静寂の中に。
霊夢と魔理沙が散歩をして咲夜が紅魔館の掃除をしてるのと同時期………
ドクドク……!!!
ドクンドクン……!!!
何者かが異変を起こそうとしていた。
「私の目的の為に再び目覚めよ、神綺」
その者は魔界の創造神である神綺の復活を以て、
とんでもない事を目論んでいた。
「主、時間がございませんよ。急いで事にあたりましょう」
「解ったわ。今度こそ霊夢を倒すわ!!!」
……その頃霊夢は魔理沙と共に博麗神社でお茶を啜り、のんびりと雑談をしていた。
「そう言えば、霊夢は紅霧異変の時何処に居たんだ?」
「さぁね。今外に居るメイドさんに聞いたらどう?」
そう言われて、魔理沙は襖を開ける。
庭にメイド姿の者が一人こちらに向かってくる。
「霊夢、あいつ誰だ?」
「紅魔館のメイド、十六夜 咲夜よ」
咲夜本人からそう名乗った。
「咲夜、下らない事をしに来たんじゃないんでしょ?」
「はい、お嬢様から幻想郷に危機が迫っていると」
「何ですって!!!それはどういう事?」
「つい一時間前に地震がありましたでしょ?」
「確かに。」
「それが異変の胎動だったみたいです。」
「ちょっと待てよ、それってお前らの紅霧異変よりヤバイのか?」
「はい、規模で言うと………未曾有の大災害になるかと。」
咲夜の口から出てきたのは新たな異変の始まりだった。
でも紅霧異変終結からまだ二日しか経ってないのにどうしてこんなに立て続けに異変が起こるのだろうか。
魔理沙は異変を止める為に一早く外へと駆け出した。
咲夜は異変が起こってる事を伝えた後、紅魔館に戻って行った。
霊夢は一体どうするのだろうか。
不穏な空気が再び幻想郷を覆う。
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北白河 ちゆり side
此処は平行世界。
幻想郷とは博麗大結界で隔絶されている。
そんな所にある世界中の学者が自分の論文を発表する場に彼女は居た。
「こんな変な論文は要らん、今すぐ出て行け」
ちゆりと主である夢美は学会の重鎮によって追放されてしまった。
そこでまた幻想郷に向かい、魔法が本当にあることを写真に収める為に可能性空間航空船に乗り込んだ。
「行くよ、ちゆり」
「分かってます、夢美様」
夢美とちゆりは喜びながらアクセルを踏み、可能性空間へと入っていった。
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紅魔館
咲夜が帰って来た事で寂しい思いをしていたフランが物凄い甘え声で咲夜の胸に顔を埋めていた。
「フラン様、どうされたのですか?」
「寂しかったの………ゥミュ///」
頬が赤く染まったフランの顔は凄く可愛く、咲夜の母性を擽った。
その光景を影で見ていたレミリアは咲夜を呼び出すのであった。