二人のビーストテイマー   作:ほにゃー

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第34話 教会に行こう

《血盟騎士団》を退団して数日が経った。

 

あの後、キリトさんからアスナさんと結婚したと話を聞いて驚きながらも祝福した。

 

その時のシリカの顔は嬉しそうに祝福しながら羨ましそうな顔をしていた。

 

やっぱり女の子は結婚とかに憧れるのだろうか………

 

キリトさんも昔はソロでいいとか言っていたのに今ではアスナさんとベッタリと二人でいる。

 

キリトさん、変わったな。

 

変わったと言えば、俺達も変わったことがある。

 

一つは俺とシリカの関係だ。

 

元々攻略パートナーであったのだが、この前の一件でお互いの気持ちを知り恋人になった。

 

なった当初は顔を合わせるだけで顔を真っ赤にしていたがもう慣れた。

 

そして、シリカの態度だ。

 

今まで我慢していたのかやたら俺に甘えてくる。

 

寝るときは一緒のベットで寝てくるし、攻略の時以外で外に出るときは手を繫いで来る、とにかく基本一日の行動を俺と共にしてる。

 

流石に風呂とかは別だが。

 

でも、風呂から出てすぐに抱き付いて来るのは勘弁してほしい。

 

火照った体が暖かく、いい匂いがするので俺の理性が危ない。

 

でもやめてくれって言うとシリカの奴上目づかいで「駄目?」って聞いてくるから言えない。

 

アレは反則だろ。

 

そんなことを思いながら隣で幸せそうに眠るシリカを見る。

 

「…………」「…………」

 

目が合った。

 

「起きてたのか?」

 

「うん」

 

「なら、声かけても良かっただろ?」

 

「少しレインの横顔見ていたかったから」

 

そう笑顔で言ってくる。

 

だから、反則だろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日はどうする?」

 

「そうだな………」

 

昨日は迷宮区の攻略したし、レベルも俺は91、シリカは89だから今日は休んでもいいかな。

 

「今日は休みにしてどこか出かけるか?」

 

「うん、いいよ」

 

今日の予定を大雑把に決めて、朝食を摂る。

 

「何処行こっか?」

 

私服に着替え、シリカが手を繫ぎながら聞いて来る。

 

「そうだな…………リズさんの店にでも行くか」

 

「うん、いいよ」

 

転移門に向かいリズさんの店がある48層に向かった。

 

扉を開けて店に入る。

 

「お邪魔しまーす」

 

「リズさん、こんにちはー」

 

「「……………………」」

 

「「……………………」」

 

扉を開けると目の前にはアルブスを押し倒してるリズさんが居た。

 

俺とシリカは目の前で顔を真っ赤にしてこっちを見てるアルブスとアルブスを押し倒して同じく顔を真っ赤にしてるリズさんと目が合う。

 

「「失礼しました」」

 

一礼して扉を閉めた。

 

「「ちょっと待て――――――!!!」」

 

アルブスとリズさんが声を荒げて扉を開いた。

 

 

 

 

 

 

「だから、アレは事故だったんだよ!(嬉しかったけど)」

 

「そうよ、私がうっかり転んじゃって、アルブスがソレを受け止めようとしたらそのまま倒れこんじゃったのよ!本当よ!(まぁ、ラッキーとは思ったけど)」

 

「「はいはい、そう言うことにしときましょう」」

 

「「話を聞け――――!!」」

 

練習したのかと思うぐらい綺麗にハモっていた。

 

その後、顔を真っ赤にしたアルブスは「攻略行ってくる!」と言って出かけ、リズさんは「私も仕事有るから!」と言って工房に行ってしまった。

 

再び暇になった俺達は、今度は《はじまりの街》に向かった。

 

教会に遊びに行くことにした。

 

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