK(影山)の陰謀を食い止めるための計画。そして事故で怪我を負った少女ルシェの面倒見ることかな?

 

「あ、そういえば・・・スーパーエラシコ」!」

「っておい!?いきなり技出すなよ「バーバリアンの盾V3」」

「ふっ・・・相変わらず猫騙しには弱いようだね「ブレイブショット」!」

「なーんてな!「アメジストウォールG2」!!」

「!」

 

なんとかヒデナカタの猛攻を喰い止めた。

が俺の能力に喰らいついて来た。流石は原作最強クラスだ。

つーかヒデってこんな姑息なやつだったか・・・?

まぁ悪知恵も実力のうちって言うし。

 

「君とプレイするたびに俺は日々進化してる気がするよ。本当に・・・君のような男と出会えた俺は幸せだ」

「そ・・・そうですか」

 

え?これでまだ全盛期じゃないの!?

ゲームマスターで能力見たけどやばすぎる・・・

ヒデナカタエグいって・・・ワールドワイド半端ないって・・・

 

ヒデナカタ LV94

キック:456

ボディ:569

コントロール:594

ガード:538

スピード:613

スタミナ:607

 

 

 

そうしてしばらくヒデと一緒にイタリアでプレイしたり、ヒデが俺に興味を持ってくれてイタリア代表入りした。

あの時はまさかフィディオとヒデが副キャプテンの座を掛けて勝負するとは・・・まぁまだヒデのほうが実力は上だったからしょうがない。

フィディオもまだまだ成長する余地はあるし・・・うん・・・これは日本超成長させないとヤバいねこれ?

 

 

 




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