神様のミスで勝手に殺されてチート特典モリモリだった件   作:リーリンリーリン

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あとアンケートの結果によりヒロイン登場が確定いたしました!
誰かはまだ秘密です・・・


9.修羅と鬼

てことでまずは星の使途研究所にある強化訓練用グラウンドに研崎の案内で向かう。

 

「しっかし広いですね・・・よもやこんな施設までお持ちだったとは・・・」

「吉良様はお日さま園以外にも数々の子会社や大企業と締結しております。総資産は言うまでもありません」

 

ボールを使った瞬間移動機能やサッカーロボットの開発、加えてリミッター解除スーツや最新式トレーニング設備の設置等・・・改めてみるとエイリア学園って無駄に凄いテクノロジーなんだよなぁ。流石は超次元の世界。

 

「現在マスターランクチームの一つであるダイヤモンドダストが雷門中と交戦中です。現段階でこの星の使途研究所には残りの2チームであるプロミネンス、そしてザ・ジェネシスが待機しております」

 

もうそんな時期か・・・今頃アフロディと会ってる頃だろう。

と研崎の話を聞いたり色々考えを募らせていると・・・

 

「到着です。こちらが我々が完備する専用訓練グラウンドでございます」

 

と研崎が案内を終えると・・・

 

 

 

ドガァァッ

 

 

 

中から凄い音が聞こえる。

 

「失礼。今どちらかグラウンド使ってますか?」

「えぇ。現在プロミネンスが強化トレーニングを行っている最中です。彼らもいずれ来るザ・ジェネシスの称号剥奪を目指し日々鍛錬にいそしんでおります」

 

プロミネンスか・・・・よし

 

 

 

「では俺も参加してきてもよろしいです?」

 

「!?ほ・・本気なのですか!?彼らは我々エイリア学園最高位を誇るチームなのですよ!?」

 

とかなり慌てふためく研﨑。俺を心配してくれるとは・・・意外な一面を見せたな。

 

 

「彼らとダイヤモンドダストの混合チームを創り上げる。それが私の第一ステップです。どの道彼らと接触は免れられませんよ」

「むむぅ・・・・そうだったな・・・・わかった。では今からゲートを開く」

 

 

そう言って研崎は自身のポケットからカードキーを取り出して認証を終え、グラウンドへのゲートが開かれた。

 

 

 


 

 

バーン in

 

 

 

沖縄で雷門中との接触を試みグランに邪魔された。

少しイラついた俺だったが父さんの命令なら仕方がない・・

だが俺達はまだ諦めちゃいない!!一度は奪われたジェネシスの称号!!

それを取り返すその日を目指し、俺達は日々鍛え上げていく。

 

()()()だ。今日はよろしくなプロミネンスのみんな」

 

ある日だった。

いきなり気に入らねぇ研崎の野郎が知らねぇ奴を連れてきやがった。

そして連れてきたソイツといきなり合同練習をしろと指示される。

いったい誰だ・・・?知らねぇ奴だ・・・

 

 

たが一つハッキリしたことがある。

 

 

(なんつーオーラだ・・・)

 

力をもらった影響か、俺は大抵強い奴か弱い奴かすぐに見極めれるようになった。

だからこそわかる。

 

 

 

(コイツ・・・・あのグランより強いな・・・)

 

 

 

「へっ!誰かは知らんがここに来た度胸だけは褒めてやる!プロミネンスのキャプテンを務めるバーンだ!」

 

だがコイツが加わればあのグランたちにも勝てる・・・

そういった意味で俺は喜んでソイツを歓迎し、共に合同練習を行った。

 

 

 

 

 

 

 

だがソイツ・・・ソーマという男はまるで別次元に住んでいるかのような奴だった。

 

 

「"スーパーエラシコV4"

「何ィ!?早い・・!!」

「俺たちのスピード以上だと!?」

 

スピードだけじゃない・・キックやフィジカル、テクニック・・・そのすべてが俺たちを大きく上回っていたんだ・・!

というかあの体で巨漢のボンバーにあたり勝つってマジどういうことだ!?

 

「彼は我々の持つエイリア石の力を賜っておりません・・・むしろ力不足でした・・・」

 

研崎からあらかじめ聞いていた。

まだ力を貰っていねぇだと・・!?てか力不足ってどういうことだ・・・?

 

「うぉぉぉぉぉ"アトミックフレア"!!」

「"アメジストウォールGX"」

 

俺自慢のシュートが、まるで紙切れかの如く防がれちまった・・・

 

「"絶オーディンソード"」

「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ」

「"バーンアウト"!!っぐ・・・ぐはぁぁぁぁぁ」

 

一体どこからこんなバケモン拾って来たんだよ・・

あまりの強さに俺達は力を授かったにもかかわらず全員ぶっ倒れちまった・・・

 

 

 

まるで()()のような・・・そういう男だった。

 

 

 

そしてそんな俺達を見てソーマはこう言った。

 

「これでわかったか?エイリア石で強化されたからって慢心していたからこの結果を生んだんだ」

「クっ・・・・」

 

何も言い返せなかった・・・これで本当にまだ力も貰っていないだと・・?

 

「多少は訓練しているようだがまだ甘い。その甘さがお前達プロミネンスがジェネシスになれなかった理由だ」

「!なんっだと・・!?」

「テメェ・・・・好き勝手言いやがって・・!!」

 

わかっている・・・・野郎の言う事は本当の事・・・事実ジェネシスの奴らはほとんどエイリア石の力を貰ってはいない・・・

だが俺は許せなかった・・・そんな自分が弱いって事実を認めてしまうのが・・!

 

 

「・・・・どうすりゃあいい・・?」

「!?バーン様!?」

 

「どうすりゃあテメェのように強くなれるんだ・・?」

 

すると奴はこういいやがった。

 

「二週間後、お前達は今のザ・ジェネシスとの再挑戦を受けてもらう」

 

「「「「「!!?」」」」」」

 

 

あまりに突拍子のない一言だった。

だがこれは好都合だった。奴は俺達を鍛えてくれる・・・そうしてパワーアップした俺達なら・・・・・

 

 

「あ、ちなみに君たちはダイヤモンドダストと混合してもらうよ」

 

「「「「「「なんだってぇぇぇ!?」」」」」」」

 

おいおい・・・何の冗談だよ・・・!?

あのガゼルたちと手を組むだって・・・・!?

 

「いくらなんでもそれは無理だ!!」

「そうだ・・!俺達だってプロミネンスとしてのプライドがある・・!!」

 

と必死に抗議するメンバーにソーマはこう返す。

 

「くだらねぇ・・・プライドなんぞ豚も食わねぇよ・・・そもそもテメェら負けたくせに何がプライドなんだ・・・?んなもんずっと抱え込んでるからテメェら弱いんだよ」

 

 

「「「「!?」」」」

 

急に言ってきやがった・・・・その言葉には憐れみと怒りが混ざり込んだ想いプレッシャーが感じ取れた・・・・

 

「・・・・・わかった・・・・」

 

「バーン様!?」

 

「お前達だってわかってるだろ・・?今のままじゃどんなに訓練したとしてもジェネシスには勝てねぇ・・・」

「!・・・」

 

俺の言葉にメンバーは誰も反論の意を唱えず・・・

 

「で・・・俺達がダイヤモンドダストと混合して本当にジェネシスに勝てるのかよ?」

「ふっ・・・・ついでに言うと俺のトレーニングについて来れたらの話だがな」

 

「チッ・・・上等じゃねぇかッ!!お前ら!!死んでもコイツについていくぞ!!」

 

「「「「「は・・はい!!」」」」」

 

 

ぜってぇコイツについていく・・・いや!!コイツより強くなってやる!!

そして二週間後のザ・ジェネシス称号剥奪戦に向けて・・・・

 

 

バーン out

 

 

 

 

 

3日後

 

 

 

バーン&ガゼル in

 

「・・・なぁガゼル・・・俺らって何のためにトレーニングしてるんだっけ・・・?」

「・・・・・()()()()()()・・・・?」

「あれ・・・?そうだったっけな・・?」

「あまり深く考えすぎるなバーン。彼のトレーニングですでに我々のメンバーの半数が文字通り死にかけている・・・」

「うっ・・・そっちもか・・・・」

「くっ・・・・今になって思う・・なぜ私たちはあの男の提案に乗ってしまったんだ・・・」

「同感だぜ・・・」

 

そう。俺達プロミネンスとダイヤモンドダストはソーマのそのあまりにも過酷なトレーニング・・・というかほぼ拷問レベルだろ・・・・に無理にでもついていこうとして数名のメンバーがぶっ倒れちまった・・・

初日なんか俺とガゼル以外の奴ら全員病室に連れていかれてたぜ・・・・

 

 

 

そんな地獄のような初日を終えたその日の夜。

 

「いくら君達でも彼の力には遠く及ばない。よってこちらを使いなさい」

「「!これは・・・」」

「独自開発された新型の【ネオエイリア石】です。これまでのエイリア石のおよそ3()()ほどの出力です」

 

ある日研崎が俺達に秘密路で強化版エイリア石をケースごと渡してくれた。

3倍の出力だって・・!?おいおい・・・副作用とか大丈夫かこれ・・?

正直いけ好かねぇがソーマに少しでも追いつくためならなんだってしてやる!!

そうして俺達は【ネオエイリア石】を受け取った。

 

「まぁあまりにもソーマが規格外過ぎるのと練習がハード過ぎて、強くなれたかイマイチわからんのだが・・・」

「だが逆に考えるんだバーン。このトレーニングに最終日までついていくことが出来れば・・・」

「あぁ・・・俺達「ザ・カオス」は必ずザ・ジェネシスに勝てる・・・!」

「それまではひたすら辛抱するんだ・・・それにまだ3日ほどしか経っていない・・・」

「うぷっ・・・!おいやめろ・・!?思い出したらヤバイ・・・!」

 

 

そうしてなんとかメンバー全員が無事復帰し、今日もトレーニングを行う。

 

 

第一トレーニングはランニングだ。

 

 

「「「「うぉぉぉぉぉぉ!!」」」」

 

 

最初の出だしはみんな良い・・・

 

「いいぞお前たち!!じゃあもう少しだけギア上げるぜ!」

「「「「へ・・・?」」」」

 

だが途中から急にギアを上げやがる・・・

あまりのスピード、そして果たして同じ人間なのかってほどの無尽蔵のスタミナに中盤から少しずつリタイア者が増えていく。

 

第二トレーニングはシュート力、ドリブル力、ブロック力の強化のための対人戦。

これはなんと俺達全員で奴一人を止めるだけのトレーニング。

一見簡単そうに聞こえるが、これが一番ヤバいんだ。

 

「"スーパーエラシコV2"、"グランドクエイク改"、"アメジストウォールG3"」

 

「「「「「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」

 

 

まさに地獄絵図。

もうすでに何百何千と必殺技をぶっ放してるってのに、一向に勢いが止まらねぇ・・

つーかアイツ俺達に合わせようと必殺技の威力を落としてやがる・・・・クッソ・・・!

しかもあれを止めない限りこのトレー二ングを終われねぇ・・・・

1人当たり何十何百と技を繰り出してるから限界はすぐに来ちまう・・・

 

「うぐっ・・・!はぁ・・・はぁ・・・」

「ホラ!まだあと8()3()()残ってるぜ。"真オーディンソード"」

「ハァハァ・・・"バーンアウト"!!」

「"アイスブロック"!!うぐ・・・・ぐはぁぁぁ!!」

 

ベルガとグレントのトレーニングを見て、私はつくづくフィールドプレイヤーで良かったと思える。

確かにキーパーの存在は必要だ・・・・だが何もあそこまで・・・・

今日もベルガとグレントは共にダウンし、リタイアした。

 

「よーし試合開始!」

 

「「「「う・・・うおぉぉぉぉぉ」」」」

 

最後の第三トレー二ングは残った人数での実践形式。

もう正直この段階で俺含む全員が体力ほぼゼロ。

今にもぶっ倒れそうなこの第三試合で野郎はとんでもないことを言いやがったんだ。

 

「負けた方は明日のトレーニング量2倍の刑ね。じゃないと最後まで追い込めないでしょ?」

 

「「「「「鬼かアンタはぁぁぁぁぁぁぁ・・!!?」」」」」

 

そうしてトレーニングは終了。

半数以上がダウンし、残りは病室だ。

しかもソーマの奴俺達との合同練習の後一人で自主トレもしてやがる・・・

マジでバケモンだぜ・・・

 

 

 

「ハァハァ・・・」

 

 

私率いるダイヤモンドダストが彼一人に潰されてバーン達との合同練習から数日が経った。

始めは練習しては倒れての毎日。

だが着実にソーマのトレーニングに付いて行けるメンバーが増えてきた。

 

「うぉぉぉぉ"ウォーターベールV2"!!」

「"イグナイトスティール改"!!」

「"フローズンスティール改"!!」

「"バーンアウト改"!!」

 

そして過酷なトレーニングにひたすら付いて行ったことで基礎能力の向上、必殺技の進化も促せることが出来た。

新型のネオエイリア石の作用によるものか・・?

だが一つ分かったことがある。

始めは本当にこんな練習で強くなれるのか疑問だったが、どうやらソーマはただのスパルタ指導者では無かったらしい。

まるで私たちの能力値を全部知ってるかのように、ソーマはいつも限界の一歩先まで追い込ませてくる。

一瞬ではあるが私は彼について正解だったと思える。

 

 

「よぉーし!残り1週間となったわけだ!ここから俺もフルスロットルで行くからちゃんとついて来いよ!」

「「「「「ふぁ・・?」」」」」

 

 

違った。

彼はただの鬼だったな・・・・

 

 

 

バーン&ガゼル out

 

 

 

 

 

着実に俺のトレーニングにもついて来れるようになったメンバーが増えてきた。

まず【ゲームマスター】で全員のステータスを把握。

 

バーン LV83

キック:105

ボディ:108

コントロール:96

ガード:100

スピード:103

スタミナ:109

 

 

(え・・・弱・・・エイリア学園のマスターランクキャプテンってこんなもんなの・・!?)

 

あまりに低いステータスに驚く。

そりゃ世界に比べたらしょぼいだろうけど君たちエイリア石使ってるよね・・?

正直力の差を見せつけて優しく説得しようと思ったんだけれど、あまりの弱さに最初色々言いまくっちゃったなぁ・・・

だが合同練習開始から1週間後には・・・

 

バーン LV123

キック:251

ボディ:224

コントロール:198

ガード:214

スピード:247

スタミナ:250

 

 

まぁそれなりにはレベルアップしたぜ!

少しハード過ぎだと思われるかもしれないが、向こうではウォームアップ程度だったぜ?

だから多少無理をしてでも基礎能力値の向上と必殺技の進化が必要だった。

「そうちゃん直伝 強化ブートキャンプ」って感じだね♪

つーかこれ雷門中大丈夫かな・・・?

もしネオ・ジェネシスが完成しちまったら勝算なくない!?

 

 

(まぁそもそもフィディオ率いるイタリア代表には余裕で勝てないかな・・)

 

まだまだ日本を強化するには足りない・・・

そういう意味でも今回の「ネオ・ジェネシス計画」は必ず成功させなければならない。

 

 

 

 

あ、ちなみに今回俺が名前を【ソーマ】にしてるのと次世代ワールドエース最有力候補の話をしていないのにも理由はある。

そっちの方が「どこぞの馬の骨かも知らん奴に負けてたまるか!」という対抗心を促進させるため。

予め研崎さんやと吉良さんにそれは話している。

誰も俺の事知らなくてよかったぁ・・・

おまけに髪もこの研究所の専門美容師にお願いして別色に染めてある。

後ついでに軽くメイクもしてるから姿では誰にもバレやしないだろう・・・

いまじゃ「エイリア学園特別強化訓練担当ソーマ」って立ち位置でここにおいてもらっている。

食事も自室もかなり良くていい。まぁ敵の本拠地なのだが・・・

 

 

 

 

「へぇ・・・君が父さんの言ってたソーマ君だね」

 

 

「!」

 

 

 

 

目の前にグランことヒロトがいた。

 

 




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