遊戯王GX~Ritual Story   作:ゼクスユイ

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第8話 月一試験(後編)

「よし、このカードを入れて完成だ」

「アニキ、もう試験の時間ッス」

 レッド寮にて十代は龍牙の事件で延期になった試験に向けてデッキ調整していた。丁度調整が終わったとき、十代の邪魔にならないように部屋の外に出ていた翔に呼ばれる。デッキをデッキケースの中に入れた十代は試験会場となるデュエル場に走り出す。

 

 デュエル場には観客席に生徒がまばらにおり、静かであった。あくまでも再試験という名目で行われるため、試験が終わっている生徒は無理に出席する必要はないからだ。

 何人かの生徒たちのデュエルが終わり、十代たちの番が回ってくる。十代の相手はオベリスクブルーでも屈指の実力を誇る万丈目である。

「この前の礼は利子つきで返してやる。

俺の新デッキがお前を敗北へと導いてやる」

「どんなカードが入っているのか楽しみだぜ」

 試験までの間、万丈目はクロノスから受け取ったレアカードを研究し、デッキ調整やシミュレーターによるテストプレイを欠かさなかった。そのため、彼は十代に勝てるという自信がある。しかし、十代からすれば、万丈目がどのようなカードを使ってくるのかが楽しみで仕方が無い。

「「デュエル!」」

 

万丈目LP4000

十代LP4000

 

-万丈目のターン-

「先攻は俺だ!ドロー!

俺は次元の裂け目を発動」

 十代と万丈目の間の空間に裂け目ができる。その裂け目の中を見ようと十代が目を凝らすが異次元につながっているのかその先は全く見えない。

「このカードの効果でモンスターカードは墓地に行かず、除外される。

つまり、お前が得意とする墓地回収《サルベージ》による戦術は崩されたわけだ!」

「なに!?」

 十代が万丈目の除外戦術に驚く。十代が使うE・HEROにも除外に関するカードは少なからずあるが、多くのE・HERO関連のカードは墓地を利用する。始めから除外することを前提にした万丈目と除外に少しは対処できる十代、どちらが有利かは明確であろう。

「俺はテラ・フォーミングを発動。混沌空間を手札に加える。

フィールド魔法、混沌空間を発動」

 白い渦が渦巻いている4次元空間へとフィールドが変わっていく。次元の裂け目を

「このカードはモンスターが除外されるたびにカオスカウンターが置かれる。

カードを1枚伏せる。

手札抹殺を発動。互いにカードを全て捨て、捨てた枚数分だけドローする。

俺は2枚のカードを捨てて、2枚ドロー!」

「くっ……俺は5枚のカードを捨てて5枚ドロー!」

(まずい。俺の手札に合ったサイクロンと融合回収、ミラフォが墓地に……

しかもオーシャンとネクロガードナーを除外された)

 十代は自分の手札にあったカードを惜しむかのように墓地へとカードをおくる。するとフィールド上に渦が増えていき、その数を4つまで増やしていく。

「俺は2枚のモンスターカードがあったため、2つのカオスカウンターが置かれる」

「俺の手札には2枚のモンスターカードがあったから……」

「合計4つのカオスカウンターが混沌空間に置かれる。(0→4)

混沌空間のもう一つの効果を発動。1ターンにに1度、カオスカウンターを4つ以上取り除くことで除外ゾーンから取り除いたカウンターと同じレベルのモンスターを特殊召喚できる。

俺はW-ウィング・カタパルトを特殊召喚する。(4→0)」

 4つの渦が1つになっていくとその中から青い戦闘機が現れる。

「V-タイガー・ジェットを守備表示で召喚。

W-ウィング・カタパルトをV-タイガー・ジェットに装備≪ユニオン≫!」

 万丈目が召喚した虎を模した戦闘機と先ほどの青い戦闘機が合体する。合体して出力が向上したせいか先ほどよりもより速く空を飛んでいる。

「カードを2枚伏せてターンエンド」

 

手札:0枚

場:V-タイガー・ジェット(DEF1800→2200)

魔法・罠:次元の裂け目

     W-ウィング・カタパルト(Vに装備)

     伏せ3枚

フィールド:混沌空間

 

-十代のターン-

「俺のターン。ドロー!

万丈目が合体するなら俺は融合するぜ」

「万丈目さんだ!」

 十代の呼び捨てに対し、わざわざ訂正する万丈目。そして十代は手札から融合のカードを取り出し、発動させる。

「俺は融合を発動。手札のフォレストマンとバーストレディを融合。来い、E・HEROノヴァマスター!」

「貴様の融合により2体のモンスターが除外される。よってカオスカウンターが2つ置かれる(0→2)」

「ノヴァマスターでV-タイガー・ジェットに攻撃!」

 ノヴァマスターの召喚の際に渦が新たに2つ増えたものの十代は迷わず万丈目のモンスターに攻撃する。

 ノヴァマスターがV-タイガー・ジェットを殴りつけようと跳躍すると、合体が解かれタイガー・ジェットがノヴァマスターの攻撃範囲から逃れる。ノヴァマスターは仕方なくウィング・カタパルトだけを破壊する。

「W-ウィング・カタパルトを代わりに破壊してV-タイガー・ジェットの破壊を防ぐ。

ユニオンモンスターは装備中、モンスターカードではなく魔法カードとして扱うため、除外されることはない」

「カードを1枚伏せてターンエンド」

 万丈目の攻撃に備えて十代はカードを伏せてターンを終了する。

 

手札:2枚

場:ノヴァマスター(ATK2600)

魔法・罠:伏せ1枚

 

-万丈目のターン-

「俺のターン。ドロー!

俺は凡人の施しを発動。2枚ドローし、X-ヘッド・キャノンを除外する。

カオスカウンターが1つ置かれる。(2→3)

ゲットライド!を発動。墓地のW-ウィング・カタパルトをV-タイガー・ジェットに装備させる。

W-ウィング・カタパルトの装備を解除。

V,Wを除外してVW-タイガー・カタパルトを召喚!」

 先ほどのユニオン状態とは姿かたちは変わっていないVWの機体。しかし、融合したことでユニオン状態では使えなかった封印された武器が使用可能になる。

「さらにモンスターが2体除外されたことでカオスカウンターが2つ置かれる(3→5)

Z-メタル・キャタピラーを召喚。

カオスカウンターを4つ取り除き、除外されたX-ヘッド・キャノンを特殊召喚する。(5→1)

Z-メタル・キャタピラーをX-ヘッド・キャノンに装備させる」

 X-ヘッド・キャノンがZ-メタル・キャタピラーの上に乗り合体する。

「強欲な瓶を発動。1枚ドロー!

VW-タイガー・カタパルトの効果発動。手札を1枚捨てて、ノヴァマスターを守備表示に変更する。(ATK2600→DEF2100)

X-ヘッド・キャノンでノヴァマスターに攻撃!」

 Z-メタル・キャタピラーからエネルギー供給を受けたX-ヘッド・キャノンの砲撃の威力を高め、防御姿勢をとるノヴァマスターを粉砕する。

「モンスターを破壊し、除外したことでカオスカウンターが1つ置かれる(1→2)。

VW-タイガー・カタパルトでダイレクトアタック」

 タイガー・カタパルトが勢いよく突進してきたとき、十代は伏せカードを発動させた。

「罠発動、ヒーロー見参。このカードの効果で俺の手札を選んでもらうぜ」

前と違って今度は2枚か……

俺は右のカードを選ぶ」

「万丈目が選んだカードはE・HEROバブルマン!

モンスターカードだから特殊召喚する」

「万丈目さんだぁ!」

「俺のフィールドにカードが無いときにバブルマンが特殊召喚に成功したことで2枚ドロー!」

 十代の場にバブルマンが召喚され、十代の手札を増強させる。しかし、バブルマンの守備力ではタイガー・カタパルトの攻撃を防ぎきることはできない。

「VW-タイガー・カタパルトでバブルマンに攻撃!VW-タイガー・ミサイル」

 バブルマンがミサイルによって吹き飛ばされ、次元の裂け目へと吸い込まれていく。これで十代を守るモンスターは居なくなってしまう。

「カオスカウンターが1つ置かれる(2→3)

カードを1枚伏せてターンエンドだ」

 

手札:0枚

場:VW-タイガー・カタパルト(ATK2000)

X-ヘッド・キャノン(ATK2400)

魔法・罠:次元の裂け目

     Z-メタル・キャタピラー(Xに装備)

伏せ1枚

フィールド:混沌空間(3)

 

-十代のターン-

「俺のターン。ドロー!

俺はエアーマンを召喚。

エアーマンの効果でデッキからE・HEROフラッシュを手札に加える。

融合発動。手札のフラッシュと場のエアーマンを融合。現れろ、E・HERO Theシャイニング!」

 まばゆいばかりの光を放つTheシャイニングが十代の場に現れる。

「また融合か。カオスカウンターはさらに2つ増える(3→5)」

「シャイニングの攻撃力は除外されているE・HEROの数×300ポイント上昇する。

除外されているE・HEROは7体。よってシャイニングの攻撃力は2600+300×7=4700!」

「攻撃力4000越えのモンスターだと!?」

 オベリスクさえも上回るその圧倒的な攻撃力に驚愕したのは万丈目だけではない。このデュエルを見ている生徒たちも同じである。

「シャイニングでVW-タイガー・カタパルト(ATK2000)に攻撃!オプティカル・ストーム」

 光の奔流にタイガー・カタパルトは逃げ出すことができずに飲み込まれ消滅していく。

 

万丈目LP4000→1300

 

「くっ……だが、カオスカウンターは置かせてもらう(5→6)」

 万丈目が先にダメージを受けたことで苦々しい表情をしながらもカオスカウンターは着実に増やしていく。

「カードを2枚伏せてターンエンド」

 

手札:0枚

場:Theシャイニング(ATK4400)

魔法・罠:伏せ2枚

 

-万丈目のターン-

「俺のターン。ドロー!

俺はY-ドラゴン・ヘッドを召喚。

Z-メタル・キャタピラーの装備を解除。

場のXYZを除外して、XYZ-ドラゴン・キャノンを召喚。

カオスカウンターが3つ置かれる(6→9)

カオスカウンターを6つ取り除き、除外されているVW-タイガー・カタパルトを召喚。

俺の真の力を見せてやる。これがVWXYZの究極形態だ!

場のVW-タイガー・カタパルトとXYZ-ドラゴン・キャノンを除外してVWXYZ-ドラゴン・カタパルトキャノンを召喚!!」

 5体の戦闘機が互いに合体していき、巨大なロボットへと姿を変えていく。その巨大な姿と圧倒的な攻撃力と強力な効果は見るものを恐怖させるはずだが、十代は「カッケー!」とむしろ喜んでいる。

 そんな様子の十代に万丈目は苛立ちVWXYZに命令を与える。

「ドラゴン・カタパルトキャノンの効果で左の伏せカードを除外する。VWXYZ-アルティメット・デストラクション!」

「罠発動、ダメージダイエット!このカードの効果で受けるダメージを半分にする」

 奇しくも万丈目が選択したカードはフリーチェーンの罠であった。万丈目は舌打ちするが、すぐさま伏せていたカードを発動させる。

「ライフを半分払って異次元からの帰還を発動。除外されているXYZ-ドラゴン・キャノン、VW-タイガー・カタパルト、パーフェクト機械王、X-ヘッド・キャノンを召喚」

 

万丈目LP1300→650

 

「VW-タイガー・カタパルトとXYZ-ドラゴン・キャノンを除外して2体目のVWXYZ-ドラゴン・カタパルトキャノンを召喚!」

 2体目のVWXYZが万丈目の場に現れる。先とは違って、十代の表情には緊迫した表情が見られる。

「2体目のドラゴン・カタパルトキャノンの効果でTheシャイニングを除外だ!VWXYZ-アルティメット・デストラクション!!」

 VWXYZの砲撃により、シャイニングが打ち抜かれてしまう。

「これで貴様を守るモンスターはいない!

パーフェクト機械王(ATK2700→4200)でダイレクトアタック!リボルビング・ステーク!!」

「罠発動、ガードブロック!戦闘ダメージを0にして1枚ドロー!」

 パーフェクト機械王が腕から釘打ち機を構え、十代に急速に接近していく。しかし、十代はコンマ数秒の差で罠カードを発動させ、パーフェクト機械王の攻撃を防いだ。

「だが、2体のVWXYZ-ドラゴン・カタパルトキャノンとX-ヘッド・キャノンの攻撃が残っている。全モンスターで一斉掃射!!これが俺の切り札だぁぁ!」

 2体のVWXYZとX-ヘッド・キャノンが十代に砲撃を放つ。3体のモンスターから砲撃を受けた十代はふっとばされてしまう。

 

十代LP4000→100

 

 ふっとばされた十代はゆっくりと起き上がる。その様子を見た万丈目は以前の敗北による屈辱が少しでも晴れたのか高笑いする。

「フハハハ、貴様のライフはわずか100。

X-ヘッド・キャノンとパーフェクト機械王は異次元からの帰還の効果で除外されるが、俺の場には2体のVWXYZが残る。

これで勝敗は決したようだな。ターンエンドだ」

 

手札:0枚

場:VWXYZ(ATK3000)×2

魔法・罠:次元の裂け目

フィールド:混沌空間

 

-十代のターン-

 十代がドローする瞬間、なぜか口元が緩む。

「何がおかしい」

「このドロー次第で万丈目が勝つか俺が勝つかが決まるんだぜ。

そう考えると楽しいじゃん」

「万丈目さんだ!

何を馬鹿なことを言っている。この状況を覆す方法などありはしない!」

 十代が言っていることを万丈目は必死に否定する。万丈目にとってはデュエルは『勝つ』ものであり、『楽しむ』ものではない。それゆえにデュエルを楽しむ十代を否定するのだ。

「行くぜ、俺のラストターン!」

 十代がこのデュエルを決める最後のドローをする。永遠かと思われるくらいの一呼吸を置いて、十代はドローしたカードを発動させる。

「俺は平行世界融合を発動。このターンでの他の特殊召喚を封じて除外されているヒーローを融合させる。俺は除外されたE・HEROオーシャンとE・HEROフォレストマンを融合!

最強のヒーローとして平行世界からこのフィールドに舞い戻れ、E・HEROジ・アース!!」

 空中に亀裂が走り、その中から胸に赤いコアをもつ白い巨体のヒーローが十代の場に現れる。

「プラネットシリーズだと!?」

「三沢君、いたんだ」

「翔、何を言っているんだ? 始めから居ただろう」

 三沢が十代が召喚したジ・アースに驚きの声をあげる。一方、翔はこの時になってようやく三沢の存在に気づき、夜光はやれやれといったような表情になる。

「プラネットシリーズ、数十年前からの世界大会の優勝賞品のカード群だ。

ジ・アースのときは響紅葉が優勝して手に入れたはず」

「父さんのことを知っているのか?」

 ジ・アースについて三沢が解説していると十代が声をかける。距離は十分に離れているのによく三沢の声が聞こえたとすこし現実逃避を始める三沢たち。

「「「「…………え? ええええっ!?」」」」

「アニキはそんな有名人の子供だったの!?」

「通りで強いわけね」

「なるほどな。父親譲りのドロー力というわけか」

 そして一拍置いて驚愕の声が次々と上がる。翔はその事実に驚き、明日香や夜光らは十代のデュエルの腕を見れば納得できる話であった。その一方で対戦相手の万丈目は目を見開き、事実を受け居られない様子であった。

「お前がプロの息子だと!?

俺は認めん。お前のようなオシリス・レッドごときが世界大会優勝者の親族など認めん!」

「それならどうすればいいんだよ」

 事実を否定する万丈目に対し、さすがの十代も困惑の表情を見せる。プロの子供とはお前ないような態度に万丈目はさらに苛立つ。

 アカデミアがプロリーグで活躍できる人材を育成している以上、アカデミアの生徒の中にプロの親族が居てもおかしくはない。万丈目が知る限りでも両手・両足を使っても数えきれないほどの親族の生徒はいるため、十代がプロの子供であってもおかしくはない。

 それに親族がプロではないと言え、財界・政界では知らぬ者はいない万丈目グループの御曹司である万丈目は兄の期待に応えるべく彼らに劣らずのプレッシャーの中でデュエルをしてきた。無論、十代も入学当初はわずかながらプレッシャーは感じていたかもしれない。しかし、十代はこのアカデミアで何人かのデュエルを経て自分が勝手に感じていたプレッシャーも押しのけていた。

 それゆえにプレッシャーを感じずにデュエルする十代が羨ましいどころか憎たらしいのだろうか。

「それに親が何をしていようとも俺たちには関係ないだろう。

俺は俺、万丈目は万丈目なんだからな」

「くっ……」

 万丈目はなぜか言い返すことができなかった。

「スパークマン召喚。

ジ・アースの効果発動。スパークマンを生贄にしてその攻撃力・守備力を吸収する。(ATK2500→4100)

ジ・アースでVWXYZ-ドラゴン・カタパルト・キャノン(ATK3000)に攻撃!アース・マグナ・スラッシュ!!」

 スパークマンを吸収したことで灼熱色に染まったジ・アースが高エネルギーを放出する光の剣でVWXYZを一刀両断する。

 

万丈目LP950→0

 

「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ」

「この俺が負けた……?

俺のデュエルにミスはなかったはずだ……」

 万丈目は敗北のショックに膝をつく。そして万丈目はオベリスクブルーに向かってフラフラと歩いていく。帰る途中に十代が声をかけようと手を伸ばすが、その手を払い去っていった。

 

-オベリスクブルー寮-

 万丈目は本を散らかし、そこらに置いてあった物に八つ当たりしていた。そのため、普段は整然としている部屋も万丈目の心情を表すかのように荒れ果てている。

「くそ。なぜ俺はオシリスレッドの……落ちこぼれなんかに2度も負けるんだ!」

 壁に向かってドンと叩く。万丈目が敗北をしてはいけないと考えているのは彼の性格ゆえだろう。

「それに親の立場は関係ないだと!?

俺は俺の、兄さんたちの、万丈目グループの野望のために勝たなければならないんだ!!」

 万丈目にとってデュエルは『勝つ』ものであり『娯楽』ではない。彼はこれまでそう教えられてきたし、そのように生きてきた。これからも『勝つ』デュエルをし続けるだろう。

 しかし、彼は負けた。しかも相手は自分とは正反対の考えをもつ落ちこぼれだ。彼がどれだけ否定してもその事実は変わらない。

「なら、俺はもっと強くなってやる。

確かノース校への留学の件を保留していたはず。まだ留学の席が空いているのであれば、俺を推薦してもらって……」

 万丈目は早速クロノスに連絡を入れる。事実を受け止めた万丈目はその悔しさをばねにさらなる高みへと目指すのであった。




序盤で妙に頭を使っているのをようやく説明できた。
本編中では言えませんでしたが、十代の受験番号が原作と違うのは叔母のみどりさんの教えによるものです。
十代の家庭の様子はどこかで入れたいなぁ……

万丈目の留学話は廃寮前か後かで悩み中。
それが決まり次第、執筆を開始します。
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