ポケモン廃人、知らん学園に入学した。【完結】   作:タク@DMP

152 / 155
エピローグのその先:????????

 ──この世界は、幾つもの並行世界に別たれている。

 

 ポケモンが居る世界。ポケモンが居ない世界。

 それらだけでも無数の分岐を繰り返しており、それら全てがパラレルワールドとして存在している。

 

 メガシンカが存在する世界線、メガシンカが存在しない世界線。

 フェアリータイプが存在する世界線、フェアリータイプが存在しない世界線。

 

 ポケモンは居ないが、今この時も文明が存続している世界線。

 

 ポケモンは居らず、突如現れた空の裂け目の災禍に滅ぼされた世界線。

 

 そのうちの1つが──瘴気に満ち溢れた世界。

 

 

 別世界の人々はそれをヒャッキ地方と呼んだが、それはあくまでも、その世界に座すいち地方に過ぎない。

 

 

 かつて災禍を齎され、別世界に戦火を撒き散らし、その果てに──安寧を取り戻したはずの、その世界に新たな火種が燻っていた。

 

 

 

 そして、火種はすぐさま大火へと変わる。

 

 

 

 別の世界さえも灰燼に変える程に大きな、火事へと。

 

 

 

 ※※※

 

 

 

「……何なんだ……アレは」

「空が、裂けているの……!?」

 

 

 

 言葉を失った。

 フーパの持ち出した金の輪によるものではない。

 空が罅割れており、そこから穴が開こうとしている。

 それが新たなる災禍の始まりであったことなど、言うまでもない。

 

「ね、ねえ、転校生……アレ、ヤバくない……?」

「……ディアパルか? いやでも、何でサイゴクに? それともウルトラビースト!?」

「何だか分からないけど。私達で何とかするしかないみたいね」

「……一体何が起ころうとしているんだ……!?」

 

 

 

 ※※※

 

 

 

「空の裂け目は……何で生まれるんだ?」

 

 

 

 青年は、空を見上げる。

 思い起こされるのは激動の日々。

 そして災禍を持ち込んだ元凶たる空の裂け目だ。

 

「どうしたの? いきなり」

「あれからもずっと、あちこちで裂け目を見るじゃねえか。何だか悪い事の前触れみたいだからさぁ」

「考えすぎだよ」

「ふぃるふぃー」

「そうかぁ? ──俺はどうも、まだ何にも終わっていないような気がするんだよな……」

「大丈夫だよ、()()()。心配性なんだから」

「お前が危なっかしいからだろ、()()()

「むがーっ!? 危なっかしくないよう!!」

「どーだか……」

 

 

 ※※※

 

 

 

「おやおや、センセイ。もしかして……武者震いしてんの?」

「どぅーどぅる」

「……こっちの世界の、ご先祖様は……何をしでかしたんだろうねえ?」

「どぅ」

 

 

 

 ※※※

 

 

 

 三つの世界が交わる時、新たなる戦いが幕を開ける。

 

 

 

 

 次回──「ポケモン廃人・ザ・ユニバース」

 

 

 

 RETURN TO「ポケモン廃人、知らん地方に転移した」




と言う訳で、前作「ポケモン廃人、知らん地方に転移した。」の方で、何か異変が起こっているようですよ……? 物語は二つの世界を巻き込んだ冒険へ──
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。