君と出会った物語 作:Mr.ロックマン
「ここは……」
目を覚ますと見れ慣れない部屋が見える。
ついさっきまでロックマンづくめでロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクションをクリア、そしてロックマンエグゼコレクションをプレイしていたはずだが……。
だがその瞬間、俺の頭にはこの世界の俺の情報が流れ込んできた。
「っ、『未来
どうやら違う世界に来てしまったのだが何故か落ちついている俺に首を傾げる。これは一周回って落ち着いている感じのようだ。
「しゃあない。とりあえず情報集めるか」
俺は近くあったPCで色々と検索をする。最近の事件でガス漏れ事故が多くない、エグゼに登場する悪の組織関連の情報もwwwの情報が少しあるくらいで原作開始前か。
そこで俺はふとPCの横にあるPETに目を向ける。
そこにはカスタムナビではなく、標準ナビの姿がそこにはあった。
「まぁ、そうだよな。原作に登場する目立ったキャラじゃないし……んっ?」
俺はさらに横にあったバトルチップの山に目を向ける。どうやら憑依前の俺はネットバトルを謹んでいたようだ。そこで俺はなにやら他のチップと異質を放っている一枚のチップに目を向ける。
「これは……うそだろ」
『◼︎こ◼︎るのか』
脳に直接聞こえてくる声。といことはやっぱりこのチップには……。
俺は無意識にそのチップを手に取ろうとする。
しかしその瞬間、ナビの着信音が部屋に鳴り響いた。
『ヴァン様。熱斗さんからメールです』
記憶にあったが熱斗くんとは友達らしい。
しかも小学校で同じクラス!
もろ原作に関わるやんけ。
俺は慌ててチップを無意識にポケットにしまうと、メールを確認する。そこには熱斗とデカオが戦うので見届け人になってほしいと記載されていた。
「しゃあないゲーセンに向かうか。あのチップも試せるかもしれないし」
俺は駆け足で家を出ると、集合場所のゲームセンターへ向かった。
ゲーセンにつくと、不満そうな顔をしたアニメやゲームで見たことがある2人がこっちを見ていた。どうやら対戦の準備はできていてもう俺待ちだったらしい。
「遅いぞ、ヴァン」
「なにやってたんだよー!」
「ごめんって」
休みの日に誘われてすぐきたのにこの理不尽。俺は肩を落とすとそれぞれのプラグインされているナビたちに目を向ける。
「やはり、ロックマンはまだいないのか」
「なんだって?」
「いやなんでもない」
思わず心の声が漏れていたようだ。
俺が合図を出すとバトルが始める。結果はいつもの展開だった。ガッツマンがパワーでネットの標準ナビを追い詰める。粘っていたが結果は変わらず。
「がははは、俺のガッツマンに勝つのはまだまだ早かったな」
「くそっ」
悔しそうなネットの声と、相変わらずでかいデカオの笑い声が聞こえる。
その後、自然と解散になり2人は帰っていった。
「しかしこれだけのために呼びだされるとは……さてと」
俺は人がいないところのプラグインできる機械の前に立つと自分の標準ナビをプラグインする。
プラグインされたナビはこちらを向き指示を待っている。俺はそれを見ると、ポケットから例のチップを出した。
「どうなるかな。よし……スロットイン!」
俺は勢いよくPETにチップをスロットインする。
「……あれ」
しかし特に何も変化はなく、標準ナビもこちらを見たままだ。
まじか、恥ずかし!
思わずが顔を覆う。もしかしたら何か起きるかと思ったがそうでもなかったか。
とりあえず時間も少し遅くなってきたので、ナビをプラグアウトしようとする。しかし……
『◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎む』
「えっ」
例の声がまた俺の頭の中に響いた。そしてナビの方を見ると、突如どこかへ走っていく。
「なんだ!? 一旦プラグアウト……いや」
俺の手が一瞬止まる。なにやらわからないがここは任せた方がいいような気がする。
ナビは俺とのリンクはきれず走っている。俺はリンクも切れてないことから様子を見ることにした。
しばらく走っていると、先ほどまでいたゲーセンのエリアから離れてどこかはずれたネットワークの奥のエリアまでやってきていた。
「おいおい、どこまできてるんだ。おっ、止まった」
ナビが目的地に着いたようで、俺はそこへと目を向ける。そこには大量のウイルスとそれに囲まれているナビ……いやあれは!
俺はその姿を見て、思わず目を見開く。
ふと、その名前を呟いた。
これがこの世界で共に戦っていく、相棒とのファーストコンタクトだった。
序章終わったらタグ追加予定。
相棒は誰かな
※5/13 21:53 主人公の名前、あと少し加筆修正しました。結構重要な部分が直ってませんでした。