二人のビーストテイマー   作:ほにゃー

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ファントム・バレット編スタートです!


ファントム・バレット編
プロローグ


ガンゲイル・オンライン

 

通称GGOは、アメリカにサーバーを置く《ザスカー》が運営しているMMORPGである。

 

そして、GGOの《SBCグロッケン》の中央広場で、ある男が騒いでいた。

 

「だからよぉ、結局はSTR-VIT型が最強なんだよ!だから、初期のころからSTRを上げてる俺は事実上GGO最強と言っても間違いない!」

 

「でもよ、そう言ってたゼクシードも最初のころはAGI万能説言ってたんだぜ。やっぱ、STR-VIT型最強ってのもブラフじゃね?」

 

「分かってないなぁ。そんなんだから、お前はいつまでたっても弱いんだよ。まぁ、AGI型のお前なんざ、精々俺の後ろでこそこそ銃を撃つのがお似合いだな!」

 

「…………チッ!」

 

騒いでる男と、悔しそうにする連れの男を一人の男が見ていた。

 

黒いフード付きのマントを羽織り、腰にはGGOでは珍しい武器を帯びていた。

 

GGOは名の通り、銃がメインのゲーム。

 

出てくる銃は、実際に存在している・存在していた銃や、架空の光線銃などだ。

 

男が持っている銃は、レア武器と言う意味で珍しいのではなく、使う者が少ないと言う意味で、珍しい銃を使っていた。

 

銃は腰に装備しており、マントによって隠れている。

 

男は騒めく広場の中で、誰にも気づかれることもなく、銃を装備した。

 

素早く動き、騒いでる男に近づく。

 

そして、持っていた銃を、男に叩き付けた。

 

叩き付けると同時に、爆音が響き、周りのプレイヤー達は一斉に、音の発信源を見る。

 

銃を叩きつけられた男は、圏内だったのでダメージはなかったか、それでも、衝撃は体に伝わる。

 

衝撃と爆音により、男は地面に転げていた。

 

「テッメェー!」

 

男は怒りに任せ、装備していたH&K MK23を抜き、自分に攻撃してきた男に銃口を向ける。

 

引き金を引く、その瞬間、急に胸を掴むような仕草をし、表情を強張らせていた。

 

そして、その姿を消えた。

 

騒がしかった広場は騒然とした。

 

男の連れだったプレイヤーも口を開け、ポカーンとしていた。

 

プレイヤー全員の目は、フードを被った男に向けられた。

 

男は広場に居る全プレイヤーを見渡し、そして、手に持った銃、ガンブレードを掲げた。

 

ガンブレードは、剣の柄の部分が拳銃の形になった武器であり、銃撃自体はできず、弾丸を装填した状態で相手に斬りつけた際にトリガーを引き、火薬の炸裂によって生じた強烈な振動により斬撃の威力を増大させることが可能の武器だ。

 

GGOの初期のころはガンブレードを使おうとした者もいたが、あまりの扱いづらさに、殆んどの者が使いこなすのを諦めた武器でもある。

 

静寂に包まれる中、男はガンブレードを掲げたまま、叫んだ。

 

「これは真の力、真の強さだ!愚か者共、貴様らの記憶に、この名を恐怖と共に刻みつけろ!」

 

言葉を一端区切り、大きく息を吸い込む。

 

「俺とこの銃の名は《死剣》…………《デス・ソード》!死銃と共にこの世界に、最強の伝説を創る者だ!」

 

その言葉と共に、男は銃を腰のホルスターに収め、ログアウトした。

 




流石に、GGOで剣を出す訳には行かないので、ガンブレードを出しました。

ガンって付いてるし、大丈夫ですよね?

レイン君の武装をどうしようか悩んでます。

では、次回もお楽しみに
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