かれこれ三時間が経過した。
然し一向に解らない異変の解決策。
そして可能性空間からちゆりと夢美が出てくる。
「やっと幻想郷に着いたわ」
「そうですね、夢美様」
「さぁ霊夢に会いに行くわ」
可能性空間航空船で博麗神社へと向かう。
だがその途中で不思議な物体に遭遇した。
「汝何を求む?汝我が命に答えを示せ」
美しい声の持ち主が夢美とちゆりに問い掛ける。
命に答えて意味はあるのか。もしくは否か。
問われる今に夢美は決断を下せるのだろうか。
その頃紅魔館では咲夜が熱で倒れてしまった。
どうも近頃動き過ぎた事が影響してるらしい。
それを聞き付けた霊夢と魔理沙は急いで紅魔館に向かうもパチュリー・ノーレッジに止められてしまう。
「何か用かしら?」
「咲夜の事が心配で来たの」
霊夢は必死にパチュリーを説得する。
だが紅魔館の頭上に邪気の渦が発生した。
「何あれ?」
「解らないぜ。」
「まさか……魔界の入り口………」
パチュリーは渦の正体が魔界への入り口だと見破った。
でもどうする事も出来ない。
その悔しさがパチュリーに絶望を与えていく。
「私が何とかする。魔理沙はパチュリーや皆の面倒を見ててあげて。」
「解ったぜ。だけど霊夢……無理はしないでくれよ?」
「解ってるって、魔理沙」
霊夢は魔界の入り口へと向かい、魔理沙はパチュリーや紅魔館の皆の面倒を見る事となった。
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空を飛ぶ霊夢に可能性空間航空船がぶつかってきた。
当たったのが霊夢だと気づいた夢美は助けに行く。
「霊夢、大丈夫?」
「……ゆ……夢美?」
「そうよ。」
「あれ……平行世界に戻って学会で論文を発表するんじゃなかったの?」
「追放されたのよ。だから戻ってきたの」
理由を言わない夢美。
それを側で聞くちゆり。
急いでいた霊夢はすぐに起き上がり、また空を駆ける。
ドドドドドドッ!!!
魔界の入り口に着いた霊夢は変な音を聞いた。
夢美とちゆりが見たものと同じ物体。
その中から神綺が現れた……。
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魔理沙は紅魔館全員の食事を作っていた。
「やっぱり吸血鬼だからと言って血だけ与える訳には行かないからちゃんとご飯作らないとな。」
魔理沙は自宅に戻り冷蔵庫から食材を持ってきた。
「さぁてと、いっちょ頑張るぜ。」
タッタッタッタ!!!
包丁を器用に使いこなし食材を切っていく。
一人暮らしの魔理沙にとって家事は当たり前の事なのかなと咲夜は思ってしまっていた。
ジャァァァァァァ~~~!!!
鍋にお水をいっぱい入れて、コンロの火を点ける。
「白菜とお肉はこのまま入れちゃおっと!!!」
魔理沙は一体何を作っているのだろうか。
数分後。
「皆集まれぇぇぇぇ!!!」
紅魔館内にあるリビングに全員集まり、ご飯を心待ちにしている皆。
そして出てきたのは……。
「じゃぁぁぁぁぁぁん!!!白菜と肉のミルフィーユだぜ」
「わぁぁぁぁ。魔理沙すごぉぉぉぉい!!!」
「だろぉ~~~!!!」
「そう……美味しそうだわ。」
「血が飲みたいわね。」
「レミィ、少しは血以外のものも食しなさいよ。」
「パチュがそう言うならそうするわ。」
「私はいっぱい食べるぅ~~~!!!」
ミルフィーユが食べたくて仕方の無い紅 美鈴は頂きますを言わずにいきなり食べ始めた。
「ちょっと、メイリン」
「ほぇ?」
「ちゃんと頂きます言いなさい。」
「すみません、レミリア様。ミルフィーユ頂きます。」
その後皆で美味しくミルフィーユを完食した。
因みに魔理沙が言うには15人前位作ったそうだ。
まぁ半分以上食べたのはメイリンなのだった……。