二人のビーストテイマー   作:ほにゃー

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第4.5話 親子の会話

目を開けると、窓から夕日が差していた。

 

ALOでは夜だったけど、こっちはまだ夕方だったんだ。

 

ベッドから体を起こし、夕方の散歩の為家を出る。

 

散歩から帰ると、お母さんがすでに帰っていた。

 

なんでも、用事が早く終わってので帰って来れたらしい。

 

お母さんの晩御飯を食べ、暫くするとお父さんも帰って来た。

 

そこで、あたしは二人を居間に呼んだ。

 

「珪子、話って何だい?」

 

お父さんが早速聞いて来る。

 

あたしは、口を開く。

 

「お父さん、お母さん、あたし、今ALOって言うVRMMOをやってるの。ナーヴギアで」

 

「「なっ!?」」

 

二人は驚愕の色を顔に浮かべる。

 

「言っとくけど、やめるつもりはないし、許可を貰うつもりもない。ただ、このことを伝えたかっただけなの」

 

「珪子!どうして、またVRMMOを!二年間もあんな辛い目にあってたのに!」

 

「そうよ!それに、ナーヴギアだなんて!」

 

昔のあたしなら、ここで引き下がってたかもしれない。

 

でも、今は違う。

 

力は無いけど、心の強さなら!

 

「勝手にあの世界での二年間を辛い物だなんて言わないで。確かに辛いこともあった。でも、それ以上にあたしはあの世界で大切なものを見つけれたの」

 

あたしの言葉に二人は驚いていた。

 

昔のあたしは臆病でいつも、誰かの後ろにいて、親の言うことは守る子だった。

 

そのあたしが、自分の意見を親に言えたのだ。

 

驚かない方がおかしい。

 

「どうしてALOをプレイしてるのかは言えない。でも、あたしを信じて」

 

「……………わかった。ALOをやること自体には何も言わない。だが、何故ナーヴギアでやる必要がある?やるならアミュスフィアでもいいんじゃないのか?」

 

「………あたしがやってることはSAOでのことが関係してるの。あたしにとって、ううん、あたしたちにとってこれを終わらせない限り、まだ、あの事件は続いてるの。だからこそ、あたしはナーヴギアでやる」

 

「…………わかった。お前のことを信じよう」

 

「お父さん!」

 

お父さんがあたしの事を信じてくれた。

 

「それにしても、あの珪子が自分の意見を言うだなんて、相手はどんな子なのかしら?」

 

「え?」

 

お母さん、今なんて言った?

 

「大切なものって男の子のことでしょ?あの世界で好きな子ができたんでしょ」

 

「な、な、どうして!?」

 

「あらあら、うふふ」

 

「父親として、この場合、娘の成長を喜ぶべきか、それとも、娘に好きな奴ができたことを泣けばいいのか…………どっちだ?」

 

「お父さん!?」

 

その日の夜、あたしはお母さんとお父さんに、レインの事を根堀り葉堀り言わせられた。

 

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