推しの子 〜Revenge of the Brother and Son〜   作:よもぎもなか

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第十三話 重曹を舐める天才子役?

ミヤコ「それでここに割り印でお願い捺して」

ルビー「わりいん………よく分かんないけどココに捺せばいいんだ?」

ミヤコ「皇さん 一応これ確認してくれる?」

皇帝「わかった ………………よし!これでルビーは苺プロ所属のタレント なんかあったら訴訟するから」

ルビー「めちゃこわ」

皇帝「芸能科に入る為にも必要な手続きでもあるから怒るなよアクア」

アクア「別に反対してない」

 

 

 

 

五反田母「アクアくん、(みかど)くん良く来たわね」

アクア「監督起きてますか?」

五反田母「寝てるけど良いわよ 叩き起こしちゃって! 今日もご飯食べていく?」

アクア「いえお構いなく」

 

五反田「おう 来たか これ 指定だ 良い感じに編集してくれ」

アクア「了解」(俺はまだ中学生 バイトも出来ない年だから現場で経験を積む事は()()()()出来ない 出来る時は皇さんが派遣の時だけ少し手伝わせて貰ってる 皇さんは毎日派遣で行く訳でも無いから無い日は監督の元で映画製作の手伝いをさせてもらってる 形としては監督の弟子みたいな感じでやってる 皇さんは俺が心配らしいから一緒に来て、自分で引き受けてきたユーチューバーの動画編集をやっている……ほんと過保護なおじさんだと思う…ちなみに皇さんはおじさんって呼ぶと怒る…)

五反田「なるほど…結局妹はアイドルの道に進むわけか…良いのかよおじさんとお兄ちゃん的には」

皇帝「あ?()()()()な?」

五反田「ハイハイお兄さん」

皇帝「俺は良いよ またアイドルグループできたらマネやるし……今度こそは守り抜く」

五反田「アクアは?」

アクア「どこの馬の骨とも分からんグループでやられるよりはな 皇さんたちが運営なら悪いようにはならないだろ」

五反田「兄妹共々芸能の道か…」

アクア「共々じゃない 今の俺は裏方志望だ」

五反田「また役者やる気になったんじゃないのか?妹と同じ芸能科ある高校受けるんだろ?」

アクア「芸能科受けるのはルビーだけ 俺は一般科」

五反田「最初お前が俺に弟子入り志願してきた時は絶対に役者になるって顔してたもんだが 日和ったもんだ」

アクア(俺にとって役者というのは単なる手段!)

皇帝(とか思ってんのかな〜……アイを死に追いやった奴を見つけて復讐する気なんだろうけど……)

アクア「俺には演技の才能が無い 頑張っているが売れない役者っていう世の中に腐るほどいる人間の一人でしかなかった 俺はアイみたいに『特別な何か』が無い 不相応な目標は持つべきじゃない」

五反田「はん………!ガキが夢見なきゃ誰が夢見んだよ やりてぇ事諦めるなんて大学生になってからでもまだ早いぞ 良いか!20年夢を見てきた中世からのアドバイスだ一度しか言わねぇからよく聞けよ 誰にだって夢を見る権利はある 宝くじだって買わなきゃ当たら………」

五反田母「泰志‼︎ご飯出来たわよ降りてらっしゃい‼︎

五反田「かーちゃん!今良い話してんだから割って入るな!」

五反田母「そんな事言われたって分からないわよ!来るの待ってら味噌汁冷めちゃうでしょ!

五反田「俺もお前みたいに燻ってる時期はあった………だけど」

五反田母「あーもうこんなに散らかしてからに〜………」

五反田「早く行ってくれ‼︎」

アクア「………なぁ もう40半ばだろ?そろそろ親元から離れたら?」

五反田「都心に広い実家があると出るメリットないんだよ!俺みたいな奴意外と多いから!クリエイターあるあるだから!」

皇帝「んな事言ってるから結婚出来ないんじゃない?」

五反田「お前も結婚してないだろ」

皇帝「する理由とメリットがないんだよバーカ!」

五反田「ともかくだな 宝くじも買わなきゃ当たらねぇ もっと自分の才能を信じてみても良いって言うかさ………」

アクア・皇帝(子供部屋おじさんの言う事って響かねえなぁ)

アクア「俺にもアイと同じ様な才能があるとんじてた時期があった だけど俺はアイみたいには………」

五反田「アイアイアイアイうるせぇなお猿さんかよ 確かにアイは凄かったよ 本当に特別な人間だったのかもな 本当に特別な人間だったのかもな だけどお前はアイにはなれないしアイもお前にはなれない アイにお前みたいな10年間俺の所で培った撮影の知識があるか?お前みたいに頭のデキが良かったか?一度や二度の挫折で日和ってんじゃねぇそういう言葉は使える武器全部使ってから吐け 凡人ヅラするには十年はえーよ」

皇帝「役者やりてーんだろ 顔に描いてある」

アイ〔…………アクアは役者さんかな?〕

アクア「…………なぁ監督、皇さん俺は………………」

五反田母「アクアくんと(みかど)くんもご飯食べてくわよねぇ!お茶碗よそっちゃうわよ!」

五反田「今 早熟がなんか良い事言おうとしてた所だろ!入ってくんな!

五反田母「知らないわよ!

アクア・皇帝(……………………)

 

 

 

 

 

 

ここは陽東(ようとう)高校  中高一貫で日本でも数少ない芸能科のある学校  この芸能科は誰でも受けられるわけではなく、芸能事務所に所属してる証明書が必要となる

 

 

ルビー「苺プロ所属 星野ルビーです!」

 

 

 

アクア「星野アクアマリン………です」

モブのおっさん「凄い名前だね………偏差値70⁉︎なんで偏差値40のウチを受けたの⁉︎」

アクア←東京国立医大合格経験有り

アクア「校風に惹かれまして………」

モブのおっさん「そこまで校風に魅力を感じたの⁉︎」

 

 

  〜・〜・〜・〜・〜

 

 

アクア「どうだった?」

ルビー「多分平気………そっちは?」

アクア「問題ない 万一弾かれるとしたら名前のせいだろうな」

ルビー「あはは!確かに本名アクアマリンだもんね 普段 皆めんどくさがってアクアって呼ぶけど」

⁇「……………アクアマリン…アクア……!星野アクア⁉︎ アクア アクア!あなた星野アクア⁉︎」

アクア「誰だっけ……………」

ルビー「あっ!あれじゃない?重曹を舐める天才子役」

⁇「10秒で泣ける天才子役!映画で競演した有馬かな!」

アクア「あー久しぶり……ここの芸能科だったのか」

有馬「良かった……ずっと辞めちゃったのかと………やっと会えた……入るの⁉︎うちの芸能科⁉︎入るの⁉︎」

アクア「いや………一般科受けた」

有馬「なんでよ‼︎






八月丸々休んでしまってすみません来月からしっかり投稿再開しますのでよろしくお願いします
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