盾の勇者の成り上がりに転生!原作通りに進んで欲しいけど無理そうです! 作:( ・∇・)
その翌日、朝10時ぐらいに私達は謁見の間に通された
「では今回の波までに対する報奨金を渡すとしよう」
王サマが指示を出すと銀貨が入っているであろう袋を持った側近が現れる
「では、それぞれの勇者達に」
確か原作ではいくら貰えるんだったっけ……
記憶を探っているとこの王サマとんでもないこと言い始めた
「盾の勇者と斧の勇者には援助金だけだ」
うん?何故私も貰える立場にいる?
今現在私はタクトを殺した時に、タクトの死体からありったけの金パクって所持金としては金額数百枚ある訳で
「波でもあまり活躍しなかったと兵士からは聞いている」
「ま、全然活躍してなかったもんな」
「そうですね、波では見掛けませんでしたが何をしていたのですか?」
「……」
あ、練だけはこいつら終わったなみたいな顔してる
「民間人を見殺しにしてボスとだけ戦っていれば、そりゃあ大活躍だろうさ、勇者様」
「ハッ!そんなの騎士団に任せて置けばいいんだよ」
「その騎士団は全滅らしいけどー?」
私が殺したんだけど
元康と樹は騎士団が全滅と聞いて驚いている
練は諦めたような目をしている
いいじゃん、練分かってきたじゃん
「だが!勇者に波の根源を対処して貰わねば被害が増大するのも事実、うぬぼれるな!」
「は?」
ふざけてるの?
「うぬぼれるな?おかしなことを言うね杖の勇者様は、被害が増大?お前が戦えよ」
「杖の勇者…?」
「七星勇者か」
「ぐぬ……」
さらに追い打ちをかけようとすると方にポンと手を置かれた
「それぐらいにしておいてやれ、どうせ杖の勇者様はなみの魔物が怖い腰抜けなんだよ」
「き、貴様…!」
尚文私よりも刺してるじゃん、そこにシビれる憧れるゥ
「じゃ、俺たちは忙しいんでね、金さえ貰えればここには用がないので行きますヨー」
「待て、盾と斧」
「あ?」
「これが手切れ金と思え」
ふーん……
確かラフタリアちゃんが……
「それは良かったですね!ナオフミ様、メリーナ姉さん」
「……え?」
「もうこんな無駄な場所へ来る必要が無くなりました、無意味な時間の浪費に情熱を注ぐよりももっと必要なことに貴重な時間を費やしましょう」
「あ……あぁ」
「あっはははははは!言うねぇ!ラフタリアちゃん!」
王サマがまた顔を赤くしている
沸点低いねー
「さて尚文様、また私に呪いをかけに行きましょうか」
「え?」
「ラフタリアちゃん、せめて人通りが少ないところで言おうね、私達がやばい人みたいな状態になるから」
「どっちみち勇者なので様々な目で見られるので気にしません」
「「………確かに」」
ド正論カウンターをもろに喰らいました
メリーナ氏一発けーおー!
んな冗談は置いといて
「私は証が欲しいのです」
「いいんじゃない?ラフタリアちゃんが望んでいるなら」
「……分かった」
奴隷商人の所へ行ってラフタリアちゃんの紋様を刻む
その後直史が魔物くじに興味を持った
うーん、なんか取引きしてるし邪魔になりそうだね
「マスター、ちょっといい奴隷が居ないか見てくるねー」
「ん?わかった」
ということで奴隷商人のテントの中を奴隷商人の部下の人とまわる
「何かこう……死にかけてるような子とかのエリアはいっていいの?」
「大丈夫ですよ斧の勇者様」
「おっけーおっけー」
許可が貰えたのでズンズンと進んでいく
んー、あんまり良さそうな子はいなさ………そう?
あれ?私の目がおかしくなったのかな?
確証がない、話しかけてみるか
「ねぇ、そこの君、名前はなんて言うの?」
「………」
「喋れなさそう?」
「………(コクコク)」
「ねぇ、この子名前何?」
「えー、ハクコ種のアトラですね」
……やっぱり?
おい、兄のフォウルはどうした!
アトラちゃんに聞こえないように耳打ちをしてフォウルがどうなったか聞く
「えっとですね……ゼルトブルの裏のコロシアムで雇われ主の裏切りにあって殺害されたと記録に残されています」
「………」
絶句、私絶句したよ
「その雇い主ですが、フォーブレイの鞭の勇者と繋がりがあったとか…」
ガツンと頭に衝撃が走ったような気がした
タクトを殺した弊害がここに出るのかよ!
無言でアトラちゃんの方を見る
身体中包帯なのは原作と同じ、違うのは喉も怪我をしてるところか
一応、直せはする
私のインベントリの中にVRMMOの大会商品であるとある回復薬を使えば
だけどあれ、ネタ枠の商品なんだよね……
確かに怪我は全て治るしなんなら心の傷も治る
だけど一つ問題なのが…口移し限定
なんてものを大会の商品に出してるんだ運営
おそらく私がここで助けない限りアトラちゃんは死ぬ
そしてアトラちゃんは様々なところで活躍する子だ…失うのはデメリットが大きすぎる
やるしかないか…
「アトラちゃん、今貴方を治す薬があるとしたら飲む?」
「………?」
「治らないと思ってるんだね…開けてください」
「分かりました」
部下さんに檻を開けさせる
インベントリから回復薬を取りだして口に含む
「んむー」
「ー!?…(ゴク)」
いきなりキスされてことに驚いていたが、口移しで回復薬を飲まされてることに気付いたのかごくごくと飲み続ける
「ーぷは」
「……」
「残りも飲ませるよ」
「…(コクコク)」
「じゃあ行くよ、んー」
「…(ゴク…ゴク)」
「ーと、10分もすれば効き目が出てくるから安静にしといて、それとアトラちゃんは買うことにする」
「分かりました」
そして10分後
声が出せるようになり体の痛みが消えたことが分かり包帯を取ると、それはもうかわいい女の子が
「ねぇ、さっきの状態だといくら?」
「ハクコ種なので銀貨500枚は必要でしょう、回復したとしても貴方様が使われてモノなので値段をあげることはしません」
「分かったわ、はい銀貨500枚」
「ありがとうございます」
奴隷紋をアトラちゃんに刻み込んでもらい、晴れてアトラちゃんは私の奴隷となった
そのぐらいにはもう歩けるぐらいにまで回復していた
……すごいなあの回復薬
「目は治らなかった?」
「はい、ですが何となく周りのことがわかります」
「それは良かった」
「本当に…ありがとうございます」
アトラちゃんは助けれたけど多分尚文とは別行動した方が良さそうだよね、これ
そんなことを考えていると尚文達がやってきた
「マスター、少しの間この子を育てるためにパーティを抜けるよ」
「そうか」
「この子、勇者に負けないぐらいのポテンシャルがあるから」
「!」
「とりあえずそうだね、次の波ぐらいに合流しようか」
「分かった」
そうしてアトラちゃんを連れて尚文達と一時的に別れた
今回のズレはフォウルの死亡でした
タクトとの協力で裏のコロシアムで暗躍しようとしたが
タクトが殺されてしまう→計画が狂う→腹いせにフォウルをいたぶり殺すと言った形です
アトラの買い手はゼルとブルではつかないためメルロマルクへと流されたところにメリーナちゃんが現れた
感想等お待ちしています