マージナル・アーカイブス - 子供使い、先生になる - 作:オーバードライヴ
今回はマージナル・オペレーション側の人員の名前がポンポン出てくるので、ざっくり紹介の一文だけ出しておきます。もし迷ったらこちらもご参照ください。
■マージナル・オペレーションで出てくるキャラクターの偏見にあふれた紹介
ジブリール
→最初にアラタの指揮下に入った24人の少年兵の一人。一途でやきもち焼きなポイントマン。アラタのことが好き。アラタに対して大人ぶりたくて年齢についてサバを読んだ疑惑がある。自他ともに(※アラタ本人を除く)認めるアラタの第一夫人候補。
ジニ
→最初の24人のうちの一人。天真爛漫で新しいもの好きのおしゃれさん。銃から地雷、迫撃砲、ドローンまでつかいこなせるようになった。アラタの第二夫人の席を予約していたが、ホリーに譲って第三夫人の席を予約中。
ホリー
→ミャンマーの政治家の娘だったが、親の失脚に巻き込まれ売春窟に売られたところに、法外な額を出して英語を教わりに来た変な日本人に救われた人。そのまま国連スタッフになりミャンマーに戻り変な日本人と再会。ミャンマーの暫定政権の大統領。大統領は外国人の伴侶を持てないことになっているが法律を変えればいいと思っている。第二夫人候補。
オマル
→アラタの親友でアメリカ軍出身のアメリカ人、ムスリム。少年兵の教育訓練を担当していた。玉子天ぷらが好き。
ランソンさん
→アラタの元上司で現部下。グリーンベレー出身のやべぇ人。アラタを頻繁に「君のファンタジーが現実をまた揺るがしたな!」と元気づける。
ソフィ
→アラタの元同僚。エルフに憧れて自分の耳をエルフ耳にする整形手術をうけている。一度敵に拉致られてひどい目に遭って入院していたが、回復してアラタたちと同行していた。
イトウさん
→日本の諜報機関の工作員で変装の名手。ジャングルに水着とかをしっかり持ち込んでいたこともあり子どもたちからは白い目で見られている。優秀ではある。
F1-001:先生、少しばかりお時間いただきますね(威圧)
「……
そこはセンセイじゃなくてMrとかじゃないのかと思うが、ユウカは反論を許さない。場所は移ってシャーレ執務室。正座させられているのは僕。後ろではものすごく不満そうなジブリールが立っていた。7分丈のリネンっぽいシャツに巻きスカートという恰好は変わらない。靴だけは女性用のジャングルブーツだったが、服装はほんとうに彼女と会ったときと同じに見える。屋内だが赤いヒジャブをしっかりと被り翡翠のような目がついと逸らされる。ここに来る間も横にずっといたのだが、袖を離してはくれなかった。
執務室に詰めているのは僕たちと一緒に戻ってきたユウカとシロコ、スタンバイしていたフブキ、指揮所での情報支援に入ってもらったチヒロとマキ、ロジコマの製造日程を報告に来ていたウタハ、通院から帰ってきた松葉杖をもったホシノ。結構な人数になってしまった。
「で、英語じゃないと通じないってことは、キヴォトスの外の子なのはわかってるけど、先生、実際その子は何者なんです?」
チヒロが苦笑いしながら僕に英語で聞いてくる。ここにいる中では英語がずば抜けて上手い。
「彼女はジブリールと言って僕が一番信頼している―――」
「妻です」
ジブリールはがんとしてそれを譲るつもりはないらしいが、そういう度にどんどんユウカたちの視線が下がっていることには気が付いていない。なんならホシノはいつも通りの笑みのままどんどんテンションが下がっていくのもわかる。
「僕がいつ君を娶ったんだい?」
「アラタが認めないだけです。もう少しで私は結婚もしていないのに未亡人になるところでした」
「待って。つまり正式に式を挙げてるとか籍を入れてるとかそういうわけではないの?」
ほしいストップをかけてくれたのはユウカだ。いいぞユウカ。そのまま真実を明らかにしてくれ。
「そもそもアラタはいろんな国から暗殺対象としてリスト入りしています。故に公式に結婚などの発表ができず、手続きができないだけです」
「いや制度の問題ではないよ、ジブリール」
「教義的にも問題はありません。そもそも私たちの神は9歳から婚姻を認めています。アラタと出会った時から、私は教えには反していません」
「教義の問題でもないかな」
このやり取りで咳き込んだのはフブキである。
「え? 先生ってロリコン? 一桁幼女と結婚願望とかあるタイプの不審者さん?」
「違うし、子どもの教育に悪いことは絶対になかったと断言する。そもそもジブリールと会ったのは彼女が14の時だったはずだ」
「それでもアウトじゃない?」
「英語で話してください、アラタ」
英語で話さないとどんどん拗ねていくジブリール。こちらが正座をしているとジブリールの方が流石に背が高い。
「ホリーさんが見たら嘆きますよ」
「なんかどんどん知らない女の人の名前が出てくるねえ」
ホシノが茶化してくる。
「ちなみにそのミズ・ホリーてどんな人なの?」
「ミャンマー暫定政権の大統領で、部隊の母、そしてアラタの第二夫人です」
「一夫多妻制っ!?」
ウタハが驚いてから手を叩いて大笑いし始めた。
「なんなのですか、私たちの神は、平等に愛せるならば4人まで娶ることを認めています」
「いやいや、ジブリールちゃん。そこに驚いていたんじゃない。先生に驚いていたんだ。先生がそこまで甲斐性があると思ってなかったよ、
そこで間を取ったウタハがにっこりとわらった。
「すでに貞操を誓った相手がいるなら納得だ」
「ウタハ、その言い方は恐ろしく語弊があるし、教育によくない」
「ちなみにジブリールちゃん、その序列はどこまで埋まっているんだい?」
「話を聞いてくれ……」
僕の声を聴いてくれるような人はいないのかと思うが、ジブリールは澄ました顔で答える。
「第三まで埋まっています。第一が私、第二がホリーさん。第三がジニです」
「ジニ?」
「向こうでの部隊の子だ。ジブリールもジニも僕が指揮官になった時からの最古参だ……」
素直に情報を渡してさっさと解放されたいという欲が強くなってきた。僕は拷問を受けるとだめなタイプだなと思う。
「ならさぁ」
松葉杖に顎を預けて、ホシノが会話に割り込む。
「
ジブリールの眼が恐ろしい速度でぐりんと向いた。
「アラタ。こちらで何をしているんですか……」
「先生をしている。……といっても、ミャンマーでやってたこととあまり変わらない。子どもを搾取する大人を相手に中長期的な戦争を仕掛けた」
「そういうことではなく、私を置いて女性ばかりを集めて何をしているのですかと聞いているんです!」
「なんでこうなってるのかは僕も知りたいところだね。……僕はランドクルーザーで対戦車地雷で吹き飛んだらここにいたんだけど、ジブリールはどうしてここに」
なぜかこそこそ話を始めた生徒たちを放っておいて、僕はジブリールの話を聞く。
「預言者と取引をしました。もう二度と地球には戻れなくなるだろうし、部隊を捨てることになることと条件に、アラタのいる世界に連れていくと。そして、不死身ではないものの、銃撃などに対して強靭な身体を与えると」
「……なる、ほど。いろいろ言いたいことはあるが、お説教はあとにしよう。なんで相手が預言者だと思ったんだい?」
「黒いもやに顔が覆われたスーツの男とジャングルで出会ったのです。銃の弾丸も効かず、私のこともアラタのことも知っているようでしたので」
浮かぶのはスーツ姿の男だ。
「……成功報酬というのはそう言うことか」
確かに黒服は「きっと今あなたが一番必要としているもの」とか言っていたが、こういう形でくるか。いや、よその子に何してくれるんだ。
警戒して撃ち殺そうとしたのは褒めるべきなんだろうが、それで撃ち殺せなかったから信じるというのもなんなんだ。とはいえジブリールも銃で死なない相手を見るのは初めてだろうが、うん。悪い大人に騙されるのはどうなんだと思う。
「アラタ、ここに来てはいけませんでしたか」
「……君の助けがほしかったのは確かだけど、君をこの戦争に巻き込みたくはなかった」
素直に話すと、ジブリールの機嫌がなぜか急激に良くなった。
「やはりイヌワシはイヌワシなのですね」
「どういう意味だい?」
「人の心がわからないまま、遠くの戦火を見て飛んでいってしまうのです」
それは絶対に褒めてないだろうというのはわかる。
「ともあれ、アラタが無事でよかった。皆は死んでしまったと言っていましたが、私は信じていました」
首の後ろからぎゅっと手が回る。
「皆無事なのか」
「はい。ランソンが慌てて戻ってきてオマルやイブンと一緒に部隊を統制しました」
引退したランソンさんを呼び戻してしまったのは非常に申し訳ない。
「オマルからは『イヌワシが子どもの無事を確認せず天国に行くとは思えない。最後の一人がこの世界で幸せに人生を全うするまでアラタは天国にも地獄にも行けないだろうから必死に生きるように』と訓示がありましたし、皆きちんと従っています。ソフィさんもなんとか落ち着いてきていました」
「そうか……」
オマルは僕のことをよくわかっている。持つべきものは良き理解者だと思うし、彼には本当に申し訳ないことをした。僕の今後についてはある程度文章にまとめていたし、イトウさんちがなんとかしてくれるだろう。僕の配下の4000人の子どもたちが復讐に燃えたテロリスト候補として散っていくのは避けたいはずだ。きっと全力で動いてくれているに違いない。
ソフィにはほんとうに悪いことをしてしまっている。僕のことを忘れてというのは無理なんだろうが、少しでも傷が早く癒えてほしい。
「だというのにアラタは……」
まて、何故首を絞める。
「ホリーさんはアラタを信じていました。“ジブリールどころか私にも手を出せないのが、天国で数十人の
結構本格的に首が締まる。ホリぃぃいいいいい、なんてことを子どもに吹き込んでるんだ。しかもそのイスラーム観はかなり偏っているように思うし、ここが天国だとして、子どもたちが天女だとしても教育に悪いことを僕がすると思ったら大間違いだ。次会ったら大喧嘩だ。
「あー……大丈夫大丈夫。少なくとも先生は、あなたが思うようなことは多分してないから安心しなさい」
このタイミングでこそこそ話が終わったのか、ユウカが英語で語りかけてきた。
「あたりまえです。この程度で手を出すならば私もホリーさんもジニも血がにじむような努力は必要ありませんでした」
「あなたがすごく苦労してきたというのはすごくわかったわ。必要なら先生がこの世界でしてきたことのダイジェストみたいな資料も今作ってるところだから説明します」
こういう時の女性は怖い。男にはわからない非言語的コミュニケーションで大体決めてから話してくる。
「とりあえず彼女が先生の大切な人であることは理解しました。理解しましたが、聞いている限りだと会いに来ただけですぐ帰ると言うわけにはいかないんでしょう?」
さらに首が締まる。
「……そのようだね。ジブリール、少し力を緩めてくれ。物理的に息が詰まる」
「アラタのいる場所が、私のあるべき場所です」
「はいはい、わかったわ
ユウカ、頼むからジブリールの神経を逆なでしないでくれ。僕の首が締まる。
「先生含めジブちゃんも向こうに戻れるかわからない状況のようですし、必要なのは身分だったりそういうのを安定させることでしょう。ジブちゃんの部活動はシャーレに専属なのはいいとして、問題は所属校です」
「アラタの妻なのですから、学校は不要です」
「いや、必要だからね」
僕は即座に言い返す。これの交渉はかなり長引きそうだ。
「家事も銃の扱いも覚えました。これ以上アラタの伴侶として何を覚えればいいのですか」
「まず君をまだ娶ってはいないし、いつかは戦争以外の技術を身に着けてほしいとずっと言い続けてきたはずだ。その土台となる各種計算や言語能力は必要だ。特に今僕たちがいるところは英語がほぼ通じない。戦闘を続けるにしても言語の習得を含めた勉強をしてもらわないと、僕は君を補佐としても使えない」
こんこんと詰めると最後の最後で泣き出した。
「捨てないでください……」
「なんでそこで捨てる捨てないの話になるんだ。僕は勉強をしてくれと言っているんだよ」
「あーあー、先生がちっちゃい子泣かせたー」
フブキに反論したいがとりあえずジブリールの頭をなでて落ち着かせる。
「……で、所属校か」
ジブリールが話を聞くどころではないので日本語に戻す。
「……ん、それなんだけど」
英語がわからず黙っていたのかシロコがこのタイミングで会話に入ってきた。
「所属上アビドス高校に転入させるのがいいと思う。先生はアビドス対策委員会の顧問だし、小規模校で小回りも効く。ホシノ先輩とアヤネが英語得意だから、コミュニケーションもある程度は何とかできるはず……なんだか見た目が中等部っぽいけど」
「僕が知っているジブリールからみてもかなり縮んでいる、年齢的には16のはずだ」
「ん。じゃあ1年次でセリカやアヤネと同じ学年かな。なおのこと問題なさそうだね。……ユウカ、そっちで引き取るとかあると思う?」
シロコからユウカに話を振るのは珍しい。ユウカが腕を組んだ。
「ミレニアムでも受け入れはできると思うけど、というより
その言葉に僕の眉が寄ったのが分かったのか、ユウカが英語に切り替えた。
「先生、ジブちゃんの身柄は先生の弱点になりうる。ジブちゃんを人質にとったら先生は動けなくなる可能性がある。違いますか?」
「否定はしないよ。でもそれはジブリールだからではなく、僕の大切な子どもたちだからだ。それがユウカでもホシノでもフブキでも変わらない。ホシノの時のようなハードネゴシエーションが必要かどうかは別として、もしも子どもをつかって僕たちを制御しようとする集団があれば同じように対応するだけだよ」
「はいはい。ほんとうにそういうところは子煩悩なんですから」
そこだけ英語じゃないあたり単純な嘆きなんだろう。どんどんユウカがイトウさん化している気がして怖い。
まぁどちらにしろ、僕は動けなくなる前に相手を動けなくする方向で調整かけるだろうというのは言わないことにする。守るのは苦手なので、守りたいときには攻めて相手の攻撃の手段を奪うようにしているし、今回のホシノの時もそうしたのだが、わざわざ生徒に説明するようなことでもないだろう。
「まぁどちらにしても、そういうリスクを減らすためにもすでに関係の深いところで学籍を取得するのがいいと思います。そうなると地平線のホルス作戦でかかわった学校が候補になるとは思いますが……」
ここでユウカがちらりとジブリールを見て日本語に発音を戻した。
「先生、ジブちゃんは工業系や理系科目は得意な方ですか? あとタブレットとか電子機器の一般的な取り扱いには慣れてますか? そういうのをコツコツ調べたりとか自己解決できるタイプです?」
「残念ながらどれも壊滅的だ。インフォメーション・イルミネーター、こっちでいうTITTYはなんとかってところだね。ドローンとかそういうのとの相性はあまりよくなかった」
「わかりました。そうなってくるとミレニアムだと受け入れ後にジブちゃん自身がしんどいと思います。あとはトリニティ……は、一夫多妻制とかいろいろ勝手が違いそうなジブちゃんの信仰と真正面からぶつかりそうなのでいったん却下。戦闘能力的にはヴァルキューレは喉から手が出るほど欲しいでしょうけど……」
「言語能力的に厳しいかなぁ。現状だと」
フブキはそう言って泣いてるジブリールにシュガードーナツを差し出しながら続ける。
「あと受け入れという意味ではゲヘナなら受け入れてもらえると思うよ。あそこ来るもの拒まず去るもの追わずで治安悪化してるけど。まぁただアビドスの方が事務手続き的にも楽だと思う。どうしても合わないってなれば転校すればいいんだし……そうなったらヴァルキューレも見学においでよ。だって先生が
いたずらっぽく僕の方を見上げてくるのは、僕への質問だからだろうか。
「……信頼しているし、実際かなり強い方だと思う。僕の指揮に最後まで追従できるのはジブリールの強みだ。400人規模の部隊を預けていたしね。狙撃の腕はあまりよくないけれど、前線で地雷、ワイヤトラップの設置や撤去、斥候、待ち伏せ、屋内での戦闘に市街地戦、ジャングルなどの屋外戦闘、護衛に伝令、一通りなんでもこなして、生きて帰ってきた」
ヘイローもないから、弾丸一発で命取りだしね。というとフブキが真顔になった。
「前言撤回、今すぐヴァルキューレこない? 生活安全局だと持て余すだろうけど、警備局あたりが喉から手が出るほど欲しいタイプの人材だし、初年度から学費免除と給付型奨学金と活動報奨金、いわゆるヴァルキューレ名物ばらまき型補助金三点セットを絶対とれるよそれ。先生の指揮下での戦闘のデモ見せれば多分伝令担当を専属でつけるレベルで確保に走ると思うよ」
「お金には困ってないんだよなぁ……」
「絶対乗ってこないってわかった上で言うけど、アビドスのみんなも同じ印象もってるからね?」
「まぁ、機会があれば?」
ホシノがお茶を濁したタイミングで、ぐいと袖が引かれた。なんとかジブリールが再起動したらしい。
「わかりました。学校には行きますから……」
「どういう形にしろ、ここでの情報収集に言語能力は必須だ。まずは重点的にそのあたりを覚えていこう。……で、事務手続きとかそのあたりはあとで進めるとして、服やら食事やらの生活基盤を整えないとだな……」
いろいろとやらないといけないことが出てくる。
「なにより、食事だな、まずは……」
「何か特別な配慮が必要なのかい?」
ウタハの問いに僕は頷く。
「彼女の宗教上、豚肉が禁忌なんだ。アルコールの提供はそもそもないからいいとして、できればみりんとか、調理用の酒精も避けたい。リキュールを含むようなデザートもダメだね。……というわけで特別食がいる」
「となれば、フウカさん召喚の儀というわけですか……」
ユウカの補足に頷く。昨日からシャーレ食堂のスタートアップの準備のためにゲヘナから来てくれている子がすごく頑張ってもう一か月分のメニュー案を出してくれていたのだが、いきなり仕事を増やしてしまうことになった。予算回りでユウカが噛んでいる関係で僕もユウカに投げっぱなしになっていたが、特別食の用意となると話が変わってくるだろう。
「あと、まともな銃が欲しいです」
「じゃあ、アビドスへの転入手続きしてしまって、仮身分証発行しないとだね。おじさんもシロコちゃんも銃には詳しいから案内しちゃうぞ~」
銃の購入には身分証が必要らしい。シャーレとしての身分証も学校に所属していることが前提だから、所属校を決めないとお話にならない状況だ。ここは顧問権限である程度帳尻が合わせやすいアビドスに決めてしまった方がよさそうだ。
ジブリールからのおねだりが銃というのもどこか悲しくなるが、この世界ではそうもいっていられない。もうすぐ昼時、ジブリールと僕はサラダをコンビニで調達してお昼にするとして、午後はいろいろと用意していかなきゃいけない。
「わかったわかった。そのあたりの事務手続きについて教えてくれ。超特急で用意しよう。……あとジブリール」
「はい」
この打てば響くように帰ってくる返事は久しぶりだ。
「君が無事でよかった」
そういうとジブリールがポカポカモンスターに大変身した。ジブリールはリズム感がいいから、音楽の授業とか受けさせるのも楽しそうだと思った。
次回 銃選びと制服
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