オーバーロードの世界で生きたイレギュラー 作:涼宮 すいれん
やっぱりうまい人って誰のセリフかわかるように書かれているのすごいわ
レ「ねぇ、リム兄。そんなに草と石食べておいしい?」
ここ数日の間にリムルを兄と呼ぶような中になりまたリムルも彼女を妹のように接していた
リ「いや念のためだよ。それに俺お前と違って味覚無いし」
レ「それはそれで悲しいね。まぁ今の状態では私の方があまり役に立てないからね」
リ「まぁ、お前には味覚があるからな。しょうがないさ」
そう、同じスライム系でもあるのに味覚がリムルには無いのにレイラにはあったのだ。
レ「てかさ。そろそろ外でない?」
リ「あぁ、お前は位階魔法と言ったか?それで出口がわかるんだったな。戦闘訓練もいい感 じだしちょうどいいだろう」
ここでレイラの第五位階魔法「地図生成」を使用した
リ「すごいなその魔法。何処に行ったらいいかわかるの」
レ「ぶっちゃけこの魔法は位階で言ったら下から二番目の魔法だよ。もともと意識をしっか りとむければマップをインストールすることができるからね」
リ「それならそれしてお前が案内してくれたらいいんじゃね?」
レ「そうしたいのはやまやまだけどさ、前世で使用できたスキルはほぼ全部。魔法は強いタ イプの者はすべて使えなくなっているのよね」
リ「え?あんだけバケモンみたいな魔法使ってまだ弱い方なの?」
レ「「龍雷」よね?今使える中で最強の部類に入る魔法だよ」
リ「まだ似たような魔法あんの?」
レ「そうだね。「龍炎」とかほかにも召喚系で言ったら「第5位階死者召喚」かな?」
リ「え?召喚とかできんの?」
レ「でもこれ今持っているすべての魔力使うんだよね」
リ「今はできるのか?」
レ「魔力足りない」
彼女は生まれたばかりだがそれなりに魔力があった。ただそれだけだ
リ「なぁ魔力って言ってるけど、魔素とは違うのか?」
レ「そうだね、魔力を少し分けてあげるよ。私に魔素はあまりわからないから」
そこで彼女はリムルに魔力を譲渡した。
リムルは彼女から魔力を分けてもらったあと「大賢者」に解析してもらった。
リ「うーん」
レ「何かわかった?」
リ「一緒だな。簡単に言ったら魔力は魔素の塊だな」
レ「お、それなら私も魔結晶食べようかな」
リ「まずいんだろ?やめとけよ」
レ「ならリム兄がキスで分けてくれるの?」
リムルの動きが止まった
リ「おいお前、あんまりそういうこと言うなよ」
レ「あはは、本気にしちゃった?冗談よ。リム兄のむっつり」
リ「これはお前が悪い」
レ「えへへ」
ほのぼのとしながらも洞窟の出口である扉の前に近づいた
そして三人の冒険者がやり取りを見てリムルがけしからんなどと訳の分からないこと言っていたので〆た
そしてやっと外に出れた。がなぜか犬に睨まれたがリムルを見て逃げて行った
リ「なんだあいつ」
レ「私を睨んだぞ。殺しておくべきよ」
リ「お前、ちょくちょく厳しい性格しているよな」
レ「前世からの癖。もともと前世のアバターが死神だったからそれに引っ張られていたの よ。それのせいよ」
リ「それでか。じゃあそれのせいでスキルが使えないのか?」
レ「よくわかってるね、そういうことなんだよ。死神専用のスキルがあったんだけどドラ ゴンスライムになったことによって合わなくなっちゃったんだよね」
リ「それでドラゴンスライムのスキルが俺のとほぼ一緒になったんだな」
レ「そゆことー」
スキルの話をしていたら前方から緑色の体色をした子供のような者が数名やってきた
ゴブリン「そこの強き者達よ」
リ「ん?」
レ「どうしたの?」
ゴ「いえ、強き者の存在を感知いたしましたので偵察に参った次第です」
リ「そうか、なら俺たちは危害を加える気は一切ないから何もなかったって思ってもいい よ」
レ「そうそう、敵対はしないんでしょ?」
ゴ「も、もちろんです!!ですが…」
リ「ですが?」
ゴ「お願いがございます」
リ「なんだ?」
レ「内容は聞いてあげるからさ。村に連れて行ってくれない?」
リ「おい」
レ「まぁまぁ。ね?ゴブリン君いいよね?」
ゴ「は、はい!」
そして一行はお世辞でも綺麗な村には連れていかれた
レ「すごいねここ。ボロボロだぁ」
ゴブリン村長「申し訳ございません、このような場所にお招きしてしまい私はこの村の村長 を務めております」
レ「全然気にしてないよ。これはお願いごとに関係しているのかな?」
ゴ村「その通りです。実は最近魔物の活動が活発になっているのは御存じでしょうか?」
リ「いや全く知らないかな」
ゴ村「我らの神が一月前にお姿を御隠しになられたのです。そのためこの近隣の魔物がこの 地にちょっかいをかけ始めたのです」
レイラはもしやと思いリムルに「伝言」を送った
レ(もしかしてヴェルドラのことじゃない?)
リ(多分そうかも時期的にも合う。)
ゴ村「我々も応戦したのですが戦力的には厳しく…」
ゴ「それであなた方様にお力をお借りできればと」
リ「でも俺たちはスライムですので期待されているような働きはできるかどうか」
ゴ村「何をおっしゃる。そのオーラは強者のオーラです」
リ「は?」
レ(自分をできるだけに客観的に見てみて)
リ(えぇ?………………うわ!)
少しの沈黙が続いた後
リ「ふっふっふ、気付いたかね?」
ゴ「もちろんです。その強者のオーラは簡単に出すことが出来ません」
レイラは心の中でこいつ調子乗ってごまかしたなと思ったがさすがに空気は読む女なのだ
レ「で、どうするの?助ける?」
リ「まぁ、別に何もすることないからな。こういう交流は大事だろ。村長さん、俺たちがた すけよう、だが見返りはほしい。見返りはなんだ?」
ゴ村「我らの忠誠を捧げます!我らに守護をお与えください。さすれば我らはリムル様とレ イラ様に忠誠を誓いましょう!」
そしてゴブリン村長とその横にいたゴブリン君は土下座で頼んできた
ここまでしてくれて忠誠まで捧げると言ってくれているのだ。リムル兄もこんなことは無くても助け手もいいと思ってるだろうが体裁を整えたのだろうと簡単に予測はついた
レ「ならもうやることは決まってるねリム兄」
リ「あぁもちろんだ!」
ここで狼。村長がいう牙狼族が雄たけびを上げた
レ「本当にあと一日ずれてたら間に合わなかったかもね」
リ「だな。今日ですべて終わりそうだ」
そこから夜までにリムルはゴブリン族の回復や砦を建てた。レイラは出来ることが少なかった
レ「私のすることがない」
リ「仕方ねぇよ。お前は戦闘で役立ってもらうさ」
レ「おう!」
そして砦が出来上がり、準備も万端だ
夜が来た。