盾の勇者の成り上がりに転生!原作通りに進んで欲しいけど無理そうです!   作:( ・∇・)

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あげたよー、眠いよー
原作とずれるよー


メルティ・メルロマルク

尚文と戦線を離脱すると同時にグラスが波の向こう側へと帰っていき、それと同時に波が終わった

 

「強かったねー」

「そうだな…もっと強くならないと」

「うん………そうだね」

 

タクト以上に命の危険を感じた、特にあのクリスとの合成スキルは

 

「ともかく、今は波の魔物の素材を盾に吸わせるか…」

「あ、尚文、ソウルイーターは属性を持った武器じゃないと触れないよ」

「何?」

 

魔物を捌く用の普通のナイフをソウルイーターに当てようとしてすり抜ける

 

「ね?」

「みたいだな……」

「で、じゃーん」

 

少し緑がかったナイフを取り出す

 

「それは?」

「風属性が付与されてるナイフだよ☆」

 

3回目の波がソウルイーターなのは知っていたからね、事前に準備させてもらったよ

尚文がナイフを受け取って手際よく捌く

ソウルイーターの顔面を真っ二つにして片方を渡してきてくれたので吸わせる

……セカンドアックスが解放されたね

 

「セカンドシールド……」

「名前的にエアストシールドの次じゃない?」

「かもな…エアストシールド!セカンドシールド!」

 

目の前に2枚の盾が現れて存在を主張する

 

「そうみたいだな」

「一応私も、エアストアックス!セカンドアックス!」

 

尚文が出した盾に向かって斧を振り下ろす

1枚目は縦に真っ2つ、2枚目は流れに任せて横薙ぎし盾は横向きに真っ二つになった

 

「相変わらずの攻撃力だな……」

「まぁ資質強化をしまくってるからね……」

 

逆にこれぐらい上がってくれないと困る

 

「ごしゅじんさまーフィーロ食べたい」

「しょうがねぇな、ほれ」

 

パクッとフィーロちゃんがソウルイーターを食べる

 

「スライムみたいな感触だねー」

「おい、ちょっと待て鳥、いつ俺達がスライムにあった」

「それはねー」

 

この後は尚文がフィーロちゃんに切れて終わった

盾に吸わせることが出来なかったということで

 

 

 

 

その後、城の兵士が到着、3勇者とその仲間を運び出して治療院へ行った

で、城の兵士は尚文を城へ連れていこうとしたが志願兵達がいないのでそれを拒否、無理やり連れていこうとしたから斧で脅した

あと原作のように王サマが土下座したところが見たいから来て欲しかったら土下座をした映像水晶を見せることだと伝えてねと、これも斧で脅し承諾させた

 

 

 

 

さらに翌日、エルハルトさんのところへ尚文が行くらしいのでついて行くことに

 

「お、アンちゃん、頼まれていた馬車が完成したぜ」

「おお、早いな」

 

尚文が頼んでいた物とは馬車のことで、フィーロちゃんが引いてもあまり飛び跳ねないように工夫がされていた

 

「と言っても完全じゃないがな、まぁないよりマシだろ?」

「あぁ、助かる」

 

尚文達と馬車に乗り込んで、エルハルトさんと別れる

 

「尚文はどこに行こうと思うのー?国は出るんでしょ?」

「とりあえずはゼルトブル辺りだな、恐らくシルトヴェルトは兵士がかなり集まってそうだ」

 

うん、その通りだからねー

 

「まぁすぐには行かない、少し行商をしてからだな」

「それがいいと思うよー」

 

 

 

 

 

 

それから暫くして、行商の旅は順調に進んで行った

 

「いたーーーーー!」

 

ものすごい声量で叫ばれるまでは

 

「やっと見つけたわ!盾の勇者と斧の勇者!」

「なんだ」

 

尚文の目がものすごいめんどくさいものを見る目になっている

 

「父上に謝って!」

「知らん、というか父上って誰だ……フィーロ行くぞ」

「はーい」

「え?神鳥?」

 

んー、青い髪のこの子は恐らくメルティ・メルロマルク……いわゆるメルちゃんと言うやつか

そしてメルティちゃんが神鳥(フィーロちゃん)を見つけて固まっている隙に尚文はとっとと馬車を進めた

 

「…………ああああああ!待てーーーーー!」

 

向こうも馬などを使っていたがフィーロちゃんには追いつけず差がどんどん広くなって見えなくなった

 

 

「待てって言ってるでしょうがぁぁああ!」

「しつこいなこのガキ…」

「まだ私の話は終わってないの!父上に謝って!」

「だからその父上って誰だよ、どっちにしても謝らないからな」

 

というか原作でよくあそこまで仲良くなれたよね…だってやってるでしょ?確か

 

「どうしたのー?」

「あ……」

 

さすがフィロリアル愛好家、フィーロちゃんを見た瞬間に固まる

 

「馬車を引いてたってことはフィロリアル?」

「そうだが?」

「すごい、こんなフィロリアル初めてみた…」

「フィーロはフィーロって言うんだよー」

「喋れるの!?」

「さっきから喋ってただろ……」

「はーいって鳴くのかと思ってた…」

 

いや、はーいって鳴く鳥類がいたらビビるけど?

 

「あれだったらフィーロとしばらく遊ぶか?」

「いいの!?」

「ああ、ということだ、フィーロ、その子と遊んでこい」

「わかったー」

 

メルティちゃんをフィーロちゃんは自分の背中に乗せて駆けていく

 

「わーー!はやーい!」

「よし」

 

うわぁ尚文悪い顔

 

 

翌朝

 

「待てやぁぁぁぁぁああああ!」

「はぁ…」

 

うん、すごい執着だよね

尚文は仕方なく馬車を止めてメルティちゃんの対応をする

 

「ぜぇ……ぜぇ……」

「全く、一体なんなんだ…」

「あや…まってほしいのよ!」

 

と、兵士を連れながら尚史に詰寄る

 

「だから……っ!」

 

尚文は城の兵士がメルティちゃんに切りかかるのを見た瞬間盾を構えてメルティちゃんを守る

 

「おのれ盾の悪魔め!姫を人質にするとは!」

 

あ、なんかもう撮るもの撮れたからか立ち去ろうとしているのが数人

 

「【瞬歩】逃がすと思ったの?大激震」

「ぐわぁぁぁぁ!?」

 

映像水晶持ちを全て撃破して映像水晶を叩き割る

 

「くっ…」

 

尚文の方を見ると既に殲滅済み、何人か鎧が凹んでいるのでアトラちゃんが暴れた模様

 

「くそ…盾の悪魔め」

「お前ら、こいつの護衛じゃないのか?」

「……」

 

メルティちゃんは殺されそうになった恐怖かガタガタと震えている

 

「メルちゃん大丈夫?フィーロが守るよ?」

「フィーロちゃん……」

「なぁ、コイツ等結局なんなんだ?」

「父上の…直属の兵士」

「なんで直属の兵士が娘を殺そうと……ていうか姫ってなんだ?」

「私が…メルティ・メルロマルク…この国の第二王女だから」

「お前が!?」

 

あー…そっか、私容姿については説明してなかったわ

尚文が私の方を見てメルティちゃんに指を指す

多分、ほんとに?って聞いてるんだろうから頷いておく

 

「はぁ……… 」

「兵士尋問する?」

「任せる」

 

許可が出たので数人引きずって森の中に入り尋問を開始する

と言っても片腕斧で切り飛ばしたり、去勢しただけだけど……

で、尋問の結果、メルティちゃんを殺して尚文と私に王女殺しの罪を着せて他国へ行っても大丈夫にするつもりだったらしい

 

「って感じかなー」

「お、おう」

 

尚文が涙でぐちゃぐちゃになった城の兵士に引いている

ん?いや私に引いてるのか

 

「どうする?どっちみちこのままだと王女誘拐になる、かと言って置いていっても追ってきた城の兵士に殺されて、罪を私たちに着せられる」

「どっちみち無実の証明ができねー!あのクズ王、自分の娘を殺してでも俺を殺す気か!」

「ハハ…ハ、これで盾の悪魔と斧の悪魔は滅ぶ!我らが三勇教を脅かした罪を知るがいい!」

 

なんかさっきまで涙でぐちゃぐちゃだったのにいきなり元気になったんだけど

 

「ち、父上がそんなことするはずない!……たぶん」

「そこは言いきれよ」

「父上、短略的で戦争が得意って母上が言ってた」

「母上ね」

「知的遊戯では母上でも勝てないほど知恵が回るって」

「「悪知恵が回るの間違いだろ(じゃない)?」」

 

尚文と私が綺麗に被った

 

「父上は絶対にこんなことをしない…有り得るのは姉上…」

「アイツか…次期女王は私のモノ、妹なんかに採らせるものですか…とか」

「姉上なら……あるかも」

「そこは否定しないのな」

「姉上は昔から人を陥れるような真似が好きで、欲しいものを手に入れるためなら何でもするって母上が」

 

家族の女性陣に性格丸わかりなの草

 

「父上はそれがわかってないって言ってた」

「そういえばさっきから母上、母上って言ってるが、そいつはどれなんだ?」

「母上はこの国の女王、外交で年中飛び回ってるの、私は母上と一緒に回ってた、あと大の歴史好き」

「最後のは置いておくてして…なぜ俺たちの所へ?」

「母上が、たまには父上の顔を見てきなさいって」

「へー……外交ね」

「戦争を起こさないために毎日必死で頑張ってるの、波のせいで世界が大変だから、女王である私がこの国を守るんだって」

 

女王様はいい人だからなー、周りの国からは女狐って言われてたけど

 

「母上は父上より偉いし」

「………なんだって?」

「父上より偉い」

「は?」

「尚文、メルロマルクは女王制だよ?言ってなかったっけ?」

 

言ったような気がするけど……うーん…

その後は王サマに対し尚文が笑いメルティちゃんがキレた

 

「はぁ…そんでもって俺たちの疑惑が晴れて、こいつの命も救える、なんかあるか?」

「手っ取り早いのは女王に会うことだけどね、今どこにいるのかはわかる?」

「分からない……」

「そうか…」

 

ん〜やっぱり他国へ女王が来るまで避難するしかないかぁ…

 

「ゼルトブルか…シルトヴェルトか……」

「だねー…」

「ゼルトブルは傭兵と商人の国、隠れるには最適だと思うけど……」

「それゆえ何が起こるかわからない…か」

 

ふと、アトラちゃんに目を向ける

 

「アトラちゃん、お兄さんの仇とりたい?」

 

ビクッと反応を示す

 

「仇?」

「うん、アトラちゃんのお兄さん、フォウルって子なんだけど、ゼルトブルの裏のコロシアムで騙されて殺されちゃったって奴隷商人の部下の人が言ってた」

「そうか……」

「私は…」

 

アトラちゃんが口を開く

 

「私は…お兄様を殺した人達が許せないです…私をずっと守ってくださいましたし……ですけど、許せないから殺して…それではお兄様に顔向け出来ません」

 

いい子やわー………

 

「別に、殺すことだけが復讐じゃないよ、生き地獄だっていいんだし…」

「……」

「復讐なら俺達も協力する、騙しは嫌いだ」

「分かりました……よろしくお願いします」

 

こうして、私たちのゼルトブル行きが決まった




原作からどんどんズレていきます
このタイミングでのゼルトブル行きは王サマにとってはかなりの予想外になりそうですねー
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