序章 此処は誰?私は何処?
「君には鹿屋基地に行ってもらう。」
「…了解しました、高野総長?」
「この、風雲急を告げる後世世界において、歴史という記憶を持つ我々の存在は、非常に重要であると同時に、非常に危険である事を忘れないでいただきたい。」
「…肝に銘じます、大高総理?」
「結構、宜しく頼みます。」
皆様、はじめまして?私は何故こんな所にいるのでしょう?
私の名前は…、とりあえずYとでも呼んでください、しがない警備員をやってたはずなのに、昨晩布団にもぐり込み朝気がついたらいきなり牢屋のなか。
何でも皇居の橋の上で寝ていたとのこと。
???
訳わかんないです。
その後、色々な所で取り調べをうけ、何故か持っていた財布は没収されました。
色々な人と話をしているうちに、いまが照和18年(昭和にあらず)だということが判りました。
???紺碧の艦隊???
その後、海軍の人に連れられて紺碧会という会合に参加させられ、高野五十六(山本五十六にあらず)中将に紹介された時に確信しました。
俺、紺碧の艦隊の世界に跳ばされてるよ。
何時の間にか紺碧会の一員になった俺、だけど話を聞いているうちに怪しげな単語が飛び交っていることに気がついた。
深海凄艦!?
一寸マテ、なんぞそれ!?
慌てて隣に座っていた偉い人に今の世情を確認する。(後で知ったが聞いた人は大石元帥閣下でした)
…日本がアメリカと同盟?ドイツ第三帝国がイギリス、フランスと共同戦線?全ては深海凄艦の為??????
なんぞそれ~!?
頭の中で絶叫している最中に隣の偉いさんがセーラー服を着た女の子を連れてきた。
吹雪?
その女の子を見て呟いた私の言葉を聞いて、その場の空気が凍った。
次の瞬間、周り中の人達から彼女を知っているのかとの質問攻めに遭うが、答える前にその子が飛び付いてきた。
司令官と言って飛び付いてきた女の子の力は物凄く、体が浮き上がりそのまま後ろの柱に激突し、俺は意識を無くした。
次に気がついたら俺は病院のベッドの上だった。
吹雪が泣きそうな顔をしてたので 頭をそっと撫でてあげたらなつかれてしまった。
…そこからはトントン拍子に話が進んでいく。
高野総長と大高総理が訪れ、対深海凄艦の艦娘達の提督になる事を要請され、あれよあれよと言う間に海軍少将の地位を与えられ、今まさに任地へ送り出されようとしていた。
「司令官、宜しくお願い致します。」
ニコニコと嬉しそうに微笑む吹雪と共に海軍省の門を出た俺はボソッと呟いた。
「…此処は誰?私は何処?」
艦隊これくしょん、のSSが大好きですが鹿屋基地が出てくるSSは少ないですね。のんびり書いていきますのでよろしくお願いいたします。