推しの子 〜Revenge of the Brother and Son〜   作:よもぎもなか

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第二十四話 エゴサ

ルビー「うわっこのジュースマズっ…………ツイッターでネタにして元取らなきゃ………コンビニで買った新商品のジュースが激マズで………」

重曹ちゃん「コラー‼︎」

ルビー「きゃうう!何するの?」

重曹ちゃん「アンタが何しようとしてんの!他所様の商品を不味いとか書き込もうとして……………エゴサされたらどうする!

ルビー「いやしないでしょ…………」

重曹ちゃん「これだから一般人上がりは………商品名を出したら最低5人の関係者には検索される!そしてその会社から仕事は二度と来なくなる!」

ルビー「そんな大げさな…………」

重曹ちゃん「アンタだってエゴサ位するでしょ?」

ルビー「………………しないよ?」

重曹ちゃん「スマホよこしなさい!」

ルビー「あっ!返して!返して!」

重曹ちゃん「どれどれ…………ゴリゴリやってんな あらあら関連検索に『かわいい』までつけて………そんなにかわいいって言われたかった? 皆してないって口では言うけどね 断言するわ!アイドルの九割はエゴサをしてる! イベント終わりの打ち上げとか一度行ってみなさい バンドマンも演者も皆が皆エゴサしながら酒飲んでて面白いわよ」

ルビー「うわぁ……」

重曹ちゃん「世は大エゴサ時代‼︎広告代理店じゃなくてもビッグデータにアクセス出来て感想や客層のアナリティクスを調べられるようになった!ネットの広告費はリアルに追い付き2兆円市場と言われてる!ネットの反応を見るなって時代は終わったのよ 今はもうネットマーケティングを怠った人間から脱落する世の中 こんてとファンは既に相互監視状態にある そして芸能は私たちそのものがコンテンツ 深淵を覗くとき深淵もまたこちらを覗いていることを忘れてはいけない」

 

 

 

 

あかね「……………頑張らないと………」

 

 

 

 

アクア「何してんの?」

MEMちょ「番組公式のツイッターとかティックトックとかあるでしょぉ〜それにアップする動画撮ってたぁ〜」

アクア「ふぅん?」

MEMちょ「結構登録者増えてさ まぁ私にかかればこんなもんだよぉ!」

ケンゴ「そういえばメムは元々ティックトッカーだっけ?」

MEMちょ「そそ 当時は広告収入も投げ銭もなかったからユーチューバーに転身したんだけどさ あくたんも何かアップしなよ アカウントのパス貰ってるでしょ?」

アクア「俺はそういう若い子の使うツール分からないしいい………」

MEMちょ「じじくさ〜」

 

 

あかね「ノブくん………こっちで一緒に………」

ノブユキ「ああ いいよ?」

MEMちょ「あかねちゃん,攻めてるね〜」

 

[そういやこんな子いたな あかねだっけ?]

[あかね別に居なくても同じじゃない?]

[あかねOUTでいいから男新メン増やして〜〜]

 

男性〔目立つ為にはどうすればいいかって?そりゃゆきからノブを奪う悪女ムーブだよ これが出来たらキャラが立つし間違いなく目立てる もちろんこれは指示とかじゃない でもこういうの出来る子が売れるんだよねぇ〕

 

あかね(……………頑張らないと)

 

MEMちょ「わっ きれー!」

ゆき「でしょ!お姉ちゃんがネイリストやってて教わったんだ」

あかね「すごいね………」

ゆき「あかねにもやったげるよ おいで」

あかね「あっ うん………」

ゆき「あかね 最近焦ってる?放送も終盤だしね 気持ちは分かるけど」

あかね「別にそんなんじゃ 私はどうにか目立って結果を残したいだけ……」

ゆき「そっ………でもそうはさせないよ 私は私が一番目立つように戦う悪く思わないでね」

 

あかね(ゆきちゃんとはなんでこんなに違うんだろう ゆきちゃんより目立たなきゃ)

 

あかね「でね…………」

ゆき「ケン!ラブラドール好きだって言ってたよね!あっちにでっかいラブラドールいた!」

ケンゴ「えっマジ⁉︎」

あかね(頑張って戦わなきゃ………私に期待してくれてる人の為にも………)

ゆき「行こう!」

あかね「やめてよっ‼︎

 

あかねの鋭い()がゆきの頬を擦った………

 

スタッフ1「一旦撮影止めます!」

 

スタッフ2「あっ……モデルの顔にそれはちょっと………」

スタッフ3「明日雑誌の撮影なんだろ?」

スタッフ4「おいおいおい………」

ゆき「あかね……………」

あかね「わた………そんなつも………ちが………」

ゆき「あかね」

あかね「わたっ……………!」

ゆき「あかね!大丈夫だから 落ち着いて! 分かってる…………焦っちゃったんだよね 知ってるよ あかねが努力家なの 皆の期待に応えようとしてちょっと向いてない事しようとしてなんか分からなくなったんでしょ?」

あかね「ごめ……………顔……雑誌撮影もあるのに…………」

ゆき「大丈夫 こんなのフォトショで簡単に消せるから 仕事には影響ないよ あかねは私の事嫌い?」

あかね「嫌いじゃない 強くて 優しくて………好き…………」

ゆき「私も努力家で一緒懸命なあかねの事が好き だから怒らないよ」

あかね「ほんと?」

ゆき「カメラは回ってないんだから今演技しても仕方ないでしょ?」

 

皇帝(プライベートだとちょっと揉めてすぐ仲直りみたいな事はよくある……だが撮影は本人間で解決しても………それをネットは許さない………これは荒れそうだ………)




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